風不死岳


- GPS
- 06:47
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 904m
- 下り
- 925m
コースタイム
天候 | 曇り 時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
行動食
飲料
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
天気が悪いので遠出は控えて、行ってみたかった未踏の樽前〜風不死を目指して夜中に起床。眠い。
3時前に駐車場に到着すると、空には白鳥座の一部とカシオペヤ座が見えた。予報よりも良いのかもしれない。樽前山で日の出が見られるかも、と期待して出発。
っと!駐車場からヨタカの大きな声が聞こえる!
急いで戻ると、まさかの駐車場の地面で囀っていた。すぐに飛んで行ってしまったので写真は撮れなかったが、ヒュッテの下のあたりから声が聞こえる。準備をして探しに行く。
・・・いた!木の上で光る眼。ライトで照らすと間違いない、ヨタカだ。喉を大きく膨らませてキョキョキョと大声を出している。写真を撮らせてくれてありがとう!
でまた駐車場に戻る。駐車場の地面で何か光っている。またヨタカ。すぐ飛んで行ってしまった。今度こそ登山開始。1分くらいでまたキョキョキョ!とかなり近くで大声が聞こえた。急いで戻ると、やっぱり駐車場の地面で囀っている。なんでだ!登山道と駐車場を何度も行ったり来たりしてしまった。楽しい。
今度こそ、まあ外輪山まで行けばイイかなと思って登り始めたが、少し明るくなって見えてきた樽前山外輪は完全に雲の中。ダメダメだ。一度下りてお花畑コースから風不死岳に行こう。
というわけでやっと風不死岳へ。行き先はやっぱり雲の中。でもこっちのコースは花が多くてモウセンゴケもあって面白いのである。ついでにエゾシカも多くてあちこちから視線を感じる。
今日は風不死岳分岐から未踏のコース。張り切って行きましょう!
ところが分岐直後から枝の張り出しが酷く、ルートは踏み固められているもののしばらくは藪漕ぎ。霧と雨で濡れているから早速ビショビショ。ここ通っている人あんまりいないんじゃないのか。帰りに別のコースを行ってみたが、932峰の近くの分岐から回り道をした方が絶対良いです。
その後は少しホッとする穏やかな登山道。一つ谷を越えると、コルリ、ウソ、ルリビタキにコマドリの声。亜高山帯の野鳥がこんなところに勢揃いしていたとは!侮り難し風不死岳。でも、もう葉が茂る季節。小一時間探し回ったけれど姿は全く見ること叶わず。もう少し早い季節が面白そうだ。
そんな野鳥の楽園を過ぎるといきなりの急登。鎖場。
今日気づいたけど、マムートの登山靴(もう寿命が近い)は濡れた岩のグリップがとても良いかもしれない。いつものローバーだとツルツル滑るけどな、と思いながら猿化してよじ登る。楽しいな。
そこを過ぎるとなだらかな白樺の森が美しい。偽ピークの直前には道の雰囲気が変わって、風不死岳っぽい岩がゴロゴロした道になる。なるほど、偽ピークのピーク感が凄い。知らなければ心が折れてしまうかもしれない。
というわけで無事に風不死岳に到着。驚きの白さ。いや、さっきから真っ白だったから驚かんけど。
朝ごはんを食べて下山開始。今日は樽前草ことイワブクロがあちこちで満開。大きな群落もあってとても美しい。932峰の近くは特に素晴らしかった。そういえば園芸コマクサはどうなったかなと気になったが、下でモウセンゴケを見なきゃいかんので外輪山には向かわずに下山するんだ。
ここのモウセンゴケは謎だ。
湿地の植物だった気がするけど、ここは土。触ってみても普通の土。そのせいか、沼ノ原などのモウセンゴケと比べるとちょっと株が小さくて、なんとなく干からびているような・・・妙に赤いのも大丈夫なのか。なんでこんな育ちにくそうなところにモウセンゴケが生えているんだろう。
文章がまとめられず、また長文になってしまったことに対してを忸怩たる思いを抱かざるを得ません。
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