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ハイキング
屋久島
屋久島シャクナゲ咲く宮之浦岳
2021年05月26日(水) [日帰り]
- GPS
- 06:56
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 978m
- 下り
- 1,018m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 6:56
11:38
ゴール地点
天候 | 曇り時々晴れ、ほんの少し雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
行き:安房の民宿より淀川登山口まで安房タクシーを利用。所要時間約40分。 帰り:淀川登山口から安房港まで安房タクシーを利用。所要時間は同じ。 ※朝4時からタクシー利用可能。ただし、事前予約が必要。早朝割増料金を含め、往復に要した料金は約15千円弱。 〈屋久島安房地区へのアクセス〉 鹿児島港発13:00の高速フェリーで宮之浦港着15時35分 宮之浦港発15時40発のバスで安房着16時15分 〈鹿児島港への帰りのアクセス〉 安房港発13時30分の高速フェリーで鹿児島港着が16時 ※最新では、乗客減のため13時台の高速フェリーは運休しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
⚪︎全般 高低差は少ないものの、厳しいアップダウンが頻繁に有ります。ピストンの場合は、登山口まで登りが続く体感となります。従って宮之浦岳山頂までに体力を消耗すると帰りはかなり大変になると思います。また、所々で木道・木段が出現します。木道は、安心して足を運べます。但し、木段に関しては、支えるボルトの破損があり、外見上はしっかり見えるところが上下する箇所が一箇所、左右にぶれる所が一箇所有りました。下りで使う場合は、要注意です。さらに、全般的に過去に整備された人工物が壊れたり、残骸が残ったりして放置されている箇所が多く存在します。ですから、木道以外の人工物に関しては、用心深く慎重に利用する事をお勧めします。 そして、木の根、一枚岩、まるで沢登的な所と、スイスイ進める山道は、ごく僅かに限られます。 ⚪︎登山口から淀川小屋 ここの区間もアップダウンが頻繁に有ります。そして、意外にもこの区間が荒れている印象を持ちました。※歩き出して10分も経たない内に、私の不注意により下り木段で転倒しました。ヘッデン、眼鏡を破損。鼻血にすり傷を創ってしまいました。 暗い中で予備のヘッデンと眼鏡に替え、その後淀川小屋にて、傷を消毒し、登山を再開しましたが、暗夜での物探しに苦労しました。ロス時間は、約20分。 ⚪︎淀川小屋から花之江河 尾根筋の急登が始まります。それでも、全区間の中では最も歩き安い区間でした。山道の周りには屋久杉の巨木やヒメシャラの巨木も登場し、目を楽しませてくれます。 尾根を乗り越えると小花之江河、さらに尾根を跨ぐと花之江河の美しい湿原と会えます。 〇花之江河から宮之浦岳 花之江河から先は、最も厳しい登下降のある区間となります。角度のある一枚岩や沢状の隘路など全身を使わないと登れない箇所が何度か出現します。花崗岩の表面は、滑る事は有りませんでしたが、すり減った登山靴や登山靴以外の履物の場合は、苦労しそうです。さらに、倒木や斜めに生えた木々が低い所にありますので、腰を屈めての歩行も有ります。背の高い人は、頭上と足元両方に神経を使います。安房岳を過ぎる辺りから一旦山道は緩やかになり、宮之浦岳への最後の急登が始まります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
予備眼鏡
予備ヘッドランプ
|
---|
感想
南九州の三山登山の最終日は、晴れ間も覗く絶好の登山日和の宮之浦岳です。嬉しさと気合が空回りし転倒のアクシデントは有りましたが、登頂を果たせました。
ご協力頂いた、かもめ莊の皆さん、安房タクシーの皆さん、本当にありがとうございました。ご配慮頂いたお蔭で計画通りの日程で旅を終了出来ました。
貴重な梅雨の合間に、ヤクシマシャクナゲの宮之浦岳に登れて幸せです。
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訪問者数:1876人
puku-fさん、こんばんは♪
我が郷里の⛰においでいただき、ありがとうございます 。韓国は生憎の天候で残念でしたが、開聞岳、宮之浦岳は天候 に恵まれ何よりでした 。特に、宮之浦岳の山頂でのpuku-fさんの「感無量、今日は特にうれしく感じます。」というフレーズには、今回の遠征に対する思いを感じます。本当にお疲れ様でした
特に開聞岳のレコは、ここ1年ほど帰省できていなかったこともあり、以前と変わらぬ景色を楽しみながら拝見させていただきました。是非、韓国のリベンジにおいでください 。ありがとうございました。 bokkemon拝
ボッケモンさん おはようございます。
コメ ありがとうございます。
やっと鹿児島の山に登れました。(^▽^)/ 何度か計画しましたが、家庭の事情やコロナ、そして天候などで訪問出来ませんでした。今回も、移動手段を車にしてギリギリまで天気図と睨めっこして決行した次第です。霧島は、残念でしたが、そんな思いが山頂での達成感に繋がったと思います。さらに、スタート直後のシクジリもあったので、タクシーに乗り込んだ時は、思わず運転手の方と握手してしまいました。(笑)
普段登り慣れている山々と違い、鬱蒼たる背の高いシダに覆われた開聞岳の山道、トラバースが無く、尾根をどんどん乗り越えて行く宮之浦岳の水路と岩を使った山道、なかなか異次元の体験をさせてもらいました。
蛇足 宮之浦岳をなぜピストンにしたのかは、自分自身?なんです。最初は、フェリーに車を載せ、淀川登山口に向かう予定でした。頭の中がそのままだったんですね。ボケました。
puku-fさん、こんにちは。
屋久島ってこんなに広かったんですね イメージでは山から直ぐに海に繋がる三角錐のような島かと思っていました。写真を見て、自分も行って見たくなりました
そう言えば、息子が数年前に行って、ジブリの世界の様な屋久杉と苔の森をだいぶ気にいってたようでした。最近は、もっと南の島(宮古とか石垣)に嵌っていますが 南九州遠征、良かったです。お疲れ様でした〜
マメさん 今晩は。コメントありがとうございます。そして、ムジナ沢のあの尾根の制覇、おめでとうございます。スゴーーーーイです。
屋久島大きいですよ。今回はタクシーで奥地に向かいましたが、イメージ的には三峰口駅でタクシーに乗り込み、三峰神社で降り、雲取山に登る感じです。充分に山深いです。ましてや、安房港から見える山は、せいぜい1300m前後だそうです。
私は、人がたくさん居る所は避ける傾向にあります。(笑) 縦走しなかった要因かもしれませんが、そんなことで縄文杉は見ませんでした。でも、淀川小屋の周辺はまさにジブリの世界だと思いますし、淀川の流れがなんとも表現できない素晴らしい光景でした。是非、訪問してください。日本も広いですね。
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