八ヶ岳/にゅう・中山展望台・高見石



- GPS
- 08:35
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 559m
- 下り
- 544m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
麦草峠-白駒池南分岐、分岐からにゅうまでは特に何も無し。 にゅうから中山分岐までの間、道迷いの可能性があるので、ルートファインディングに要注意です。 |
写真
装備
個人装備 |
ガイド地図 1
コンパス 1
笛 1
筆記具 1
飲料 1
ティッシュ 1
バンドエイド 1
タオル 1
携帯電話 1
計画書 1
雨具 1
水筒 1
時計 1
非常食 1
|
---|---|
共同装備 |
ファーストエイドキット 1
医薬品 1
カメラ 1
車 1
|
感想
朝5時に自宅出発、中央道諏訪ICからメルヘン街道を登り、麦草峠の一般駐車場へ。諸々の準備をして歩き出したのが6時半頃でした。
麦草ヒュッテにて登山届け。備え付けの用紙は全く無く、ポストを開けてみるとレポート用紙とかチラシの裏とか、各自バラバラ(自由)な書式なので、私らも隣に置いてあった自然観察会だったかのチラシの裏へ、住所氏名連絡先とおおよその行動予定を記入して提出しました。
少し登ると例の「鹿防護柵」が設置してありました。このニホンジカの食害、生態系全体の問題としてシッカリ取り組んでいかなくちゃならない様ですが、実際、白駒より先の“白駒湿原”にも鹿のモノと思しき足跡がありました。
観光地・白駒池は、この時間はまだ静かな感じで静かに朝日を反射させていました。
白駒池から“にゅう”への途中、稲子湯への分岐で思わず笑ってしまった「ニュー中山」の道標。せめて中黒を入れて欲しいですよね。マッタク、安っぽい(失礼)民間アパートの名前じゃ無いんだから…(^^;)
この「にゅう」の書き方も、道標によって「にう」と書いてあるのもあるし、1箇所に複数の道標(営林署と市町村の)が立っていてそれぞれ表記が違うとか、道標の管理が一本化されていないタテ割り行政の弊害なんでしょうね。(^_^;)
白駒池から約1時間半、目的地の1番目“にゅう”に到着。\(^O^)/
お天気にも恵まれて、360度の絶景を堪能しました。(^_^)
先週登った西天狗は、手前の東天狗の向こうに、たおやかな山頂を見せていました。真南方向の硫黄岳は、稲子岳の向こうで今回も薄い雲に阻まれて、クッキリとはいきませんでした。
“にゅう”を後にして、中山方面へ進みました。この道は途中、踏み跡があらぬ方向へ伸びている箇所もあって、天候の優れない時などのルートファインディングは慎重を期するなぁ…と感じました。
それから気になったのは、登山の基本ルールである「登り優先」を知っている人が少ないかな…と感じたこと。比較的初心者が多い山域・時期だったのかも知れませんが、基本ルールは知っていて欲しいなと思いました。
2番目の目的地、中山展望台には11時過ぎに到着。ここも360度のパノラマです。
持っていった自家製“インスタントおじや”を作って、景色を堪能しながら山でのお昼。用意して行った特大おにぎりは、中にじゃこ・塩昆布・梅干しが入っていて、お湯でほぐして“おじや”状態に。(水分と炭水化物を同時に摂れるので良いんですよね)そして家でしこたま採れ過ぎた、塩もみキュウリ添え。w
これ以上ないシアワセなひとときでした。
南方向には東西天狗の吊り尾根。しかしその上空に立ち上がる、雷雲になりそうな気配の積雲が… あまり長居はしない方がいいな、という判断で荷物を片付け、11時45分頃高見石へ向かいました。
途中、縞枯れ現象の中を通ります。枯れた木が倒れて林床部に光が届く様になって若木が育ち…という循環になっているんですね。まさに100年単位の森林更新って事でしょう。
高見石には12時45分頃に到着。
高見石小屋の前でコーヒーを淹れてゆっくりした後、高見石の岩場へ。岩場のテッペンでまたまたゆっくり、景色と爽やかさを堪能しました。
はるか南に見える“にゅう”。にゅうは2,351.9mで、高見石は2,249m。数字としては3mばかりの差ですが、やっぱりにゅうの方が高い様に感じます。
充分ゆっくりしてから、高見石をあとに丸山から麦草峠を目指して下山です。
丸山からの下りも遠望の利かない樹林帯ですが、我々が下っていく時間帯(2時過ぎ)に登っていく人数人とすれ違いました。午後になって入山し、どこまで行くんでしょうか?(?_?)
他人事ながら気になってしまいました。(高見石小屋もあるから無理な行動はしないと思いますが)
麦草峠まで下ったのは3時15分頃でした。
まだまだ暑いだろう下界へ戻るのがイヤで、また小1時間ばかり麦草ヒュッテ脇の「麦草苑地」のベンチでのんびりしました。ここは様々な亜高山帯の花が咲いているんですが、踏み跡のすぐ横にも可憐な花が咲いているので、注意しないと踏みつけてしまいそうでした。(^_^;)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する