武奈ヶ岳〜蛇谷ヶ峰 北比良縦走
- GPS
- --:--
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 1,685m
- 下り
- 1,587m
コースタイム
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
下山後、朽木支所前からJR安曇川駅へ江若交通バス(770円) 比良へJR(240円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
武奈ヶ岳山頂までは特に問題なし。 北比良縦走路は歩く人が少ない分、ルートが分かりにくいところがある。 特に地蔵山から先は尾根が広くなっているうえに分岐が連続し、踏み跡も不明瞭なところがある。 |
写真
装備
個人装備 |
レインウェア上下
救急薬品
ナイフ
折りたたみ傘
非常食
携帯電話
水
カメラ
|
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感想
比良を歩こうと決めていた。
どこからどう歩くのかは決めないまま、とりあえず比良駅に車を停めた。
今日は天気がいいし、一日過ごせる。
どう歩こうか。
青空と新緑に包まれて、どこを歩いてもいい時間になることは間違いない。
いつものように一旦湖岸に立ってから山に向かってスタート。
イン谷口の管理小屋で登山届を書く段になって、北比良の稜線を歩くことに決めた。
いつもとは気分を変えて青ガレには向かわずダケ道を歩く。
カモシカ台を過ぎると足元にはまだイワカガミがにぎやかに咲いていた。
高揚した気分のままに北比良峠まで上がり、八雲からこれも今日の気分でイブルギノコバへ。
いつも下りで歩いているルートを逆に登るだけで景色が新鮮に見える。
武奈ヶ岳山頂では先客が一人。
挨拶の声をかけると、その女性は開口一番「お久しぶりです」と。
驚いて一瞬固まったが、その人は好日山荘の社員さん。
山を歩き出した10年前、何もかも初めての自分にあれこれアドバイスをしてくれた。
山道具の話はもちろん、山のルートの情報まで、何かと頼って話をしていた人だった。
多くの顧客がいるだろうに、こちらをよく覚えてくれていたことに喜んで、短時間だったが話が盛り上がってしまった。
そこからは彼方に見える蛇谷ヶ峰へひたすら北に向かう稜線の道。
歩く人の少なさか、登山道はところどころ不明瞭になり、地形図を開く頻度が上がる。
尾根が広くなって方向感覚がずれるところや、尾根の分岐で蛇谷ヶ峰の方向に進んではいけないところ。
多少緊張感を持って歩ける方が楽しいのは間違いない。
蛇谷ヶ峰から高島の平野部を眺めると、湖岸まではかなり距離があるように見える。
それでも道があれば向かってみようかと山頂で地図を広げてみたが、どうも見当たらない。
蛇の形に見える蛇谷方面に無理やり下ることもできるかもしれない。
でも午後から始めることじゃない。
湖岸方面に下るのをあきらめて、グリーンパークから朽木に下りた。
朽木温泉てんくうを経由して朽木支所前バス停までが長かった。
ここからバスと電車を乗り継いで比良駅の車に戻る。
普段の周回やピストンのルートではない縦走型の山行は、なんだかいつもよりたくさん歩いた気になって気分がいい。
時間のロスがあってもたまにはこんな歩き方をしよう。
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