上高地 嘉門次小屋〜大正池など見たかった所を散策

2021年06月15日(火) [日帰り]

• GPS: 06:30
• 距離: 16.4km
• 登り: 50m
• 下り: 50m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:08
• 休憩: 1:22
• 合計: 6:30

9:53 河童橋
10:11 10:11 岳沢湿原・岳沢登山口
11:18 11:21 山のひだや
11:26 11:54 嘉門次小屋
12:08 12:24 明神池
12:30 12:30 嘉門次小屋
12:35 12:35 明神橋
12:40 12:45 明神館
13:26 13:27 小梨平
13:38 13:42 河童橋
13:47 14:05 無料トイレ
14:05 14:05 河童橋
14:10 14:11 無料トイレ
14:18 14:18 上高地アルペンホテル
14:32 14:32 ウェストン碑
14:37 14:39 上高地温泉ホテル
14:43 14:44 田代橋
15:20 15:22 大正池
15:54 15:55 田代橋
16:03 16:03 ウェストン碑
16:13 16:13 上高地アルプス山荘
16:21 16:21 無料トイレ
16:23 ゴール地点

天候

雷雨予想も出ていましたが、晴れ時々曇り、一時ちょっとだけ雷雨でした。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

名神、東海北陸道、中部循環道などで、平湯温泉まで自家用車で行き、翌日、バスで上高地入り、一泊してバスで平湯まで戻り、自家用車にて帰りました。

コース状況／危険箇所等

木道なども良く整備され、危険個所は有りません。
熊の目撃情報有り、当日の早朝にも田代橋から、田代湿原へ入る所でも目撃された看板が出ておりました。
なので熊鈴を鳴らしながら歩きました。

その他周辺情報

温泉も、ランチも、カフェも、宿泊も色々豊富に楽しめます。

写真

6/15 9:41

天気は崩れる予想ですが、なんとか晴れてくれました。
昔の散髪屋さんに飾って有った絵、そのままの景色です。

6/15 9:44

6/15 9:44

梓川の澄み切った流れに、心も洗われます。

6/15 9:57

河童橋の目の前のホテルに荷物を預けて、岳沢湿原方面へと向かいます。

6/15 10:07

6/15 10:08

レンゲツツジがちょうど見頃です。

6/15 10:09

岳沢湿原から六百山　レンゲツツジがワンポイント

6/15 10:10

6/15 10:11

ツボスミレ

6/15 10:13

6/15 10:15

魚が宙に浮いているみたい　イワナだと思ったら、ブラウントラウトなんですね。

6/15 10:16

キツリフネソウ（白い花はクルマムグラ）

6/15 10:17

青空が出ています。

6/15 10:18

梓川右岸を散策しながら、明神の方へと向かいます。

6/15 10:23

6/15 10:24

クルマムグラ

6/15 10:30

スダヤクシュ

6/15 10:36

少し遠くに焼岳

6/15 10:39

マイヅルソウ

6/15 10:42

広葉樹も良いですね。

6/15 10:43

エゾムラサキ

6/15 10:47

タガソデソウ　山梨、岐阜、長野だけに生えている希少種なんですね。
漢字で書くと、誰袖草

6/15 10:48

オドリコソウ
いつも良く見る紫のものは、ヨーロッパ原産の帰化植物　ヒメオドリコソウ　シソ科オドリコソウ属で同じ仲間なんですが、花は全然違いますね。

6/15 10:50

ミヤマカラマツ

6/15 10:51

6/15 11:04

ラショウモンカズラ

6/15 11:06

ミヤマカラマツ

6/15 11:07

もうすぐ明神池です。

6/15 11:08

水の流れに見とれてしまいます。

6/15 11:12

カンボク

6/15 11:24

穂高神社奥宮

6/15 11:25

そして、今回の私のメインイベント　イワナの骨酒を飲むべく、嘉門次小屋へと到着です。

6/15 11:26

囲炉裏の部屋の撮影をさせて頂きました。

6/15 11:27

訪れる事が出来て嬉しいです。

6/15 11:27

上条家門次が使っていた猟銃と、ウエストンから送られたと云うピッケルが飾られています。

6/15 11:30

そびえる明神岳

6/15 11:33

まず席を確保してから、券売機で食券を購入、スタッフに渡すと、出来上がり次第、席までそれぞれ届けて頂けるシステムです。

6/15 11:35

夢にまで見たイワナの骨酒〜♪

6/15 11:37

イワナの塩焼きの定食です。
イワナが、頭から、尻尾、骨まで柔らかく、美味しく頂きました。
炭火でじっくり焼いているからなんですね。

6/15 11:43

割とガツンと来る、ストロングなお酒に、イワナの燻製の滋養がじわっと感じられます。
イワナを食べると、かなりスモーキーに燻製してある事が分かります。

6/15 12:00

嘉門次小屋を堪能して、すぐ奥の穂高神社奥宮にお参りです。
こちらで御朱印を頂きます。

6/15 12:05

6/15 12:07

奥宮にお参り　登山の安全などをお祈りします。

6/15 12:10

先ほどの一之池に続いて、こちらが二之池

6/15 12:12

奥へ奥へと進むと、ゴゼンタチバナが咲き乱れておりました。

6/15 12:14

6/15 12:17

明神岳から涌き出し、明神池から梓川へと注がれて行きます。

6/15 18:58

帰りに社務所に預けていた御朱印帳を頂きます。
今回の穂高神社さんの御朱印。

6/15 18:59

こちらは、最後に、奥穂に登った時の、御朱印を頂きました。
日付が正確に分かれば、過去のものも頂く事が出来ました。

6/15 12:30

穂高神社奥宮を後にし、名残惜しいのですが、嘉門次小屋にもお別れです。

6/15 12:35

明神岳　雲がだんだんと降りて来ます。
雷雨の予報が出ていたのが、いよいよな感じになって来ました。

6/15 12:44

明神館に来ました。
ピンバッジを購入です。

6/15 12:53

少しパラパラと雨が落ちて来ましたが、すぐにおさまりました。

6/15 12:55

6/15 12:56

サンカヨウには少し遅いのですが、一生懸命探していました。
お〜っ！と思いましたが、蕗から一輪草がひょっこり出ているだけでした。

6/15 13:15

落雷？何があったのでしょうか？

6/15 13:24

ショウキラン

6/15 13:27

その昔、一人目の子が一歳になった夏に泊まった、小梨平のログコテージ　あの頃の懐かしい日が蘇ります。

6/15 13:35

清水川の流れ

6/15 13:45

河童橋の畔で、絵に手を加えては、景色を眺め、そして絵の、川の表情を手直ししておりました。
もう60年もこちらで絵を描き続けている渡辺勝夫さん、有名な渡辺画伯なんですね。

6/15 14:08

河童橋まで戻って来ました。
五千尺ホテルのカフェで一休みします。

6/15 13:49

愛妻は、レアチーズケーキ

6/15 13:50

私は、アップルパイ　飲み物は、アイスコーヒーにしました。

6/15 14:12

穂高方面　稜線は隠れていますが、なんとか見えています。

6/15 14:13

焼岳方面も見えています。
梓川が良いですね。

6/15 14:14

今日の宿です。

6/15 14:17

大正池に向かって、右岸を歩きます。
ホテル白樺荘からホテルが何軒か続きます。
こちらは、西糸屋山荘さん

6/15 14:23

ベニバナイチヤクソウ

6/15 14:35

ウエストン碑まで来ました。
英国人宣教師ウエストンは、明治24年から3年間、嘉門次小屋の主　上条嘉門次を案内人に、北アルプスに挑んでいたのですね。

6/15 14:35

ウエストン碑から、川を挟んで眺められる山々の景色です。
左から六百山　真ん中が、三本鎗　右が霞沢岳　その左の沢が八右衛門沢

6/15 14:37

上高地ルミエスタホテルが見えて来ました。

6/15 14:38

梓川沿いにクリンソウが咲いていました。

6/15 14:39

ホテルの前には、レンゲツツジが咲いていました。

6/15 14:40

6/15 14:41

6/15 14:45

穂高橋、田代橋と渡ります。

6/15 14:50

田代湿原へと向かうところに、咲き始めのバイカモが少しだけ見られました。

6/15 15:06

カラマツ越しの焼岳

6/15 15:07

田代湿原のレンゲツツジ

6/15 15:07

6/15 15:08

6/15 15:12

遠くで雷の音が響いています。

6/15 15:20

大正池まで来ました。
焼岳。

6/15 15:21

穂高。

6/15 15:21

もう白骨林は、すっかり見られ無くなりましたね。

6/15 15:22

大正池は、大正4年の噴火でせき止められて出来た池なのは、ご存じの通り。
三十数年前は、ここまででは有りませんが、もう少し白骨林が見られましたね。

6/15 15:22

夕方が近づいて、人もほぼ見かけなくなり、静寂が広がっています。

6/15 15:40

田代湿原まで戻って来ました。

6/15 15:42

見える景色　すべてが、幸せな気持ちにしてくれます。

6/15 16:04

雨の匂いがして来たのですが、その後、なんとか持ち直しました。
こんな感じの休憩スポットが時々現れます。

6/15 16:04

歩くだけで幸せな感じに包まれる森ですね。

6/15 16:15

もうすぐ河童橋です。

河童橋から右岸を明神まで、そして左岸を河童橋まで戻り、また、右岸から大正池、そして、左岸を遡って、河童橋まで、八の字に、散策をしました。
写真を撮りながら、あちこち無駄に歩いたので、三万歩オーバーとなっておりました。

6/16 6:48

翌朝に撮ったおまけの写真です。
ちなみに、この日も雨、雷雨予想でしたが、目覚めると、朝はこんな感じで晴れておりました。

6/16 6:48

ジャンダルム、ロバの耳、奥穂高岳、吊尾根から、写っていませんが、前穂高岳までスッキリ見えていました。

6/16 6:48

西穂高岳方面も、独標、西穂高岳、間ノ岳、天狗岩、天狗のコルまで綺麗に見えます。

6/16 6:50

焼岳もスッキリ。

6/16 6:51

6/16 6:51

ほとんど絵葉書ですね。

6/16 6:54

こんな景色が見られて、とても幸せです。

6/16 6:59

最後に奥穂に登ってから、はや13年も経つんですね。

6/16 7:00

飛行機が飛んでいました。
今回の旅も終わりに近付いて来ました。

6/16 8:02

頭の模様が、まるで修験者の様なお猿さん。
水の中のイワナなどと一緒で、逃げる事無く、悠々と自然に振る舞っておりました。

6/17 6:47

お土産に、嘉門次小屋の手ぬぐい、スモークチーズ、五千尺ホテルのモンベルで買ったウイックロンのTシャツです。

撮影機器：

EOS R ボディ CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） 携帯 サングラス タオル ストック カメラ

感想

ＹＡすべエ

前の日に平湯温泉に泊まって、朝からのんびり上高地に入りました。
平日なので、バスが一時間に一本です。
バスターミナルから少し歩いて、河童橋の畔の、本日の宿泊予定のホテルに、荷物を預けて散策開始です。

山に登る時は、穂高も、槍も、みんなそうだと思いますが、上高地を抜けて、明神か、徳沢でソフトクリームなど食べて、まずはとにかく早く、横尾まで着く事ばかり考えて歩いていました。
なので、上高地はいつも素通り、帰りも早くバスに乗ることばかり考えて、上高地は、やはり、素通りですよね。
それで、今回は、ついに上高地を楽しむためにやって来ました。

河童橋から、まずは、岳沢湿原でレンゲツツジなど楽しみながら、梓川右岸道を、明神まで散策です。
今回の私のメインイベントは、嘉門次小屋でイワナの塩焼きと、骨酒を頂く事と、穂高神社奥宮の御朱印を頂く事です。
愛妻は、明神荘でピンバッジ購入、そして、梓川左岸道を、小梨平から河童橋まで戻り、ホテルのカフェで頂くケーキを楽しみにして来ました。
ケーキは、色々迷って、五千尺ホテルのレアチーズケーキにしました。

そして、河童橋から、また、右岸を散策しながら穂高橋、田代橋を渡って、梓川コースで田代湿原へ
さらに下って、静かな大正池を巡り、再び、田代湿原に戻って、林間コースで田代橋、そこから、梓川左岸道を、中の瀬園地、梓川と穂高の景色など、ずっと眺めながら、またまた、河童橋まで戻って来る、八の字のコースを完歩です。
写真を撮りながら、無駄に歩いたので、三万歩を超えてしまいました。

雷雨予想でしたが、少しの小雨と、遠くで雷鳴が響いていたくらいで、以外と晴れ間の時間も多く、すごく気持ちの良い、幸せな散策が出来ました。