ナイトハイクで雲取山(鴨沢〜雲取山〜三条の湯〜お祭り〜鴨沢)


- GPS
- 16:42
- 距離
- 29.0km
- 登り
- 2,333m
- 下り
- 2,328m
コースタイム
*GPSログは鴨沢BS〜鴨沢BSまで
鴨沢BS〜雲取山山頂=12.33km
雲取山山頂〜三条の湯〜鴨沢BS=16.55km
12.33+16.55=28.88km
天候 | 曇り、山頂はガス気味 日の出:4:30 気温:鴨沢20℃(夜)、雲取山山頂15℃(9:30AM) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三条の湯近くの林道で7/6朝に崩落がありました。 なんとか通れましたが、明日以降わからないです。 (三条の湯の主人には迂回を勧められました) |
写真
感想
ナイトハイクで雲取山に登りました。(*^▽^*)
一度くらいは夜の山道を歩いて、感覚を養っておきたかったから。
ライトを消すとなんにも見えない夜の山道をライトだけで歩くのも勉強になります。
夜歩くコースは昼間、一度以上歩いている道で、難所がなく、傾斜がゆるく、道が明確で、滑落・遭難の危険が少ないコースを選びました。
選んだのは雲取山の鴨沢コース。
ここは連休前にも一度、日帰りで歩いているし、2週間前にも七ツ石山から降りてきているからコースの選択としてぴったりだった。
ライトは頭に装着するタイプと懐中電灯のタイプの2つを持っていった。
後者は予備として持っていたが、ザックにつけて、時々スイッチを入れて照らすのに使いました。
●鴨沢〜ブナ坂
鴨沢BSの駐車場にバイクを停める。
車が3台くらい停まっていた。奥多摩湖周辺の道に設置してある温度計の表示で20度。
歩き始めからTシャツ1枚。
身支度を整えて12時ちょっと過ぎに出発する。
小袖駐車場では6台停まっていた。
何人か寝ているようだった。
小袖登山口からズンドコズンドコ進む。
1150m付近でへたる。だんだん眠くなってきた。
足は大丈夫だが、眠くて、ここから思うようにペースが上がらなかった。
昼間はお仕事を休んで、お昼寝をしたのだが、眠かった。
途中、グルルルル、ギャー、ギャーという小動物の鳴き声が薄気味悪かった。
眠さをこらえて、なんとかブナ坂まで来た。ブナ坂あたりでちょうど日の出。
ここまで何の危険もなく来れた。
当然、すれ違った人はゼロ。
●ブナ坂〜雲取山
きもちのいい尾根道。
東の空が明るくなってきた。石尾根で夜明けを迎える。
澄んだ空気がとてもきもちいい。
もう写真はフラッシュをたかなくても取れる明るさ。ヘッドライトも消した。
奥多摩小屋あたりで今日初めて人に会う。
テント泊の人で外に出てボケーとしていた。「おはようございますっ」と挨拶をしてもシカトされた。(感じワリー!)
あとは他の登山者とすれ違ったのは小雲取山付近でトレイルラン風の人1人、雲取山荘から歩いてきたと思われる山ガール2人、中年グループ2組5人くらい。
雲取山の山頂は風があり、少し寒かった。
避難小屋の外にかけてある温度計は15度だった。
富士山も望めなかった。連休に行ったときも富士山は見えなかった。
つくづくついていない。
避難小屋で100円ショップで買ったパンを食べたあと、仮眠。眠れなかった。
外が登山者でやかましい。
ときどき、雲取山荘からきた人が避難小屋をのぞいていく。
用がないなら避難小屋の扉を開けるな\(*`∧´)/。
寝るのを諦めて下りることにした。
今日は鴨沢にバイクを停めたので、帰りは三条の湯〜お祭り経由で下りようと0.1秒で決めた。
●雲取山〜三条の湯
雲取山からは急な下りが続いた。
緑がとっても美しかった。
三条ダルミ付近で鹿と出会う。
草陰からガサガサと音がし、クマもんかしらんと思ったら鹿でした。
ビッ栗!
あまり逃げないところを見ると人馴れしているのかな。
2匹いました。
三条ダルミから三条の湯方面に。
広葉樹ばかりできもちのいい道だった。
ここは秋にまた歩いてみたい。たぶん秋はまっかっかに染まりさぞきれいなことだろう。
きのこも多かった。
●三条の湯〜鴨沢
三条の湯は山奥にひっそりと建つ。
水をもらって、コーラを買いました。一本300円也。
三条の湯の主人から今朝、林道で崩落があったことを聞いた。
主人は荷揚げで崩落があったところを乗り越えてきたというが、上のほうがまた崩れてくるかも知れないから迂回を勧められました。
なんとかなるだろうと思って、林道方面に進むことにした。
三条の湯から20分くらいで林道。
そこからだらだらと林道歩き。
コーラを飲んだから空腹感はわからなかったが、朝から何も食べていないことに気が付いた。
林道脇で昼食に。
昼飯は棒ラーメン。棒ラーメンは安くて、かさばらないからいい。
林道歩きは飽きてきた。
ところどころ工事をやっているのを見てだんだん気分が悪くなってきた。
たぶん、崩れては工事して、崩れては工事して。。。の繰り返しなのだろう。
キリがない。
どうせそれが何十年も続いていて、これからも永久にそれが続いていくのだろう。
やっと青梅街道に出た。
そこから鴨沢まで歩く。
横を車がものすごいスピードでかっとんでいく。
三条の湯から会った登山者は
三条の湯で30くらいの山おばさん1人、三条の湯付近で中年一人。林道で山ガール一人だけ。
今回は夜の山道を歩いて、いい勉強になった。
夜でもかなり汗をかきます。
来週はこの時期でも涼しそうなところを歩こう。
遭難者とおんなじコース歩いたことある。迷いそうなところは無かったかな。
ただアララギ山頂への道がわかんなくてまあいいやと茜谷山に向かったけど。
危険箇所は取り付きと茜谷山から林道への下りかな。林道への下りに一箇所だけ崩落の高まきがあった。上りの人は難なく登っていたけど下りだと疲れていてきついかもしれない。
まあ、知ってたら下りに使いたくない。雨が降ったらぬかるんで通れなさそう。あそこで滑落したらたぶん登山道からは見えない。
七跳尾根を本降りの中で降りたけど全然問題なかった。下山ならこっちかな。時間的にぜんぜん変わんない。九十九折がだるいけど完全に安全。
東日原までの林道が果てしなく長く感じた。あと、林道脇のがけから落石が無いかとどきどきした。
hayashiさん。コメントありがとうございます。
日原方面は遭難者が多いらしいですね。
去年の秋にも日原から雲取方面に向った人が行方不明になっているらしいです。
(東日原の天目山の登山道入口に貼ってある)
こういう張り紙などを見ると他人事ではないですね。
自分も気を付けなければ。。。と思います。
早く発見されることを願いましょう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する