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Yamareco

記録ID: 321597
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

雨と強風で小屋泊まりに変更した笠ヶ岳

2013年07月13日(土) 〜 2013年07月14日(日)
 - 拍手
miekoro その他1人
GPS
32:28
距離
17.2km
登り
2,046m
下り
2,115m

コースタイム

7/13(土)
深山荘そば駐車場 5:10
5:42 ゲート
6:32 登山口 6:42
10:29 杓子平 10:40
14:00 笠ヶ岳山荘


7/14(日)
笠ヶ岳山荘 5:50
8:20 雷鳥岩? 8:30
13:14 槍見館 13:24
13:38 ひがくの湯(駐車場 14:05)
天候 7/13(土)雨 一時雹、一時豪雨、強風
7/14(日)小雨 のち 曇り 下山後晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往路:7/12(金) 19:15自宅→調布IC→(中央道)→松本IC→7/13(土)0:40 駐車場
岐路:7/14(日)15:10 ひがくの湯→松本IC→(中央道)→調布IC→21:50自宅
コース状況/
危険箇所等
・杓子平より上には雪渓が3か所あり、アイゼンは使用しませんでした。
 笠ヶ岳山荘目前の雪渓は凍った個所があったので、足の置き場を慎重にしました。
・笠ヶ岳山荘と小屋の間には雪渓と岩場があるので、急な悪天候時には避難できなさそうでした。(強風・一時的な豪雨があったので 急きょ小屋に素泊まりしました)
・玄関脇の自炊場(室内・まきストーブあり)が快適。
ゲートイン!
すでに皆さんもカッパ・ザックカバー着用
2013年07月13日 05:42撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
7/13 5:42
ゲートイン!
すでに皆さんもカッパ・ザックカバー着用
2013年07月13日 05:43撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 5:43
えらく傾いた橋を渡り
2013年07月13日 06:21撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 6:21
えらく傾いた橋を渡り
登山口に到着
水がこんこんと湧いていました
2013年07月13日 06:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 6:32
登山口に到着
水がこんこんと湧いていました
2013年07月13日 06:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 6:32
ときおり チラリと雪渓が見える程度の眺望…
2013年07月13日 07:59撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 7:59
ときおり チラリと雪渓が見える程度の眺望…
その分、お花を鑑賞します
2013年07月13日 08:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 8:32
その分、お花を鑑賞します
ニッコウキスゲ
2013年07月13日 08:44撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
7/13 8:44
ニッコウキスゲ
みんなぶら下がってます…
2013年07月13日 08:51撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 8:51
みんなぶら下がってます…
2013年07月13日 09:53撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 9:53
2013年07月13日 09:58撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 9:58
2013年07月13日 10:01撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 10:01
2013年07月13日 10:03撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 10:03
2013年07月13日 10:10撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 10:10
2013年07月13日 10:17撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
7/13 10:17
イワカガミ
2013年07月13日 10:20撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 10:20
イワカガミ
杓子平に到着
強風の中、しばし休憩
2013年07月13日 10:30撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 10:30
杓子平に到着
強風の中、しばし休憩
ハクサンイチゲのお花畑
2013年07月13日 12:12撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 12:12
ハクサンイチゲのお花畑
2013年07月13日 12:16撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 12:16
2013年07月13日 12:19撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 12:19
2013年07月13日 12:19撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
7/13 12:19
2013年07月13日 12:21撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 12:21
雷鳥の赤ちゃんがお母さんとはぐれて石の横で震えてます…
2013年07月13日 12:25撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
2
7/13 12:25
雷鳥の赤ちゃんがお母さんとはぐれて石の横で震えてます…
お母さんとは、僅かな距離(右の石のかげに赤ちゃん)。しばらくみんなで見守っていたけれど、こんな時はどうするのがいいんだろう?

人間は手を出さず、見守るしかないのかなぁ
2013年07月13日 12:27撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
2
7/13 12:27
お母さんとは、僅かな距離(右の石のかげに赤ちゃん)。しばらくみんなで見守っていたけれど、こんな時はどうするのがいいんだろう?

人間は手を出さず、見守るしかないのかなぁ
2013年07月13日 12:41撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 12:41
シャクナゲが綺麗でした〜
2013年07月13日 12:43撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 12:43
シャクナゲが綺麗でした〜
前を歩く人もここで記念撮影していたので、マネしてパチリ
2013年07月13日 13:06撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 13:06
前を歩く人もここで記念撮影していたので、マネしてパチリ
2回めの雷鳥
写真では、まったくわかりませんが、左の羽の下には赤ちゃんが5匹くらい匿われています
2013年07月13日 13:18撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 13:18
2回めの雷鳥
写真では、まったくわかりませんが、左の羽の下には赤ちゃんが5匹くらい匿われています
2013年07月13日 13:23撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 13:23
ガンバってはいるんですけど、結構ツライっす
2013年07月13日 13:37撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 13:37
ガンバってはいるんですけど、結構ツライっす
小屋手前の雪渓(ところどころ凍ってます)
小屋とテン場のあいだの雪渓は初めて
2013年07月13日 13:51撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 13:51
小屋手前の雪渓(ところどころ凍ってます)
小屋とテン場のあいだの雪渓は初めて
は〜、小屋に到着です。
2013年07月13日 14:00撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/13 14:00
は〜、小屋に到着です。
薪ストーブのそばにある椅子
2013年07月13日 16:02撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
7/13 16:02
薪ストーブのそばにある椅子
2日目のカッパ姿でスタートです
2013年07月14日 05:54撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/14 5:54
2日目のカッパ姿でスタートです
山頂〜
なんも見えんぞ〜
2013年07月14日 06:07撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
4
7/14 6:07
山頂〜
なんも見えんぞ〜
2013年07月14日 06:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/14 6:32
2013年07月14日 06:42撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
7/14 6:42
分厚い雪渓
2013年07月14日 07:03撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/14 7:03
分厚い雪渓
シャクナゲ アップ
2013年07月14日 07:39撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
7/14 7:39
シャクナゲ アップ
なんか、お供えのような…
2013年07月14日 07:39撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/14 7:39
なんか、お供えのような…
2013年07月14日 08:20撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/14 8:20
2013年07月14日 08:20撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/14 8:20
この岩を回り込むと、本格的な下りになる感じ
2013年07月14日 08:24撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/14 8:24
この岩を回り込むと、本格的な下りになる感じ
時折、見える景色もこんな感じ。
2013年07月14日 08:24撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/14 8:24
時折、見える景色もこんな感じ。
コバイケイソウ
2013年07月14日 09:05撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/14 9:05
コバイケイソウ
2013年07月14日 09:06撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
7/14 9:06
2013年07月14日 09:27撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/14 9:27
青空がちょっと出てきました
2013年07月14日 10:50撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/14 10:50
青空がちょっと出てきました
これは、どこの分岐なんだろう?
2013年07月14日 11:51撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/14 11:51
これは、どこの分岐なんだろう?
2013年07月14日 12:03撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/14 12:03
2013年07月14日 12:26撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/14 12:26
渡渉を楽にするため、木をもう一本置き、石を投げ込み足場を作る相方

4回ほどある渡渉もどうにか転ばずに済みました
2013年07月14日 12:29撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
7/14 12:29
渡渉を楽にするため、木をもう一本置き、石を投げ込み足場を作る相方

4回ほどある渡渉もどうにか転ばずに済みました
2013年07月14日 12:37撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
7/14 12:37
とうちゃ〜く
2013年07月14日 13:15撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
7/14 13:15
とうちゃ〜く

感想

去年、槍からの下山で千丈乗越〜右俣林道を使った時に、ず〜っと姿を見せていたカッコいい笠ヶ岳にようやく登る日がやってきた。

天気予報では、7/13(土)昼一時雨となっていた。
ヤマレコで情報収集をし、杓子平から上には雪渓があること、クリヤ谷は増水すると渡渉できないことは承知している。

笠新道からの登りは時間がかかりそうだし、なにより梅雨明けしているので駐車場の空きが気になり、金曜の夜に出発した。運がよければ、雨が降り出す前にテントを張ることができるかもしれない。

そんな淡い期待を抱いての車中泊だったが、朝、雨の音で目が覚めた。

カップラーメンをすすっている間に雨もやんだので、いざ、出発。

すると、夜中についた時には見えていなかった看板が…
「無料駐車場 この奥」
仮眠していたのは深山荘の駐車場で、無料駐車場ではなかったのだった。
時刻は5:00。とりあえず空きを確認しに行くと、奥のほうにポツポツと空きがあったが、9割以上は埋まっていた感じだった。
あ〜、朝からヒヤヒヤさせられたぜ〜〜〜〜〜

ロープーウェイの仮設トイレに着くと、たくさんの人で賑わっていた。
駐車場もいっぱいだし、バスも到着したし、こりゃ〜、かなり山も混雑するな…
3連休だもんね。
いつしか雨がしっかり降り始めたのでカッパを着込む。
今シーズン初めてのカッパ登山の幕開けだ。

林道を歩き、笠新道登山口に着くと3組くらい休憩していた。
男性3人組は双六へ行くとのことで、思ったほど笠ヶ岳は混んでいないのかもしれない…。


登山口から、階段状の石(岩)が始まった。これは意外だった。
下部は土で根っことの戦い、上部は岩、そして雪渓となると勝手に思い込んでいたが、階段状なので歩きやすかった。
とはいえ、長い…。
ビューポイントらしきところから周りを見渡しても時折 山肌の雪渓がチラリと見える程度で山なみは見えない…
ひたすら、カッパで狭くなった視界の先に花を探しながらモチベーションをあげるしかない…。

それにしてもカッパは蒸し暑い…

ひたすら歩いていたら、前を歩いていた二人組と単独の人が、分岐でもないのになにやら相談している。
何事かと思って聞いて見ると、赤ちゃんが母鳥からはぐれそうになっているけれど
強風で石の影から動けないでいるとのこと。

しばらく遠巻きに見守っていたが、母鳥の羽の下で一羽の赤ちゃんがヨチヨチ歩いて、母鳥とともにはぐれた赤ちゃんのほうに向かっている。でもはぐれた赤ちゃんは石の陰なので気づいているかどうかがわからない…

出来ることなら、はぐれた赤ちゃんを母鳥に届けてあげたい…
でも、人間の匂いがついた赤ちゃんを受け入れなくなったらどうしよう…
結局、手を出すこともできずその場を離れた。

その後、強風に吹かれる中に佇む母鳥。その羽の下に身をひそめる赤ちゃん数羽を見かけ、母の強さと優しさを強烈に感じ、先ほどの赤ちゃんの安否が気になってしかたなかった。

母は強し!!

稜線に出ると、強風と雹に歩みを阻まれながら進むこととなった。
そしてバケツをひっくり返したような雨。

「このまま、風が強いようなら素泊まりに変えようか〜」などと話しながらテント場を過ぎ、岩と雪渓を超えた小屋に辿りついたときには 1もにもなく「素泊まり」を選択。

母ではない私は簡単にヒヨる。

同じようにテント泊から小屋どまりに変更した人が次々に入ってきた。

いろいろな人とストーブを囲んで話をするのは小屋どまりならではで、こういう空間はいいもんだな と思った。

翌日は予定どおりクリヤ谷へと雨の中下山。すべりやすく、渡渉も多いので恐る恐るの下山となった。

これは、また行くしかないだろうな…

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
笠ヶ岳(中尾温泉口〜笠新道〜クリア谷周回)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
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