銚子ヶ口・黒尾山（鈴鹿50名山41山目） 下山ルートは鈴鹿のトレッキングではトップクラス（風波評価ランキング）

2021年06月21日(月) [日帰り]

• GPS: 07:51
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,158m
• 下り: 1,151m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:01
• 休憩: 0:50
• 合計: 7:51

9:32 杠葉尾登山口
10:19 10:20 瀬戸峠入口
10:38 10:46 銚子ヶ口植林運搬登山口
11:40 11:47 銚子ヶ口東峰
11:49 11:52 銚子ヶ口
11:57 12:14 銚子ヶ口東峰
12:17 12:17 銚子ヶ口
12:25 12:25 中峰
12:31 12:31 北峰
14:15 14:15 黒尾山最高点
14:36 14:37 黒尾山
15:26 15:26 腰越峠
15:40 15:48 庭戸山
16:05 16:06 丸山
16:46 16:46 蓼畑橋西詰鉄塔巡視路登り口
16:49 16:53 道の駅「奥永源寺渓流の里」
17:23 杠葉尾登山口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

杠葉尾登山口　2台
銚子ヶ口登山者用駐車場　3台

コース状況／危険箇所等

神崎川林道〜銚子ヶ口植林運搬登山口（運搬用モノレール始点）　舗装林道　
銚子ヶ口植林運搬登山口（運搬用モノレール始点）〜運搬用モノレール終点　
　モノレール沿いのしっかりした登山道　登り下りどちらに使っても問題なし
運搬用モノレール終点〜中峯　実線登山道
中峯~道の駅奥永源寺　バリエーションルート
　雑木の生えた超痩せ尾根そのトラバースは、ほぼ山抜け状態〜2か所あり　
　ここをトラバースで突破するか、雑木の超痩せ尾根を歩くかの2択です
黒尾山から道の駅奥永源寺までも、急斜面の下りがあります。

私の利用した下りルートは、登りに使うことを推奨します。
お助けロープは忘れずザックへ入れておきましょう。

写真

6/21 9:32

杠葉尾登山口
登山ポストあり

6/21 9:35

神崎川の林道から入ります。

6/21 10:01

右側の林道を登ります。

6/21 10:36

林道が崩落で埋まっています。
歩くのには、問題なしです。

6/21 10:41

銚子ヶ口植林運搬登山口（運搬用モノレール始点）
ここからが登山道です。
ここから、トレッキングポールを使いました。
登山口付近は雑草が茂っていて、これから藪漕ぎかと思いましたが10m程度でした。

6/21 10:44

モノレール台車があります。

6/21 10:50

踏み跡がしっかりした登山道です。

6/21 10:55

モノレール沿いに、登山道があります。
急登ですが、九十九折になっています
しっかりした登山道なので歩きやすいです。

6/21 11:10

藤原岳　竜ヶ岳が見えています

6/21 11:29

急登が終わりました。

6/21 11:30

作業用モノレールの終点です。
過去、モノレール沿いの登山道の記憶は、モノレールを掴んで登ったり、下ったりと良い思い出が無いのですが・・・
今回は、登りでも、下りでも全く問題なしです。

6/21 11:31

素晴らしい展望です。
藤原岳ー伊勢湾-御在所まで見えています。

6/21 11:32

御在所のレドームが見えています

6/21 11:32

釈迦ヶ岳　猫岳が見えています。

6/21 11:33

竜ヶ岳方向

6/21 11:40

銚子ヶ口　東峰
270度の展望です。

6/21 11:40

風波

6/21 11:50

銚子ヶ口　展望無し

6/21 11:58

展望のある、東峰へ戻り
昼食です。
カップヌードルPRO　サバ味付缶　バナナ

6/21 13:05

この辺までは、問題なしです。

6/21 13:11

痩せ尾根の雰囲気ありですが
全く問題なしです。

6/21 13:16

ムムム
藪漕ぎだ〜〜〜

6/21 13:19

石楠花と雑木の間を漕ぎます。

6/21 13:27

痩せ尾根の右側急斜面をトラバースするのですが
写真では分かりにくいですが
急斜面のため山抜け状態で、フワフワです。
不用意に踏み込むと足もとが崩れます。
雑木も間隔が広く次の一手が遠いです。
ピークの痩せ尾根まで登りましたがやはり尾根は歩けそうにないので・・・・
トラバースできそうなラインまで
クライムダウンなのですが・・・
お助けロープがあれば・・・・
土に埋まった木の根を掘り起こし掴むことが何度もありました。
土はフワフワなので指で掘り起こし根を掴むことができます。
しかし、足元をよく確認して踏み出す必要があります。
安定した足場でないと、足元から踏み抜けます。

6/21 13:32

超痩せ尾根
尾根のピークは雑木があり歩くのは困難そうです。
左側はガレで真っ逆さまです。
右側は急斜面のトラバースラインがあるようなのですが・・・・
余りにも斜度があり山抜け状態です。

この様な、トラバースが2回ありました。

6/21 13:32

何とかトラバースして痩せ尾根に立ってます。
水谷岳だと思います。

6/21 13:43

トラバースした痩せ尾根を振り返っています。
写真の右側　ガレて落ち込んでます。
痩せ尾根は雑木で歩けるのかな？
見に行く気にもなりませんでした。
(;´д｀)トホホ

6/21 13:50

またまた、痩せ尾根ですが・・・
これは、大丈夫です

6/21 14:01

これも痩せ尾根ですが
楽勝です。

6/21 14:15

先ほどまでの痩せ尾根との激闘は影もありません。

6/21 14:20

痩せ尾根での激闘の結果
右肩の五十肩が悪化、右腕でトレッキングポールを使うことが出来なくなりました。
右肩が痛いです。
トレッキングポールを1本収納しました。

6/21 14:31

鈴鹿50名山　41山目
黒尾山山頂
展望無し　

6/21 14:32

黒尾山山頂にて
安堵している
風波です。

6/21 15:07

ん〜
また、ルートが怪しくなってきました。

6/21 15:08

痩せ尾根だ〜〜〜
大丈夫だ〜〜〜〜

6/21 15:09

またまた痩せ尾根
先ほどから見れは可愛いものです。

6/21 15:16

木の幹を掴みながら降ります。
右肩が五十肩なので辛いです。

6/21 15:29

開けています
日本コバ方向だと思います

6/21 16:04

丸山

6/21 16:46

下山場所は
道の駅　奥永源寺　登山者用駐車場です。

6/21 16:46

登山口から、道の駅　奥永源寺

6/21 16:49

鈴鹿10座

6/21 16:49

渓流の案内図

6/21 17:23

銚子ヶ口登山口へ戻りました。

6/21 17:23

ホッとしている、風波です。

感想

風波

今回もまた、下調べ不足でした。
登りルートのモノレール沿いの登山道は急登なので登りに使用する。
銚子ヶ口から下りで、今日の本命　鈴鹿50名山　41山目として黒尾山を経由して痩せ尾根のあるバリエーションルートを下山する。
今日の周回ルートは今まで歩いたことの無いルートが70％以上ありました、これまで歩いていた日本コバ付近のルートが我が家からの赤線ルートに繋がっていなかったのですが、今回の周回ルートを追加すると我が家から繋がるのでルンルンでした。
しかし、今回は結構山奥深く入り、スマホ圏外になるので、念のため登山口にて山友のKUさんに大まかなルートをラインメッセージで送りました。
KUさんとは「いまココ」でお互い登山状況現在位置の把握をしており、また共に「ここヘリ」に入会しています。
銚子ヶ口東峰に登着したとき、たまたまラインが繋がりKUさんから、黒尾山稜線が怪しくなっているとあり？
ヤマレコで調べた時、そんなこと書いてあったかな？やばいのかな？でした。
（実際は、ヤバかったです）
写真欄に書いた通りなのですが、超痩せ尾根の2か所をトラバースしましたが・・・
結構ヤバかったです。
ハイキングの延長程度とお気軽モードだったので装備不足でした。
お助けロープがあればと「無いものねだり」でした。
ピッケルがあれば、それこそ楽勝トラバースなのにな（　＾ω＾）・・・
五十肩の右肩痛も忘れるほどアドレナリンが出ました。
リバウンドで痩せ尾根が終わったら、右肩が痛くトレッキングポールを突けなくなりました。(>_<)
黒尾山からの下山ルートにも急斜面があり、木を掴みながら下ることが数回ありました。
これまた、五十肩に辛かったです。
いっそのこと懸垂降下のほうが楽ではないかと思ったくらいでした。
今回の下山ルートは、下りではなく、登りルートに使うことを推奨します。
それから、お助けロープは忘れずにです。
不安な方は、単独もやめた方が良いと思います。

今回下りコースは、風波の過去鈴鹿でのトレッキングでは鎌ヶ岳松山尾根ザレの痩せ尾根と並ぶ、最強のコースでした。

お助けロープは常時携帯ですね。
風波のお助けロープは8mm芯抜きで、11m程度です。
あれもこれも装備しだすと、重くなるし・・・・がありますが。

気になるのは、雑木の超痩せ尾根は歩けるのか
自分のルートファインディングは間違っていたのか？
紅葉の時期にでも確認に行こうかな　(>_<)

今日の被害
左目の中にブヨ　サングラスを使用していましたが、チョット暗く見にくいなとサングラスを外して直後ブヨが目の中に入り込みました。
直ぐに手持ちの目薬対処すれども虫は取れずでした。
最終的に虫を目から取り出せたのは帰路車中でした。
右耳裏をブヨに刺されて熱を持ち、痛痒です。

水分携行量
暑くなってからは、500mlペットボトル×2本（アミノ酸ドリンク）
2リットルのウォーターキャリー の計3リットルでドデカラーメンを作って余裕でしたが、今回は車に戻った時点でほぼなくなりました。
これからの猛暑山行は、途中沢での給水を考え、簡易浄水器も携行ですね。
給水ポイントが無いロングコースは携行量を増やす・・・
また、重くなるな〜〜

今回の山行で鎌ヶ岳松山尾根を思いだし、最新のヤマレコ山行記録を見ましたが、ザレの痩せ尾根は健在でなんか嬉しかったです。
風波の松山尾根山行記録は
2011．11．25　松山尾根敗退
2011．12．10　松山尾根アタック
2011．12．11　松山尾根　二日連荘の好き者です!(^^)!
3回ありました。

鈴鹿50名山　残り9山
ん〜
残りの9山も手強そうです。(>_<)

今回のヤマレコ山行記録作成時、
なぜか、実際の写真撮影場所と山行記録で表示される位置が
遠く離れ？一致しないのが、5枚ありました。
あれこれしましたが、？
最後は手作業で撮影位置合わせました。
なぜかな、？

風波

コメント

shige1966

ヤバイでしょ。(^^)
風波さん、こんにちは。

黒尾山、ヤバいでしょ。
数年前、僕も単独で逆に回りましたが、黒尾山手前で、これ以上進むのもイヤ、でも戻りもイヤ(￣□￣;)!!って思いました。

今でも鈴鹿で、一番イヤらしかったコースです。
大変お疲れ様でした〜(^^)

風波

Re: ヤバイでしょ。(^^)
こんにちは、シゲさん
(;´д｀)トホホ
下調べ不足ですね。
ヤマレコ山行記録は、ここ最近の方のを
サラッと見たのですが・・・
（本当に見たのか自分でも怪しくなってきました。）
シゲさんが、同一コースを逆に周回していたとは
ここ最近は、この周回ルートの方が居なく
二人の方の山行記録GPSを合体させてルート案内してもらいました。

気になるは
シゲさんの山行記録　15枚目写真
私の山行記録　２７枚目写真
同じアングルですね
手前の木が
シゲさん撮影の時は生木ですが
私の撮影では、枯れています。
あの場所ですね
私は、トラバースを終えて振り返っていますが
シゲさんの場合はこれからですね。

シゲさんはあの超痩せ尾根を歩いたのですか？
GPSログでは、尾根を歩いた感がありますね。
雑木があり歩けそうになかったのですが・・・・？
やはり、木だけに、気になります。


風波

shige1966

Re[2]: ヤバイでしょ。(^^)
僕の昔のレコを探してくれたんですか？

たぶん写真の岩尾根は左側を巻いた気がしますよ。
細部は、もう完全に忘れてますが、二度と行かない！と思った事だけ覚えています。
エキスパートの風波さんも同じ評価でよかったですよ。(^^)

風波

Re[3]: ヤバイでしょ。(^^)
コメントありがとうございます。
あの尾根は
鈴鹿トレッキング
凶悪レベル　☆☆☆☆☆
５☆　
ですね。
風波

sonodo

風波さん、こんにちは。
黒尾山、面白いですね。私も3方向の尾根から歩いています。

トロッコレールの林道、一般車が通行止になって久しいですが、崩れていたんですね。昔はトロッコレール始点迄車で行くと銚子ヶ口、イブネ迄最短だったのが懐かしいです。

私が今まで鈴鹿で一番悪いと感じたルートは佐目子谷から姫ヶ滝を巻いて水舟の池につきあげる旧、お金明神参拝道（廃道）です。沢装備じゃなかったのでマキマキで、その巻がやばかったっす。

風波

Re:
sonodoさん、コメントありがとうございます。
sonodoさんの、山行記録を拝見して
まだ、黒尾山付近は未踏破と思っておりました。
失礼いたしました。m(__)m
佐目子谷から姫ヶ滝を巻いて水舟の池へのルート面白そうですね
私は、渡河がへたくそなので、ドボン覚悟ですね。
水舟の池にまだ行っていませんので
時期を見て挑戦したく思います。
紅葉時期がよさそうですね。

風波