記録ID: 332631
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無雪期ピークハント／縦走
伊豆・愛鷹
[御幸歩道を往復] 天城峠〜八丁池〜万三郎岳〜四辻〜天城峠
2013年08月11日(日) [日帰り]
静岡県
11044
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 11:21
- 距離
- 30.9km
- 登り
- 1,963m
- 下り
- 1,955m
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4:50水生地下駐車場-5:00下り御幸歩道分岐-5:50下り八丁池歩道分岐-6:20八丁池-6:30見晴台(コーヒー)-6:50八丁池-7:30白田峠-7:40戸塚峠-8:10小岳-8:30万三郎岳下分岐/万三郎岳-9:10石楠立-9:30馬の背-9:40万二郎岳-10:10四辻-10:40石柱101-11:10涸沢分岐点-11:40万三郎岳下分岐-11:50片瀬峠-12:00小岳-12:20戸塚峠-12:50白田峠-13:30八丁池-13:40上り御幸歩道入口-14:20わさび田-14:50向井峠-15:10天城峠-15:30天城山隧道(旧天城トンネル)北口-15:40トンネル南口-16:00下り御幸歩道分岐-16:10水生地下駐車場
| 天候 | 晴れ(猛暑) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
水生地下駐車場 - 松崎港 車:約1時間 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
天城山は昭和天皇が行幸された縦走路があり道が整備されています。 道にも「上り御幸歩道」や「下り御幸歩道」と名前が付けれれていて分りやすいです。 メジャーなルートということで、全体的に指導標がとても多く、各所に場所ごとの地図もあることから迷うことはありません。 コースには、小岳の手前で岩場がありましたが、ロープがありとても安心感があります。 海の近い伊豆なので低山でも涼しいかなと思っていましたが、やはり夏は暑かったです。 縦走路の水場は枯れているので、水を多めに持って行くとよいです。 |
写真
伊豆にダイビングに来たため、途中の天城山を歩いてみることにしました。新天城トンネルの北側にある水生地下駐車場で車中泊。明るくなった4:50に出発です。8/11 4:46
伊豆にダイビングに来たため、途中の天城山を歩いてみることにしました。新天城トンネルの北側にある水生地下駐車場で車中泊。明るくなった4:50に出発です。
暫く車道が続きますが、土の道で歩きやすいです。渓流の傍ということで蛙にも遭遇。
下り御幸歩道分岐に出ました。ここから八丁池までは最短の直登ルートを進みます。旧天城トンネル方向は帰りに通ることにします。
なお、下り御幸歩道分岐で車はゲートで行き止まりになります。ハイカーはゲートをくぐって通って良いとの標識あり。
八丁池まではメジャーなルートということもあって標識が多く、途中に東屋などもあります。なお、天城山が東にあるので、朝は直射が遮られて夏でもなかなか快適な登りができます。ちなみに、峠の温度計は23℃でした。8/11 5:46
八丁池まではメジャーなルートということもあって標識が多く、途中に東屋などもあります。なお、天城山が東にあるので、朝は直射が遮られて夏でもなかなか快適な登りができます。ちなみに、峠の温度計は23℃でした。
下り八丁池歩道分岐に来ました。登りは涼しい内に済ませておきたいので、ここも最短の直登ルートを進みます。
八丁池の南に見晴台があるようです。八丁池が見下ろせそうですので行ってみます。
見晴台から八丁池の俯瞰。ここは風があって涼しいですが、池は静かで水面には綺麗に山が反射しています。
見晴台には方位盤があります。椅子に丁度良さそうなので、失礼してここで朝のコーヒーで休憩。
見晴台の傍にはトイレもありました。とても立派な建物です。トイレ以外にも管理用に使っているようです。
天城の縦走路に向かうため、八丁池に戻ります。朝日が池に反射して眩しい。
なお、池の畔には広場になっている所があり、縦走路の地図板が設置されています。ここから縦走路を通って天城山を往復することにします。8/11 6:56
なお、池の畔には広場になっている所があり、縦走路の地図板が設置されています。ここから縦走路を通って天城山を往復することにします。
まずは白田峠。地図と現在地が標記されていて、とても分りやすいです。
次に戸塚峠。ここにも地図がありますが、先ほどとズーム位置が違います。現在地がセンターになるように分りやすく調整されているようで、手をかけていますね。8/11 7:47
次に戸塚峠。ここにも地図がありますが、先ほどとズーム位置が違います。現在地がセンターになるように分りやすく調整されているようで、手をかけていますね。
峠を2つ超えると最初のピークの小岳になります。途中、縦走路の唯一の岩場に来ましたが、しっかりロープがありました。安心感があります。8/11 8:04
峠を2つ超えると最初のピークの小岳になります。途中、縦走路の唯一の岩場に来ましたが、しっかりロープがありました。安心感があります。
小岳を越えると万三郎岳下分岐に着きます。ここからシャクナゲコースの周回ルートに入ります。涸沢方向にも行けますが、そちらは帰りルートにして、まずは本日の最高ピークの万三郎岳を目指します。8/11 8:32
小岳を越えると万三郎岳下分岐に着きます。ここからシャクナゲコースの周回ルートに入ります。涸沢方向にも行けますが、そちらは帰りルートにして、まずは本日の最高ピークの万三郎岳を目指します。
分岐から3分ほどで万三郎岳に到着。山頂は木が多く、残念ながら見晴らしはあまりよくありませんでした。少し休んで次の万二郎岳に向かいます。8/11 8:36
分岐から3分ほどで万三郎岳に到着。山頂は木が多く、残念ながら見晴らしはあまりよくありませんでした。少し休んで次の万二郎岳に向かいます。
途中、蝶の大群に遭遇したので、蜜を吸っている所を撮影。今日はこの辺りまで誰とも会いませんでしたが、この先は5組ほどの方とすれ違いました。天城高原からシャクナゲコースを周回されている方が多いようです。8/11 8:56
途中、蝶の大群に遭遇したので、蜜を吸っている所を撮影。今日はこの辺りまで誰とも会いませんでしたが、この先は5組ほどの方とすれ違いました。天城高原からシャクナゲコースを周回されている方が多いようです。
石楠立に到着。この字で「はなだて」と読むようです。どう読むと石楠がハナになるのか？
アセビのトンネルという所を通って馬の背に到着。トンネルで木陰が多いのは良いのですが、やはり気温が上がってきて暑いです。近くに稜線から突き出した岩場があります。8/11 9:27
アセビのトンネルという所を通って馬の背に到着。トンネルで木陰が多いのは良いのですが、やはり気温が上がってきて暑いです。近くに稜線から突き出した岩場があります。
この岩場は風が抜けて涼しいです。鳶も気持ちよさそうにサーマルでセンタリングしていました。
岩場から熱川の風車が見えました。それにしてもたくさん風車が建っています。確か地元では低周波音などで問題になっていた記憶があります。8/11 9:30
岩場から熱川の風車が見えました。それにしてもたくさん風車が建っています。確か地元では低周波音などで問題になっていた記憶があります。
岩場から10分程で万二郎岳に到着。ここも山頂は木が多くて視界はよくありません。ここから一度山を下ります。
四辻に到着。指導標に今来た万二郎岳とこれから向かう涸沢ルートとも万三郎岳に行くコースが記載されていますが、万二郎岳ルートは3.7�劼�125分、涸沢ルートは3.3�劼�135分とあります。距離の短い涸沢ルートの方が時間がかかるのはどういうことでしょうか。アップダウンが多いとか、岩場があるということでしょうか。8/11 10:14
四辻に到着。指導標に今来た万二郎岳とこれから向かう涸沢ルートとも万三郎岳に行くコースが記載されていますが、万二郎岳ルートは3.7�劼�125分、涸沢ルートは3.3�劼�135分とあります。距離の短い涸沢ルートの方が時間がかかるのはどういうことでしょうか。アップダウンが多いとか、岩場があるということでしょうか。
途中で石柱101地点というところに出ました。このあたりで10時を過ぎて一段と暑くなってきました。水を意識して飲むようにしました。8/11 10:44
途中で石柱101地点というところに出ました。このあたりで10時を過ぎて一段と暑くなってきました。水を意識して飲むようにしました。
途中に設置されていた古い地図によると、この辺りに水場があったようです。今は枯れていますね。こういう岩場があるから、涸沢ルートは時間が長めなのかもしれません。
8/11 10:59
途中に設置されていた古い地図によると、この辺りに水場があったようです。今は枯れていますね。
こういう岩場があるから、涸沢ルートは時間が長めなのかもしれません。
こういう岩場があるから、涸沢ルートは時間が長めなのかもしれません。
涸沢分岐点に到着。ここから万三郎岳方向に上り直すことになります。なお、こちらの復路、稜線の位置関係なのか風がほぼ無風でかなり暑かったです。8/11 11:13
涸沢分岐点に到着。ここから万三郎岳方向に上り直すことになります。なお、こちらの復路、稜線の位置関係なのか風がほぼ無風でかなり暑かったです。
先ほど通った万三郎岳下分岐に到着。ここから八丁池までは今朝歩いたルートを戻ります。
まずは片瀬峠に到着。朝来た時より格段に暑い。熱中症を意識して、峠に来るたびに水を飲みます。
そして小岳。復路の最高ピークです。ここから先の戸塚峠、白田峠は朝と同じなので写真割愛。
八丁池に戻ってきました。空にはトンボが大量に飛び交っていました。水辺なのにやはり暑い！
またまた見晴台に上りました。ここで地元のハイカーの方とお会いしました。普段は夏でも八丁池は涼しいとのこと。今日は別格の暑さということでした。(帰宅後に確認すると高知では最高気温41℃で記録更新。全国的な暑さだったようです)8/11 13:37
またまた見晴台に上りました。ここで地元のハイカーの方とお会いしました。普段は夏でも八丁池は涼しいとのこと。今日は別格の暑さということでした。(帰宅後に確認すると高知では最高気温41℃で記録更新。全国的な暑さだったようです)
八丁池からの帰りは上り御幸歩道を通ります。このコースが天城縦走路になっています。
途中、ゴール(スタート)の水生地に向かう分岐に出ますが、天城トンネルに行きたいので縦走路をそのまま進みます。
この縦走路、整備されていてとても歩きやすいです。危ないところには橋が架けられています。簡易の橋なのか一人づつ歩くように注意書きされています。8/11 14:08
この縦走路、整備されていてとても歩きやすいです。危ないところには橋が架けられています。簡易の橋なのか一人づつ歩くように注意書きされています。
途中、このワサビ田の向かいに大崩落して崖になっている山道が見えましたが、しっかり迂回ルートが作られていました。
またまた水生地に向かう分岐に出ますが、天城峠に行きたいので縦走路をそのまま進みます。
向井峠に到着。やはり暑いですが峠は風が抜けていて少し涼しいです。水を2L持ってきましたが残り500mlを切りました。日帰りでこんなペースで飲むのは初めて。8/11 14:47
向井峠に到着。やはり暑いですが峠は風が抜けていて少し涼しいです。水を2L持ってきましたが残り500mlを切りました。日帰りでこんなペースで飲むのは初めて。
峠からトンネルまでは歩きやすい下り道です。途中、きれいに光が差し込んでいるところに出ました。おもむろに撮影。
天城山隧道(旧天城トンネル)に到着。川端康成の伊豆の踊子を思い出しますね。ただ、峠の茶屋はなかったです。代わり？にトンネル入り口には東屋とトイレがありました。8/11 15:28
天城山隧道(旧天城トンネル)に到着。川端康成の伊豆の踊子を思い出しますね。ただ、峠の茶屋はなかったです。代わり？にトンネル入り口には東屋とトイレがありました。
トンネルは手掘り感があって良いです。シールド工法には無い味です。それにしても入った瞬間から涼しいです。山頂よりもこちらの方がよほど涼しい！
1
8/11 15:31
トンネルは手掘り感があって良いです。シールド工法には無い味です。それにしても入った瞬間から涼しいです。山頂よりもこちらの方がよほど涼しい！
トンネルの反対側にも石碑があります。登録有形文化財になっているようですね。
そしてまたトンネルを戻ります。なお、中央部付近でも明かりがあるのでヘッドライトは不要です。それにしてもトンネルは風が抜けて本当に涼しい。しばらくココに居たいですが、予定があるので先に進みます。8/11 15:39
そしてまたトンネルを戻ります。なお、中央部付近でも明かりがあるのでヘッドライトは不要です。それにしてもトンネルは風が抜けて本当に涼しい。しばらくココに居たいですが、予定があるので先に進みます。
スタート地点の下り御幸歩道分岐に戻ってきました。予定より早く、4時前にゴールできそうです。
水生地下駐車場に戻ってきました。駐車場の奥には階段があって渓流に下りられます。登山靴を脱いで川に入るととても気持ち良い！ゆとりのある時間に戻れて良かった〜。8/11 15:59
水生地下駐車場に戻ってきました。駐車場の奥には階段があって渓流に下りられます。登山靴を脱いで川に入るととても気持ち良い！ゆとりのある時間に戻れて良かった〜。
感想
連日の暑さの解消の為、12日から雲見でダイビングをしに伊豆に来ました。今までは前日夜に伊豆入りすることが多かったのですが、今年は山を始めたこともあり、やはり登山もしたくなります。で、伊豆と言えば踊り子、踊り子と言えば、ということで天城山を歩くことに決めました。なお、減圧の影響を考えて登山はダイビングの前日にすることにしました。
さて、関東近辺の山行では電車を使った一方向の縦走ができるのですが、車で来るとどうしてもピストンかループで往復しなければならず距離も増えます。雲見には18時頃には着きたいので、2日前の夜に峠の駐車場に止めて車中泊し、明るくなった4時過ぎに朝食を食べて5時前に出発しました。この早発だと、駐車場に余裕を持って17時前に着く見込みです。実際は、暑すぎて復路の八丁池でのおやつを省略したこともあり、早めの16時着となりました。ただ、朝の涼しい時間帯に稜線まで上れたので、これでも良かったかなと思っています。
最後は時間もあったので旧天城トンネルを往復しましたが、夏に来たのならこのトンネルは絶対お奨めです。中がとても涼しくて生き返ります。(山頂より涼しいです)
また、水生地下駐車場には奥に階段があり、渓流に下りられる様になっています。歩いたあとに川に入るととても気持ちいです。サンダルがあると便利です。
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