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Yamareco

記録ID: 3251446
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳|稲子岳南壁左カンテ〜稲子岳〜にゅう

2021年06月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
Kutsuko55 その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:07
距離
11.5km
登り
1,165m
下り
1,159m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:20
休憩
0:48
合計
10:08
7:44
34
8:18
8:20
7
8:27
8:33
15
8:48
9:13
3
9:16
9:17
4
15:25
15:25
43
16:08
16:20
7
16:27
16:28
14
天候 曇りのち小雨のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
稲子湯登山口の駐車場を利用
コース状況/
危険箇所等
稲子岳南壁
・浮石や剥がれる岩が多く、要注意

稲子岳〜にゅう
・倒木が多く道が荒れているが、うっすらとトレースあり
・軽い藪こぎ
その他周辺情報 八峰の湯(700円)。露天風呂から八ヶ岳を一望できる
シダ植物の美しい森を歩く
2021年06月06日 07:51撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
6/6 7:51
シダ植物の美しい森を歩く
みどり池に着いた頃から雨が降り出した
2021年06月06日 08:49撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
6/6 8:49
みどり池に着いた頃から雨が降り出した
取り付き地点。濡れている岩
すれ違った他のパーティーは、撤退していた
2021年06月06日 10:06撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
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6/6 10:06
取り付き地点。濡れている岩
すれ違った他のパーティーは、撤退していた
30分後に雨が弱まる予報だったので、行けるとこまで登ってみることに
2021年06月06日 11:02撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
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6/6 11:02
30分後に雨が弱まる予報だったので、行けるとこまで登ってみることに
P1の途中から、雨が止んだ
終了点からは天狗岳・硫黄岳がよく見える
2021年06月06日 11:27撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
6/6 11:27
P1の途中から、雨が止んだ
終了点からは天狗岳・硫黄岳がよく見える
P2
2021年06月06日 11:51撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
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6/6 11:51
P2
ナチュラルプロテクションの良い練習になる
2021年06月06日 12:22撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
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6/6 12:22
ナチュラルプロテクションの良い練習になる
P3からは、晴れて快適なクライミング
右側のチムニーから登る
2021年06月06日 12:52撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
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6/6 12:52
P3からは、晴れて快適なクライミング
右側のチムニーから登る
P3のテラス手前
ここまでくると、壮大な岩壁の景色が広がる!
2021年06月06日 13:17撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
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6/6 13:17
P3のテラス手前
ここまでくると、壮大な岩壁の景色が広がる!
テラスにてほっと一息
2021年06月06日 13:31撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
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6/6 13:31
テラスにてほっと一息
P4は、達成感を得られそうな右側のルートを登った
2021年06月06日 14:05撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
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6/6 14:05
P4は、達成感を得られそうな右側のルートを登った
南壁の上部は、ザレている。鹿よけの電気柵はなかった
2021年06月06日 14:42撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
6/6 14:42
南壁の上部は、ザレている。鹿よけの電気柵はなかった
爽快に登れて、この景色。大満足!
2021年06月06日 15:08撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
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6/6 15:08
爽快に登れて、この景色。大満足!
稲子岳は展望なし
2021年06月06日 15:18撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
6/6 15:18
稲子岳は展望なし
稲子岳とにゅうを経由して下山することに
トレースを外れないよう、注意して歩く
2021年06月06日 15:20撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
6/6 15:20
稲子岳とにゅうを経由して下山することに
トレースを外れないよう、注意して歩く
にゅうの頂上が見えてきた
2021年06月06日 15:54撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
6/6 15:54
にゅうの頂上が見えてきた
2021年06月06日 16:00撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
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6/6 16:00
北八ヶ岳の森は、生命力が満ち溢れていて美しい
岩・苔・木が織りなす芸術がたくさん
2021年06月06日 16:20撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
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6/6 16:20
北八ヶ岳の森は、生命力が満ち溢れていて美しい
岩・苔・木が織りなす芸術がたくさん
2021年06月06日 16:55撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
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6/6 16:55
2021年06月06日 17:08撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
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6/6 17:08

装備

個人装備
防寒着 雨具 サブザック 行動食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) トポ コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 ナイフ カメラ ロープ クライミングシューズ ハーネス ヘルメット チョーク 確保機 ビレイグローブ ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング セルフビレイランヤード タイブロック
共同装備
ツェルト キャメロット カム ナッツキー ギアスリング
備考 ・カムの大きいサイズ(#3, #4)を使えそうな箇所があった
・ナッツは最後のおまけルートのみで使用

感想

アルパインクライミングの経験を積むため、稲子岳南壁へ。
3P以上の岩壁登りは、今回が初めてなのでとても楽しみだった。

前日は19時半まで石和のジム・ピラニアでクライミング。
その後行きつけの道の駅に移動し、前泊。
松原湖近辺でもテントが張れそうだった。
天気予報があまり良くなく、雨だった場合どこに行くか、
転進の判断を何時までにするか等話し合ってから就寝。

翌朝5:00に起床してすぐ、天気予報をチェックしたがほぼ変化なし。
ひとまず、予定通り稲子湯を目指す。
歩き始めて1時間後、みどり池に着いた頃から雨が降り出してきた。
空は雨雲というほど黒くなく、時折光も差すので一過性のものだと良いのだが。
しらびそ小屋に遊びにくる、りすや鳥たちに癒されててから、レインウェアを羽織って出発。
9:45、南壁の取り付きに着いても、まだ止む気配はなし。
すれ違った他のパーティーは、岩が濡れているため諦めて撤退していた。
休憩を兼ね作戦会議をし、30分後に雨が弱まる予報もあるので、行けるとこまで登ってみることに。
濡れているとグレードが1ピッチは上がるということで、途中敗退も視野に入れ、10:50つるべで登攀開始。

P1を登り始めて数十分すると、予報通り雨が止み、P2に入る頃には晴れ間が出てきた。
まるで山に歓迎してもらっているかのようだ。
南壁は日当たりが良く、風通しもいいので岩が乾きやすい。
P2の中間地点に着く頃には、ほとんど乾き爽快に登ることができた。
P3は、ワイドクラックに確実な支点がつくれなさそうで、右側のチムニーを選択。ステミングなどアクロバティックな動きで登る。
P4は、ナチュプロを多用。凹角を登ってからは、右側のルートを選択。高度感あり、難しい箇所もあったが、気持ちの良いルートだった。

トップアウト後、稲子岳とにゅうを経由してから下山。
にゅうまではうっすらとトレースがあったが、軽い藪こぎがあり迷いやすいのでまめに現在地確認しながら進む。
稲子岳は展望がなく、小さい標識がないと頂上かどうか分からないような場所だったが、にゅうは見晴らしの良い岩場で「登った!」という達成感を味わえる場所だった。
シャクナゲ尾根のシャクナゲはまだ蕾だったが、開花したときの荘厳さをイメージしながら歩く。
シャクナゲを見に来るだけでも価値がありそう。
ふかふかの苔やフィトンチッドが充満する森に癒されながら、山をあとにした。

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