ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3262725
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

赤湯温泉〜苗場山ピストン

2021年06月10日(木) 〜 2021年06月11日(金)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
12:52
距離
23.0km
登り
2,086m
下り
2,061m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:50
休憩
1:21
合計
11:11
4:48
17
5:05
5:05
14
5:19
5:20
6
5:26
5:31
28
5:59
5:59
17
6:16
6:16
23
6:39
6:40
6
6:46
6:57
24
7:21
7:21
33
7:54
7:54
56
8:50
8:50
79
10:09
10:10
44
10:54
11:13
26
11:43
11:43
6
12:37
12:46
34
13:20
13:21
60
14:21
14:21
42
15:03
15:04
24
15:28
15:36
23
2日目
山行
1:50
休憩
0:12
合計
2:02
8:07
8:13
26
8:39
8:39
16
8:55
8:56
22
9:18
9:23
7
9:30
9:30
18
9:48
9:48
16
10:04
10:04
1
10:05
ゴール地点
天候 2日間とも快晴
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
関越自動車道月夜野ICで国道17号線に降り、三国峠を越えて浅貝集落に入る。苗場プリンスホテルの前で国道17号線を左に逸れて、ホテルとみやを過ぎたら左折し橋を渡ったら右折して赤湯林道に入る。林道沿いに4〜5キロ進むと小日橋。クルマが入れるのはここまで。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは小日橋横にあります。
赤湯温泉までの林道&登山道はよく整備されており、危険箇所は特にありません。
赤湯温泉から苗場山山頂台地までの昌次新道(しょうじしんどう)は、雪はほぼありません。ただ、台地直下の鎖場には雪庇が残っていて登山道を塞いでいましたが、雪庇脇の熊笹をひっつかんで上がれました。6月中には融けてなくなると思います。
小日橋です。
2021年06月10日 04:46撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 4:46
小日橋です。
小日橋横のスペースに停めました。
先客はいません。クルマの後ろに登山ポストがあります。
2021年06月10日 04:47撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 4:47
小日橋横のスペースに停めました。
先客はいません。クルマの後ろに登山ポストがあります。
鎖を絡めてあるだけのウェルカムな林道ゲート。
いよいよここからが赤湯温泉道。
2021年06月10日 05:00撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 5:00
鎖を絡めてあるだけのウェルカムな林道ゲート。
いよいよここからが赤湯温泉道。
柄にもなく、花の写真をたくさん撮りましたが、情けないことにシャクナゲ以外、名前がまったくわかりません。
2021年06月10日 05:02撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 5:02
柄にもなく、花の写真をたくさん撮りましたが、情けないことにシャクナゲ以外、名前がまったくわかりません。
棒沢橋です。とても安心感のある橋です。
2021年06月10日 05:24撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 5:24
棒沢橋です。とても安心感のある橋です。
2021年06月10日 05:24撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 5:24
手作り感溢れる味わい深い標識です。
2021年06月10日 05:25撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 5:25
手作り感溢れる味わい深い標識です。
釜段の滝?どうみても堰堤っぽいので、きっと違うと思います。
2021年06月10日 05:26撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 5:26
釜段の滝?どうみても堰堤っぽいので、きっと違うと思います。
1184圏。赤湯温泉道最高点。登り基調はここまで。細かいアップダウンはありますが、ここから赤湯温泉まで山腹トラバースで緩やかに下っていきます。
2021年06月10日 05:59撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 5:59
1184圏。赤湯温泉道最高点。登り基調はここまで。細かいアップダウンはありますが、ここから赤湯温泉まで山腹トラバースで緩やかに下っていきます。
朝っぱらからヒグラシの大合唱でうるさいほど。新緑が目に眩しい。
2021年06月10日 06:27撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 6:27
朝っぱらからヒグラシの大合唱でうるさいほど。新緑が目に眩しい。
赤湯2号橋が見えてきました。
2021年06月10日 06:39撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 6:39
赤湯2号橋が見えてきました。
渡ればすぐ赤湯温泉です。
2021年06月10日 06:42撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 6:42
渡ればすぐ赤湯温泉です。
渡って右に曲がれば、露天風呂が見えてきます。
2021年06月10日 06:42撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 6:42
渡って右に曲がれば、露天風呂が見えてきます。
橋から上流側。
2021年06月10日 06:42撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 6:42
橋から上流側。
同じく橋から下流側。
2021年06月10日 06:42撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 6:42
同じく橋から下流側。
「青湯」。女性専用だからというわけではありませんが、受付前に足を踏み入れるのは何となく気が咎めたのでそのままスルーです。どうせ後で入るし。
2021年06月10日 06:44撮影 by  iPhone XR, Apple
1
6/10 6:44
「青湯」。女性専用だからというわけではありませんが、受付前に足を踏み入れるのは何となく気が咎めたのでそのままスルーです。どうせ後で入るし。
こちらは「玉子湯」と「薬師湯」。この、時代がかったお触書のような案内板が何ともいい味を醸し出しています。
2021年06月10日 06:45撮影 by  iPhone XR, Apple
1
6/10 6:45
こちらは「玉子湯」と「薬師湯」。この、時代がかったお触書のような案内板が何ともいい味を醸し出しています。
「玉子湯」と「薬師湯」の前にある祠1
2021年06月10日 06:45撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 6:45
「玉子湯」と「薬師湯」の前にある祠1
「玉子湯」と「薬師湯」の前にある祠2
2021年06月10日 06:45撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 6:45
「玉子湯」と「薬師湯」の前にある祠2
赤湯温泉山口館が姿を現しました。
2021年06月10日 06:46撮影 by  iPhone XR, Apple
1
6/10 6:46
赤湯温泉山口館が姿を現しました。
色々経緯が横に書いてありましたが、場違い感満載なご神体。もしかしてここは所謂「子宝の湯」か?
2021年06月10日 06:46撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 6:46
色々経緯が横に書いてありましたが、場違い感満載なご神体。もしかしてここは所謂「子宝の湯」か?
受付で小屋番の方に挨拶して、ザックの中身の一部をデポさせてもらいました。
今日の小屋番さんはオーナーの妹さんとのことで、笑顔の優しい、いい人オーラ全開の方でした。
2021年06月10日 06:46撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 6:46
受付で小屋番の方に挨拶して、ザックの中身の一部をデポさせてもらいました。
今日の小屋番さんはオーナーの妹さんとのことで、笑顔の優しい、いい人オーラ全開の方でした。
河原で腹ごしらえをしてから、小屋の上流側にある橋を渡って、苗場山へ出発です。
2021年06月10日 07:03撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 7:03
河原で腹ごしらえをしてから、小屋の上流側にある橋を渡って、苗場山へ出発です。
高度感はまったくありません。
2021年06月10日 07:06撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 7:06
高度感はまったくありません。
上流側が「1号橋」、下流側が「2号橋」なのね。
2021年06月10日 07:07撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 7:07
上流側が「1号橋」、下流側が「2号橋」なのね。
橋を渡った後、ここまで100mほど登ります。
2021年06月10日 07:20撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 7:20
橋を渡った後、ここまで100mほど登ります。
せっかく登ったのに、再度、九十九折りで河原近くまで下って橋を渡ります。
2021年06月10日 07:29撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 7:29
せっかく登ったのに、再度、九十九折りで河原近くまで下って橋を渡ります。
どの橋も重量鉄骨造です。どうやって運んでどうやって架けたのか、すごすぎます。
2021年06月10日 07:30撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 7:30
どの橋も重量鉄骨造です。どうやって運んでどうやって架けたのか、すごすぎます。
名前がわかりません、その2。
2021年06月10日 07:43撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 7:43
名前がわかりません、その2。
名前がわかりません、その3。
2021年06月10日 07:47撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 7:47
名前がわかりません、その3。
名前がわかりません、その4。
2021年06月10日 07:53撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 7:53
名前がわかりません、その4。
冷たくて美味しい水です。暑さのあまり、ザックにぶら下げたマッコリカップで何杯もガブ飲みしてしまいました。
2021年06月10日 08:19撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 8:19
冷たくて美味しい水です。暑さのあまり、ザックにぶら下げたマッコリカップで何杯もガブ飲みしてしまいました。
2021年06月10日 08:48撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 8:48
名前がわかりません、その5。
2021年06月10日 09:06撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 9:06
名前がわかりません、その5。
名前がわかりません、その6。
2021年06月10日 09:13撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 9:13
名前がわかりません、その6。
名前がわかりません、その7。
2021年06月10日 09:14撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 9:14
名前がわかりません、その7。
これだけはわかります。シャクナゲです。
2021年06月10日 09:17撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 9:17
これだけはわかります。シャクナゲです。
名前がわかりません、その8。
2021年06月10日 09:21撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 9:21
名前がわかりません、その8。
名前がわかりません、その9。
2021年06月10日 09:23撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 9:23
名前がわかりません、その9。
○○のひとつ覚え。シャクナゲ。
2021年06月10日 09:30撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 9:30
○○のひとつ覚え。シャクナゲ。
「これが○○山、あれが△△岳」なーんて同定できるとカッコいいんですが…。
2021年06月10日 09:39撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 9:39
「これが○○山、あれが△△岳」なーんて同定できるとカッコいいんですが…。
ここから撮りました。
2021年06月10日 09:40撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 9:40
ここから撮りました。
岩本体を撮り忘れてしまいました。余裕がなくなりつつあります。
2021年06月10日 10:00撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 10:00
岩本体を撮り忘れてしまいました。余裕がなくなりつつあります。
名前がわかりません、その10。
2021年06月10日 10:00撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 10:00
名前がわかりません、その10。
名前がわかりません、その11。
2021年06月10日 10:47撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 10:47
名前がわかりません、その11。
写真を撮り忘れましたが、山頂台地に這い上がる直前の鎖場は、強行突破するにはあまりにも危険な腐れ雪の雪庇で塞がれていましたので、雪庇と岩の境目の押しつぶされている熊笹を掴んで、腕力任せで攀じ登りました。
2021年06月10日 11:15撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 11:15
写真を撮り忘れましたが、山頂台地に這い上がる直前の鎖場は、強行突破するにはあまりにも危険な腐れ雪の雪庇で塞がれていましたので、雪庇と岩の境目の押しつぶされている熊笹を掴んで、腕力任せで攀じ登りました。
池塘です。
2021年06月10日 11:16撮影 by  iPhone XR, Apple
2
6/10 11:16
池塘です。
先日行った尾瀬ヶ原と比較して、植生が茶色基調なせいか荒涼感が漂います。盛夏の頃は、もっと青々としているんでしょうね。
2021年06月10日 11:20撮影 by  iPhone XR, Apple
1
6/10 11:20
先日行った尾瀬ヶ原と比較して、植生が茶色基調なせいか荒涼感が漂います。盛夏の頃は、もっと青々としているんでしょうね。
ところどころまだ雪が残っています。
2021年06月10日 11:31撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 11:31
ところどころまだ雪が残っています。
2021年06月10日 11:37撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 11:37
意外と地味な標識。
2021年06月10日 11:44撮影 by  iPhone XR, Apple
2
6/10 11:44
意外と地味な標識。
三角点
2021年06月10日 11:44撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 11:44
三角点
苗場山頂ヒュッテ入口。何なんでしょう?このバリア感というかシャットアウト感は。コロナ禍にもかかわらず、のこのこ登ってきた方が悪いと言われればそれまでですが、やっとの思いで登ってきた人がこれを読んでどう感じるか、何も考えないのでしょうか?覗いてみる気すら失せました。
2021年06月10日 12:03撮影 by  iPhone XR, Apple
1
6/10 12:03
苗場山頂ヒュッテ入口。何なんでしょう?このバリア感というかシャットアウト感は。コロナ禍にもかかわらず、のこのこ登ってきた方が悪いと言われればそれまでですが、やっとの思いで登ってきた人がこれを読んでどう感じるか、何も考えないのでしょうか?覗いてみる気すら失せました。
ヒュッテ前のプチ雪原。ぐずぐずの腐れ雪なので、あと数日程度で融けると思います。
2021年06月10日 12:06撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 12:06
ヒュッテ前のプチ雪原。ぐずぐずの腐れ雪なので、あと数日程度で融けると思います。
絶景です。
2021年06月10日 12:17撮影 by  iPhone XR, Apple
1
6/10 12:17
絶景です。
名前がわかりません、その12。
2021年06月10日 12:53撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 12:53
名前がわかりません、その12。
名前がわかりません、その13。
2021年06月10日 12:57撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 12:57
名前がわかりません、その13。
なぜか登りでは気がつきませんでした。
2021年06月10日 12:59撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 12:59
なぜか登りでは気がつきませんでした。
シャクナゲしかわからない自分が悲しい。
2021年06月10日 13:13撮影 by  iPhone XR, Apple
1
6/10 13:13
シャクナゲしかわからない自分が悲しい。
名前がわかりません、その14。
2021年06月10日 14:07撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 14:07
名前がわかりません、その14。
なぜ登りの時に気がつかないのか。
2021年06月10日 15:04撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 15:04
なぜ登りの時に気がつかないのか。
赤湯温泉に戻ってきました。いよいよ玉子湯に入ります。
ちょっとぬる目で、長湯が苦手な私でもゆっくり浸かることができました。
2021年06月10日 16:22撮影 by  iPhone XR, Apple
2
6/10 16:22
赤湯温泉に戻ってきました。いよいよ玉子湯に入ります。
ちょっとぬる目で、長湯が苦手な私でもゆっくり浸かることができました。
苗場山からの下山時、赤湯温泉に帰りつく直前の河原で間抜けにも足を滑らせて転倒。岩に頭をぶつけてパックリ割ってしまいました。頭部なので、傷の割りに血が止まらず焦りましたが、ホワイトテープを貼って、手ぬぐいでグルグル巻きにして無理矢理止血しました。
2021年06月10日 16:33撮影 by  iPhone XR, Apple
1
6/10 16:33
苗場山からの下山時、赤湯温泉に帰りつく直前の河原で間抜けにも足を滑らせて転倒。岩に頭をぶつけてパックリ割ってしまいました。頭部なので、傷の割りに血が止まらず焦りましたが、ホワイトテープを貼って、手ぬぐいでグルグル巻きにして無理矢理止血しました。
今日の宿泊客は私1人だけ。完全貸切です。ものすごい贅沢感となんとなく申し訳ない感。
2021年06月10日 17:17撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 17:17
今日の宿泊客は私1人だけ。完全貸切です。ものすごい贅沢感となんとなく申し訳ない感。
夕食はわがままを言って18時から。山菜の天ぷらとタケノコの味噌汁が絶品でした。
ごはんと味噌汁をお代わりしました。
2021年06月10日 17:26撮影 by  iPhone XR, Apple
2
6/10 17:26
夕食はわがままを言って18時から。山菜の天ぷらとタケノコの味噌汁が絶品でした。
ごはんと味噌汁をお代わりしました。
ランプのほの暗さがいい感じです。前日、殆ど寝てなかったこともあり、登山の疲れと傷の痛みも相まって、いつの間にか寝落ちしてしまいました。
2021年06月10日 19:51撮影 by  iPhone XR, Apple
6/10 19:51
ランプのほの暗さがいい感じです。前日、殆ど寝てなかったこともあり、登山の疲れと傷の痛みも相まって、いつの間にか寝落ちしてしまいました。
本館ではなく、別館にただ1人で宿泊です。部屋はどこでも選び放題で、眺めのよい2階の部屋にしました。
2021年06月11日 05:43撮影 by  iPhone XR, Apple
6/11 5:43
本館ではなく、別館にただ1人で宿泊です。部屋はどこでも選び放題で、眺めのよい2階の部屋にしました。
薬師湯です。玉子湯よりも熱めです。
2021年06月11日 05:46撮影 by  iPhone XR, Apple
6/11 5:46
薬師湯です。玉子湯よりも熱めです。
昨日、「玉子湯」と「薬師湯」に入ったので、朝風呂は本来、女性専用の「青湯」です。1人なので人目も気にせず素っ裸で入りたい放題です。
2021年06月11日 05:48撮影 by  iPhone XR, Apple
1
6/11 5:48
昨日、「玉子湯」と「薬師湯」に入ったので、朝風呂は本来、女性専用の「青湯」です。1人なので人目も気にせず素っ裸で入りたい放題です。
3つの温泉のうち、この「青湯」が温度も泉質も自分に合っているような気がしました。
2021年06月11日 05:48撮影 by  iPhone XR, Apple
6/11 5:48
3つの温泉のうち、この「青湯」が温度も泉質も自分に合っているような気がしました。
3つの温泉に浸かるたびに体温が上がって上気するからか、昨日せっかく血の止まった傷から再び出血して顔中血だらけになるということを繰り返しながら徘徊しました。本当に宿泊客が自分だけでよかったです。他の人が見たらただのホラーでしかない。
2021年06月11日 05:52撮影 by  iPhone XR, Apple
6/11 5:52
3つの温泉に浸かるたびに体温が上がって上気するからか、昨日せっかく血の止まった傷から再び出血して顔中血だらけになるということを繰り返しながら徘徊しました。本当に宿泊客が自分だけでよかったです。他の人が見たらただのホラーでしかない。
本館入口です。この雑然とした感じがいかにも昔ながらの山小屋らしくていい。北アルプスの山小屋なら許せなくてもここならNo Problem。
2021年06月11日 06:04撮影 by  iPhone XR, Apple
1
6/11 6:04
本館入口です。この雑然とした感じがいかにも昔ながらの山小屋らしくていい。北アルプスの山小屋なら許せなくてもここならNo Problem。
朝食です。またもやご飯と味噌汁をお代わり。
2021年06月11日 07:12撮影 by  iPhone XR, Apple
1
6/11 7:12
朝食です。またもやご飯と味噌汁をお代わり。
実際は川の流れに日の光が反射してとてもきれいなのですが、それを伝えられない腕のなさ。
名残惜しいですが、これから撤収です。
2021年06月11日 08:05撮影 by  iPhone XR, Apple
6/11 8:05
実際は川の流れに日の光が反射してとてもきれいなのですが、それを伝えられない腕のなさ。
名残惜しいですが、これから撤収です。
小日橋まで戻ってきました。
2021年06月11日 10:03撮影 by  iPhone XR, Apple
6/11 10:03
小日橋まで戻ってきました。

感想

 赤湯温泉のことを知ったのは、3,4年前に電子書籍アプリのお試し読み放題で読んだ、昭和30年代前半の日本奥地紀行を綴った「日本の秘境」(岡田喜秋著)という本でした。ネットで調べてみると、登山記録が色々出ていたり、HPもちゃんとあったりで知る人ぞ知る秘湯としてけっこう有名ということを知るに及んで何としても行きたいとずっと思い続けてきて、自分の境遇や色々なタイミングが合って、今回やっと叶いました。
 これまで宿泊を伴う山行はすべてテント泊で、山小屋には一度も泊まったことがありません。理由は簡単で、協調性がまるでないため、1枚の布団を赤の他人3人で分け合うとか、消灯時間が決められているとか、トイレに行くのにも気を遣うとかの山小屋泊あるあるが嫌でたまらないからです。なので、少し沈静化してきたとは言え、まだまだコロナ禍の今なら逆にもしかしたら空いているかもと思い、うまくいけば個室の可能性もありかという甘い考えの下、予約の電話を入れたところ、当日の宿泊客は自分1人だけとのこと。安堵をあっさり通り越して、かえって自分1人のために小屋を開けて待っていてくれるのかと思うと申し訳ない気持ちにさえなりましたが、それも一瞬だけで、ワクワクして当日を迎えました。
 ということで、今回の山行は赤湯温泉山口館宿泊がメインではありますが、山に登らない山行は自分的にはあまりにも物足りないので、おまけとして苗場山にも登ることにしました。
 小日橋から林道終点までは林道だけに歩きやすく、何だか奥多摩の三条の湯へ向かうときのお祭り登山口から片倉谷ゲートまでの道のりに似ています。棒沢橋を渡ると本格的な登山道に入ります。本格的といっても30分ほどで赤湯登山道最高点の鷹待峠(1184圏)に到達して、後は細かいアップダウンはあるものの、見返り松を経て赤湯温泉まで山腹トラバースで緩やかに下っていきます。赤湯2号橋を渡って川沿いの露天風呂を横目に歩いていくと赤湯温泉山口館です。場違いな「ご神体」が異様な気配を醸し出しています。建物は思っていたより大きく立派でした。入口でブザーを押すと、「はーい!」と元気な声がして「ニコニコいい人オーラ全開」の女性が出てきてくれました。予め話が通じているようで「気をつけて苗場山まで行って来てください」とザックの中身を預かってくれました。
 小屋前の岩だらけの河原で、持参したパンの朝飯を食べてからいよいよ苗場山へ向けて標高差約1100mを出発です。まず、赤湯1号橋で対岸に渡って100mほど登ると赤倉山分岐に出ますが、またすぐ九十九折りを下って河原に下りまた橋を渡ると、苗場山への登山道がスタートです。苗場山まではすべて樹林帯の中を登って行きますが、一本調子の登りではなく、九十九折や直登系の登りがしばらく続いた後は今度は緩やかな尾根歩きになったりの繰り返しで飽きません。途中、お助けロープが垂れ下がっている急登がいくつかありましたが、結局、登りも下りも使うことはありませんでした。登山道脇には色々な高山植物が咲いていて、片っ端から写真を撮りまくりましたが、情けないことにシャクナゲ以外何一つ名前が分かりませんでした。苗場山頂台地直下の登山道は鎖場になっていましたが、グズグズ腐れ雪の雪庇に覆われて塞がれて直登はできそうにありません。雪庇の下は雪が融けて空洞になっていましたが、その下を潜っていくような勇気はサラサラなく、雪庇と岩場の境目に自生している熊笹を掴んで体を引き上げればさほど苦もなく台地に出られました。
 山頂台地は所々まだ雪田が残っていて、どこが木道かわからないようなところもありましたが、ショートカットできる分、歩くには苦労しませんでした。池塘が広がり針葉樹が点在する台地は見ごたえがありましたが、全体的に枯れ色で先日訪れた尾瀬ヶ原と比較すると荒涼感が漂っているように感じてしまいました。苗場山頂ヒュッテに着くと、ヒュッテ前のテラスで鼻歌を歌いながら、何に使うのか藁を1本1本ハサミで切っている、話しかけるには少しクセが強すぎそうなおじさんがいましたが、どうしても山バッジが買いたかったので意を決して声をかけてみると果たしてヒュッテの関係者でした。テラスのベンチで昼ご飯を食べた後は、苗場山山頂まで行って写真を撮ったり、日向ぼっこしたりして1時間ぐらいウダウダした後、下山開始です。
 山に行くといつもそうなのですが、登りのときより下山の方が時間が長く感じてしまいます。実際には物理的にみても下りの方が早いのは自明なのですが、なぜだか下りの方が長く感じてしまうのです。原因のひとつには自分自身が登りより圧倒的に下りが苦手ということがあるような気がしています。山に行く度、少なくとも最低1回は下山のときに足を滑らせて転んでしまうジンクスがあります。今日はそうならないよう、慎重に慎重に下ったせいかいつもより尚更長く感じましたが、赤湯1号橋まで一度もコケずに戻ってくることができました。
 しかし、好事魔多し。ジンクスは繰り返すからこそジンクス。山小屋まであと50mもない河原の岩場で足を滑らせてバランスを崩し転倒。頭を岩にしたたかにぶつけてしまいました。悪態をつきながら額を押さえると、ヌルッとした覚えのある感覚とともに血がボタボタと岩に滴り落ちました。一般に頭部は皮膚直下に多くの血管が走り、皮下脂肪も薄いことから傷のわりに出血が多くなるということは知っていましたが、想定以上の出血と、なかなか止まらないことに我ながら焦りました。数年前、台風直撃下の涸沢カールでテント用のベニヤ板を運搬中に板ごと岩場に吹き飛ばされて頭から大出血して以来の久しぶりの負傷です。血だらけの手拭いを頭に巻いて、小屋番の方に帰還とケガを報告すると、絆創膏を持ってきてくれただけでなく、治療を手伝っていただきました。本当にご心配とお手数をおかけしました。
 宿泊客は私1人とのことで、本館・別館含め部屋はどこでも選び放題ということでしたので、小屋番さんイチ推しの別館2階の部屋にしました。10人は余裕で寝られる広さに私1人という超贅沢な仕様です。照明はランプ1つ。照度はあまり高くないので、暗くなったら寝るしかやることがありません。
 さて、よくよく見るとけっこう傷口が深く大きいことに改めて驚きながらも、ようやく出血も止まったことから、汗だくの服を脱ぎ捨てて温泉へ。まずは茶色い玉子湯から。時間や季節によって温度が変動するとのことでしたが、今日はぬるめの湯温で長湯ができない私でもまったりと浸かることができました。続いて薬師湯へ。半濁の湯色で玉子湯より熱め。しばらく浸かっていると、汗とは異なる感触が顔を伝います。湯に浸かって上気したせいなのか、止血したはずの傷口がいつの間にやら再び開いて再出血。急いで湯から上がって、絆創膏の上からホワイトバンテージをベタベタ貼って強引に止血。時折、血が垂れてきましたが、もう気にしないことにしました。
 お待ちかねの夕飯は18時から。全部美味しかったですが、中でも山菜の天ぷらとタケノコの味噌汁はとても美味しく、何年かぶりにご飯もお代わりして満腹になりました。夕食後はお茶をいただきながら小屋番の方から色んなお話を伺いとても興味深かったです。今夜は晴れているので星がよく見えるだろうから、夜中、行燈を灯して風呂に入るといい、と勧められましたが、部屋に戻ってひと心地ついたら、前日からの寝不足と登山の疲れとランプの柔らかな明かりのせいで、急激に睡魔が襲ってきていつの間にか寝落ちしてしまいました。
 翌日は朝4時過ぎに目が覚めたので、着替えやザックの中身を整理した後、昨夜入りそびれた「青湯」に浸かりにいきました。「玉子湯」「薬師湯」「青湯」の3つの温泉のうちではこの「青湯」が温度も泉質も自分に一番合っているように感じがしました。
 紅葉の時期になったらもう一度来ようと思います。
 

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