浅草岳 〜 念願のヒメサユリ、文句なしの花の百名山〜

2021年06月26日(土) [日帰り]

• GPS: 06:39
• 距離: 11.3km
• 登り: 878m
• 下り: 864m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:49
• 休憩: 1:22
• 合計: 7:11

7:01 ネズモチ平駐車場
7:11 7:11 ネズモチ平登山口
7:44 7:50 桜曽根登山口
9:10 9:21 嘉平与ポッチ
9:51 9:51 前岳
10:09 10:38 浅草岳
10:56 11:13 天狗の遊び場
11:31 11:39 浅草岳
11:54 11:59 前岳
12:34 12:36 嘉平与ポッチ
13:36 13:40 桜曽根登山口
14:04 14:04 ネズモチ平登山口
14:12 ネズミチ平駐車場

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ネズモチ平駐車場利用　7時現在で4割ほどでした。男女別トイレあり。

コース状況／危険箇所等

嘉平与ボッチを越えたところでヒメサユリが満開。ただし、幅が狭く崖になっているので慎重に。
前岳手前から浅草岳にかけて2か所残雪があります。アイゼン等は必要ありませんが滑りますので要注意です。

その他周辺情報

ヤマレコのおすすめルートに紹介されていた丸川屋さんは、コロナのため15:00〜17:00は営業していませんでした。私たちが着いたのは15:30😢

写真

6/26 7:01

広く整備されたネズモチ平駐車場。

6/26 7:02

最初は舗装された林道を行きます。

6/26 7:07

さっそく純白のギンリョウソウ

6/26 7:09

見上げると嘉平与ボッチ。左に少し見える雪渓の上にヒメサユリが群生していました。

6/26 7:10

山頂へは左のブナ曽根コースの方が短いのですが、今回はヒメサユリを堪能するため桜曽根コースを往復します。

6/26 7:16

かわいいタチカメバソウ（ワスレナグサの一種）

6/26 7:20

桜ゾネ広場までの林道はサンカヨウの実があちこちに。早い時期だとここだけでサンカヨウが満喫できそうです。

6/26 7:25

日向ぼっこをしているアサギマダラ。近寄っても全く動きません

6/26 7:28

ミヤマツボスミレ

6/26 7:35

ホウチャクソウ、桜ゾネ広場まで一番咲いています。

6/26 7:38

残雪が残る崖の上にサンカヨウの群落がありました！

6/26 7:45

滝雲になっています

6/26 7:47

桜ゾネ広場に咲くハナニガナ

6/26 8:12

ツクバネソウの群落

6/26 8:13

キソチドリ

6/26 8:24

ユキザサ

6/26 8:25

倒木の下からニョキニョキっと銀ちゃん

6/26 8:27

こちらは優雅なマイヅルソウ

6/26 8:37

満開のタニウツギと守門岳

6/26 8:40

朝日を浴びて元気なマイヅルソウのみなさん

6/26 8:42

ウラジロヨウラクも中腹から山頂付近まで満開

6/26 8:47

結実したエンレイソウ

6/26 8:58

森林限界を超えると、残雪の中ノ岳（中央奥）、越後駒ヶ岳（右奥）

6/26 8:59

振り返ると雄大な守門岳

6/26 9:07

咲き始めたタニウツギと残雪の山々

6/26 9:08

残雪の絶景です

6/26 9:12

嘉平与ボッチを越えると前岳の雄姿が！浅草岳はあの先です。

6/26 9:11

そしてヒメサユリ!!

6/26 9:13

やっと会えました！

6/26 9:15

しかもこんなに咲いているとは

6/26 9:15

しばしここを動けません

6/26 9:17

真下に雪渓の残る崖の上に懸命に咲いています

6/26 9:18

蕾も美しい！

6/26 9:16

こちらも満開のウラジロヨウラク

6/26 9:18

アカモノ

6/26 9:20

ミツバオウレン

6/26 9:21

こんなところに健気に咲いています。人間は慎重に進みます。

6/26 9:24

この辺りはゴゼンタチバナの群落にツマトリソウが混ざって咲いています。

6/26 9:30

前岳の手前にもヒメサユリが。この先はまだ蕾が多くなります。

6/26 9:32

融雪直後の草原にバイカオウレン

6/26 9:33

鬼ヶ面山方面。あちらもヒメサユリがいっぱいでしょうねぇ

6/26 9:37

高度を上げるほどウラジロヨウラクが増えます

6/26 9:38

陽気そうなコバイケイソウに見送られて

6/26 9:39

たくさんの蕾をつけたヒメサユリの大株

6/26 9:40

振り返って尖がった嘉平与ボッチ。

6/26 9:48

前岳山頂直下にシラネアオイが

6/26 9:49

ここから浅草岳までの雪渓

6/26 10:00

残雪を越えるとワタスゲの咲く草原と池塘。守門岳が正面に

6/26 10:02

こちらもヒメサユリの蕾が点在します

6/26 10:02

コバイケイソウは今が満開

6/26 10:06

浅草岳山頂付近より前岳方面

6/26 10:08

浅草岳山頂！さすがにこの季節は大人気です。すぐに山頂の先へ向かいます。

6/26 10:11

展望の良いところで昼食。ガスが上がってきましたが、眼下に田子倉湖が見えます

6/26 10:34

青空とヒメサユリ

6/26 10:38

本当に気品のある花ですね。せっかくなのでさらに先にある天狗の庭に下ります。

6/26 10:44

咲き誇るゴゼンタチバナ

6/26 10:47

かわいいキスミレ

6/26 10:48

こちらにも大きな雪渓

6/26 10:49

おかげで夏なのに春のショウジョウバカマが咲いています

6/26 10:54

天狗の庭は残雪と一面の草原地帯！眺めが最高！

6/26 10:57

天狗の庭から浅草岳山頂方面を望む

6/26 11:07

更に下ってふと振り返ると、まさに天まで続く草原の光景！

6/26 11:23

ツツジと雪渓

6/26 11:22

開花直後のイワカガミ。色鮮やか！

6/26 11:26

こちらも開花直後のゴゼンタチバナ

6/26 11:30

アカモノも咲きたてホヤホヤ

6/26 11:31

浅草岳山頂直下まで登り返して来ました。田子倉湖を望むヒメサユリ

6/26 11:37

鬼ヶ面山方面。次回はあちらを登ってみよう。

6/26 11:44

再び浅草岳と前岳の間にある池塘へ。絵になる光景ですね。

6/26 11:50

前岳直下の雪渓。右奥は守門岳

6/26 12:05

前岳付近の草原のワタスゲ

6/26 12:21

真っ赤なベニサラサドウダン

6/26 12:22

再び嘉平与ボッチ

6/26 12:22

カラマツソウ

6/26 12:29

こちらは雪渓のすぐ上に咲くヒメサユリ

6/26 12:31

ヒメサユリに見送られて下山します。

6/26 12:33

また会いに来るね！

6/26 13:35

桜曽根コースの下部の立派なブナ

6/26 13:36

皇太子（現天皇）ご成婚記念として建立されたという浅草の鐘

6/26 13:51

アサギマダラに再会。本当にお花の多い名山でした。

6/26 14:11

駐車場の車はわずかに。皆さん行動が早いのですねぇ。

撮影機器：

α6400 ILCE-6400 ボディ SONY

感想

masamasa03

何年も前からあこがれていながら日程が合わず登れなかったヒメサユリ咲く浅草岳。
昨年は待ちきれず、予行練習と称して秋に登ってしまいました。
何とか天気がもちそうな予報に、急遽、日帰りで行くことにしました。

今回は、距離は長くなりますが、ヒメサユリの観賞と展望を優先し、
桜曽根コースの往復を選択しました。

ヒメサユリは嘉平与ボッチを越えた付近が見頃で、前岳から浅草岳山頂付近はほぼ蕾でした。来週あたりが見頃となるのではないでしょうか。
また、山頂から15分ほど下った先にある天狗の庭は静かな見晴らしの良い草原です。
NHK百名山で、麓の人が山頂に浅草（草原）があるのでこの山名がついたと紹介していましたが、まさしくその通りだと実感できました。
登山者には誰も会いませんでしたのでしたので、静かな山を満喫できました。
浅草岳は標高は高くないのですが、豪雪地帯のため森林限界が低く、
水も豊かなためか、常に多くの高山植物が咲き乱れる素晴らしい山でした。
次回は、さらに長いコースとなりますが鬼ヶ面山からのコースにチャレンジしてみたいと思います。