荒川本谷偵察 / 北沢堰堤すら届かず


- GPS
- 10:00
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 2,024m
- 下り
- 2,018m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【鷲ノ住山〜野呂川発電所】 ピンクテープ追えるので問題無し、吊橋着地間際がザレて滑りやすい。 【荒川第二ダム〜北沢堰堤】 現段階では渡渉二度有り。 2019年9月には工事事務所より少し上流に鉄板置いた橋があったが現在は無し。 工事状況次第ではまた簡易的な橋(といってもユンボが渡れるくらいの強度)が架かるかもしれません。 降雨後の渡渉は覚悟した方がいい。 ザイル使うのであればテトラポットの鉄筋がしっかりした支点となるかと思います。 |
写真
装備
個人装備 |
沢靴
ザイル
ヘルメット
120スリング×1
カラビナ×2
ATC
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感想
白峰三山東面…北岳からの池山吊尾根、農鳥岳からの大唐松尾根に囲まれたエリア、積雪期北岳やるにあたって三度池山吊尾根下見したんですがその度に意識するようになったエリアです。
一昨年9月にそのど真ん中の弘法小屋尾根を下って荒川本谷、尾無尾根、北沢とやりたいと思い、行動に移すために荒川本谷、農鳥沢出合までの偵察を企図したのが今回の山行、結果撤退でした。
前日まで降雨、野呂川発電所の前の橋辺りの林道、雨水が流れ、荒川河川敷降りるまでに既にジョギングシューズびしょ濡れです。
河川敷降りて工事事務所の先、左岸へ渡る鉄板の橋が無くなっていました。
こんな時のために持参したザイルでしたが腰まで浸かる水量に辟易、沢の流れが強力な箇所では立つのも困難、三回チャレンジしたものの復路再度渡渉するの考えるとお腹いっぱい、諦めました。
右岸詰めて弱点模索しましたが北沢堰堤下流、確かコンクリで塗り固められた法面然とした岩だったなぁと記憶、こちらもギブアップ。
荒川第二ダム落ち口上流は川端広く行けそうな雰囲気でしたが支点になるような大きな岩やテトラポット無し、ジ.エンド。
仮に左岸へ渡れたとしても今回の水量なら北沢堰堤の凹部の通過で詰んだに違いない、行ってはダメな日に入渓してしまいました。
弘法小屋尾根の下山時にさしたる困難もなく通過した北沢堰堤〜荒川第二ダムの様相がまるで違ってました。
結果偵察の目的ほとんど果たせずじまい。
自分なりに悪足掻きしたもののからっきしダメ、ケツまくりました、この厳しさも山。
再度偵察すれば良い。
まぁこれはこれで楽しい山行でした。
コメント
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新緑眩しいこのルートで弘法小屋尾根に取り付くんですね!
いやぁ… もしチャレンジするならもっと水量の少ないタイミングで渡渉したいと思いましたよ。
あわよくば奈良田から広河原行きのバスで途中下車して行きたいなんてあまちゃんな考えでいますけど…😓
最後に夜叉神峠へ行く気力が素晴らしいです!
きっと僕ならとっとと車に乗り込んで帰っていると思いますー
アルプスに重機は何気に絵になる発見!
お疲れさまでした!
uromamさん、分かって頂けてなによりです。
撤退しはしたものの道中充分楽しめました。
一昨年9月に弘法小屋尾根下ったんですが、やはり白峰三山の沢筋にゼブラで雪が残っているうちは控えた方が賢明だと今更ながら気づきました。
奥多摩のしょぼい沢降雨直後に遡上してそんなでもなかった頭があり突っ込みましたが後背地が違います、こちらは農鳥、間ノ岳、北岳のエリアから流れ集めてくるんですから…単純にアホでした
8月以降、降雨直後さえかわせばこんな感じ↓でなんとかなるんじゃないですかね。
https://yamareco.info/modules/yamareco/upimg/202/2021424/ad55c158bc8de24115507dbdc9d6dd19.jpg
今回渡渉できなかった先の対岸、法面の大規模な補強工事今年の12月中旬までに完成させるやつやってましたからユンボ通れるくらいの仮設橋ぽっと架かる可能性濃厚です。
弘法小屋尾根バスでスタートだと稜線上の幕営装備歩荷する覚悟が要ります。
這松帯、上りなら案外薄いとこ点いてかわせたりしますが長い長い(笑)
重機似合う山って南アくらいしかないんじゃないですか?
今なら伝付、大井川西俣、二軒小屋辺りリニア工事の絡みで重機祭りだと思います…どこもアクセス嫌ですが。
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