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Yamareco

記録ID: 334220
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ハイキング
富士・御坂

富士山日帰りです!(須走口〜富士山頂〜富士宮口)

2013年07月21日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
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コースタイム

5:30御殿場駅近くの宿−6:00須走口到着−6:30須走口出発−7:15新六合目−8:40本七号目−10:05富士山頂−11:45下山開始−14:15富士宮口
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
往路:御殿場駅近くの宿から須走口へタクシー
復路:富士宮口から新富士駅へ路線バス
コース状況/
危険箇所等
須走ルート、富士宮ルートとも危険個所というほどの箇所はないですが、ガレ場は転倒・落石に注意が必要です。
御殿場線に乗って御殿場駅へ
2013年07月20日 18:18撮影 by  COOLPIX S01, NIKON
7/20 18:18
御殿場線に乗って御殿場駅へ
須走口からスタート
2013年07月21日 06:06撮影 by  COOLPIX S01, NIKON
7/21 6:06
須走口からスタート
須走口の茶屋にてしいたけ茶を頂く
2013年07月21日 06:09撮影 by  COOLPIX S01, NIKON
7/21 6:09
須走口の茶屋にてしいたけ茶を頂く
最初は樹林帯
2013年07月21日 06:42撮影 by  COOLPIX S01, NIKON
7/21 6:42
最初は樹林帯
朝日と雲海の幻想的な光景
2013年07月21日 06:48撮影 by  COOLPIX S01, NIKON
7/21 6:48
朝日と雲海の幻想的な光景
新六合目
2013年07月21日 07:15撮影 by  COOLPIX S01, NIKON
7/21 7:15
新六合目
月型の湖は山中湖
2013年07月21日 07:28撮影 by  COOLPIX S01, NIKON
7/21 7:28
月型の湖は山中湖
太陽館
2013年07月21日 08:06撮影 by  COOLPIX S01, NIKON
7/21 8:06
太陽館
山頂はまだまだ先
2013年07月21日 08:15撮影 by  COOLPIX S01, NIKON
7/21 8:15
山頂はまだまだ先
本七号目
2013年07月21日 08:40撮影 by  COOLPIX S01, NIKON
7/21 8:40
本七号目
本八合目のトモエ館
2013年07月21日 09:13撮影 by  COOLPIX S01, NIKON
7/21 9:13
本八合目のトモエ館
山頂直前の急登
2013年07月21日 10:00撮影 by  COOLPIX S01, NIKON
7/21 10:00
山頂直前の急登
山頂前の鳥居
2013年07月21日 10:07撮影 by  COOLPIX S01, NIKON
7/21 10:07
山頂前の鳥居
無事に山頂に到着
2013年07月21日 10:13撮影 by  COOLPIX S01, NIKON
7/21 10:13
無事に山頂に到着
火口周辺
2013年07月21日 10:55撮影 by  COOLPIX S01, NIKON
7/21 10:55
火口周辺
結構グロッキーな異国の方たち
2013年07月21日 11:29撮影 by  COOLPIX S01, NIKON
7/21 11:29
結構グロッキーな異国の方たち
復路の富士宮ルートはガス模様
2013年07月21日 12:07撮影 by  COOLPIX S01, NIKON
7/21 12:07
復路の富士宮ルートはガス模様
視界不良・・
2013年07月21日 13:02撮影 by  COOLPIX S01, NIKON
7/21 13:02
視界不良・・
標高が下がるとすっかり天気も回復
2013年07月21日 14:11撮影 by  COOLPIX S01, NIKON
7/21 14:11
標高が下がるとすっかり天気も回復
無事に富士宮口に下山完了!
2013年07月21日 14:17撮影 by  COOLPIX S01, NIKON
7/21 14:17
無事に富士宮口に下山完了!
撮影機器:

感想

<登山ブログもやっておりますので、こちらも是非ご覧ください>
http://kekenji.web.fc2.com/

富士登山にまつわる格言に「一度も登らぬ馬鹿に二度登る馬鹿」とある通り、一度は登ってみたいと思うのが富士山。 ということで、7月に富士登山に一人でチャレンジしてきました。

雲取山で標高差1000m以上を往復することを経験し、男体山で富士山級の急登も経験したので、 もう挑戦してもOKでしょう!ということで日帰りでの山行です。

東京の自宅からの日帰りはさすがに無理があると思ったので、今回登山道として選択した須走口に近い御殿場駅近辺で前泊することにしました。JR東海道本線で国府津駅まで行き、ローカル線のJR御殿場線に乗り換えます。新幹線を使えば早いですが、普通列車でも2時間半程度で首都圏から着くことができます。御殿場はアウトレットがあるので、首都圏から出ている御殿場アウトレットへの高速バスを使う手もあります。

御殿場駅に着いてまず困ったのが「夕食をどうするか」問題です。宿泊先は一人だったこともあり、食事無しのビジネスホテルにしたため、夕食は外食で済ますしかありません。御殿場駅周辺はお店はあることにはあるのですが、居酒屋かラーメン屋くらいしか空いておらず、居酒屋は団体の学生さんや観光客で賑わっており、お店によっては満席のようでした。 苦肉の策で選んだのが、なぜか駅前にあるサンドイッチのファーストフードのサブウェイ。

・ファーストフードだけど野菜中心で脂っこくないので、翌日に胃もたれしなそう
・一人で居酒屋に入るのはちょっと悲しい
・空いていた

こんな理由で夕食を食べながら、翌日の富士登山に備えました。ちなみに駅近くにコンビニが1件ありますので、行動食や水などはコンビニで現地調達可能です。

いよいよ富士登山当日です。朝4時30分に起床、遠足前の子供のようにあまり眠れませんでした・・・ 宿の方にお願いして5時15分にタクシーを宿の前まで手配しておきました。定刻通りにタクシーに乗り、登山口の須走口まで出発です。御殿場はあいにくの曇り空・・・山の方の天気が心配です。

御殿場駅近辺から須走口までは、タクシーでおよそ30〜40分くらいです。マイカー規制中の期間だったので、須走口までの道路はタクシーと専用シャトルバスしか走っておらず空いています。マイカー規制期間外はかなり混んでいるのだと思います。タクシー代はたしか5000円台で足りたはずです。複数人で行くならタクシーの方が楽ですし、割安だと思われますのでおススメです。マイカー規制期間中の須走口へのアクセス方法は、主に以下3パターンです。

1.【マイカー+シャトルバス併用】規制期間中の臨時駐車場までマイカーで行き、そこから専用のシャトルバス(これは有料)に乗り換えて須走口まで

2.【路線バス】御殿場駅から直通路線バスで須走口まで

3.【タクシー】御殿場駅近辺からタクシーで須走口まで

個人的なおススメは断然「3.【タクシー】」利用です、何といっても好きな時間に登山口まで行けますし、確実に座れます。所要時間も間違いなく一番少なく、体力温存のためには多少料金は高くとも出す価値はあると思います。複数人いるなら、なおさらタクシー利用の価値が上がります。

1の欠点は何と言っても復路も同じ登山ルートを辿らなくてはいけない点です。富士山はせっかく複数の登山ルートがあるのですから、行きと帰りで違うルートを辿ってみたいものです。2の路線バスはスタンダードな方法ではありますが、本数があまり多くなく、座れるかどうか分からない上に、御殿場駅から須走口までは1時間程度かかります。座れないと登りのクネクネした道を長時間立っていなければならないため、結構しんどいと思います。

早朝6時に須走口五号目(標高2000m)に到着です、ここから山頂まで標高差およそ1800mです。須走口は一番メジャーな吉田口や、標高差が一番小さい富士宮口と比較すると、標高差が大きいため人気があまりありません。訪れたのは7月21日(日)でしたが、私以外に登山口で準備していのはわずか3組ほどで、かなり須走口の早朝は空いていました。

タクシーで一気に標高が上がったので、ガイドブック等に書いてある通り、高地順応&高山病防止のために、30分ほどですが、準備運動等をしながらその場で待機です。そうしていると、茶屋のおばあさんがしいたけ茶をふるまってくれました。ここで食糧・飲み物は調達可能ですが、料金は割高ではあるので、下界(?)で準備していくのが得策でしょう。買い忘れた時にここでも調達できるくらいの気持ちでいましょう。

AM6:30、いざ登山スタートです!最初は樹林帯の中を進むのがこのコースの特徴です。しばらくすすむと朝日と幻想的な雲海が姿を現しました。写真では言い表せないダイナミックな光景に感動するばかりです。そして何よりも良かったのが登山客がこの時間帯はほとんどおらず、静かに景色を独り占めできたことでしょうか。

心配していた天気は思ったよりも良くなり、朝日が暑いくらいです。そんなこんなで新6合目(2450m)に到着です。この時点で7時15分(所要時間45分)、標準タイムが80分ということなので、今のところ順調に飛ばせています。

七号目(2950m)の太陽館に8時5分に到着です。この時点でおよそ1000m弱登ったことになります、順調です!この辺りになってくると、自分よりも早い時間帯(朝5時くらい?)に出発した人たちに追いついたのか、スタート時よりだいぶ人が増えてはきましたが、それでも混んでいるという程ではありません。

富士山は砂利道が多く滑りやすく体力を意外と消耗します。また、森林限界をとうに越えているので、日射しをさえぎるものが無いので、晴れた日は日射しも体力を奪ってゆきます・・

休憩もそこそこに出発、本七号目(3200m)に8時40分に到着です。あと500mちょっとと思うと元気も出てきます。

本八合目(3400m)に9時15分に到着、ここは一番登山客の多い吉田口からの登山ルートと合流する地点なので、登山客の数はだいぶ増えましたが、それでも登山道が渋滞するほどではありませんでした。

ここから山頂までは大小の岩が連なるガレ場が多くなります。傾斜も急な上に、不安定な足場ということで、かなりキツそうな人が多く見受けられました。かくいう自分も息切れしながら必死に登ります。さすがにこの高度となると、下界よりも空気が薄いです。

10時5分、山頂到着!立派な狛犬が迎えてくれます。山頂まで約3時間40分(休憩込)でした。最初の勢いでは3時間くらいで行けるかな?と思いましたが、やはり富士山は甘くなかったです。後半は結構ペースダウンしてしまいました。

快晴とはいきませんでしたが、風もあまり無く、富士登山としては良いコンディションなんだと思います。それにしても子供の多さにはびっくりしました。途中で座り込んでしまう子供もいましたが、ほとんどは元気に登っており、むしろへばっているのは大人の方でした。

富士山頂には複数の山小屋の他に自動販売機もあります。もちろん下界に比べるとだいぶ割高ですが、せっかくなので温かいココアを飲みました。ちなみに山頂の気温は正確には分かりませんが、体感では10度以上は少なくともあり、寒いという程ではありませんでした。この日は長そでの上にフリース1枚でちょうど良かったです。風が強くなり、日射しもなくなると、だいぶ寒くなりそうです。

山頂はさすがに混雑していましたが(それでもぎゅうぎゅうという訳はないです)、ゆっくりと山頂を満喫した後に定番の剣が峰まで向かいます。途中にダイナミックな富士山の火口を見ることができます。

予想通りではありましたが、軽装の異国の方多いです。そして、なぜかみんなグロッキー気味です。高山病でしょうか?ちなみに自身は高山病に関しては全然大丈夫でした。剣が峰付近で少しだけ頭が痛くなったような?という位で、特に気になるほどではありませんでした。

剣が峰の前で写真を撮り十分満足できたので、山頂を1周するお鉢巡りは省略して、下山することにしました。帰りは別ルートを選択し、標高差が一番少ない富士宮口を下ります。11時45分に下山開始です。

天気が良ければ駿河湾や伊豆半島を一望できるということなのですが・・あいにくの超ガス模様です(T_T)何にも見えませんでした・・この日は須走口方面(富士山から見て東側)は晴れていたのですが、南側にあたる富士宮口は終始曇っていたようですので、須走口からスタートしたのは正解だったようです。

地味に下りはツラいです。体力的にはまだ余裕あるのですが、ガレ場の連続なので足裏が痛くなってきます。厚手の靴下を履くことをおすすめします。登山靴はあらかじめ履きなれておいた方が良いです。

高度が下がるにつれて天気も回復し、ガスも晴れました。標高2000m付近は日射しもあり暑かったです。

2時間30分ほどひたすら下り続け、14時15分にゴールの富士宮口五号目に到着!下りの感想としては、富士宮口は下りのコースとしてはあまりおすすめ致しません。登りとコースがずっと一緒なので、多少譲り合いが必要なことと、もともと急な傾斜が多いコースなので、下りは脚への負担が大きいです。須走口の砂走りのコースの方が楽しそうですね。

富士宮口からは路線バスに乗り、最寄駅まで向かいます。路線バスはそこまで混んでおらず、座席を確保することができました。

初の富士登山を終えて分かったこと

・須走口は7月中旬の早朝は空いている
・登山の鉄則である「早朝出発、昼下山」の原則に則れば、ある程度健脚の人であれば日帰り可能
・テレビで報道されているような混雑はご来光目当ての夜間登山限定?昼はそこまで混んでいないのかも・・
・富士山に登山靴は必須!ガレ場が多いので捻挫や転倒の危険性は大いにあります。

<コースタイム>
※個人的な所要タイムですのであしからず・・速歩きペースです
6:30須走口〜10:05富士山頂〜11:45下山開始〜14:15富士宮口
登り:3時間37分(休憩込み)
下り:2時間30分(休憩込み)

他の登山記録を↓にも載せていますので、こちらも是非ご覧になってください!
<登山ブログ>
http://kekenji.web.fc2.com/


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