東雲湖〜天望山〜白雲山〜岩石山 おい、これミルフォード・トラックじゃねぇか？

2013年08月07日(水) [日帰り]

• GPS: 04:09
• 距離: 10.1km
• 登り: 894m
• 下り: 885m

コースタイム

トウマベツ口駐車場07:00−08:00東雲湖08:05−08:40天望山08:50−09:25白雲山09:30−10:00岩石山10:15−11:05トウマベツ口駐車場

天候

晴〜ガスが広がってくる

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口前に広い駐車スペースとトイレ2基あり

コース状況／危険箇所等

◆登山ポスト：トウマベツ登山口にあり。

◆登山口〜東雲湖
　ミルフォード・トラック

◆東雲湖〜天望山
　登山道はとても良い。開削した人のセンスを感じる(勝手に)。
　笹地帯はかぶってきている。ダニ注意か。

◆天望山〜白雲山
　一気に下って一気に上がる。刈り払いはまあまあ。

◆白雲山〜岩石山
　岩石山の登りは文字通りガレ場の急登。不明瞭な踏み跡あり。
　どこでも歩けるが、けっこう岩が動くので落石注意。

写真

8/7 5:33

朝、三国峠から。ニペソツと、奥がウペペサンケ。雲海の美しいこと。

8/7 6:46

道道85号線からちょっと中にはいったところが登山口。大型車不可、の看板あり。

8/7 7:03

すごい撮れてないんですが、早朝カヌー体験、みたいな感じで船がたくさん出ている。すごく、いい。

8/7 7:05

これって、、、テレビとかで見た事ある！世界一美しい散歩道ことミルフォード・トラックですよ！然別湖にあったとは！　…と、独りでテンションあがること甚だしい。

8/7 7:07

樹林の隙間から然別湖が見え隠れ。たまらん。

8/7 7:40

もう、「どうやったらミルフォード・トラックっぽく写るか」という基準でしか写真を撮っていない。コンセプトが迷子だ。

8/7 7:53

ナキウサギの生息地域らしいですが、まったく気配せず。今年はみんなどこへいってしまったんだ。

8/7 7:58

東雲湖。どこに？

8/7 8:00

奥に湖面がみえます。踏み跡もうっすらありますが、笹かぶりだし、暑いし、半袖だし。まー、有り体に言えば、めんどくせぇと。そういうことであります。

8/7 8:10

天望山への登りにかかるが、案外、東雲湖は見えない。ひっそりとした秘密の湖だ。ミルフォードだ（知らない）

8/7 8:39

天望山まで、笹地帯はかぶりが進んでいます。ただ、ジグの切り方、道のつけ方はとても良い（気がする）

8/7 8:39

天望山山頂から。ウペペサンケはすでに雲がかかり始めている。

8/7 8:53

ナデシコ。

8/7 9:26

コルまでどかんと下って、またどかんと登って、白雲山着。ここは登山者多い。

8/7 9:27

白雲山の山頂から。ウペペサンケ山頂はもう見えない。

8/7 9:57

足を伸ばして岩石山まで。ここで本日唯一のナキウサギの声。姿は見られなかった。強く生きてたくさん子供を産んでほしい。余計なお世話ですかそうですか。

8/7 10:00

ガスがもくもく湧いてくる。今日も夕立降るのかな。

8/7 11:07

出発のとき気にも留めていなかったけど、ちゃんとトイレも設置してくれてたのね。有難い。

撮影機器：

Optio WG-2 ペンタックス

感想

taxi

・東大雪山域最南部、然別湖畔の山々。訪れる機会がなかったのだけど、この度一度にやっつけようと、前日某夏山ガイドを立ち読みして、周回コースを頭に入れる。(買いなさい)

・先ずは東雲湖まで然別湖畔につけられたアップダウンの少ない道を往く。と。これは…！　すげぇ歩きやすい。そして雰囲気が良い！まさにミルフォード・トラック！しらないけど！

・東雲湖〜天望山〜白雲山の道は少なからず笹かぶりもあるんだけど、標高差もきつくないし、ゆっくり歩いたって一日あればじゅうぶん。ぜひ周回で歩くべき。白雲山ではたくさんの登山ファミリー（おばあちゃんと孫ってのもいた）ともすれ違ったし、地元では良く登られてる山なのだろう。おみそれしました。

・というわけで、きっちり歩きやすく整備されつつ人工的なニオイを感じさせない（対岸に温泉ホテルとか見えちゃうんだけど）この道はすごい。勝手にmyミルフォード・トラックとする。
要所に分岐と山頂の看板はあるけど「○合目」とか「あと○km」とかない。ピンクテープも最低限。天望山側から来たら白雲山の下りどこに下ればいいかちょっとわからなかったくらい。素っ気ない。だが、それがいい。

・(やったことないけど)トレイルランにも向いているのでは。わたしがトレイルランナーだったら軽く漏らすくらい楽しいと思う。やったことないけど。

・岩石山は訪れる人も少ないのだろうけど、ナキウサギ鑑賞できそう。

・然別湖ではカヌー体験やキャンプ場もあり、温泉街ぐるみでアウトドア振興に取り組み、その結果登山道もきちんと整備されているのではないか、と勝手に推測。

・誉め言葉ばっかりでアレだが、主観です。

コメント

chew

328
まるでミルフォード・トラックそのものですよね〜。
（私も行ったことないですけど！）

ヤマレコを見ていると、同じ日同じ場所でもそれぞれの視点があって参考になりますね。
taxiさんのレコは＋面白いですねー

誕生日が同じだという事に気付いて衝動的に乱入失礼致しました

taxi

久しぶりのコメントにオダってたくさん書いたよ！
chewさん

コメントありがとうございます。
誕生日！３月２８日生まれに悪いヤツはいないと、昔から言われたもんですが。ねぇ?

きっと尾根ですれ違ったのがchewさん一家だったんですね。ファミリー登山うらやましいです。わたしも山で食うカップラーメンの美味さにつられて、無意根やら空沼やら連れていかれた思い出があります。ホント、申し訳ないくらいカップラーメンしか覚えてないですが、それでもこんにち、こうやって山登ってるのはあの時連れてってくれたからかな、と感謝しているのです。丈夫なからだに育ててくれたことにも。

chew

サワヤカさん
あっ、尾根ですれ違ったあのサワヤカなお兄さんですね、きっと！
３月２８日生まれは間違いなくサワヤカなはずですから。
黄色いウェアでいらしたような・・・・（おぼろげ）

やはり子供は食べ物で釣る作戦が有効なのですね
丈夫に育って山登りを続けて感謝してくれるなんて、親孝行な息子そのものじゃないですか。
まさに素敵ファミリー。

我が家はみんなが私に仕方なく付き合ってくれてます 感謝感謝。
いつか私にも感謝される日が来るかしら