富士山 須走口+御鉢廻り



- GPS
- 22:59
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 1,944m
- 下り
- 1,942m
コースタイム
14:00 須走口5合目出発
16:10 新6合目
17:40 本6合目
19:30 7合目-宿泊-
00:00 出発
04:00 8合5勺-御来光-
05:30 出発
07:20 須走口山頂
09:15 剣ヶ峰
11:20 須走口下山開始
17:15 須走口5合目
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
初富士登山なので高山病を恐れつつ、ひときわゆっくり登ってきました。
21時半大阪を出発、須走口5合目に着いたのは空も明るい4時頃だった。
見事な快晴に感動しつつ、御来光と赤富士を堪能。
車中泊の準備をして昼過ぎまで寝る予定が、思いの外暑く寝苦しい。
結局ダラダラと計3時間ほどの睡眠で14時頃出発。
計画では宿泊せず山頂まで行って御来光を見るはずが、
空腹と睡魔で7合目大陽館に挫折宿泊。
寝袋2つ分の広いスペースを頂き、消灯時間の21時には就寝するも23時に起きてしまう。
ゆっくり時間をとってから就寝したつもりでも、睡眠不足からか頭痛と吐き気が。
見事な天の川と満天の星空で十分気分転換して0時に出発。
酸欠と頭痛でペースが上がらず、8合5勺御来光館前で大休憩がてら御来光待ちをすることに。
御来光を見ながら1時間半ほど十分に休憩をとる。
この頃から体温調節が出来なくなってきたのか、気温11度でも物凄く寒い。
歩くと暑くなるのでダウンまでは着ずにレインウエアで凌ぐ。
時折吹く暴風に凍えながら山頂へ向け出発。
9合目を過ぎたところで頭痛が治まり快調に。
酸欠は変わらず、ゆっくりペースはそのまま。
一歩一歩深呼吸をしながら、7時過ぎに須走口山頂へ無事到着。
少し休んで剣ヶ峰を目指す。
時間をたっぷり使ってお鉢めぐり。11時過ぎ下山開始。
下り始めてすぐGPSロガーの電池切れに気付く。山頂付近のデータ全くなし、悲し過ぎる。
9合目を過ぎたころ足に違和感、むくみで足が靴の中いっぱいになっていて、爪先にも全く余裕がない。
爪を気にしながら下りるも、直線の砂走に入る頃左足親指にマメが出来てとても痛い。
左足を庇っているうちに右足親指にもマメが。。。
砂走…酸欠デブには息があがって全く砂走れず、ただ歩きにくいだけのやたら時間がかかる難所となってしまった。
痛い指先に嫌気がさして自棄になって走ってみたら、両足ともマメがつぶれてしまった…痛すぎる…。
あまりに時間がかかりすぎて、下山道唯一の売店吉野家を前にして水が尽きてしまう。
16時、気力だけで吉野家に到着したら、改装休業中だと…マジでやばい。
気温は20度なのに頭が熱い。汗が全く出ず、体温が下がらない、熱中症の症状だ。
日陰で出来るだけ体温を下げながら、ゆっくりゆっくり下りる。
意識が朦朧としながら17時過ぎにやっと5合目まで下りてきた。
登山口の山小屋で水分補給。
数回高速のPAで仮眠をとり、アクセルを踏むだけで痛いマメを我慢して朝5時に帰宅。
道中3Lのドリンクと夕食、夜食を摂ったが、体重は2キロ減っていた。
完全に脱水症状だったようだ。
山小屋が多数あるからと普段では絶対にしないようなミスをしてしまった。
反省しきり。
下山中「二度と富士には登らない」とあれだけ思ったのに、
まとめを書きながら「次は何処から登ろうか」と考えてしまっている。
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