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Yamareco

記録ID: 3289512
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

道畔谷東尾根・荒地山・大谷乗越南面下降・十文字山

2021年06月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:13
距離
11.2km
登り
785m
下り
762m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:45
休憩
0:28
合計
6:13
7:29
7
スタート地点
9:31
9:36
0
9:36
9:37
10
9:47
9:54
72
11:06
11:10
9
11:19
11:22
14
11:36
11:36
8
11:44
11:45
4
11:49
11:53
46
12:39
12:40
62
天候 晴時々曇
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
阪急芦屋川、阪急岡本、阪急御影
コース状況/
危険箇所等
通行止め区間有。藪あり。道標・マーキングなしの区間有。
その他周辺情報 駅近くに多数。
傾斜が増して。
2021年06月20日 09:04撮影 by  iPhone XR, Apple
6/20 9:04
傾斜が増して。
ついには匍匐前進もどき。
2021年06月20日 09:04撮影 by  iPhone XR, Apple
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6/20 9:04
ついには匍匐前進もどき。
行く手は明るい未来が。
2021年06月20日 09:04撮影 by  iPhone XR, Apple
6/20 9:04
行く手は明るい未来が。
行く手に岩のリッジが堂々出現。
2021年06月20日 09:05撮影 by  iPhone XR, Apple
6/20 9:05
行く手に岩のリッジが堂々出現。
大岩がごろごろ。
2021年06月20日 09:20撮影 by  iPhone XR, Apple
6/20 9:20
大岩がごろごろ。
大阪平野が一望される。
2021年06月20日 09:22撮影 by  iPhone XR, Apple
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6/20 9:22
大阪平野が一望される。
休憩にはもってこいの大岩。
2021年06月20日 09:22撮影 by  iPhone XR, Apple
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6/20 9:22
休憩にはもってこいの大岩。
ああいい眺め!
2021年06月20日 09:22撮影 by  iPhone XR, Apple
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6/20 9:22
ああいい眺め!
岩の間を縫って進む。
2021年06月20日 09:26撮影 by  iPhone XR, Apple
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6/20 9:26
岩の間を縫って進む。
芦屋湾から西宮湾。
2021年06月20日 09:29撮影 by  iPhone XR, Apple
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6/20 9:29
芦屋湾から西宮湾。
大岩が多いわー。
2021年06月20日 09:30撮影 by  iPhone XR, Apple
6/20 9:30
大岩が多いわー。
大分高度が増してきた。
2021年06月20日 09:32撮影 by  iPhone XR, Apple
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6/20 9:32
大分高度が増してきた。
ピラミッドか。
2021年06月20日 09:34撮影 by  iPhone XR, Apple
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6/20 9:34
ピラミッドか。
宝塚方向を見る。
2021年06月20日 09:34撮影 by  iPhone XR, Apple
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宝塚方向を見る。
岩梯子の上でメインルートに合流。
2021年06月20日 09:38撮影 by  iPhone XR, Apple
6/20 9:38
岩梯子の上でメインルートに合流。
平穏な道を行く。
2021年06月20日 09:45撮影 by  iPhone XR, Apple
6/20 9:45
平穏な道を行く。
荒地山山頂。
2021年06月20日 09:48撮影 by  iPhone XR, Apple
6/20 9:48
荒地山山頂。
大谷乗越、ここで写真右に見える踏み跡へ(実際の進行方向を基準に言えば左折)。
2021年06月20日 09:59撮影 by  iPhone XR, Apple
6/20 9:59
大谷乗越、ここで写真右に見える踏み跡へ(実際の進行方向を基準に言えば左折)。
折り重なるように大岩が並ぶ。
2021年06月20日 10:06撮影 by  iPhone XR, Apple
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6/20 10:06
折り重なるように大岩が並ぶ。
好展望地、さあ昼飯だ!
2021年06月20日 10:06撮影 by  iPhone XR, Apple
6/20 10:06
好展望地、さあ昼飯だ!
荒地山にはこんな静かなルートもある。
2021年06月20日 10:07撮影 by  iPhone XR, Apple
6/20 10:07
荒地山にはこんな静かなルートもある。
忽然と現れる庵の跡!
2021年06月20日 10:36撮影 by  iPhone XR, Apple
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6/20 10:36
忽然と現れる庵の跡!
立派な道に出たと思ったら、今来た道は「進入禁止」!
2021年06月20日 10:45撮影 by  iPhone XR, Apple
6/20 10:45
立派な道に出たと思ったら、今来た道は「進入禁止」!
横池はスイレン科のヒツジグサが花盛り。思わず見とれる美しさ。
2021年06月20日 11:03撮影 by  iPhone XR, Apple
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6/20 11:03
横池はスイレン科のヒツジグサが花盛り。思わず見とれる美しさ。
こんなにたくさん!
2021年06月20日 11:09撮影 by  iPhone XR, Apple
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6/20 11:09
こんなにたくさん!
雲に見とれて。
2021年06月20日 11:13撮影 by  iPhone XR, Apple
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6/20 11:13
雲に見とれて。
今日も咲きますモチツツジ。
2021年06月20日 11:13撮影 by  iPhone XR, Apple
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今日も咲きますモチツツジ。
こちらは雌池。
2021年06月20日 11:22撮影 by  iPhone XR, Apple
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こちらは雌池。
伐採でまるで違った風情の稜線。
2021年06月20日 11:23撮影 by  iPhone XR, Apple
6/20 11:23
伐採でまるで違った風情の稜線。
七兵衛山の山頂の賑わい。
2021年06月20日 11:40撮影 by  iPhone XR, Apple
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6/20 11:40
七兵衛山の山頂の賑わい。
七兵衛山を眺める。伐採のご利益もあるってもの。
2021年06月20日 11:53撮影 by  iPhone XR, Apple
6/20 11:53
七兵衛山を眺める。伐採のご利益もあるってもの。
巡視路?を使ってショートカットするが、笹薮。
2021年06月20日 11:59撮影 by  iPhone XR, Apple
6/20 11:59
巡視路?を使ってショートカットするが、笹薮。
こんな笹薮をしのいで進む。
2021年06月20日 12:06撮影 by  iPhone XR, Apple
6/20 12:06
こんな笹薮をしのいで進む。
打って変わって杉植林を行く。
2021年06月20日 12:18撮影 by  iPhone XR, Apple
6/20 12:18
打って変わって杉植林を行く。
開いたばかりのムラサキニガナの花。
2021年06月20日 12:29撮影 by  iPhone XR, Apple
6/20 12:29
開いたばかりのムラサキニガナの花。
コマツナギも咲き始めた。
2021年06月20日 12:45撮影 by  iPhone XR, Apple
6/20 12:45
コマツナギも咲き始めた。
左から出てきた。
2021年06月20日 12:46撮影 by  iPhone XR, Apple
6/20 12:46
左から出てきた。
山道の出口はこの難所。
2021年06月20日 12:53撮影 by  iPhone XR, Apple
6/20 12:53
山道の出口はこの難所。
ここを降りちゃいけない。最後まで降って間違いに気づいた我々は、これをまた登って入り口まで戻ったのだ。
2021年06月20日 13:09撮影 by  iPhone XR, Apple
6/20 13:09
ここを降りちゃいけない。最後まで降って間違いに気づいた我々は、これをまた登って入り口まで戻ったのだ。

装備

個人装備
シュリンゲ 長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス カメラ

感想

この週末、土曜日は一日雨降りで、山に行けるのは日曜日しかない。翌日仕事というこんな時には、行き先は自分たちにとっての裏庭、六甲に限る。娘が車で送ってくれるというので、阪急芦屋川まで乗せてもらい、かねてからチャンスをうかがっていた道畔谷東尾根から荒地山に登ってみることにした。芦屋川の右岸の道を多くのハイカーと一緒に進み、予定通り「高座滝・六甲最高峰左、右行き止まり」の分かれ道を、胸張って右に進む。ところが、車道の終点まで行ってみると本当に行き止まりだ!ここから弁天岩に至る歩道に入れるはずが・・・やむなく来た道を戻り、多くのハイカーが「あの人たち間違ったのね」という表情で視線を向ける中、大衆にそれとなく溶け込むように努めながら「高座滝」方面に進路をとる。少し登って「城山・荒地山、右」の道標で右折、やっと混雑する六甲銀座とおさらばする。静かな山道に入って傾斜が付いてくるころ、城山方面と別れ、右に弁天岩方面への道に入るのだが、なんとそこには「進入禁止」の大看板が!令和2年10月から治山工事のため通行不可になったとある。その先、少し進んだ右手下方の岩の上に真新しいネットがかけれれていて、どうやらそこが工事現場らしいのだが、このルートそのものには何の影響もない。ほんの数百メートル先には、逆側からの進入を禁止する看板が立ち、結局、その短い区間だけのためにルートが封じられていたのだった。やがて二つの水場があり、水の味見をしてさらに進むと、道畔谷堰堤を超える地点に達する。ここで左に分かれる道型があり、道畔谷右岸のトラバースルートとなる。谷の対岸にまるでスフィンクスのような巨岩が現れ、思わず立ち止まって鑑賞してしまう。ここを過ぎてしばらく行くと、左に踏み跡がわかれ、東尾根に行くにはこれを辿ることになるが、見落としやすいので要注意だ。分岐点の細い灌木に白いテープマーキングが付されている。ここをまっすぐ進むと、道畔谷中俣に入っていってしまう。
この分岐を左に入ってすぐにまたルートは二分し、東尾根には右へカーブする明瞭な道を辿る。ここからぐいぐいと傾斜が増して岩の連続となる。息もつかさぬ急登で高度を稼ぐと、やがて背後に大阪平野と大阪湾の広大な眺めが広がる。まっすぐに尾根を登ってゆくため、視界の変化はないものの、その雄大な眺めに気分は爽快だ。これから向かう山側を見上げると、岩の林立する荒地山にあってもひときわ目を惹くスラブ状の岩のリッジが山頂方向に一直線に立ち上がっている。まるで大峰大日岳の行場のミニチュアのようである。よもやあれを登るんじゃないよね??残念ながら、ルートはその北側に沿うようについていて、登っている者の視野を逃れて知らぬ間に通り過ぎてしまうのだ。ルート上のリッジと同高度の地点には大岩の展望台が連続して、雄大な景観を前に一服入れる適地だ。ここから一登りでメインルートの岩梯子の直上に飛び出す。これまでとは打って変わって穏やかな登山道をしばし進めば、木々の茂る荒地山山頂である。
ここから最高峰方向に少々進んで到達する鞍部が大谷乗越と呼ばれるところだ。ここで、左に派生するササで覆われた踏み跡に踏み込む。入り口こそ藪っぽいがすぐに道型が明瞭になり、ちょいと下れば大岩が折り重なった舞台に飛び出す。今度は神戸方向の展望が見事に開ける。解放感に溢れた静かな空間が広がっている。その眺めを独り占めにして、ゆっくりと昼食をとる。ここからルートは進行左手の岩の隙間につけられている。明瞭な踏み跡を辿ればやがて傾斜は緩み、灌木の密な林を道なりに進むと、唐突に庵が出現してあっけにとられる。もはや使用されていない庵だが、建付けはまだしっかりとしている。いかなる仙人がここを居としたのであろうか。この先、沢の源流が複雑に流れる林内を踏み跡を探してさまよう。幾度か道を失いそうになりつつも、踏み跡を辿れば、突如、よく踏まれた道に出る。その地点には道標があり、南に進めば高座滝だというが、今自分が出てきた方角に記載されている文字は「進入禁止」!いずれにせよ、ここに出たということは、どこか途中で自分の行きたいルートから外れたことを意味している。「進入禁止」の方角へ少し戻って(これは「進入」でなく「引っ込み」である)、今度は西寄りに踏み跡を辿れば次第に道型がはっきりしてきた。間もなくして前方に人の気配を感じ、さらに進むと、横池方向と高座滝をつなぐ登山道との交差点に出た。ここから横池へと向かう。「ちゃんとしたルート」も「非公認ルート」も同じようによく踏まれており、指導標もないのに、皆、勝手知ったる我が庭を行くという感じで悩みもせずに行きかっているのが六甲の不思議なところだ。
さて、横池に行ってみると、湖面を覆うスイレン科のヒツジグサが今まさに花盛り。一面に白い優雅な花が咲き競っている。息を飲む美しさだ。池の端を散策したのち、今度は雌池に向かう。こちらは静寂を保ち、横池にははるかに及ばないスケールながら、ヒツジグサが花を咲かせている。雌池からは七兵衛山へのなだらかな道をゆく。周囲は、高圧線管理のためか、広範に伐採されていて、以前訪れた時とは全く違った明るい稜線に変貌していた。しかし七兵衛山の山頂付近は以前のままに樹木が茂り、南面だけ切り払いとなって展望の良い手製ベンチの休憩適地が当時のまま置かれていた。すでに人々で満杯の山頂を後に、打越峠へと向かう。伐採でこちらもすっかり明るくなっていた。打越山への登路の途中から旧道へと入り、やや藪っぽいラインを高圧線直下に至り、ここから巡視路を一直線に進んで打越山出合へとショートカットする。途中笹薮が被ってうるさいが通行はできる。あとは岡本への道をひたすら下ってゆくのみ。十文字山は気づくこともなく通過して、最後は自動車道に岩下りで降り立ち、暑さこたえる午後の陽射しの中、水遊びに多くの人が興ずる住吉川に沿って家路を急いだ。

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