武奈ヶ岳


- GPS
- 05:54
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,121m
- 下り
- 1,116m
コースタイム
6'00(11.5km)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年12月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
<コース状況> 正面谷コースよりスタート。関西では人気の山なので整備状況はしっかりしている。正面谷や中峠に向かうヨキトウゲ谷コースは沢沿いの道ということもあり、非常にきれいで楽しめるコースだった。一方で帰路に使った北比良峠〜大山口間のダケ道は深い落ち葉の中に大きめの石が混じっているようなところで少々歩きにくかった。 <アクセス> 車を利用。駐車場としてはイン谷口付近に無料駐車場が多数あり。大山口方面に少し進んだ駐車場がトイレも近く便利。 <登山口> イン谷口に登山ポスト有り。そこから少し進んだ駐車場にトイレ有り。 <道中> なにも無い。 <下山後の温泉> 近くに比良とぴあがある。今回私は地元のため利用せず。 |
写真
感想
今回は二百名山の武奈ヶ岳。
今日は天気も良く、12月というのに寒くも無く雪も無いグッドコンディションだったので、非常に楽しかった。
というのも武奈ヶ岳はコースセッティング?が良いからだと思う。青ガレのようなハードコースがあるかと思えば、中峠に向かう途中にあるヨキトウゲ谷のような沢沿いの緩やかできれいな道も有り、八雲ヶ原のような湿原もある。コースバリエが豊富で、終始飽きることなく楽しく歩くことができるのだ。
武奈ヶ岳は関西では人気の山且つ二百名山なので今年中に行っておきたいと思い今回選んだ。それと、実は武奈ヶ岳には以前にもチャレンジしたことがあったが、あえなく敗退しているのでそのリベンジも兼ねている。前回は坊村からの御殿山コースだったが、その日はすごい大雨と恐ろしいまでに近くに感じる雷により、ワラビ峠まで至らずで敗退。自分にとっては山の怖さを勉強した山だったので再チャレンジの思い入れも強かったのだ。
今回はおそらく正攻法である正面谷コースのイン谷口をスタート地点とする。
まずイン谷口とはなんぞや?(イン・谷口orイン谷・口のどっち?)と思ったが、どこにも載ってないので直ぐに考えるのを止めた(笑)。今回も単独行なのでここできちんと登山カードを記入する。
雪はなさそうだったので少し安心(ホントは・・・)する。どちらかというと紅葉の最終近く、雪が降る前といった感じだった。
駐車場から沢沿いを進むと直ぐに大山口に到着。案内看板に青ガレ付近は落石の恐れ有り迂回せよとあったが、自己責任で登りますと独り言を言い、そのまま青ガレ方面に進む。ごめんなさい(笑)。
正面谷は沢沿いのコースで非常に楽しかった。夏なら最高だろうなと思ってしまう。何度か沢を渡りどんどん進んでいくと青ガレゾーンに突入する。
有名な青ガレに少し興奮しながら、大きな岩を次々登る。歩幅が大きくなるので、やっぱりキツイ!もし雪が積もっていたらかなりの恐怖やろなとも考えてしまう(笑)。
金糞峠に到着。しかし何でこんな名前なんやと少し同情してしまう(笑)。少し疲れていたが出発が10時と遅かったのでそのまま中峠に向かう。
この辺りのヨキトウゲ谷は沢沿いの道で本当にきれいだった。しかも緩やかな感じだったのでペースも戻り、お陰でテンションがかなり上がってくる(笑)。
中峠からワサビ峠回りで武奈ヶ岳山頂を目指そうかとも思ったが、時間が押していることと近く御殿山コースを本当の意味でリベンジするつもりなので、ワサビ峠は次回に残しておくことにする。
中峠からコヤマノ岳経由で山頂を目指す。この途中今まで全ての山行で苦楽?を共にしてきた白い温泉タオル(白馬乗鞍の若栗温泉)を落としてしまい、非常に焦る!もちろん探しに行き、何とか見つけることができた時はものすごーくホッとした(笑)。
イブルキのコバの分岐辺りから道がぬかるんでいたりして、少し歩きにくかったが、正面に山頂が見えたのであと少しが頑張れた。ここから見ると赤い服を着た人たちで山頂がにぎわっているように見え、さすが人気の山やなと感心してしまう。
山頂に到着。山頂付近は少しだけ雪がついていた。三角点もすぐに発見でき、ものすごく安心する(笑)。
やや寒かったので、昼食を早々に切り上げ再スタートする。下から赤い服の人たちの賑わいと思ったのは、山頂のお地蔵様だったのには少し驚いた(笑)。
北側のコース(イブルギのコバ経由)から比良スキー場跡方面に向かう。こちらも沢沿いの道だったが、かなりぬかるんでいたり荒れているので歩きにくい。
比良スキー場跡に到着。痕跡が全く無いことにかなり驚く!ヒュッテもロッジもリフトもロープウェイも何も無い!跡地を示す看板すらない(笑)。比良ロープウェイ山上駅跡と思われる場所に比良山のケルンがあったのみである。ちなみに、ここからの琵琶湖の景色は非常に良いので、休憩にはもってこいである。
最終は北比良峠から大山口間のダケ道を通って戻ることにする。正直言って歩きにくかった。深い落ち葉に大きめの石が隠れているような道で、何度もコケかけた。技術が乏しいのか秋深いタイミングが悪かったのか良く分からないが、かなりつらかった。行き道で青ガレの迂回でこの道往復やったら最悪やったなと正直感じてしまう。
無事下山。
標高の割に歩行距離もあって非常に満足できる山行だった。まだまだいろんなコースがあるので、今後何回も来るだろうと正直に思う。また、比良山縦走もしてみたい。しばらくは比良山系をホームコースにしても良いかも。しかも冬場の修行にも活用できるかなとも思う(笑)。
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