飯豊・カイラギ岳…山頂から本石転び沢へ


- GPS
- --:--
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,607m
- 下り
- 1,596m
コースタイム
天候 | 晴れ 6℃ 微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*へつり道には丈夫な鎖が設置されていて大助かり。 *雪渓には梶川出合手前から乗れましたが、沢割れが進み崩壊は間近。 *石転び雪渓、本石転び雪渓ともデブリは少なく、縦溝もほとんど無いため滑走はし やすい。落石は少なめだが、小さな石があちこちにあるのでガリを避けるのは困 難。 *石転びの出合から先の積雪はかなり多くて、大岩や草付などは6月に入っても全く 見え無い。あと2週間くらいは滑走が出来そう。 |
写真
感想
2年前、危険が大きいので単独での2度目は無いと書いた本石転び雪渓。仲間を誘うも常識人の2人はパス。結局、この雪渓の誘惑に負け、今回も単独での滑走になりました。
天候や体調が悪い時は石転び雪渓に変更する予定でしたが、この日は調子がよく、飯豊山荘から5時間30分で梅花皮山荘に到着。気力・体力・天気の三拍子がそろったので予定通り梅花皮岳に向うことに。
ただ、エントリーできるかは行ってみないと分からない。上部の雪渓がズタズタだったりすると斜度がきついのでスキーを装着できないんです。ただ、行ってみてひと安心。山頂から充分エントリーできる状態でした。
とは言っても、出だしが55度ほどあり狭いので横滑りとスイッチバックで核心を切り抜けました。最初の3分は久々に痺れました。その下の滑走は快適かと思いきや、たぶんここ数日は誰も滑っていないので大量のスラフが流れ、巻き込まれると転倒の危険があるため、場所を移動しながら安全を確認して滑走しました。
中腹は雪の状態もよく、楽しい滑走。その下は落石を避けながらの滑走ですが、小さい石もあるためガリは避けられず3ガリほど。残雪期の雪渓で山スキーをやる以上、はこれは覚悟ですね。
制動に力を使ったので、石転び雪渓に合流する頃には足はパンパン。あとはゆっくり滑るだけ。さらに、石転びの出合から先は、クラック、シュルンド、沢割れ多数で安全に下りました。 金曜日が大雨なのでたぶん梶川出合から下の雪渓は崩壊するでしょう。
堰堤に自転車があるのは大きな安心材料で、デポした冷たい飲み物とパンで英気を養い、あとは自転車にお任せ運転。歩きなら50分ほどかかる林道歩きも自転車なら9分。 梅花皮山荘で一緒になった若者は余りの速さにビックリしていました。これからの山行では自転車は手放せなくなりそうです。
単独での2度目があった本石転び雪渓の滑走。次は、2度あることは3度あるかな?! これで、今シーズンの山スキーは127日目。あと1〜2回ほどで板納めにする予定です。
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