アツモリソウと出会う花の浮島・礼文岳ハイキング
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 497m
- 下り
- 481m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ間あり |
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過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道道40号線沿いにある登山者用の無料駐車場です。駐車可能台数は5〜6台といったところでしょうか。道路を挟んで海側に公衆トイレがあり、駐車場の隣地に飲料自販機が設置されています。 http://www.rebun.info/map_nairo.htm 駐車場前には、宗谷バス「香深(かふか)フェリーターミナル〜スコトン岬」路線の「内路バス停」があります。 http://www.soyabus.co.jp/routebus/rebun なお、最寄りのと言うよりも、島内唯一のコンビニは、セイコーマート香深店で、6時〜23時の営業です。 https://store.seicomart.co.jp/detail.php?nbr=21983 ●ハートランドフェリー 稚内↔️利尻島↔️礼文島を結ぶフェリー。他に江差↔️奥尻島の路線もあるみたいですね。 現在、新型コロナウィルス感染対策のため、急遽運休になる便もあり、私も礼文島滞在が一日短くなってしまいました。天候にもよりますので、運航情報にご注意を。 http://www.heartlandferry.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
北海道の離島・礼文島で最も標高の高い礼文岳(標高490m)に、現在唯一の登山ルートである東海岸の内路港にある登山口から、片道約4.5kmを往復しました。 標高350m前後から植生はハイマツ帯となり、森林限界上部の高山帯のような雰囲気になります。 ●内路登山口〜旧起登臼ルート分岐〜礼文岳 海岸に近い登山口からは、尾根まで60〜70m程を急登します。その後は勾配の緩やかな登り道となり、樹林帯を歩きます。本日は日差しがあり、気温が高くなりましたが、樹林帯の中はひんやりと涼しく、足元には可愛い花が咲いて気分の良いトレッキングができます。ただし、距離的には全体の3分の2ほどが樹林帯で、眺望はなく、やや単調な感じがします。 森の中にある「山頂まで3km」の標識が起登臼ルートとの分岐で、小さな広場になっています。その先で灌木帯に差し掛かると、ニセピークの先にある礼文岳を見ることができます。ここからは利尻山の姿も見られるようになります。少し先のピークは見晴台になっており、眼前には草原で覆われた礼文岳。周囲を見渡すと北は金田岬や自衛隊のレーダーサイト、東はこれまで登ってきた尾根と日本海、そして南に利尻山が見えて最高の景色です。 鞍部に向けて、一端、下降しながら岩場を通過しますが距離は短く、危険な感じではありません。そこからは頂上を見ながらの最後の登り。山頂からの景色は更に良くなりました。 ●全体的に 急登と言える箇所は駐車場からの登り始めのみで、全体的に勾配は緩いです。樹林帯は勾配の少ない土道で、湿っていると一部で滑りやすくなります。標識は少なめですが、道は明瞭でした。草原に出ると、細い尾根や露岩がありますが、危険を感じるほどではありません。 水場、トイレはありません。au携帯は一部で電波が不調でした。 |
その他周辺情報 | ●礼文島温泉うすゆきの湯 香深フェリーターミナルから徒歩3分と便利な場所にあります。大人600円。営業時間は12時〜22時で、無休です。 http://www.town.rebun.hokkaido.jp/hotnews/detail_sp/00001701.html ●炉ばた ちどり ちゃんちゃん焼きが有名とのことですが、オレンジ色のエゾバフンウニを敷き詰めたうに丼(5000円)が絶品。舌の上で濃厚な雲丹がとろけます。https://search.yahoo.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/hokkaido/A0109/A010906/1007832/top_amp/%3Fusqp%3Dmq331AQFKAGwASA%253D |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
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感想
北海道の北端にある稚内市の西60kmに浮かぶ礼文島と利尻島。利尻島には日本百名山に選ばれている利尻山があるため、この山を訪れるハイカーはとても多いですね。
私も随分昔に、沓形ルートを使って登頂し、山頂から見た日本海に沈む夕陽を見たことがありますが、ご無沙汰しています。
一方、北隣の礼文島は、約300種類の高山植物が咲く「花の浮島」と呼ばれており、花を見ながらのトレッキングを楽しむ方が多く訪れます。
https://www.rebun-island.jp/welcome/trekking.html
この礼文島には「レブン」の名前を関する植物も多く、特に特定国内希少野生動植物種に指定され、この島でしか見ることができない「レブンアツモリソウ」は有名で、今回、その愛らしい姿を目の当たりにすることができました。
天気が良ければ、アツモリソウ見学の後、8時間コースをトレッキングしてみたいと思いましたが、生憎の天候が続き、ようやく翌朝に登ることができたのが礼文岳でした。山頂からは、日本海を挟んだ利尻島方面を眺めると、雲海から頭を出した利尻山が良く見えました。この場所に立たないと観ることができない雄大な眺めに暫し時を忘れてしまうほどで、来てよかったです。
それにしましても、今までウニをありがたがらなかったsatonyaoが、香深港でウニ丼を食して感動していたのは意外でした。
。°(°`ω´ °)°。うまい〜 (・ω・;)そおか…
花あり、食ありの最北の離島に、次回は娘も連れて訪れてみたいものです。
はるばる来ましたよ礼文島。
はじめの急な登りのあとは、ゆるゆるのぼり、単調な道ながら、小さな花たちが楽しませてくれます。
そして頂上は圧巻の景色。礼文島が見渡せて遠く利尻岳をのぞめます。
ここまで来なければ見られない絶景。
ここまで来たら絶対に登るべき。
コメント
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