嵐の乗り越えた富士登山
- GPS
- 15:30
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,894m
- 下り
- 1,897m
コースタイム
天候 | 嵐→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は明瞭。 小屋は9月になると営業している場所は少なく片手で足りる。 嵐の時は、かなりしんどい。 |
写真
感想
次の休みに富士山に登ってみよう。と思い立ち準備をしていたのだが
初日の天気はどうやら雨らしい。
あら。こりゃあかんかなぁ…と思いつつ諦め悪く天気図とにらめっこ。
アメダスも合わせてにらめっこ。
む?お?
これは夜半には雨雲抜けて晴れんじゃねーの?
と言うことで決行!!!
雨がしとしと降る中新宿駅を登山装備で抜けていき小田急線へ乗り込む。
中途半端な時間の登山装備で こいつはどこに行くんだ? 的な雰囲気があった。
新松田で御殿場線に乗り換えなのだが 電車が来ない。
毎度のことなのだが他社線との乗り継ぎはなぜ悪いのだ?JRさんよぉ。
新松田から御殿場へ移動しバスで須走口を目指す。この時期に公共交通機関で富士を目指すなら須走しかなかった。まぁ、それが御殿場口でもウチは行きましたけどね。
そして、五合目に到着すると雨は…
どしゃぶり。いや、ゲリラ豪雨なみの激烈な降雨。
(・。・; いや…これはさすがに予想外だよ。
菊屋へとりあえず入り腹ごしらえをする。
ダダダダダダダダダダダダ!!!!!
雨は相変わらず激しく地面を打つ。
しゃーない。行くべか。
待っていてもキリがないので さっさと行くことにした。
時間は17:00。雨も手伝ってどんどんと暗くなっていく。長田山荘に着く前にはヘッドライトが必要となった。雨は変わらず強く降り続いていた。
使い古した雨具か蒸れて暑い。耐水圧が足らずに濡れているのか自らの汗で結露しているのかよくわからなかった。(次の山行で結露と言うことが判明。)
瀬戸小屋を越える雨は弱くなってきたが体が若干冷えてきているのが分かった。
まだ、行動をするには支障がない程度だが…さて、どうしたものか。
ペースが落ち始めたらそこでビバークしてやり過ごすか。
そこから2時間ほどですでに閉鎖した江戸小屋へたどり着いた。
ちょうど小屋陰に雨風がしのぎやすい窪地を見つけたのでそこにツェルトで壁を作り、濡れた物を着替え、温かいものを作り体力回復に努める。
早朝、2:20.再び登り始める。空は満点の星空。予想通り快晴になった。だが、そのおかげで地表の温度は空へ逃げて行き キンっと冷え込んだ。この日山頂では雪が舞っていたとすれ違った登山者に聞いた。寒かったわけだ。
1時間ほどで山頂の久須志神社へたどり着き剣ヶ峰まで行って夜明けを待とうとしたのだが…風が半端ない!!!
先の見通しが悪い状態で歩くのは危険と判断し、小屋掛けで再び夜明かし。
1時間ほどすると夜が明けてきたので剣ヶ峰を目指した。
剣ヶ峰からは、南アルプスの稜線にかかる影富士が望め、360度の好展望が待っていた。うん。気持ちがいい。とても景色が良い。登るには退屈な山だが山頂からの景色は抜群だ。
お鉢を巡っているとなぜか青山を歩くような恰好をした外国人が居た。
いやいやいや。あんた昨日の嵐はどうやってしのいだのだ?ものすごく疑問だった。
ぐるり回って戻ってくると久須志神社の脇にゴアライトが張ってあった。
日本一高い宿だwwwww
6:30 さぁ、下山かな。
ばびゅーん!!と一気に下り降りて8:20くらいのバスに間に合った。
自分でもびっくりな速度で下り降りたようだ。だが、着替えたり休憩をしたかったので9時ので帰ることにした。
とりあえず…富士山は登るには退屈なのでもういいや。
冬に登る技術はないし…バリルートでまで登ってみたいと思うほどでもないかなぁ
個人的には。だって、下山がめんどいんだもの(笑)
でも、景色がいいので 好きよ。山自体は
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