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Yamareco

記録ID: 3169581
全員に公開
ハイキング
中国

岡山市北区建部町「田地子里ハイク」 三密なしの生き物だらけ

2021年05月09日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:37
距離
10.1km
登り
243m
下り
244m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:05
休憩
0:27
合計
4:32
8:30
0
旭川源流田地子川碑前スペース
8:30
8:48
63
多自枯鴨神社
9:51
9:55
21
砂防堰堤
10:16
10:16
14
大穴バス停
10:30
10:31
13
鉾立池
10:44
10:44
11
三角点「大穴」
10:55
10:58
34
村岡牧場
11:32
11:32
65
三角点「志田尾」
12:37
12:38
24
多自枯鴨神社北西の池
13:02
旭川源流田地子川碑前スペース
旬の動植物観察を楽しむコース
歩行距離10km、歩行時間4時間、歩行数15,000歩、消費カロリー2,110Kcal
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
多自枯鴨(たじこかも)神社<写真05〜07>向かいの旭川源流田地子(たじこ)川碑<写真01>前に自動車を停めました。数台分のスペースがあります。
コース状況/
危険箇所等
 三角点「大穴」<写真51>へは、木の間の細道がなんとなくあり、たまに木の枝を手でよけるくらいで歩けます。また、村岡牧場<写真54〜57>の西は一部、砂利やコンクリート道です。これ以外はアスファルト道で、雨の日に傘を差して運動靴でも歩けます。すれ違ったのは自動車数台だけでした。
その他周辺情報  多自枯鴨(たじこかも)神社<写真05〜07>の南にたけべの森公園があります。通常は花見やキャンプなどができますが、とりあえず5月末まで全施設利用停止(事実上休園)となりました。訪問前にはホームページなどで確認が必要です。
01旭川源流田地子川碑
2019年11月2日に「めだかの学校」からここに運ばれ建立されました。この前のスペースに自動車を停め、向かいにある多自枯鴨(たじこかも)神社に参拝することにしましたが、スペース内の花壇で早速足止め、なかなか出発できませんでした(*^^*)
01旭川源流田地子川碑
2019年11月2日に「めだかの学校」からここに運ばれ建立されました。この前のスペースに自動車を停め、向かいにある多自枯鴨(たじこかも)神社に参拝することにしましたが、スペース内の花壇で早速足止め、なかなか出発できませんでした(*^^*)
02オルレア
  ・グランディフローラ
白い小さな花が集まってレースのような花序になります。暑さに弱くこの地域での夏越しは難しそうですが、こぼれダネでよく増えるので、毎年、春に開花するのでしょう。確かに、花壇の外に数株だけでした。
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02オルレア
  ・グランディフローラ
白い小さな花が集まってレースのような花序になります。暑さに弱くこの地域での夏越しは難しそうですが、こぼれダネでよく増えるので、毎年、春に開花するのでしょう。確かに、花壇の外に数株だけでした。
03ヒメウラナミジャノメ
草の上をフワフワと飛ぶ目玉模様のある薄茶色のチョウです。翅の裏面には細かい波形の模様があり、後翅裏の目玉模様は、左右5つずつあります。
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03ヒメウラナミジャノメ
草の上をフワフワと飛ぶ目玉模様のある薄茶色のチョウです。翅の裏面には細かい波形の模様があり、後翅裏の目玉模様は、左右5つずつあります。
04キショウブ
ヨーロッパから西アジア原産でアヤメ科に属する帰化植物です。同様に湿地に生えるショウブ科のショウブ(菖蒲)の葉によく似て、黄色の花をつけることから黄菖蒲と名付けられました。ちなみに、ショウブ科のショウブの花は、アヤメ科の花菖蒲(はなしょうぶ)とは違い、花弁がなく緑色の円柱花序となります。
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04キショウブ
ヨーロッパから西アジア原産でアヤメ科に属する帰化植物です。同様に湿地に生えるショウブ科のショウブ(菖蒲)の葉によく似て、黄色の花をつけることから黄菖蒲と名付けられました。ちなみに、ショウブ科のショウブの花は、アヤメ科の花菖蒲(はなしょうぶ)とは違い、花弁がなく緑色の円柱花序となります。
05多自枯鴨神社の大杉切り株
       &拝殿&本殿
この大杉は樹齢600年で、もともと樹高約30m、幹囲7.2mもあり、岡山市の天然記念物に指定されていました。ところが、2018年に伐採されました。詳細は感想で説明しています。
05多自枯鴨神社の大杉切り株
       &拝殿&本殿
この大杉は樹齢600年で、もともと樹高約30m、幹囲7.2mもあり、岡山市の天然記念物に指定されていました。ところが、2018年に伐採されました。詳細は感想で説明しています。
06多自枯鴨神社
    鳥居&随身門
この地区の氏神様の多自枯鴨(たじこかも)神社は、建部町でも最も古い神社の一つで、亀甲の家紋などから出雲大社系の流れをくんでいると言われています。古代、この地は出雲豪族と吉備豪族の狭間となりました。その証拠が大穴地区の鉾立池<写真50>周辺に(*_*;
06多自枯鴨神社
    鳥居&随身門
この地区の氏神様の多自枯鴨(たじこかも)神社は、建部町でも最も古い神社の一つで、亀甲の家紋などから出雲大社系の流れをくんでいると言われています。古代、この地は出雲豪族と吉備豪族の狭間となりました。その証拠が大穴地区の鉾立池<写真50>周辺に(*_*;
07多自枯鴨神社ご神木
ご神木だった大杉<写真05>の跡継ぎは、この樹齢400年の杉です。ご神木でもよさそうな大木は他にもありました。
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07多自枯鴨神社ご神木
ご神木だった大杉<写真05>の跡継ぎは、この樹齢400年の杉です。ご神木でもよさそうな大木は他にもありました。
08ニホンカワトンボ
      透明翅型♀
アサヒナカワトンボ<写真68,70>にとてもよく似ています。どちらも翅の縁紋がメスは白、オスは赤です。この縁紋にかかる横脈の数はニホンカワトンボのほうが多いといわれています。メスの場合は5以上ならニホン、3以下ならアサヒナでほぼ間違いないそうです。彼女は5でした。
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08ニホンカワトンボ
      透明翅型♀
アサヒナカワトンボ<写真68,70>にとてもよく似ています。どちらも翅の縁紋がメスは白、オスは赤です。この縁紋にかかる横脈の数はニホンカワトンボのほうが多いといわれています。メスの場合は5以上ならニホン、3以下ならアサヒナでほぼ間違いないそうです。彼女は5でした。
09オオムラサキツユクサ
花は直径2.5〜5cmの紫色の3弁花で、朝開いて昼にはしぼみます。ムラサキツユクサとは違い、萼に毛があります。
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09オオムラサキツユクサ
花は直径2.5〜5cmの紫色の3弁花で、朝開いて昼にはしぼみます。ムラサキツユクサとは違い、萼に毛があります。
10ニワゼキショウ
赤紫、白の花色がありますが白色が優性遺伝です。ここは白だけでした。もう少し上がると、地神碑などがありました。
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10ニワゼキショウ
赤紫、白の花色がありますが白色が優性遺伝です。ここは白だけでした。もう少し上がると、地神碑などがありました。
11オウバイモドキ
よく似たオウバイとは違い常緑で、微妙な二重花弁になります。花はもう少なくなっていました。
11オウバイモドキ
よく似たオウバイとは違い常緑で、微妙な二重花弁になります。花はもう少なくなっていました。
12ムラサキカタバミ
    &ビロウドツリアブ
ムラサキカタバミは、イモカタバミ<写真23,31>とは違い、花の中心部が黄緑色、おしべの葯は白です。もしかしてビロツリちゃん、お尻に花粉をつけていますか(*^^*)長い口吻で花の蜜を吸う様子を動画にも撮りました。
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12ムラサキカタバミ
    &ビロウドツリアブ
ムラサキカタバミは、イモカタバミ<写真23,31>とは違い、花の中心部が黄緑色、おしべの葯は白です。もしかしてビロツリちゃん、お尻に花粉をつけていますか(*^^*)長い口吻で花の蜜を吸う様子を動画にも撮りました。
13シャクヤク
ボタンとは違い、葉は3裂しません。直径15cm程の大きな花に黄緑色の誰かさんが潜り込んでいます。見ていたら幸せな気分になりました。
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13シャクヤク
ボタンとは違い、葉は3裂しません。直径15cm程の大きな花に黄緑色の誰かさんが潜り込んでいます。見ていたら幸せな気分になりました。
14鳴くスズメ
スズメってこんなに白かった(?_?)いつもは頭や羽の色の印象が強かったので、意外でした。大声で鳴いていたので動画も撮りました。
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14鳴くスズメ
スズメってこんなに白かった(?_?)いつもは頭や羽の色の印象が強かったので、意外でした。大声で鳴いていたので動画も撮りました。
15ピンクのシャクヤク
見えている葉は別の植物のものです。つぼみの先端が尖っていないことからシャクヤクと判断しました。これも大輪で見応えがありました。江戸時代からは茶花として、観賞用に育てられたのもうなずけます。
15ピンクのシャクヤク
見えている葉は別の植物のものです。つぼみの先端が尖っていないことからシャクヤクと判断しました。これも大輪で見応えがありました。江戸時代からは茶花として、観賞用に育てられたのもうなずけます。
16ニホンカワトンボ
       橙色翅型♂
メス<写真08>とは違い、縁紋は赤です。縁紋にかかる横脈の数は、オスの場合は6以上ならニホン、4以下ならアサヒナ<写真68>でほぼ間違いないそうです。彼は6でした。
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16ニホンカワトンボ
       橙色翅型♂
メス<写真08>とは違い、縁紋は赤です。縁紋にかかる横脈の数は、オスの場合は6以上ならニホン、4以下ならアサヒナ<写真68>でほぼ間違いないそうです。彼は6でした。
17フランスギク
  &ナナホシテントウ幼虫
フランスギクは直径3〜4cm程のマーガレットに似た花を咲かせますが、葉は細長く鋸歯が多数あります。ナナホシテントウは幼虫も肉食で、孵化すると、すぐにアブラムシを食べ始めます。フランスギクの花の上をハイハイし、アブラムシを探しているのでしょうか。
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17フランスギク
  &ナナホシテントウ幼虫
フランスギクは直径3〜4cm程のマーガレットに似た花を咲かせますが、葉は細長く鋸歯が多数あります。ナナホシテントウは幼虫も肉食で、孵化すると、すぐにアブラムシを食べ始めます。フランスギクの花の上をハイハイし、アブラムシを探しているのでしょうか。
18「冬知らず」
一重咲きのキンセンカで、「冬知らず」の名で流通しています。鮮やかな黄色の直径1〜2cmの花を真冬でも咲かせます。舗装道路下の田んぼの脇にちょろちょろと水が流れている用水路があり、周辺に群生していました。ニホンカワトンボ<写真08,16>の追いかけっこもよく見られました。
18「冬知らず」
一重咲きのキンセンカで、「冬知らず」の名で流通しています。鮮やかな黄色の直径1〜2cmの花を真冬でも咲かせます。舗装道路下の田んぼの脇にちょろちょろと水が流れている用水路があり、周辺に群生していました。ニホンカワトンボ<写真08,16>の追いかけっこもよく見られました。
19オランダガラシ
  &ヒメウラナミジャノメ
オランダガラシはクレソンの名のほうがよく知られています。道路の向かいに群生していたので動画も撮っていると、ヒメウラナミジャノメ<写真03>が映っていました。
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19オランダガラシ
  &ヒメウラナミジャノメ
オランダガラシはクレソンの名のほうがよく知られています。道路の向かいに群生していたので動画も撮っていると、ヒメウラナミジャノメ<写真03>が映っていました。
20ノアザミ
  &カラスアゲハ春型♂
ミヤマカラスアゲハによく似ていますが、前翅裏の白く光って見える部分が末広がりになります。また、オスは前翅の表側に黒い部分があります。アゲハチョウの仲間はノアザミが好物のようです。動画を撮っていると、しばらくして驚きのシーンが・・・<写真21へ>
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20ノアザミ
  &カラスアゲハ春型♂
ミヤマカラスアゲハによく似ていますが、前翅裏の白く光って見える部分が末広がりになります。また、オスは前翅の表側に黒い部分があります。アゲハチョウの仲間はノアザミが好物のようです。動画を撮っていると、しばらくして驚きのシーンが・・・<写真21へ>
21ノアザミ
  &ジャコウアゲハ♀
先程のカラスアゲハと入れ替わるようにジャコウアゲハのメスがとまりました。オスの翅色はビロードのような光沢のある黒色ですが、メスは明るい褐色です。黒いアゲハチョウの仲間で胴体に赤い部分があるのはジャコウアゲハだけです。
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21ノアザミ
  &ジャコウアゲハ♀
先程のカラスアゲハと入れ替わるようにジャコウアゲハのメスがとまりました。オスの翅色はビロードのような光沢のある黒色ですが、メスは明るい褐色です。黒いアゲハチョウの仲間で胴体に赤い部分があるのはジャコウアゲハだけです。
22チュウサギ?
人が来ないのでしょうか?我々の動きに呼応するかのように、飛んで離れて別の場所にとまるという動作を何度も繰り返していました。すぐに動くので動画も短めです。足まで真っ黒で、中途半端な大きさ(おっと失礼!)、くちばしが短めだったことから、チュウサギではないかと思いました。
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22チュウサギ?
人が来ないのでしょうか?我々の動きに呼応するかのように、飛んで離れて別の場所にとまるという動作を何度も繰り返していました。すぐに動くので動画も短めです。足まで真っ黒で、中途半端な大きさ(おっと失礼!)、くちばしが短めだったことから、チュウサギではないかと思いました。
23イモカタバミ
   &ビロウドツリアブ
ビロウドツリアブ<写真12>はカタバミ科の花の蜜が好きなようです。春(3月〜5月)にだけ現れるアブの仲間です。動画に撮っていると、こちらを向いてくれました。アザラシチックで可愛いです(*^^*)
3
23イモカタバミ
   &ビロウドツリアブ
ビロウドツリアブ<写真12>はカタバミ科の花の蜜が好きなようです。春(3月〜5月)にだけ現れるアブの仲間です。動画に撮っていると、こちらを向いてくれました。アザラシチックで可愛いです(*^^*)
24ヤギ
民家の玄関先にいました。こちらにとても興味があるようでした。しばらくにらめっこ(*^^*)
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24ヤギ
民家の玄関先にいました。こちらにとても興味があるようでした。しばらくにらめっこ(*^^*)
25平戸ツツジ
   &カラスアゲハ夏型♂
特にオスの場合、夏型は春型<写真20>に比べて後翅表面の赤斑紋がなくなる傾向があります。動画を撮っていると、シュレーゲルアオガエルの鳴き声がいいBGMになりました。
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25平戸ツツジ
   &カラスアゲハ夏型♂
特にオスの場合、夏型は春型<写真20>に比べて後翅表面の赤斑紋がなくなる傾向があります。動画を撮っていると、シュレーゲルアオガエルの鳴き声がいいBGMになりました。
26シロツメクサ
よく見ると、マメ科らしい小さな花の集まりであることがわかります。
26シロツメクサ
よく見ると、マメ科らしい小さな花の集まりであることがわかります。
27クロヒカゲ
ナミヒカゲに似ていますが、後翅裏側の蛇の目模様のすぐ側を通る筋模様が、蛇の目模様に沿うようにきつくカーブします。チョウには珍しく暗いところが好きで、日陰の地面にとまっていたり、暗い林内を飛んでいたりすることが多いです。強風に必死で耐えている姿を動画に撮りました。
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27クロヒカゲ
ナミヒカゲに似ていますが、後翅裏側の蛇の目模様のすぐ側を通る筋模様が、蛇の目模様に沿うようにきつくカーブします。チョウには珍しく暗いところが好きで、日陰の地面にとまっていたり、暗い林内を飛んでいたりすることが多いです。強風に必死で耐えている姿を動画に撮りました。
28アカバナユウゲショウ
南アメリカ原産の帰化植物です。名の由来は夕方から咲くことによりますが、昼間でも開花しています。我が家の庭でもよく咲いています。まだ見たことはありませんが、白花もあるそうです。
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28アカバナユウゲショウ
南アメリカ原産の帰化植物です。名の由来は夕方から咲くことによりますが、昼間でも開花しています。我が家の庭でもよく咲いています。まだ見たことはありませんが、白花もあるそうです。
29ハハコグサ
  &ジョウカイボンの仲間
ハハコグサは春の七草の一つ(ゴギョウ、オギョウともいう)で黄色い小さな花が集まって咲きます。ジョウカイボンは小さな昆虫を食べますが、このように花の蜜も吸います。脚が真っ黒なのが気になりましたが、そういう個体もいるようです。
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29ハハコグサ
  &ジョウカイボンの仲間
ハハコグサは春の七草の一つ(ゴギョウ、オギョウともいう)で黄色い小さな花が集まって咲きます。ジョウカイボンは小さな昆虫を食べますが、このように花の蜜も吸います。脚が真っ黒なのが気になりましたが、そういう個体もいるようです。
30キツネアザミ
キク科で花がアザミに似ていますが、花の直径は1cm少々しかなく、これ以上広がりません。
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30キツネアザミ
キク科で花がアザミに似ていますが、花の直径は1cm少々しかなく、これ以上広がりません。
31イモカタバミ群生
舗装道路脇に群生し、イモカタバミロードになっていたので、動画も撮りました。もともと観賞用に輸入されましたが、広範囲に野生化しています。
31イモカタバミ群生
舗装道路脇に群生し、イモカタバミロードになっていたので、動画も撮りました。もともと観賞用に輸入されましたが、広範囲に野生化しています。
32平戸ツツジ濃いピンク
道路の右側を見上げてズームしました。モンキアゲハが蜜を吸いにやってきていましたが、逃げてしまいました。
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32平戸ツツジ濃いピンク
道路の右側を見上げてズームしました。モンキアゲハが蜜を吸いにやってきていましたが、逃げてしまいました。
33コウゾリナ
   &ナミハナアブ♀
萼や茎に毛が多いキク科の植物で、岡山県の南部では少ないといわれています。ナミハナアブはシマハナアブによく似ていますが、胸部の縞が目立たず、体長が2cm近かったのでナミハナアブのほうだろうと思います。動画も撮りました。
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33コウゾリナ
   &ナミハナアブ♀
萼や茎に毛が多いキク科の植物で、岡山県の南部では少ないといわれています。ナミハナアブはシマハナアブによく似ていますが、胸部の縞が目立たず、体長が2cm近かったのでナミハナアブのほうだろうと思います。動画も撮りました。
34ヤエヤマブキ
ヤマブキの園芸品種で少し遅れて開花します。おしべは花弁に変化し、めしべも退化しているので、結実しません。
34ヤエヤマブキ
ヤマブキの園芸品種で少し遅れて開花します。おしべは花弁に変化し、めしべも退化しているので、結実しません。
35シロヤマブキ
シロバナヤマブキとは違い、花弁は4枚です。中国地方瀬戸内海側の山地、香川県、兵庫県、福井県の限られた地域にしか自生しておらず、レッドデータブックに絶滅危惧IB類(EN)として記載されています。栽培されていることも多いようで、これは園芸品種のヤエヤマブキ<写真34>のすぐ側だったので、植栽かもしれません。
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35シロヤマブキ
シロバナヤマブキとは違い、花弁は4枚です。中国地方瀬戸内海側の山地、香川県、兵庫県、福井県の限られた地域にしか自生しておらず、レッドデータブックに絶滅危惧IB類(EN)として記載されています。栽培されていることも多いようで、これは園芸品種のヤエヤマブキ<写真34>のすぐ側だったので、植栽かもしれません。
36オオデマリ
法面の上に見えたのでズームしてみました。花が集まって直径6〜7cmの真っ白なボール状になります。これは、ヤブデマリ<写真60>の花が、すべて装飾花(手まり咲き)になったものです。満開だったので動画も撮りました。
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36オオデマリ
法面の上に見えたのでズームしてみました。花が集まって直径6〜7cmの真っ白なボール状になります。これは、ヤブデマリ<写真60>の花が、すべて装飾花(手まり咲き)になったものです。満開だったので動画も撮りました。
37オーニソガラム
    ・ウンベラタム
階段を上り、法面の上をのぞいてみました。キリスト誕生の夜に光り輝いたといわれている「ベツレヘムの星」にたとえられている清楚な純白の6弁花を咲かせる球根植物です。
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37オーニソガラム
    ・ウンベラタム
階段を上り、法面の上をのぞいてみました。キリスト誕生の夜に光り輝いたといわれている「ベツレヘムの星」にたとえられている清楚な純白の6弁花を咲かせる球根植物です。
38コデマリ&カタツムリ
レンプクソウ科のオオデマリ<写真36>より白い花の集まりが小さいバラ科の花です。左下に這っているカタツムリが可愛らしいです(#^.^#)
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38コデマリ&カタツムリ
レンプクソウ科のオオデマリ<写真36>より白い花の集まりが小さいバラ科の花です。左下に這っているカタツムリが可愛らしいです(#^.^#)
39セイヨウカラシナ
セイヨウアブラナとは違い、葉は茎を抱きません。元々食用として導入されたものが野生化し、河川敷などに群生しています。花期が遅いこと、葉がほとんど裂けていないことが気になりました。
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39セイヨウカラシナ
セイヨウアブラナとは違い、葉は茎を抱きません。元々食用として導入されたものが野生化し、河川敷などに群生しています。花期が遅いこと、葉がほとんど裂けていないことが気になりました。
40クサノオウ
花は直径2cm程の黄色い4弁花で、多数のおしべとS字型に曲がるめしべがあります。茎や葉を傷つけると出る黄色い汁は有毒で、皮膚に触れると炎症を起こします。
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40クサノオウ
花は直径2cm程の黄色い4弁花で、多数のおしべとS字型に曲がるめしべがあります。茎や葉を傷つけると出る黄色い汁は有毒で、皮膚に触れると炎症を起こします。
41マツバウンラン
リナリアに大きさも形も似た可愛い花です。我が家の周辺ではもう花が終わりましたが、ここではまだたくさん咲いていました。
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41マツバウンラン
リナリアに大きさも形も似た可愛い花です。我が家の周辺ではもう花が終わりましたが、ここではまだたくさん咲いていました。
42ノダフジ
花は長い花序の上から徐々に咲き、蔓は右巻きです。ヤマフジは花序が短く丸っこい感じです。ノダ(野田)は大阪の地名で,昔フジの名所でした。道路から遠かったのですが、ヒヨドリが大騒ぎしていたのでズームして動画も撮りました。おヒヨちゃんは見当たりませんでした(+_+)
42ノダフジ
花は長い花序の上から徐々に咲き、蔓は右巻きです。ヤマフジは花序が短く丸っこい感じです。ノダ(野田)は大阪の地名で,昔フジの名所でした。道路から遠かったのですが、ヒヨドリが大騒ぎしていたのでズームして動画も撮りました。おヒヨちゃんは見当たりませんでした(+_+)
43ツマグロヒョウモン♂
もともと南方系のチョウでしたが、幼虫がパンジーなどスミレ類を広く食べることから園芸植物にまぎれて広がりました。我が家の庭でも育っています。後翅の縁が黒くなっていることで他のヒョウモン類と見分けられます。動画も撮りました。
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43ツマグロヒョウモン♂
もともと南方系のチョウでしたが、幼虫がパンジーなどスミレ類を広く食べることから園芸植物にまぎれて広がりました。我が家の庭でも育っています。後翅の縁が黒くなっていることで他のヒョウモン類と見分けられます。動画も撮りました。
44アメリカフウロ
名前の通りアメリカ(北アメリカ)原産で、昭和初期に日本にやってきた帰化植物です。我が家の庭でも咲き始めました。
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44アメリカフウロ
名前の通りアメリカ(北アメリカ)原産で、昭和初期に日本にやってきた帰化植物です。我が家の庭でも咲き始めました。
45「大穴」バス停
御津・建部コミュニティバス田地子線のバス停です。この札が立っているだけで時刻表はありませんでした。JR福渡(ふくわたり)駅方面には7:00と10:25発、JR福渡駅発大穴方面行きは12:36発があります。要するにバスでのアプローチは難しいということです(+_+)
45「大穴」バス停
御津・建部コミュニティバス田地子線のバス停です。この札が立っているだけで時刻表はありませんでした。JR福渡(ふくわたり)駅方面には7:00と10:25発、JR福渡駅発大穴方面行きは12:36発があります。要するにバスでのアプローチは難しいということです(+_+)
46コガクウツギ
妙に丸っこい葉は長さ5cm前後、装飾花の萼も丸みを帯びていました。よく見かけるタイプとは少し違いますが、これによく似た写真がネットに出ていました。法面だったので、植栽の園芸植物の可能性は低いと思います。
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46コガクウツギ
妙に丸っこい葉は長さ5cm前後、装飾花の萼も丸みを帯びていました。よく見かけるタイプとは少し違いますが、これによく似た写真がネットに出ていました。法面だったので、植栽の園芸植物の可能性は低いと思います。
47オオオサムシ
体長3.5cm、翅には左右4本ずつの鎖状の筋模様があります。成虫も幼虫も夜行性で肉食の昆虫ですが、昼間でも林床などを歩いていることがあります。後翅は退化しており飛ぶことができません。法面や舗装道路上を3匹が走り回っていたので、動画も撮りました。
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47オオオサムシ
体長3.5cm、翅には左右4本ずつの鎖状の筋模様があります。成虫も幼虫も夜行性で肉食の昆虫ですが、昼間でも林床などを歩いていることがあります。後翅は退化しており飛ぶことができません。法面や舗装道路上を3匹が走り回っていたので、動画も撮りました。
48ツボスミレ
田んぼ周辺や雑木林縁などの人里に多く、ポピュラーなスミレで、ニョイスミレの別名もよく知られています。直径1cm前後の小さな白い花に紫の筋が入り、よく見ると綺麗です。
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48ツボスミレ
田んぼ周辺や雑木林縁などの人里に多く、ポピュラーなスミレで、ニョイスミレの別名もよく知られています。直径1cm前後の小さな白い花に紫の筋が入り、よく見ると綺麗です。
49シャガ
同じ仲間のアヤメや花菖蒲(ハナショウブ)などより開花時期は早いですが、 一日花で種子をつくりません。この周辺にだけ群生していました。
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49シャガ
同じ仲間のアヤメや花菖蒲(ハナショウブ)などより開花時期は早いですが、 一日花で種子をつくりません。この周辺にだけ群生していました。
50鉾立池
大穴牟遅命(おおあなむちのみこと:大国主命(おおくにぬしのみこと)のこと)が攻め込んで来て近くの岩に鉾を立てて腰を下ろしたという伝承があります。吉備豪族に勝った出雲豪族は地名を大穴と定め、出雲大社系の多自枯鴨(たじこかも)神社<写真05〜07>を創建したのかもしれません(-_-;)この少し東、道路が北に向かってカーブする地点の少し北に鉾立岩があり、祭壇状になっていましたが、祠の跡かと思い、スルーしてしまいました。
50鉾立池
大穴牟遅命(おおあなむちのみこと:大国主命(おおくにぬしのみこと)のこと)が攻め込んで来て近くの岩に鉾を立てて腰を下ろしたという伝承があります。吉備豪族に勝った出雲豪族は地名を大穴と定め、出雲大社系の多自枯鴨(たじこかも)神社<写真05〜07>を創建したのかもしれません(-_-;)この少し東、道路が北に向かってカーブする地点の少し北に鉾立岩があり、祭壇状になっていましたが、祠の跡かと思い、スルーしてしまいました。
51三角点「大穴」
標高352.6mの大穴にある三角点です。北北西から木の間の細道があり、たまに木の枝を手でよけるくらいですみました。展望は効きません。
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51三角点「大穴」
標高352.6mの大穴にある三角点です。北北西から木の間の細道があり、たまに木の枝を手でよけるくらいですみました。展望は効きません。
52ヤブヘビイチゴ
ヘビイチゴとは違い、3枚セットの葉は少し長細く先端が尖ります。
52ヤブヘビイチゴ
ヘビイチゴとは違い、3枚セットの葉は少し長細く先端が尖ります。
53クサイチゴ
直径4cm程の白い花はそろそろ終わりのようです。体長1cm程のヒメハナバチの仲間と、もう少し小さな茶色い虫がいました。動画も撮りました。
53クサイチゴ
直径4cm程の白い花はそろそろ終わりのようです。体長1cm程のヒメハナバチの仲間と、もう少し小さな茶色い虫がいました。動画も撮りました。
54村岡牧場放牧中の牝牛
犬や猫でよく見られるシーンですが、意外と体がやわらかいのですね(#^.^#)
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54村岡牧場放牧中の牝牛
犬や猫でよく見られるシーンですが、意外と体がやわらかいのですね(#^.^#)
55村岡牧場「だーれだー」
人物写真に目隠しやモザイクを入れるアプリがありますが、これは自然な目隠しです(+o+)
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55村岡牧場「だーれだー」
人物写真に目隠しやモザイクを入れるアプリがありますが、これは自然な目隠しです(+o+)
56村岡牧場「あっかんべー」
目隠しを解いたあとは、まさかの「あっかんべー(なーんちゃって)」ポーズです。今年は丑年なのでご愛敬(*^^*)動画を撮っていると、こちらが気になるようでした。
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56村岡牧場「あっかんべー」
目隠しを解いたあとは、まさかの「あっかんべー(なーんちゃって)」ポーズです。今年は丑年なのでご愛敬(*^^*)動画を撮っていると、こちらが気になるようでした。
57村岡牧場放牧中の牛
       &本宮山
右奥に大きく本宮山が見えています。動画を撮っていると、ちょうどハルゼミが鳴き始め、いいBGMになりました。こういった牧歌的な景観を見ながらゆっくりと休憩したいものです。すぐに近くの花に気を持っていかれましたが(*_*)
57村岡牧場放牧中の牛
       &本宮山
右奥に大きく本宮山が見えています。動画を撮っていると、ちょうどハルゼミが鳴き始め、いいBGMになりました。こういった牧歌的な景観を見ながらゆっくりと休憩したいものです。すぐに近くの花に気を持っていかれましたが(*_*)
58コバノガマズミ
ガマズミに似ていますが、葉には毛があり、ビロードのような手触りです。また、葉柄がほとんどありません。ガマズミに比べて、西日本に多いようです。
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58コバノガマズミ
ガマズミに似ていますが、葉には毛があり、ビロードのような手触りです。また、葉柄がほとんどありません。ガマズミに比べて、西日本に多いようです。
59ツクバネウツギ
スイカズラ科で先端にプロペラのような萼を残す果実が衝羽根(つくばね)に似ていることからこの名がつきました。コツクバネウツギとは違い、萼は5枚あります。この少し北西でお食事中の牛たちを動画に撮りました。
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59ツクバネウツギ
スイカズラ科で先端にプロペラのような萼を残す果実が衝羽根(つくばね)に似ていることからこの名がつきました。コツクバネウツギとは違い、萼は5枚あります。この少し北西でお食事中の牛たちを動画に撮りました。
60ヤブデマリ
花のように見えるのは萼で、不均等に5裂します。舗装道路から少し見下ろして動画も撮りました。
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60ヤブデマリ
花のように見えるのは萼で、不均等に5裂します。舗装道路から少し見下ろして動画も撮りました。
61オヘビイチゴ
よく似た花が多いのですが、葉が5枚セットなのでわかりやすいです。黒っぽい虫たちはハナカミキリの仲間でしょうか。
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61オヘビイチゴ
よく似た花が多いのですが、葉が5枚セットなのでわかりやすいです。黒っぽい虫たちはハナカミキリの仲間でしょうか。
62レンゲソウ
正式名称はゲンゲです。草丈が15cm程あり、蔓状に見えたので最初はわかりませんでした。よく見るとマメ科らしい小さな花の集まりであることがわかります。模様もありとても綺麗でした(*^^*)
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62レンゲソウ
正式名称はゲンゲです。草丈が15cm程あり、蔓状に見えたので最初はわかりませんでした。よく見るとマメ科らしい小さな花の集まりであることがわかります。模様もありとても綺麗でした(*^^*)
63ツチイナゴ
体長は4cm程でした。複眼から下に伸びる模様と茶色い体が特徴です。成虫で越冬するので、春先から見られます。
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63ツチイナゴ
体長は4cm程でした。複眼から下に伸びる模様と茶色い体が特徴です。成虫で越冬するので、春先から見られます。
64三角点「志田尾」
標高350.1m三角点です。このように、道路からすぐ見えました。
64三角点「志田尾」
標高350.1m三角点です。このように、道路からすぐ見えました。
65ニワハンミョウ
体長は2cm近く、白いあごは四角形です。昆虫を捕らえて食べる肉食のため、正面顔は怖いです(*_*;
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65ニワハンミョウ
体長は2cm近く、白いあごは四角形です。昆虫を捕らえて食べる肉食のため、正面顔は怖いです(*_*;
66テングチョウ
かなり色褪せていました。顔の先端には天狗の鼻のように突き出たパルピという器官があります。これで匂いを感じ取ったり、複眼や口吻の手入れをしたりしていると考えられています。
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66テングチョウ
かなり色褪せていました。顔の先端には天狗の鼻のように突き出たパルピという器官があります。これで匂いを感じ取ったり、複眼や口吻の手入れをしたりしていると考えられています。
67カキドオシ
漢字で「垣通し」と表記するように、垣根を通り抜けて育つほど繁殖力が強いです。そろそろ花期が終わりなのか、ほとんど見かけなくなりました。
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67カキドオシ
漢字で「垣通し」と表記するように、垣根を通り抜けて育つほど繁殖力が強いです。そろそろ花期が終わりなのか、ほとんど見かけなくなりました。
68アサヒナカワトンボ
       淡橙色翅型♂
メス<写真70>とは違い、縁紋は赤です。縁紋にかかる横脈の数は、オスの場合は6以上ならニホン<写真16>、4以下ならアサヒナでほぼ間違いないそうです。彼は4でした。
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68アサヒナカワトンボ
       淡橙色翅型♂
メス<写真70>とは違い、縁紋は赤です。縁紋にかかる横脈の数は、オスの場合は6以上ならニホン<写真16>、4以下ならアサヒナでほぼ間違いないそうです。彼は4でした。
69マダラガガンボ♀?
体長4cm少々の大きなガガンボでした。メスは腹部の先端が尖ります。翅の模様からマダラガガンボの可能性が高いと思いますが、実は、マダラガガンボに非常によく似た別種がいて、オスの腹部の先端の形で見分けられるそうです。
69マダラガガンボ♀?
体長4cm少々の大きなガガンボでした。メスは腹部の先端が尖ります。翅の模様からマダラガガンボの可能性が高いと思いますが、実は、マダラガガンボに非常によく似た別種がいて、オスの腹部の先端の形で見分けられるそうです。
70アサヒナカワトンボ
       橙色翅型♀
オス<写真68>とは違い、縁紋は白です。縁紋にかかる横脈の数は、メスの場合は5以上ならニホン<写真08>、3以下ならアサヒナでほぼ間違いないそうです。彼女は3でした。かなり近くで撮影したので、胸部などの毛が目立っています。
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70アサヒナカワトンボ
       橙色翅型♀
オス<写真68>とは違い、縁紋は白です。縁紋にかかる横脈の数は、メスの場合は5以上ならニホン<写真08>、3以下ならアサヒナでほぼ間違いないそうです。彼女は3でした。かなり近くで撮影したので、胸部などの毛が目立っています。
71ニホンカナヘビ
ニホントカゲよりもほっそりしており、目の下から白線が伸びています。
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71ニホンカナヘビ
ニホントカゲよりもほっそりしており、目の下から白線が伸びています。
72クマイチゴ
花の直径は2cm程で、花弁の間に隙間が目立ちます。また、くびれたように5裂する独特の形の葉が見られます。散った花に青虫さんが(*^^*)
72クマイチゴ
花の直径は2cm程で、花弁の間に隙間が目立ちます。また、くびれたように5裂する独特の形の葉が見られます。散った花に青虫さんが(*^^*)
73キリ
雌雄同株で葉に先立って開花します。淡い紫色の花は華やかで、昔から紋様や紋所のモチーフになりました。散った花もありましたが、まだ十分見頃でした。
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73キリ
雌雄同株で葉に先立って開花します。淡い紫色の花は華やかで、昔から紋様や紋所のモチーフになりました。散った花もありましたが、まだ十分見頃でした。
74ムラサキサギゴケ
白花をシロバナサギゴケまたはサギシバ、青紫色のものをサギゴケまたはムラサキサギゴケと呼んで区別することがあります。トキワハゼよりも大きな花は2cm程です。
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74ムラサキサギゴケ
白花をシロバナサギゴケまたはサギシバ、青紫色のものをサギゴケまたはムラサキサギゴケと呼んで区別することがあります。トキワハゼよりも大きな花は2cm程です。
75ヤマネコノメソウ
ネコノメソウによく似ていますが、葉は互生です。種はほとんど落ちてしまっていました。
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75ヤマネコノメソウ
ネコノメソウによく似ていますが、葉は互生です。種はほとんど落ちてしまっていました。
76コミスジ
ミスジチョウ、ホシミスジなど、似たチョウが多いのですが、前翅表側の一番前の白い筋模様が大小2つに分かれ、どちらも先細りになることで見分けられます。翅をパタパタさせていたので動画も撮りました。
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76コミスジ
ミスジチョウ、ホシミスジなど、似たチョウが多いのですが、前翅表側の一番前の白い筋模様が大小2つに分かれ、どちらも先細りになることで見分けられます。翅をパタパタさせていたので動画も撮りました。
77大藤川せせらぎ
周辺はかなり浅いようで、小さな階段状の石の上を心地よい音を立てて流れていました。動画を撮っていると、ウグイスの鳴き声が入りました(*^^*)
77大藤川せせらぎ
周辺はかなり浅いようで、小さな階段状の石の上を心地よい音を立てて流れていました。動画を撮っていると、ウグイスの鳴き声が入りました(*^^*)
78ムラサキケマン
色褪せ始めで少し黄色っぽくなりかけていました。よく似た帰化植物のカラクサケマンよりも花が大きく、長さ1.5cm前後、葉だけではなく苞も細かく裂けたような形なのが特徴です。
78ムラサキケマン
色褪せ始めで少し黄色っぽくなりかけていました。よく似た帰化植物のカラクサケマンよりも花が大きく、長さ1.5cm前後、葉だけではなく苞も細かく裂けたような形なのが特徴です。
79コウライテンナンショウ
茎葉2、小葉は縁が波打っているだけで鋸歯はありませんでした。舷部は長く伸び、垂れ下がることもよくあります。
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79コウライテンナンショウ
茎葉2、小葉は縁が波打っているだけで鋸歯はありませんでした。舷部は長く伸び、垂れ下がることもよくあります。
80多自枯鴨神社北西の池
地図には載っていますが、名前がありません。コンクリート堰の上から南西を望みました。
80多自枯鴨神社北西の池
地図には載っていますが、名前がありません。コンクリート堰の上から南西を望みました。
81ヤマサナエ♀
メスは上から見たときに、オス<写真85>ほど腹部の先端周辺がふくらんでいません。キイロサナエによく似ていますが、真横から見ても産卵弁が突き出ていません。
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81ヤマサナエ♀
メスは上から見たときに、オス<写真85>ほど腹部の先端周辺がふくらんでいません。キイロサナエによく似ていますが、真横から見ても産卵弁が突き出ていません。
82小首を傾げるヤマサナエ♀
キイロサナエとは違い、胸部の黒い筋模様は2本とも上下しっかりつながっていることが多く、下あごの中央部分に黄斑がありません。小首を傾げるしぐさが可愛かったので動画も撮りました。
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82小首を傾げるヤマサナエ♀
キイロサナエとは違い、胸部の黒い筋模様は2本とも上下しっかりつながっていることが多く、下あごの中央部分に黄斑がありません。小首を傾げるしぐさが可愛かったので動画も撮りました。
83カントウマムシグサ
茎葉2、小葉には鋸歯がありません。舷部は長く伸び、光沢があります。
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83カントウマムシグサ
茎葉2、小葉には鋸歯がありません。舷部は長く伸び、光沢があります。
84ウマノアシガタ
花の直径は2cm程で光沢があり、葉は上のほうは細長く、下の方は5裂します。風にかすかに揺れる様子を動画に撮りました。
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84ウマノアシガタ
花の直径は2cm程で光沢があり、葉は上のほうは細長く、下の方は5裂します。風にかすかに揺れる様子を動画に撮りました。
85ヤマサナエ♂
腹部の先端周辺がメス<写真81,82>よりも明らかにふくらんでいます。よく似たキイロサナエとは違い、腹部先端の付属器の長さはほぼ同じです。
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85ヤマサナエ♂
腹部の先端周辺がメス<写真81,82>よりも明らかにふくらんでいます。よく似たキイロサナエとは違い、腹部先端の付属器の長さはほぼ同じです。
86ナヨクサフジ
&クロマルハナバチ働き蜂?
ナヨクサフジは花の長さが2cm足らずのマメ科の帰化植物で、ビロードクサフジとは違い、萼などに毛がありません。写っているハチは脚に花粉かごがあるので働き蜂です。体長は2cm程で、コマルハナバチにしては大きすぎます。野生のクロマルハナバチは岡山市では未確認のようなので、受粉作業用に導入されたのかもしれません。動画には、全身ほぼ黄色のトラマルハナバチの女王蜂も映っています。
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86ナヨクサフジ
&クロマルハナバチ働き蜂?
ナヨクサフジは花の長さが2cm足らずのマメ科の帰化植物で、ビロードクサフジとは違い、萼などに毛がありません。写っているハチは脚に花粉かごがあるので働き蜂です。体長は2cm程で、コマルハナバチにしては大きすぎます。野生のクロマルハナバチは岡山市では未確認のようなので、受粉作業用に導入されたのかもしれません。動画には、全身ほぼ黄色のトラマルハナバチの女王蜂も映っています。
87こいのぼり
ゴール直前です。こどもの日は終わりましたが、健やかな成長を願って動画を撮りました。
87こいのぼり
ゴール直前です。こどもの日は終わりましたが、健やかな成長を願って動画を撮りました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 軍手 雨具 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex22x(GPSナビゲーター) 虫よけスプレー

感想

【人が歩いていない里ハイク】
 人がいる場所で活動するのが難しいこのご時世、市や県を越えての移動も自粛モードに突入、地元の山や海、キャンプ場がある施設などが大流行り(*_*;しかも、山行後、これを書いている間に岡山県はステージ4になり、とうとう緊急事態宣言が(+o+)
 今回も人にもマダニにも会わず雨でも傘を差して運動靴でも歩けそうなほぼ舗装道路コースを考え、まずは市内の建部町に目的地を絞りました。建部町といえば、有名な「たけべの森公園」があります。休園要請が出る前だったので、この施設は人が多いと予想、同じ田地子(たじこ)地区にある旭川の支流、田地子川沿いを散策することにしました。いわゆる「田地子里ハイク」です。
 この時期(5月)に川沿いを歩くと、咲き誇る花や活発に活動しはじめた昆虫がたくさん見られることが経験的にわかっています。初めて歩くコースですが、期待が膨らみます(^^♪

【多自枯と田地子の歴史】
 出発点としたのは多自枯鴨(たじこかも)神社です。出雲大社の御分霊を奉祀しており、創建年代は不明ですが、かなり歴史のある神社で、延喜の頃(901年〜923年)にはあったようです。この地域が田地子(たじこ)と呼ばれている所以です。

 この神社に樹齢600年の大杉の切株<写真05>がありました。岡山市の天然記念物にも指定されています。そんな貴重な大杉がなぜ切株なのか!?
 伐採されたのは2018年10月です。地域の守り神として大事にされてきた大杉でしたが、以前に遭った落雷で枯れてくるなど、安全性に問題が出てきました。伐採された後、津山市で開催された全国銘木市に出品され、神社仏閣などの改修のための木材に活用されたそうです。木には年輪だけではなく、輪廻もあるようです(*^^*)
 なお、同じ境内には樹齢400年の大杉<写真07>があり、今はこちらが御神木として祀られています。

 例年、10月の中旬頃に行われる秋祭には、鬼面や天狗面をつけた人物が樫の6尺棒を打ち交わす“棒遣い”という神事が奉納されるようです。災難を打ち払い、悪魔・悪霊を退散せしめ、無事安泰を願う祈りであり、呪術です。
 今や呪術ブーム(鬼退治よりも人気?)ですが、こうした地域特有の伝統行事が今後も引き継がれていくことを願って止みません。

【花が多いと昆虫も多い(^^)/】
 何度も里ハイクをやっていると、どの時期にどういったロケーションでどういった生物が見られるかがなんとなくわかってきます。旭川支流の田地子川沿いをコースとして選んだのも、そうした生物との出会いを期待してのことでした。途中、三角点2か所<写真51、64>に到達しましたが、山に登っている感じはまったくありませんでした。
 岡山市と吉備中央町の境界付近以外は往路も復路も川沿いを歩きました。こうした道端には必ず多種多様な花が咲いています。また、花が多いと多数の昆虫が寄ってきます。
 花を咲かせる被子植物は全植物の中で9割を占めており、その大部分は花粉の送粉による繁殖を昆虫に頼っています。そこで、植物は昆虫を誘引するために、美しく目立つ花や栄養価の高い花蜜、甘い香りなどを出します。一方、昆虫は花蜜などの報酬を求めて花から花へと飛び回りますが、複数種の花が混在していても、同じ種類の花を選択的に訪れる傾向があります。

 今回、その中でもっとも注目したのはノアザミです。これまで、ノアザミにアゲハチョウが寄ってくるシーンを同時期に何度も目撃しました。そして、その瞬間は意外にも早くやってきました。
 まず、あるノアザミの花にカラスアゲハ春型のオス<写真20>がやってきました。しばらくすると、彼と入れ替わるように、ジャコウアゲハのメス<写真21>がやってきたのです。たまたまこの2匹が入れ替わるシーンを動画で撮影できました。Gリコのキャラメルではありませんが、“一粒で二度おいしい”シーンでした(#^.^#)

 この他にも写真や動画で紹介していますように、道中、ほぼ途切れることなく、たくさんの花や昆虫が見られました。
 集落や田んぼの周辺のほうが多いような気がしましたが、おそらく、人が植えた平戸ツツジなどの植物も自然環境にしっかり溶け込み、花の種類が増えることで集まる昆虫の種類もさらに増えたためでしょう。こうなると、彼らを餌とする生物もたくさん寄ってきます。こうして自然環境はどんどん豊かになっていくのです。
 里山の重要性を再認識させられました(^^♪



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