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Yamareco

記録ID: 3228831
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

針ノ木岳:若手はマヤクボから登頂・カメ組は針ノ木峠

2021年05月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
teledaisuki その他3人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:31
距離
8.7km
登り
1,178m
下り
939m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:40
休憩
0:10
合計
8:50
7:08
76
スタート地点
8:24
8:25
255
12:40
12:44
138
15:03
15:09
51
16:00
ゴール地点
天候 寒気でやや低温、晴れペースであるが風が強く稜線は雲の中、一時的に霰が舞った。山頂は強風・視界不良、峠はほぼ無風で視界良好
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
作業道を進み、大沢小屋手前の堰堤地点の少し先から藪が激しいためスノーブリッジを渡り大沢小屋を経由する。次週の開山祭に向け橋が架けられるようだが、スノーブリッジがしっかりしているためか?まだ設置されてなかった。一昨年はそのまま右岸を進み藪漕ぎで苦労、今期も大沢小屋を経由しない右岸ルートでは藪漕ぎで苦労している報告が多い。小屋から登山道を少し進み1720〜1730m付近で雪渓に降りる。ここまで約1時間半であった。雪渓下部は落石多数、デブリ跡で滑走は厄介であるがノドの上部は落石も少なく、縦溝もなく滑り易い好条件、やや低温であったため、素晴らしい極上ザラメ滑走ができた。帰路も大沢小屋経由でスノーブリッジを通過し、堰堤に向かい、作業道で帰還した。今回は大沢小屋経由で藪漕ぎの苦労はなかった。
その他周辺情報 6時半頃扇沢に到着、無料駐車場は少し余裕があった
いつもの看板前でスタート前の記念撮影、針ノ木初挑戦は最年少のSA君、登頂を狙っている
2021年05月30日 07:08撮影 by  iPhone 8, Apple
1
5/30 7:08
いつもの看板前でスタート前の記念撮影、針ノ木初挑戦は最年少のSA君、登頂を狙っている
道路から登山道へ、新緑と残雪の岩山にテンションup
2021年05月30日 07:19撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 7:19
道路から登山道へ、新緑と残雪の岩山にテンションup
右岸の作業道を進み残雪を辿って堰堤を越える
2021年05月30日 07:52撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 7:52
右岸の作業道を進み残雪を辿って堰堤を越える
蓮華大沢の出合い近くにくると藪が濃くなりルート工作を要する。そのまま右岸を進むと藪漕ぎで苦労する
2021年05月30日 07:58撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 7:58
蓮華大沢の出合い近くにくると藪が濃くなりルート工作を要する。そのまま右岸を進むと藪漕ぎで苦労する
河原に向かい大沢小屋経由ルートを選択、スノーブリッジがまだしっかりしており橋はない。
2021年05月30日 08:11撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 8:11
河原に向かい大沢小屋経由ルートを選択、スノーブリッジがまだしっかりしており橋はない。
大沢小屋を通過し1720〜1730m位で雪渓に降り、シール登行開始。私はスタートから軽量化のためテレマークブーツでアプローチ、他の3名はアプローチシューズをデポ
2021年05月30日 09:11撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 9:11
大沢小屋を通過し1720〜1730m位で雪渓に降り、シール登行開始。私はスタートから軽量化のためテレマークブーツでアプローチ、他の3名はアプローチシューズをデポ
下部は小石が散在、次第にデフリ跡の影響でウネリ、不整が多くなる
2021年05月30日 09:39撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 9:39
下部は小石が散在、次第にデフリ跡の影響でウネリ、不整が多くなる
ノドを越えるとデブリの影響もなく滑り易い状況となる
2021年05月30日 10:48撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 10:48
ノドを越えるとデブリの影響もなく滑り易い状況となる
マヤクボとの出合いから振り返る。若手は既にマヤクボの急斜面を登りきったようだ。マヤクボ上部は風が強く視界不良
2021年05月30日 10:49撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 10:49
マヤクボとの出合いから振り返る。若手は既にマヤクボの急斜面を登りきったようだ。マヤクボ上部は風が強く視界不良
カメ組はアイゼン・シートラで峠に向かう。早くも滑走してくる若者、会話を交わすと、なんと「2本目の登り返しですか」と、ファイントラックのブルーを着て若々しく見えたのか?「とんでもない、72歳だよ」と返すとビックリしていました。
2021年05月30日 11:45撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 11:45
カメ組はアイゼン・シートラで峠に向かう。早くも滑走してくる若者、会話を交わすと、なんと「2本目の登り返しですか」と、ファイントラックのブルーを着て若々しく見えたのか?「とんでもない、72歳だよ」と返すとビックリしていました。
30度を越える急斜面、焦らず呼吸を整えながら10〜20歩づつ休み休みの直登です。気分転換に振り返って迫力の景色を撮影
2021年05月30日 11:53撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 11:53
30度を越える急斜面、焦らず呼吸を整えながら10〜20歩づつ休み休みの直登です。気分転換に振り返って迫力の景色を撮影
標高差250mほど、ほど良いステップがしっかりあるところは比較的楽であるが、乱れているエリアは息が上がって辛い
2021年05月30日 11:53撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 11:53
標高差250mほど、ほど良いステップがしっかりあるところは比較的楽であるが、乱れているエリアは息が上がって辛い
5時間半で峠に到着できました。バンザーイ‼️
2021年05月30日 12:42撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 12:42
5時間半で峠に到着できました。バンザーイ‼️
若い登山Pがアイゼンなしで下る練習をしながら下山していきました。
2021年05月30日 12:43撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 12:43
若い登山Pがアイゼンなしで下る練習をしながら下山していきました。
無風、視界良好の中、20分ほど休憩してスタートです。マヤクボ組と交信すると風が強く視界不良、登頂しこれから稜線に降り休憩とのこと
2021年05月30日 13:07撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 13:07
無風、視界良好の中、20分ほど休憩してスタートです。マヤクボ組と交信すると風が強く視界不良、登頂しこれから稜線に降り休憩とのこと
スタート直後は35度を超す急斜面であるが、ほぼ面ツルで上質ザラメ、ストレスフリーでアルペン大回りターンを決めた
2021年05月30日 13:10撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 13:10
スタート直後は35度を超す急斜面であるが、ほぼ面ツルで上質ザラメ、ストレスフリーでアルペン大回りターンを決めた
テレマークターンも気持ち良く刻める大斜面、気温が上がらず、今まで最も滑り易い条件であったと思われます
2021年05月30日 13:10撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 13:10
テレマークターンも気持ち良く刻める大斜面、気温が上がらず、今まで最も滑り易い条件であったと思われます
峠ルートの相棒Tさんも、後立山連峰に抱かれて素晴らしいアルペンターンを見せていました
2021年05月30日 13:18撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 13:18
峠ルートの相棒Tさんも、後立山連峰に抱かれて素晴らしいアルペンターンを見せていました
出合で休憩、若手のマヤクボ急斜面滑走を撮影すべく30分ほど停滞した。
2021年05月30日 13:32撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 13:32
出合で休憩、若手のマヤクボ急斜面滑走を撮影すべく30分ほど停滞した。
青空の範囲が徐々に広がりグレイトビューを欲しいままにできた
2021年05月30日 13:37撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 13:37
青空の範囲が徐々に広がりグレイトビューを欲しいままにできた
残雪の岩山の前景として、素晴らしいダケカンバも撮影できて大満足
2021年05月30日 13:39撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 13:39
残雪の岩山の前景として、素晴らしいダケカンバも撮影できて大満足
マヤクボ方面も晴れ間が広がり、SA君のスピードアルペンターンがノドの手前の急斜面で披露されています
2021年05月30日 14:02撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 14:02
マヤクボ方面も晴れ間が広がり、SA君のスピードアルペンターンがノドの手前の急斜面で披露されています
ノドを無事通過し、出合までのお楽しみ滑走をエンジョイするお二人さん
2021年05月30日 14:04撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 14:04
ノドを無事通過し、出合までのお楽しみ滑走をエンジョイするお二人さん
出合からは4人で滑走です。落石、デブリ不整地を避けてのスピードコントロールしながらの滑走が続きます
2021年05月30日 14:07撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 14:07
出合からは4人で滑走です。落石、デブリ不整地を避けてのスピードコントロールしながらの滑走が続きます
ノドのエリアです。不整地が多くなります。慎重な滑りが要求されますが、SA君の安定感のある滑走は素晴らしい‼️栃木から山屋のIさんもレベルアップの滑りを披露
2021年05月30日 14:15撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 14:15
ノドのエリアです。不整地が多くなります。慎重な滑りが要求されますが、SA君の安定感のある滑走は素晴らしい‼️栃木から山屋のIさんもレベルアップの滑りを披露
滑走は終盤、地雷を踏まないよう板の先を凝視しながらの滑りがしばらく続きます
2021年05月30日 14:16撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 14:16
滑走は終盤、地雷を踏まないよう板の先を凝視しながらの滑りがしばらく続きます
いよいよ、滑走はフィナーレ、デブリの影響、地雷が少なくなり快適な滑走で締めくくれました
2021年05月30日 14:29撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 14:29
いよいよ、滑走はフィナーレ、デブリの影響、地雷が少なくなり快適な滑走で締めくくれました
帰りは往路を辿りますが、この部分が右岸に移るスノーブリッジです。開山祭の時にはブリッジが切れ橋が架かるのでしょうか?
2021年05月30日 15:14撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 15:14
帰りは往路を辿りますが、この部分が右岸に移るスノーブリッジです。開山祭の時にはブリッジが切れ橋が架かるのでしょうか?
安定地帯の作業道から見る素晴らしい景色です
2021年05月30日 15:16撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 15:16
安定地帯の作業道から見る素晴らしい景色です
ニリンソウはいっぱい咲いていましたが、鵜の目鷹の目、探していたら作業道のガケ下1mくらいのところでついに発見しました。そうです、見頃になってきている「サンカヨウ」です。この辺に数株咲いていただけで、見つけられてラッキーでした。
2021年05月30日 15:34撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 15:34
ニリンソウはいっぱい咲いていましたが、鵜の目鷹の目、探していたら作業道のガケ下1mくらいのところでついに発見しました。そうです、見頃になってきている「サンカヨウ」です。この辺に数株咲いていただけで、見つけられてラッキーでした。
帰路、定番になったみどり湖PAでボリューミィな生姜焼き定食を食し大満足の一日は終了、次週末は乗鞍で滑り納めの予定
2021年05月30日 18:49撮影 by  iPhone 8, Apple
5/30 18:49
帰路、定番になったみどり湖PAでボリューミィな生姜焼き定食を食し大満足の一日は終了、次週末は乗鞍で滑り納めの予定

感想

針ノ木岳山スキーは頻回に楽しでいる。5月最終週か6月1週の開山祭のあたりに
行くことが多かった。例年並みの残雪量であれば作業道から右岸のまま、あまり苦労せずに雪渓に降りることができるが1昨年の開山祭の日に、右岸のまま進んだため、凄まじい藪漕ぎで時間をロスして反省した。帰路は大沢小屋経由で架けられたばかりと思われる新しい橋を渡り作業道に復帰した。その日の朝、多くの登山者は藪漕ぎ手前の標識に導かれ、橋を渡り大沢小屋経由で難なく雪渓に降り立った。この時の苦い経験を生かして、今回はまだ道標も橋も無かったが、ブリッジがしっかりしており大沢小屋経由を選び苦労しなかった。今期の雪渓はデブリの影響がまだ少し残っているが特にノドから上部は荒れてなく素晴らしい滑走が楽しめた。マヤクボからの登頂組は台地の平坦地で雪が繋がっており、左回りで稜線から登頂し、快適な滑走を楽しんだ

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