八ヶ岳|稲子岳南壁左カンテ〜稲子岳〜にゅう
- GPS
- 10:07
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,165m
- 下り
- 1,159m
コースタイム
天候 | 曇りのち小雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稲子岳南壁 ・浮石や剥がれる岩が多く、要注意 稲子岳〜にゅう ・倒木が多く道が荒れているが、うっすらとトレースあり ・軽い藪こぎ |
その他周辺情報 | 八峰の湯(700円)。露天風呂から八ヶ岳を一望できる |
写真
装備
個人装備 |
防寒着
雨具
靴
サブザック
行動食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
トポ
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
ナイフ
カメラ
ロープ
クライミングシューズ
ハーネス
ヘルメット
チョーク
確保機
ビレイグローブ
ロックカラビナ
カラビナ
クイックドロー
スリング
セルフビレイランヤード
タイブロック
|
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共同装備 |
ツェルト
キャメロット
カム
ナッツキー
ギアスリング
|
備考 | ・カムの大きいサイズ(#3, #4)を使えそうな箇所があった ・ナッツは最後のおまけルートのみで使用 |
感想
アルパインクライミングの経験を積むため、稲子岳南壁へ。
3P以上の岩壁登りは、今回が初めてなのでとても楽しみだった。
前日は19時半まで石和のジム・ピラニアでクライミング。
その後行きつけの道の駅に移動し、前泊。
松原湖近辺でもテントが張れそうだった。
天気予報があまり良くなく、雨だった場合どこに行くか、
転進の判断を何時までにするか等話し合ってから就寝。
翌朝5:00に起床してすぐ、天気予報をチェックしたがほぼ変化なし。
ひとまず、予定通り稲子湯を目指す。
歩き始めて1時間後、みどり池に着いた頃から雨が降り出してきた。
空は雨雲というほど黒くなく、時折光も差すので一過性のものだと良いのだが。
しらびそ小屋に遊びにくる、りすや鳥たちに癒されててから、レインウェアを羽織って出発。
9:45、南壁の取り付きに着いても、まだ止む気配はなし。
すれ違った他のパーティーは、岩が濡れているため諦めて撤退していた。
休憩を兼ね作戦会議をし、30分後に雨が弱まる予報もあるので、行けるとこまで登ってみることに。
濡れているとグレードが1ピッチは上がるということで、途中敗退も視野に入れ、10:50つるべで登攀開始。
P1を登り始めて数十分すると、予報通り雨が止み、P2に入る頃には晴れ間が出てきた。
まるで山に歓迎してもらっているかのようだ。
南壁は日当たりが良く、風通しもいいので岩が乾きやすい。
P2の中間地点に着く頃には、ほとんど乾き爽快に登ることができた。
P3は、ワイドクラックに確実な支点がつくれなさそうで、右側のチムニーを選択。ステミングなどアクロバティックな動きで登る。
P4は、ナチュプロを多用。凹角を登ってからは、右側のルートを選択。高度感あり、難しい箇所もあったが、気持ちの良いルートだった。
トップアウト後、稲子岳とにゅうを経由してから下山。
にゅうまではうっすらとトレースがあったが、軽い藪こぎがあり迷いやすいのでまめに現在地確認しながら進む。
稲子岳は展望がなく、小さい標識がないと頂上かどうか分からないような場所だったが、にゅうは見晴らしの良い岩場で「登った!」という達成感を味わえる場所だった。
シャクナゲ尾根のシャクナゲはまだ蕾だったが、開花したときの荘厳さをイメージしながら歩く。
シャクナゲを見に来るだけでも価値がありそう。
ふかふかの苔やフィトンチッドが充満する森に癒されながら、山をあとにした。
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