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Yamareco

記録ID: 321840
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳

2013年07月13日(土) 〜 2013年07月14日(日)
 - 拍手
nigra その他1人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
16:45
距離
28.9km
登り
2,827m
下り
2,817m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

<1日目・7/13>
芦安からは05:30頃のバスに乗車
広河原からは07:15頃のバスに乗車
北沢駒仙小屋にテント設営して登山開始

9:00北沢駒仙小屋-10:10仙水峠10:25-11:47駒津峰12:13-13:49甲斐駒山頂14:17-
-15:32駒津峰-16:17双児山-18:00北沢駒仙小屋

<2日目・7/14>
6:12北沢駒仙小屋-7:17三合目-7:50大滝ノ頭-8:49小仙丈ケ岳-
-8:58ピーク(2864m)9:12-9:58仙丈ケ岳山頂10:06-10:24仙丈小屋10:45-
-11:18馬の背ヒュッテ-12:09大滝ノ頭-13:21北沢駒仙小屋

北沢峠からは15:30頃のバスに乗車
広河原からは16:25頃の乗り合いタクシーに乗車、17:10頃芦安駐車場着
天候 1日目 7/13(甲斐駒) 曇りのち小雨
2日目 7/14(仙丈)  曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
芦安温泉第4駐車場
7/13 AM 1時の段階でバス停付近、および上部の駐車場は満車

バス 芦安-広河原 1100円(片道)
バス 広河原-北沢峠 750円(片道)
コース状況/
危険箇所等
<甲斐駒>
六万石からの直登ルートは濡れた花崗岩が滑りやすく断念
駒津峰→山頂間に急坂あり、土の状態によっては滑りやすい、その他危険箇所なし

<仙丈>
危険箇所なし、総じて歩きやすい
馬の背ヒュッテ→大滝ノ頭間で雪渓をトラバースしますが危険はありません
予約できる山小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
芦安からはるばる3時間。関東の人間でも戸台から入った方が早い気がしてきました
2013年07月13日 07:41撮影 by  CX6 , RICOH
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7/13 7:41
芦安からはるばる3時間。関東の人間でも戸台から入った方が早い気がしてきました
周辺唯一の野営地はギッシリ!
2013年07月13日 08:54撮影 by  CX6 , RICOH
7/13 8:54
周辺唯一の野営地はギッシリ!
仙水峠経由で甲斐駒へ
苔むしたいい雰囲気でスタート
2013年07月13日 09:23撮影 by  CX6 , RICOH
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7/13 9:23
仙水峠経由で甲斐駒へ
苔むしたいい雰囲気でスタート
仙水小屋
声をかけて水を頂きます
2013年07月13日 09:35撮影 by  CX6 , RICOH
7/13 9:35
仙水小屋
声をかけて水を頂きます
雰囲気の良い道
2013年07月13日 09:44撮影 by  CX6 , RICOH
7/13 9:44
雰囲気の良い道
仙水峠手前は崩落した斜面を横切ります
2013年07月13日 09:56撮影 by  CX6 , RICOH
7/13 9:56
仙水峠手前は崩落した斜面を横切ります
仙水峠
見えてきました!
2013年07月13日 10:11撮影 by  CX6 , RICOH
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7/13 10:11
仙水峠
見えてきました!
仙水峠から栗沢山
次はあの尾根を鳳凰まで歩きたいものです
2013年07月13日 10:43撮影 by  CX6 , RICOH
7/13 10:43
仙水峠から栗沢山
次はあの尾根を鳳凰まで歩きたいものです
テント場を遠望
いっぱい立ってますね〜
2013年07月13日 11:11撮影 by  CX6 , RICOH
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7/13 11:11
テント場を遠望
いっぱい立ってますね〜
ひいひい登って駒津峰
2013年07月13日 11:47撮影 by  CX6 , RICOH
7/13 11:47
ひいひい登って駒津峰
稜線を行きます
2013年07月13日 12:14撮影 by  CX6 , RICOH
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7/13 12:14
稜線を行きます
通り過ぎて六万石を振り返る
2013年07月13日 12:57撮影 by  CX6 , RICOH
7/13 12:57
通り過ぎて六万石を振り返る
六万石からは直登ルートを!
と少しだけ進みましたが、濡れた岩が滑りやすく諦めました
2013年07月13日 12:58撮影 by  CX6 , RICOH
7/13 12:58
六万石からは直登ルートを!
と少しだけ進みましたが、濡れた岩が滑りやすく諦めました
侵食した花崗岩をみつつ歩くのが甲斐駒のハイライトかな?
2013年07月13日 13:18撮影 by  CX6 , RICOH
7/13 13:18
侵食した花崗岩をみつつ歩くのが甲斐駒のハイライトかな?
登頂!
鳳凰と富士
2013年07月13日 13:53撮影 by  CX6 , RICOH
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7/13 13:53
登頂!
鳳凰と富士
早川尾根
次に北沢峠に入るときにはここを歩きたい
2013年07月13日 13:55撮影 by  CX6 , RICOH
7/13 13:55
早川尾根
次に北沢峠に入るときにはここを歩きたい
明日登山予定の仙丈ケ岳方面を眺めたり
なんとかは高いところが好きってやつですネ
2013年07月13日 14:12撮影 by  CX6 , RICOH
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7/13 14:12
明日登山予定の仙丈ケ岳方面を眺めたり
なんとかは高いところが好きってやつですネ
2013年07月13日 14:19撮影 by  CX6 , RICOH
7/13 14:19
摩利支天を眺めつつ下ります
2013年07月13日 14:20撮影 by  CX6 , RICOH
7/13 14:20
摩利支天を眺めつつ下ります
うーんきれい
2013年07月13日 14:49撮影 by  CX6 , RICOH
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7/13 14:49
うーんきれい
鋸岳
黒戸尾根も行かないとね
2013年07月13日 15:03撮影 by  CX6 , RICOH
7/13 15:03
鋸岳
黒戸尾根も行かないとね
降りてきて見上げる甲斐駒
2013年07月13日 15:08撮影 by  CX6 , RICOH
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7/13 15:08
降りてきて見上げる甲斐駒
シャクナゲかな
サツキに似てる
2013年07月13日 15:26撮影 by  CX6 , RICOH
7/13 15:26
シャクナゲかな
サツキに似てる
早川尾根と鳳凰
2013年07月13日 15:32撮影 by  CX6 , RICOH
7/13 15:32
早川尾根と鳳凰
駒津峰に戻ってきて
2013年07月13日 15:32撮影 by  CX6 , RICOH
7/13 15:32
駒津峰に戻ってきて
下りは双児山を通っていきます
2013年07月13日 15:41撮影 by  CX6 , RICOH
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7/13 15:41
下りは双児山を通っていきます
ハイマツの間を下り
2013年07月13日 15:43撮影 by  CX6 , RICOH
7/13 15:43
ハイマツの間を下り
双児山への登り返しが疲れた身にはなかなかしんどかったです
2013年07月13日 15:44撮影 by  CX6 , RICOH
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7/13 15:44
双児山への登り返しが疲れた身にはなかなかしんどかったです
双児山
この後、降雨があり写真ありません
花崗岩が作り出す甲斐駒の雰囲気は独特ですね
いい山だ!
2013年07月13日 16:17撮影 by  CX6 , RICOH
7/13 16:17
双児山
この後、降雨があり写真ありません
花崗岩が作り出す甲斐駒の雰囲気は独特ですね
いい山だ!
二日目
テント場から林道に合流したところに仙丈ケ岳二合目コースへの入り口
2013年07月14日 06:19撮影 by  CX6 , RICOH
7/14 6:19
二日目
テント場から林道に合流したところに仙丈ケ岳二合目コースへの入り口
三合目付近で鹿登場
2013年07月14日 07:17撮影 by  CX6 , RICOH
7/14 7:17
三合目付近で鹿登場
人のそばで警戒感なくムシャムシャ
2013年07月14日 07:17撮影 by  CX6 , RICOH
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7/14 7:17
人のそばで警戒感なくムシャムシャ
大滝ノ頭
2013年07月14日 07:50撮影 by  CX6 , RICOH
7/14 7:50
大滝ノ頭
樹林帯を抜けました
小仙丈へむけて登っていきます
2013年07月14日 08:10撮影 by  CX6 , RICOH
7/14 8:10
樹林帯を抜けました
小仙丈へむけて登っていきます
富士山登場
2013年07月14日 08:10撮影 by  CX6 , RICOH
7/14 8:10
富士山登場
北岳山頂が隠れていますが一応ワンツーそろい踏み
2013年07月14日 08:30撮影 by  CX6 , RICOH
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7/14 8:30
北岳山頂が隠れていますが一応ワンツーそろい踏み
小仙丈ケ岳山頂
ここから天空の散歩です
2013年07月14日 08:49撮影 by  CX6 , RICOH
7/14 8:49
小仙丈ケ岳山頂
ここから天空の散歩です
ガスが立ち込めています
2013年07月14日 08:51撮影 by  CX6 , RICOH
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7/14 8:51
ガスが立ち込めています
最奥に見えてきました
2013年07月14日 09:03撮影 by  CX6 , RICOH
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7/14 9:03
最奥に見えてきました
伊那谷の方は天気よさそう
2013年07月16日 21:24撮影 by  CX6 , RICOH
7/16 21:24
伊那谷の方は天気よさそう
前日から鳳凰はよく見えてます
2013年07月14日 09:11撮影 by  CX6 , RICOH
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7/14 9:11
前日から鳳凰はよく見えてます
イワカガミ
2013年07月16日 21:52撮影 by  CX6 , RICOH
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7/16 21:52
イワカガミ
雲纏う甲斐駒
2013年07月14日 09:30撮影 by  CX6 , RICOH
7/14 9:30
雲纏う甲斐駒
小仙丈ケ岳を振り返る
いい稜線ですね
2013年07月14日 09:36撮影 by  CX6 , RICOH
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7/14 9:36
小仙丈ケ岳を振り返る
いい稜線ですね
馬の背
2013年07月14日 09:36撮影 by  CX6 , RICOH
7/14 9:36
馬の背
甲斐駒と鋸岳
2013年07月14日 09:44撮影 by  CX6 , RICOH
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7/14 9:44
甲斐駒と鋸岳
鋸岳
こちらから見ると確かにノコギリですね
2013年07月14日 09:45撮影 by  CX6 , RICOH
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7/14 9:45
鋸岳
こちらから見ると確かにノコギリですね
山頂まであとチョイ
2013年07月14日 09:53撮影 by  CX6 , RICOH
7/14 9:53
山頂まであとチョイ
登頂〜♪
2013年07月14日 10:04撮影 by  CX6 , RICOH
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7/14 10:04
登頂〜♪
カールと仙丈小屋
2013年07月14日 10:06撮影 by  CX6 , RICOH
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7/14 10:06
カールと仙丈小屋
しつこく甲斐駒
2013年07月16日 21:27撮影 by  CX6 , RICOH
7/16 21:27
しつこく甲斐駒
サツキのような花びら
2013年07月14日 10:14撮影 by  CX6 , RICOH
7/14 10:14
サツキのような花びら
仙丈小屋
2013年07月14日 10:24撮影 by  CX6 , RICOH
7/14 10:24
仙丈小屋
馬の背の方角はさらにたおやかな稜線
2013年07月14日 10:52撮影 by  CX6 , RICOH
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7/14 10:52
馬の背の方角はさらにたおやかな稜線
ハイマツの松ぼっくり
2013年07月14日 10:57撮影 by  CX6 , RICOH
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7/14 10:57
ハイマツの松ぼっくり
馬の背ヒュッテ
2013年07月14日 11:18撮影 by  CX6 , RICOH
7/14 11:18
馬の背ヒュッテ
大滝ノ頭へは何箇所か雪渓をトラバース
2013年07月14日 11:38撮影 by  CX6 , RICOH
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7/14 11:38
大滝ノ頭へは何箇所か雪渓をトラバース
きれいに並んだハート
2013年07月14日 11:58撮影 by  CX6 , RICOH
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7/14 11:58
きれいに並んだハート
ハートいっぱい
2013年07月14日 11:59撮影 by  CX6 , RICOH
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7/14 11:59
ハートいっぱい
コケをズーム
2013年07月14日 12:03撮影 by  CX6 , RICOH
7/14 12:03
コケをズーム
下りでも鹿に遭遇
2013年07月14日 12:37撮影 by  CX6 , RICOH
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7/14 12:37
下りでも鹿に遭遇
下山、お疲れ様でした
これでもだいぶ減っています
2013年07月14日 13:21撮影 by  CX6 , RICOH
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7/14 13:21
下山、お疲れ様でした
これでもだいぶ減っています
テント撤収、ぽっかり空いた幕営跡
2013年07月14日 14:24撮影 by  CX6 , RICOH
7/14 14:24
テント撤収、ぽっかり空いた幕営跡
撮影機器:

感想

北アルプスの天気が芳しくなく、南ならどうにか歩けそうな予報
というわけでの3年ぶりの北沢峠入り

今回は北沢峠にテントを置き捨てて身軽に甲斐駒と仙丈ケ岳の2つを登りました


初日、陽の光はありませんでしたが雲はまずまず高いところにあって鳳凰山や富士山など東の方角は展望を得られました。

駒津峰に到着したのはほぼ正午。随分と遅くになってしまいましたが日の長い季節、
そのまま甲斐駒へ強行します。六万石からの直登ルートの入り口で道を見失い時間ロス。直登ルートへ復帰しましたが霧で濡れた石が滑り、登りはじめてすぐ引き返しました。

甲斐駒山頂へ歩をすすめているとガスが切れ、花崗岩の作り出す白い山肌がまぶしく感じます。山頂到着は14時ちょっと前、かなり遅くなってしまいました。
が、岩に登ったり写真を撮ったりではしゃぎまくってましたが笑

下りは駒津峰から双児山を経由してのルート。駒津峰ではまだまだ大勢の人がいたのですがこちらのルートはひっそりとしています。もしかしたら最後尾だったかもしれません。ハイマツが広がっておりなかなか良い雰囲気。

双児山からはついに雨が振り出しそそくさと降りてきました。
テント場到着は18時になってしまいましたが流石は7月。なんとか暗くなる前に食事を済ますことができました。

野営地はギッシリとテントが立ち、大変な人口密度でしたが疲労と寝不足のおかげかぐっすり寝ることができました。それにしてもこれほどの混雑振りとは驚きました。


二日目、もともとの天気予報は前日より下り坂でしたのでさして期待していなかったのですが起きてみたらテント場から小仙丈ケ岳も見え歩けそうな雰囲気。

北沢峠から三合目まではつづら折の登り道ですがとても歩きやすく、スイスイ標高を稼いでいきます。大滝ノ頭を過ぎてしばらくすると樹林帯を抜け小仙丈ケ岳への伸びやかな尾根が現れます。左手には富士と山頂部が雲に隠れた北岳のワンツーの並び。すっきりと晴れ上がっている訳ではありませんでしたが非常に眺めの良い道だと思います。

小仙丈ケ岳から仙丈山頂まではイワカガミやシャクナゲの花も咲いており、景色とあわせて気持ちの良い稜線歩きとなりました。
雄大な山容の仙丈ケ岳は道も伸びやかで危険箇所もなく、とても歩きやすい山でした、気持ちも穏やかになってくるような心地です。
すっきり晴れ上がった秋にまた歩きたいものです。

甲斐駒と仙丈ケ岳、対照的な雰囲気の2つを一気に楽しめるのですから北沢峠はまさに一口で二度美味しいというものです。ちょっと遠いのですがまた来るさ

南アルプスの女王を拝んだので、北の女王にも行かねばなるまい!
薬師岳 今年こそ行くぞ〜

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