新春に弓張山地を歩く ☆ 〜 富士見岩 〜 神石山 〜

2019年01月03日(木) [日帰り]

• GPS: 06:57
• 距離: 13.6km
• 登り: 815m
• 下り: 887m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:27
• 休憩: 1:30
• 合計: 6:57

11:23 嵩山バス停
11:35 11:35 嵩山蛇穴
12:01 12:02 大山浅間社（頭浅間）
12:37 13:06 富士見岩
13:27 14:04 大知波峠
14:31 14:32 赤岩尾根分岐
14:59 14:59 多米峠
15:23 15:23 中尾根分岐
15:36 15:45 雨やどり岩
16:06 16:08 神石山
16:22 16:23 普門寺峠
16:27 16:31 船形山
16:34 16:34 船形山のコル
16:46 16:49 座談山
16:54 16:54 二川TV中継所
17:08 17:09 風越峠
17:44 17:46 東山 （松明峠)
18:20 二川駅

大知波(おおちば)峠廃寺は、平安時代に建立され衰退したとされます。古文書や伝説が全く伝わっておらず謎が多い山寺です。南の山麓には平安時代の仏像(国重要文化財)が残る普門寺が現存しています。この峠の廃寺跡は、仏教が都から三河・遠江に伝播した時代の遺跡として興味が募ります。

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

出発：豊鉄バス嵩山バス停 (← 豊橋駅)
到着：JR東海道本線二川駅

コース状況／危険箇所等

尾根道は、細かなアップダウンが続くため、思ったより時間が掛かります。そして、疲労も増してきます。

その他周辺情報

【参考】豊橋自然歩道ガイドブック
https://www.city.toyohashi.lg.jp/15784.htm
【参考】湖西連峰ハイキングコースガイドマップ
http://kosaicity.com/map.html

写真

本坂トンネル開通記念碑。開通後30年間は有料でした。

豊橋自然歩道の案内板。横にトイレがあります。

嵩山蛇穴。縄文時代早期の洞窟遺跡(住居跡)なんですね。

最初の鉄塔から富士山と南アルプスが見えます。

南アルプス。塩見岳、荒川岳・赤石岳・聖岳が見えます。

富士山。鉄塔が立つ富幕山の右手に見えています。

猪鼻湖越しに舘山寺方面を望みます。

新居町・弁天島方面を望みます。

浜松市街地方面を望みます。アクトシティ浜松が目立ちます。

富士見岩から見る本宮山。

富士見岩(割岩)。岩に登ると四方が良く見えます。

富士見岩から見る富士山。

富士見岩から見る南アルプス。仙丈ヶ岳(右)も見えます。

富士見岩は鉄塔と隣り合わせです。

大知波峠廃寺跡。休憩場所に最適です。

静岡県側からの案内板。尾根道は豊橋自然歩道と重なります。

雨やどり岩の上から見る神石山(左)、座談山(右)。

神石山山頂近くから富士山と南アルプスが見えます。

神石山山頂の広場。

望寺岩。尖った岩そのものが信仰の対象であったようです。

座談山の鉄塔から見る夕暮れの富士山。

大山(左)、衣笠山・蔵王山(右)など渥美半島の山々。

豊橋市街地の向こうに遠望峰山・五井山・宮路山(中央奥)の陰。

東山(松明峠)。真っ暗になっちゃいました。😓

感想

mildセブンガ

　富士山が見たい、愛知県から見たい。この初夢を叶えるべく狙いを定めたのが弓張山地(湖西連峰)でした。嵩山に行くのは、30年前に姫街道を歩き本坂峠を越えたとき以来になります。
　この日は天候に恵まれ、展望ポイントでは夕方まで富士山を遠望することができたので、夢は十二分に叶いました。また、弓張山地を初めて縦走し、浜名湖方面の眺望の良さと広がりに、大変魅せられました。
　稜線は木々に囲まれ展望ポイントも多くはないものの、東は浜名湖の湖面を、西は彼方に三河湾の海面を、俯瞰することができます。弓張山地は、そんな稀有な魅力を持った低山である、と気付かされた山行になりました。