赤岳鉱泉・中岳のんびり山歩き



- GPS
- 30:15
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,104m
- 下り
- 1,104m
コースタイム
【12日】
10:40 やまのこ村
10:48 美濃戸山荘
11:20 山の神の祠
11:50 広い川原
13:40 赤岳鉱泉
【13日】
7:00 赤岳鉱泉
7:45 中山展望台
8:05 行者小屋
9:30 中岳のコル
9:50 中岳(コーヒータイム♪)
11:10 文三郎尾根分岐
12:30 行者小屋
(昼食)
13:25 行者小屋
16:00 美濃戸山荘(ソフトクリーム♪)
16:55 やまのこ村
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中岳のコルの手前にロープ場があります。 また、文三郎尾根の上部は比較的急勾配の階段が続きます。 |
写真
感想
未だ訪れたことのなかった南八ヶ岳を登ることにしました。当初は赤岳登頂を計画したのですが、メンバーの技術・体力などを考慮して中岳登頂に変更。コマクサなどの花々をたくさん見られたらいいねということで。
中岳は赤岳の隣に位置し、初心者でも登れるとの情報を得ていました。行程も1日目は赤岳鉱泉への移動のみで山小屋に宿泊、2日目に中岳へ登頂して登山口に戻るという余裕あるものにしました。
1日目。やまのこ村の駐車場にクルマを置いて登山開始。下界は35℃以上の猛暑だったはずですが、すでに標高1,700mのこちらは爽やかな気候。快適な山歩きでした。
ルートは北沢の登山道。序盤は森の中の砂利道。途中で沢に出て、その後は沢に沿って徐々に標高を稼ぎます。木々の緑、沢のせせらぎ、美しい苔、そして森を抜けたところで見える八ヶ岳の峰と、景色はとても変化に富み、全く飽きることなく楽しく歩けました。しかし、苔がとてもきれいという、沢から外れた登山道を歩きたかったのですが入口がわからず行くことができなかったのが残念。手持ちの地図にはたしかに「入口がわかりにくいので初心者は入らないように」との注意書きがありました。次回はもっとしっかり調べて歩きたいと思います。
1日目の目的地である赤岳鉱泉の山小屋には昼過ぎに到着。チェックインを済ませたのち、外でシートを広げて昼寝をすることに。最高にのんびりした時間を過ごすことができました。
夕方には鉱泉のお風呂に入りました。芋を洗うような混み具合…ではなく、結構ゆったり入れました。
夕飯は霜降り肉のステーキ。陶板でジュージュー焼いていただきます。柔らかくておいしい〜。ワインも空けて、山小屋でのディナーは素敵な時間となりました。
日没後は星空観望。雲が少しかかってはいましたが天の川も見え、まずまずの星空。ちょうどペルセウス座流星群の極大日だったので、明るい流星をたくさん見ることができました。2つ連続して流れたのには感動!
2日目。朝は曇っていたせいか思ったより寒くありません。山小屋を出発してまずは行者小屋を目指します。途中、中山展望台へ寄り道。展望台へは少し登る必要がありますが、硫黄岳・横岳・赤岳・中岳・阿弥陀岳を一望できました。
行者小屋に到着する頃には空も晴れてきました。行者小屋からは中岳のコルを目指して登ります。森の中の道は登山者があまりおらず、静かな山歩きを楽しめました。森林限界を超えた先のロープ場をこなし、稜線に到着。中岳のコルです。阿弥陀岳への急斜面を登り下りする人がちっちゃく見えます。我々は逆方向へ。
ガレた道を登り中岳山頂に到着!風が気持ちいいー。正面に赤岳がドーンと見えます。岩に腰掛けコーヒータイム。持参したきびだんごがウマイ。
下山は赤岳方向。山頂直下は急斜面のところもあり、同行者はちょっと苦戦。でもなんとか無事に下り、少し登り返して文三郎尾根の分岐に到着しました。途中、コマクサが可憐に咲いており、その姿に癒されました。
文三郎尾根の下りは急な階段が続きます。ヒィヒィ言いながら登ってくる人と何人もすれ違いました。このルートは下りに使う方がいいかもですね。
行者小屋に到着し、昼食。山菜そばをいただきました。
美濃戸への下山は南沢を歩きます。前日に歩いた北沢の道より変化に乏しい感じはしましたが、下るにつれて緑が濃く美しくなり、苔好きの我々の目をじゅうぶん楽しませてくれました。
16時、美濃戸山荘に到着。無事の下山を祝し、ソフトクリームで乾杯(笑)。
初めての南八ヶ岳登山。ルートは樹林帯から高山帯まで変化に富んでいて、いろんな楽しみができました。赤岳鉱泉は快適、星空も堪能。笑顔いっぱい、最高の夏山登山となりました。
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