長老ヶ岳
- GPS
- 04:25
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 740m
- 下り
- 723m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この先にゲートがあるため、山頂まで自動車で行くことはできません。 林道長老線分岐から左手を進み舗装路を進むと管理棟まで、自動車で上がることができ、駐車スペースもかなり広いです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●林道長老線分岐から森林公園管理棟までは舗装路です。管理棟から山頂までは案内表示も適切で、よく整備されているため問題ありません。 ●山頂から少し戻った所から、駐車場まで舗装された林道が続いています。山頂から東側に明瞭な踏み跡が続いています。少し傾斜が急ですが、15分程度で林道に合流します。 ●林道に合流してすぐ右手に、仏主峠への山道が続いています。仏主峠にはプレートなどはありません。峠と思わしき鞍部から地形図では破線のルートがあります。破線ルートへの案内表示はまったくありません。目印もありませんが、鞍部から破線ルートの尾根の方にトラバースすると、一ヶ所だけピンクのテープがありました。これに安心して、尾根を下りていきましたが、このあとはまったく案内表示どころか目印もありません。踏み跡もまったくない急斜面を下りていくことになり、少し危険です。GPSで確認しながら進まないと間違った方向に行ってしまいかねません。沢に下りますが、荒れていて、気持ちよく進むことができません。はっきりいって、まったくお勧めできないルートです。 |
その他周辺情報 | 駐車スペース周辺にも、管理棟にも自動販売機はありません。 管理棟にはトイレがあります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
以前に南側の音海の集落から登った長老さん。
今回は北側の仏主の集落から周回ルートで。
山頂までは快適で、思ったよりも早く着き、青葉山や大江山などを望みながらの食事を楽しみました。南丹市の推奨ルートは、舗装された車道での下山だったが、それでは面白くない。そこで、仏主峠からの地形図の破線ルートに。これが大誤算で、とても苦労しました。やはり、我々の山行はいつも波瀾万丈。
長老ヶ岳は、あるとき雨雲レーダーで見つけた。調べてみると比叡
山よりも標高が高く、いつか登ってみたいと思っていた山である。
序盤は、舗装道がしばらく続く。大きなつづら折りになっているの
で、駐車場や通ってきた道をときどき見下ろしながら、少しずつ標
高が上がっているのを感じる。
管理棟のある広場で小休止の後、ようやく登山口。しばらくは丸木
階段などを上っていくが、そのうちに道がほとんど平坦になってき
た。広く整った山道は単調で、田舎の国道を走る車の気分だ。とき
どき行く手を遮るように横たわる倒木は、居眠り歩きを防ぐ配慮か。
ところで、長老ヶ岳に向かう前に、少し権現谷に立ち寄った。「七
色の木」の手前に渡せる橋は、大きな一本の杉の木でできている。
といっても丸木橋ではなく、その杉の丸木を真っ二つに開き、直径
の二倍が橋の幅になるように懸けられていた。自然に裂けたような
切り口ではない。さぞかし苦労して拵えられたであろう。
──山頂に向かう直前、芝生の広い敷地に出ると、たくさんのアザ
ミがほどよい間隔で広がって生えていた。自分を守るためのトゲの
葉で、他を傷つけないよう距離を置いているのか、真昼のアザミ嬢
たち。
下山は仏主峠(ほどすとうげ)を回ったが、このあたりは「山の都会」
といえよう。「落ちたところで芽を出しました」みたいな小さな松
から、枝や根をうねらせて年季を感じさせる古木まで、土地面積あ
たりの樹木密度が高く、花、茸、虫、急斜面、崖、岩、渓流などな
ど、山道を構成する様々な要素がすべて揃っている。人の合理より
も山の摂理。
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