第15回北丹沢12時間山岳耐久レース - (もう登れません、休ませてください…長かった)
- GPS
- 09:29
- 距離
- 35.6km
- 登り
- 3,873m
- 下り
- 3,859m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な場所は特に無し |
写真
感想
「第15回北丹沢12時間山岳耐久レース(44.24km)」に参加してきました。
トレランの大会ではハセツネ30kmが最長で、フルマラソンの経験もなし。
40km超えなど未知の領域です。そんな私が参加して大丈夫かなと思いましたが、勢いで挑戦してきました。
今回の目標は完走。コースや過去の記録、過去の参加者のブログ等を調べる度に、私の目標は完走しかない
と思いました。当日は猛暑の予報。過酷なレースが想像できました。
前回完走者と優秀な記録保持者は6:30スタート(白ゼッケン)。
それ以外の人は7:00スタート(ピンクゼッケン)です。私はもちろんピンクゼッケンです。
電車では到底間に合わないので車で会場入りしました。
■青根緑の休暇村(START)〜立石建設
スタートして少しロードを走った後、山道へ入ります。距離も走らないので渋滞します。
山道を抜けると再びロードが9km程続きます。今回の過酷なコースで最後まで体力を持たせて完走
する為に、恐る恐る調子を確かめながら走ります。立石建設の給水所までの11.2kmを1時間34分で通過。
いいタイムです。これはそこそこ行けるような気がしてきました。
■立石建設〜神ノ川ヒュッテ(第一関門)
ここからひたすら鬼の登りが続きます。そして渋滞。鐘撞山までの渋滞は許容範囲。丁度良い休憩に
なると思い聞かせて登りました。鐘撞山ではコースを外れて鐘を鳴らしたりする余裕がありました。
問題は鐘撞山からの登りの渋滞です。全く進みません。時間は調子よく進みます。どんどん時間は経って
いきます。第一関門に降りてきたのは10:36。制限時間は11:30なので1時間未満の余裕しかなくなってし
まいました。
■神ノ川ヒュッテ(第一関門)〜神ノ川園地(第二関門)
標高580m程から1000mまで登ります。ここは我慢で前の人に付いて黙々と登ります。登りきると林道に
入り第2関門までの9kmの道を走ることになります。林道は前半後半は舗装されていますが、中間の大半は
がれた小石が散乱する走り難い道です。足が疲れてくると小石を踏む痛みを感じやすくなってきます。
林道は頑張って遅いながらも走り通しました。この林道の砂利道が意外に体力と足の力を奪ったのかも
しれません。第二関門到着は12:25。制限時間が13:00なので、結構ギリギリです。この区間までに走れた
り出来る所はそこそこ頑張っているのに、やはり前半の渋滞が原因なのでしょうか。
■神ノ川園地(第二関門)〜姫次
ゆっくり休んで、残りの体力の少なさを確認して、最後の登りに向かいます。鬼の急登です。登る足が
終わりました。得意技の切り株休憩発動です。水分補給、エネルギー補給を心掛けて来たのですが、力も
気力も何故か入りません。ハセツネ30kmの時は視界も狭くなって睡魔が襲ってきたのですが、今回はそこ
まで酷くはありません。ジェルやサプリのようなエネルギー補給だと自分の場合は限界があるのかな?と
感じました。普段練習で補給して身体が慣れていれば良いのですが、高価なジェルは普段使えませんから、
そのあたりも原因なのかもしれません。
袖平山の山頂から「コーラありますよ!」の声が聞こえて勇気付けられました。でも中々声が近づいてき
ません。「袖平山ってあれだよな?」景色の隙間に見た遥か先の袖平山を見つけて、仕方なく切り株に座
ります(ホント情けない…)。何とか休みながら、袖平山でコーラを頂き(ありがとうございました)姫次で
給水しました。
■姫次〜青根緑の休暇村(GOAL)
ここからは下り基調のトレイルが続き、走れる区間です。登る足は微塵も残っていませんでしたが、意外
と走る足は少し残っていました。水を飲みすぎてお腹がタプンタプンしていましたが、平丸分岐までは、
ゆっくりながらも走る事が出来ました。平丸分岐から少しの間は下る足が残っていましたが、最後の3kmでは
踏ん張る足も終わってしまいました。最後の1kmも情けないですが、トボトボ歩きます。
会場が見えてからは何とか頑張って走りました。
44kmをなんとか完走する事が出来て本当に良かったです。
あれだけ足が終るほど筋肉を使いましたが、サプリの補給が上手くいったせいか、今回足は攣りませんでした。
最後の区間の登りは全く駄目でした。明らかに筋力不足でしょうか。今回エネルギーはこまめな補給を心掛け
ましたが、今後はジェル類のほかに、自分に合った人間らしい食べ物を補給して乗り切る事を考えようと
思います。
コメント
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昨年、長野から焼山、蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳を縦走しました。大変、辛いものでした。
今回も、距離がすごいね。それに、この暑さ よく熱中症にならなかったですね。
体に気をつけて、がんばってください。
僕が西丹沢でのんびりしてる裏側でこんな壮絶なレースしてたなんて!!
凄いです。完走おめでとうございます(*^ー^)ノ♪
今日はぐったりでは?
ゆっくり身体休めて下さい。
お疲れ様でした。
koufaxさんへ
尾根の上は風もあるので、そんなに暑くは感じませんでしたが、下界(関門)に降りてくると蒸し暑かったです。涼しくなって山ビルが出なくなったら、蛭ヶ岳、丹沢山に連れて行って下さい。
ookuma0310さんへ
ありがとうございます。でもほんと、ドMなレースでした。昨日は有休取ってゴロゴロしていました。でもまだかなりの筋肉痛です。涼しくなったら、丹沢の案内をお願いします。
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