記録ID: 329433
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無雪期ピークハント／縦走
白馬・鹿島槍・五竜
白馬三山 大雪渓〜鑓温泉（晴れ→天候悪化、後立山 途中下車〜）
2013年08月03日(土) 〜
2013年08月04日(日)
kikutoyo
- GPS
- 34:00
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 2,215m
- 下り
- 2,215m
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8月3日(土） 猿倉荘出発5:35〜6:20白馬尻小屋6:25〜雪渓取付き(アイゼン装着)〜8時頃雪渓上部(アイゼン外して、左岸草付きの道に上がる)〜葱平〜8:32小雪渓〜9:25村営頂上宿舎9:40〜10:15白馬岳山頂10:40〜
10:50白馬山荘〜11:07丸山〜杓子岳を巻く〜12:30白馬鑓ヶ岳13:00〜
13:15鑓温泉分岐〜13:40天狗山荘到着(小屋泊り）
8月4日(日） 夜明け前からガス、雨、風。朝食後しばし待機(少し良くなってから不帰へ)。しかし、しだいに風雨強まり、翌日の天気もよくないことが濃厚に。5時間近く待ってみたが、やむを得ず、鑓温泉経由の下山に決める。
天狗原山荘10:35−−大出原(お花畑)−−12:20鑓温泉13:10−−14:20頃小日向のコル14:30−−15:35猿倉荘
10:50白馬山荘〜11:07丸山〜杓子岳を巻く〜12:30白馬鑓ヶ岳13:00〜
13:15鑓温泉分岐〜13:40天狗山荘到着(小屋泊り）
8月4日(日） 夜明け前からガス、雨、風。朝食後しばし待機(少し良くなってから不帰へ)。しかし、しだいに風雨強まり、翌日の天気もよくないことが濃厚に。5時間近く待ってみたが、やむを得ず、鑓温泉経由の下山に決める。
天狗原山荘10:35−−大出原(お花畑)−−12:20鑓温泉13:10−−14:20頃小日向のコル14:30−−15:35猿倉荘
| 天候 | 8月3日(土) 曇り、登るにつれて雲海の上に出て晴れ、しだいに曇・ガス 8月4日(日) 稜線上はガス・雨・風(時々強く)、下るにつれてガスとれて、曇〜晴れへ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
＜大雪渓ズタズタ＞（写真参照） 登り始めて間もなく、異様な割れ目(クレバス)続出に驚く。20年ぶり位久し振りの大雪渓であり、直前の様子を詳しくしらべて来なかったこともあるが、びっくり。それを避けて、コース(紅マーク)は雪渓の左端の方に着けられており、一部左側からの落石の斜面上を進む。危険だ。 途中から、本来の雪渓中央部に戻って一安心。 あとで、レンジャーの方に聞いたところ、今年は雪は多めだが、ここ2週間程雨続き(北陸は梅雨の大雨）で、こうなったらしい。 →やはり、異様なことのようで(例年より時期がすごく早い)、翌日の帰りに見た地元「信濃毎日新聞」の1面に記事になって出ていた。 ＜鑓温泉脇の雪渓＞ 大雪渓ほどではないが、雪面歩行に慣れていない人は(とくに下りでは)軽アイゼンがあった方が無難。 （ナゼかこちらの雪渓は、クレバスなし。） |
写真
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中腹以上は快晴。予報より早い回復に驚いたが、つかの間、またガスがかかり、と変化。
8月4日(日) 想定外の、雨・ガス・そして強風（山荘のすぐ前も見えない）。5時間近く待ったが、不帰はあきらめて、鑓温泉へ下ることに。
8/4 8:42
8月4日(日) 想定外の、雨・ガス・そして強風（山荘のすぐ前も見えない）。5時間近く待ったが、不帰はあきらめて、鑓温泉へ下ることに。
このコースは想定外のため、予習なし。こんな見事なお花畑があるとは知らなかった。
鑓温泉露天風呂は、たくさんの人が入ってもゆとりの大きさ。勿論掛け流し。
雪渓をだいぶ下ってから振り返る。雪面に慣れてない人は、アイゼンがあった方が無難。
大きな雪渓(湯ノ入沢)を下って、途中から左の方(写真では右側)の小雪渓に少し上がっていく（コース上に、びしびしと旗あり）。
だいぶ下ったあたりから、温泉が急斜面の上に建っている様子がよく見えた。
感想
登った山々と未踏コースをつないで、できれば白馬大雪渓を久し振りに登り、針ノ木雪渓を下りたいなと思ったのだが、夢に終わってしまったかな・・・。
直前に北陸以北の梅雨明け宣言も出され、4・5日先までも晴れまたは曇りのマークが並び、楽しみに出かけたはずだったのに、どこで天気(予報)が変わってしまったのか、想定外の結果になってしまったのは残念。
（下山後の予報からすれば、7・8日あたりが北陸梅雨明け宣言の正解といったところだ。）
結果的に、天狗山荘から五竜・鹿島槍方面に進んでいても、天気は回復しなかったようだから、コース変更はやむを得なかったと思うことにする。
とくに、未経験の鑓温泉にも入れたし、その途中にあったお花畑(大出原)も、白馬岳のそれに劣らず見事だったと思う。
・天狗山荘はこの時期としてはすごくすいていた。もともとこのコース(不帰キレット縦走)利用者に対して小屋の定員が余裕あるのか、雨天続きでたまたま少なかったのかは知らないが、8月3日(土)の宿泊は2畳(布団2枚）に1人という余裕ぶり。夕食には、各自にコンロに乗った鍋料理もついて、具も多くおいしかった。
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