蓼科山-テント(双子池)-北横岳【山頂は雲の中(T_T)】


- GPS
- 13:29
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 1,453m
- 下り
- 1,439m
天候 | 7/13 曇り時々雨 7/14 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨池峠から双子池は通行禁止:反省文あり(-_-) |
写真
感想
2回目のテント泊としてどこに行くか迷いました。
いろいろ候補はありましたが、最終的に蓼科山にトレーニングを兼ねてテント装備を背負って登り双子池に泊まりました。
翌日は朝から北横岳経由で三ツ岳、行けたら縞枯山に・・・とも思っていましたが、一日目が思った以上にきつかった上に天気も微妙なので結局は北横岳のみで坪庭を見学してテント場に戻りました。
前日、会社の飲みで一切の酒を飲まずソフトドリンクのみでまっすぐ帰宅し即就寝。
1日目の朝3時に自宅を出発・・・までは順調でしたが、出鼻をくじかれるハプニングが(T_T)
ナビに大河原を設定していたのですが、ナビが古いせいなのか一般的に通るはずの道ではなく林道鹿曲川線という道を案内されてしまいました。この林道、現在通行止めです・・・
しかたがなく違う道を検索しだいぶ遅れて6:20くらいに大河原Pに到着。到着時は10台ほどしか停まっていなかったので余裕で駐車。トイレもキレイでした。
しかし残念なことに天気が曇りから小雨へと(T_T)
カッパを着て6:35蓼科山に向けて歩きだしました。
それにしても今回の荷物は重かったです。
前回初めてのテント泊時よりも何故か重く、17キロと僕としては過去最重量でした。
少し歩いたらいつもとの違いを感じ、ザックを下ろしたくなる重さです(^_^;)
そんな中、ちょうど前を歩いていたご夫婦の『苔がいっぱいでキレイ♪』という会話が聞こえ我に帰ります。
危うく荷物の重さに負けて楽しんで歩くことが頭から抜け落ちるところでした。
気持ちを切り替えて周りの綺麗な景色を見ていたら気のせいか荷物が少し軽く感じました♪気持ちの持ちようは重要です。
雨は歩いているうちにすぐに止んでくれたので、カッパを脱いで一歩一歩歩き時間はかかりましたが、8:00くらいに蓼科山荘に到着。
バッジを購入し10分程休憩しました。
風がかなり強く休んでいると涼しいを通り越して少し寒いくらいです。
ここからは大きめの岩を登っていく感じで傾斜も少し急になり、再びザックの重みに苦しみました。
なんとか8:50に山頂ヒュッテ、そこから5分程で山頂標識までたどり着きました!
残念ながら視界は真っ白・・・何も見えません。
山頂付近にどのくらいの人がいたのかすらわかりません。
あまりの寒さにすぐに下山したいところでしたが、ものすごい苦労して登ったのですぐに下山したくない気持ちもあり20分程休憩です。
続々と登ってくる登山者とすれ違いながら9:45蓼科山荘に着。
小さな子供も頑張って登ったりしてるのをみると、デカイ荷物に苦しんで息を切らせているのが恥ずかしいです(*´д`*)
11:05天祥時原、ここまでの下りはほんとに長かったです。わかりやすいのでルートを間違えるはずもないのですが、周りに誰一人いなくなり若干不安に。
それまでの人の多さが嘘のようです。こっちに下る人はあまりいないのでしょうか?
11:30に亀甲池着。この池は想像していたより大きく、それでいてものすごい綺麗な景色でした。
殆んど休みを取らずに歩いてきたのでここで小休止しましたが、湖畔でのんびりしていたら離れられなくなりそうなくらいいい場所でした。
テントを張った双子池より個人的には好きかもしれないです。
亀甲池から双子池までの間は、ものすごい苔の森って感じです。この二日間歩いた中でもここが一番自然を感じる場所だったように思います。
少し薄暗い雰囲気でしたが、人の手が殆んど入っていない昔から同じ形の森って感じです。
しかしながら、ついに気持ちも折れそうになる限界です、まだ池は見えないかと、そればっかり考えてました。写真もとる元気なしです。
12:20やっとの思いで1日目のゴールに到着。
ヒュッテに向かい手続きをしてから、好きな場所にテントを張ります。
テントを張る前に、双子池の雄池(テントエリアは雌池)で水を汲みました。この水はそのまま飲料として飲める湖なんだそうです。
湖がそのまま水場ってすごいですね。
この時間でテント受付は5番目くらいでした。
まだまだいい場所がいっぱいありました(*^^)v
テントが張れるか心配なほど吹いていた風もほぼ無風。簡単に設営することが出来、そのままご褒美のビールで一日頑張った自分を誉めてあげました。
若干の睡眠不足もあり、暗くなる前に眠ってしまいました。
夜はかなり涼しく、寒さに目覚めダウンを着て寝ました。
4時に出発しようと思ってましたが、シュラフの暖かさに負け二度寝・・・
テンションが上がっていたのか楽しい夢が見れたみたいで、自分の寝言の笑い声で起きました(^_^;)
時間は4時・・・寝過ごした〜(゜´ω`゜)
朝ごはんを軽くすませ、荷物は最低限のもののみサブザックに入れ5:00に北横岳向けて出発です。
すこし雲はありますが前日に比べればかなり晴れに近くて期待できます。
前日のルートを亀甲池まで戻り北横岳に向かいましたが、朝の亀甲池もやはり美しくいい場所だなぁ・・と見とれてしまいました。
北横岳へのルートは若干急斜面な場所はありますが、荷物が軽いのでスイスイ行けました。
7:00山頂。
山頂付近は雲がかかり風も強風(T_T)
せめて前日登った蓼科だけでもと思いましたが、目と鼻の先にあるはずの蓼科山は全く見えませんでした。
2010年にロープウェイから登った時はキレイに見えたので今回は残念!
(;ω;)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-187207.html
テンションがた落ちで坪庭を見学してましたが、ロープウェイの駅の展望台から周りの景色が見れて少し気分がよくなりました♪
双子池に9:30に戻り急いで撤収。起きた時、慌てて何もしてなかったので片づけが大変です。もう周りに前日泊まったと思われる人はおらず、その日に来て今たててますって感じの人がチラホラいました。
ちなみに前日はかなりたくさんテントがありました。ヒュッテの方の話では最近の週末はかなり多いようです。
下山は10:10発、双子山(の手前の展望場所)に10:45、大河原に11:154着でした。
双子山(の手前の展望場所)はとても開けていていい場所です。雲が少なくなったタイミングで、この2日間で初めて蓼科山の姿が見れました。
大河原の売店でアイスを買って食べながらお店のおばさまと少し話をさせていただきましたが、ご親切に正しい道(蓼科スカイライン)を教えていただき温泉の割引チケットまで頂きました。
ここの気温18℃埼玉では考えられません(*´∀`*)
帰りに佐久南IC近くにある『穂の香乃湯』(\400→\300)で汗を流しました。
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最後に今回、反省しなければいけない事があります。
雨池峠から双子池の間の道は落石のため通行禁止となっており、う回路が作られていましたがそこを通行してしまいました。
ヤマレコ情報と北横ヒュッテで得た情報から自己責任という言葉を自分の都合のいいような考え方をして行ってしまった行為ですが、そこを通過する際に、非常に心苦しかったです。
う回路を回ると時間がかかるという理由から取ってしまった行動ですが、自分が情けなくなり楽しかった気持ちが萎えました。
結果として誰にも迷惑はかかりませんでしたが、非常に恥ずかしい行為をしたと反省しています。
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