三国山・平標山 〜気持ちいい分水嶺歩き〜

2021年06月10日(木) [日帰り]

• GPS: 10:00
• 距離: 18.5km
• 登り: 1,643m
• 下り: 1,623m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:27
• 休憩: 0:27
• 合計: 9:54

5:58 三国峠登口
6:06 6:09 三国権現御神水
6:28 6:28 三国峠
7:21 7:21 三国山
7:39 7:40 ワラジカケマツノ頭
8:51 8:52 三角山
9:03 9:08 大源太山分岐
9:52 9:55 平標山乃家
10:46 10:47 平標山
11:43 11:44 平標山
12:15 12:21 平標山乃家
13:04 13:05 大源太山分岐
13:15 13:16 三角山
14:13 14:14 ワラジカケマツノ頭
14:34 14:34 三国山
15:17 15:17 三国峠
15:36 15:39 三国権現御神水
15:52 三国峠登口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三国トンネルの新潟県側坑口に10台程度の駐車場がある。トイレ、登山ポストはない。

コース状況／危険箇所等

白毛門から四阿山までの群馬と新潟・長野の県境に位置する100キロの稜線「ぐんま県境トレイル」と中央分水嶺の一部。特に危険なところはないがアップダウンが連続する。

その他周辺情報

群馬側に30分位のところに法師温泉長寿館がある。日本秘湯を守る会会員、国登録有形文化財。
昔、JRのフルムーン旅行のテレビコマーシャルで高峰秀子が出ていた温泉で有名になった。
http://www.hoshi-onsen.com/

写真

6/10 5:53

三国トンネルの新潟県側が登山口。5時40分で先着3台。群馬県側の坑口にも登山口はあるが駐車場が狭い。ただし、三国峠までは群馬県側から登った方が近い。

6/10 5:53

トンネル入り口の横にあるこの橋を渡って登る。
現在、新三国トンネルの工事中で来年には開通するようだ。

6/10 5:54

観光案内板

6/10 5:54

タニウツギがお出迎え

6/10 6:00

旧三国街道のつづら折れの登山道を進む。
東京電力送電線の管理用巡視路にもなっているようだ。

6/10 6:07

三国権現御神水が湧いていた。
下山時、この水で喉を潤し顔を洗った。

6/10 6:28

三国峠が見えてきた。

6/10 6:28

避難小屋を兼ねたような神社がある。

6/10 6:29

三国山を見上げる。

6/10 6:31

標高が上がったのでタニウツギはツボミ

6/10 6:33

ヤマツツジが満開
でも数は少ない。

6/10 6:35

ヤマツツジの花付きは良い

6/10 6:35

群馬側を振返ると三国街道が見える。

6/10 6:49

稲包山方面

6/10 6:50

新潟県側
佐武流山方面

6/10 6:56

ウラジロヨウラク
この辺りから所々にあったが、ツボミが多かった

6/10 6:57

このあたりから小さな虫が大量に出てきた。汗で濡れた手にいっぱい付いていた。
春セミも鳴いている。

6/10 6:58

レンゲツツジが満開。でも数は少ない

6/10 6:59

三国山

6/10 6:59

苗場山が見えてきた。

6/10 7:07

巻き道との分岐
ここは右に行く

6/10 7:09

ガレ場の階段を上る

6/10 7:10

苗場プリンスホテルが見えてきた。

6/10 7:14

稲包山方面
ぐんま県境稜線トレイル

6/10 7:14

天国に上る階段のようだ

6/10 7:18

階段を振り返る

6/10 7:19

頂上分岐に来た

6/10 7:21

三国山頂上
登山者が一人いた。

6/10 7:21

南方のみ開けている

6/10 7:23

ムラサキヤシオは終盤で落下盛ん

6/10 7:24

平標山・仙ノ倉山が見えてきた。

6/10 7:25

終盤のムラサキヤシオ

6/10 7:25

この稜線にはムラサキヤシオが多い。ボクが行ったことがある山のなかでは一番多い。
満開の時期に来ると見事だったろう。

6/10 7:30

巻き道との分岐

6/10 7:30

サラサドウダンが満開

6/10 7:38

ウラジロヨウラクはツボミ

6/10 7:39

花が咲いているようなモミジ？

6/10 7:40

オオイワカガミ
この先ずっとたくさんある。

6/10 7:40

オオイワカガミ

6/10 7:41

平標山・仙ノ倉山と手前は大源太山

6/10 7:43

ぐんま県境稜線トレイル
中央分水嶺の一部で群馬側（右）に降った雨は太平洋に、新潟側に降った雨は日本海に流れる。

6/10 7:44

シレネアオイがまだ残っていた。

6/10 8:05

ゴゼンタチバナ

6/10 8:05

チゴユリ

6/10 8:10

ぐんま県境稜線トレイル

6/10 8:11

コケモモかシラタマノキか？

6/10 8:14

終盤のムラサキヤシオ

6/10 8:17

アップで

6/10 8:17

青空をバックで

6/10 8:18

コシアブラ
食するには少し大きすぎるか？
この辺りにはたくさんあった。

6/10 8:32

ミヤマキンポウゲ
平標山までずっと咲いていた。

6/10 8:35

大源太山が近づいてきた
東斜面では涼風が吹いて気持ちいいが、新潟側の樹林帯に入ると風がなく暑い。

6/10 8:39

薄ピンクのイワカガミ

6/10 8:40

濃いピンクのイワカガミ

6/10 8:41

ミヤマキンポウゲ

6/10 8:47

シラネアオイの大株
花は終わり

6/10 8:50

三角山
浅貝への分岐

6/10 8:50

平標山

6/10 8:51

苗場山

6/10 9:00

サラサドウダン

6/10 9:03

大源太山の分岐
同じ名前の大源太山は谷川馬蹄形の清水峠近くにもある。

6/10 9:16

平標山と仙ノ倉山

6/10 9:16

エビス大黒の頭

6/10 9:17

苗場山

6/10 9:19

オオカメノキ

6/10 9:22

平標山

6/10 9:23

エビス大黒の頭

6/10 9:26

シャクナゲ
花が終盤で白くなっていたがハクサンシャクナゲではなくアズマシャクナゲだろう

6/10 9:27

平標山をバックにムラサキヤシオ

6/10 9:28

オオカメノキ

6/10 9:42

仙ノ倉山

6/10 9:49

タムシバの花をアップで

6/10 9:51

平標山の家が見えてきた。

6/10 9:48

タムシバも終盤

6/10 9:59

木道の階段を上る

6/10 10:09

直射日光が暑い

6/10 10:29

もうすぐ頂上

6/10 10:37

仙ノ倉山

6/10 10:45

頂上に着いた。

山頂のボク

正面から

お花畑に向かう。

6/10 10:47

お花畑見ながらお昼にしよう

6/10 10:51

ミヤマキンポウゲとハクサンイチゲ

6/10 10:51

写真を撮るのに夢中の同行者

6/10 10:53

ミヤマキンポウゲ

6/10 10:53

ハクサンイチゲとハクサンコザクラ

6/10 10:57

これも

6/10 10:59

仙ノ倉山
気持ちいい稜線

6/10 11:23

お花畑

6/10 11:23

平標山

6/10 11:24

仙ノ倉山

6/10 11:29

6/10 11:34

ミヤマキンポウゲとハクサンコザクラ

6/10 11:35

ハクサンコザクラアップ

6/10 11:35

ハクサンイチゲは全体では5〜6分咲き程度
これからどんどん咲いてくる。

6/10 11:36

ハクサンコザクラは満開
簡単な雪割草との見分け方は花びらの形。5枚ある花びらの切れ込みがやや深いのがハクサンコザクラでやや浅くハート形になっているのが雪割草

6/10 11:37

お花畑

6/10 11:38

さて、帰路につきます。

6/10 11:43

平標山頂上
正面は苗場山

6/10 11:43

階段を下りる

6/10 11:53

ぐんま県境稜線トレイル
　中央分水嶺

6/10 12:06

ワタスゲ

6/10 12:06

少しアップで

6/10 12:18

山の小屋
ここで即効性のエネルギー補給のためコカコーラを買って飲んだ。

6/10 12:20

鐘を鳴らす同行者

6/10 12:29

コバイケイソウのツボミ

6/10 12:39

ツバメオモトかな？
この辺りにはいっぱいあった。

6/10 13:04

大源太山分岐

6/10 13:04

マイズルソウがたくさん

6/10 13:13

ゴゼンタチバナ

6/10 13:17

浅貝分岐の三角山

6/10 14:19

三国山巻道分岐
6月だというのに真夏を思わせるようなセミの大合唱が聞こえる

6/10 14:28

頂上分岐

6/10 14:31

三国山頂上

頂上に鐘があったが、鐘を鳴らす槌がないので石で叩く

6/10 14:39

階段を下りる

6/10 15:13

三国峠

6/10 15:16

左に行くと稲包山

6/10 15:52

駐車場に着いた。誰もいなくなった。

撮影機器：

AQUOS ZETA SH-04H docomo シャープ

感想

女峰の爺

先週末、翌週の予想天気図を見たら10・11日は高気圧が日本列島を覆い両日とも快晴が予想されていた。梅雨入り直前のこんないい日に仕事なんてやっていられません。たまたま仕事が一段落したので会社を休んで行ってきた。
実際の天気は、雲一つない快晴とはいかなかったものの予報どおりの晴れで、下界が30度を超える暑さのなか、帰路では吹き出た汗が涼風に冷やされて塩の結晶となった。
この時期、花畑で有名な平標山は、ハクサンイチゲ、ハクサンコザクラなどの高山植物が花盛りで、平日にも関わらずたくさんの登山者が訪れていた。