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Yamareco

記録ID: 3346231
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

三股登山口から常念岳と蝶ヶ岳を周回

2021年07月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
08:52
距離
18.2km
登り
2,118m
下り
2,112m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:58
休憩
0:51
合計
8:49
4:20
4:26
11
4:37
4:41
95
6:16
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57
7:13
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37
7:50
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8
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67
9:20
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49
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4
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19
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8
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11:27
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12:01
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8
12:59
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1
13:00
ゴール地点
このコースは北アルプス南部の核心部、槍・穂高岳連峰を一望できる素晴らしい縦走コースを含む。標高差は大きいが初心者でも歩きやすいコースで、蝶ヶ岳ヒュッテで一泊すれば周回でスタート地点に戻ってこられるというメリットもある。とにかく絶景を拝みたいと思ったらここに来れば間違いないという場所である。今回は素晴らしい天気でその恩恵を存分に得られることができた。ただしその分、週末の混雑はかなり覚悟しておく必要がある。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三股第一駐車場には新しいトイレあり。しかし、金曜の23時頃にはすでに満車、約700mほど下にある第二駐車場(森の広場)に停める。こちらトイレなし。まだガラガラであったが、第一駐車場から下ってくると、第二に降りる道が鋭角すぎて曲がれない。自分は何とか切り返して降りられたが、入り口が狭い上に夜中だと周囲の状況がよくわからず危険だと感じた。スイッチバックで入っていった方が良いだろう。ともかく初めから第二に降りていくのが無難。第二の更に下には第三とも呼べる少し広めのスペースもあるがかなり離れてしまう。路駐も結構あったが、崖に転落の危険があるのでやめた方がいい。
登山口(ゲートと登山届所)は第一から700mほど先。そちらにもトイレがあるが古くて小さい。下山時にはここで冷えた飲み物を売っているおじさんたちがいた。
三股駐車場ではスマホの電波は入らなかった。(ドコモ)
コース状況/
危険箇所等
登山道上に雪渓は全くない。
心配された沢の増水による影響もこの時点では全くない。
全体的に大変よく整備されている。稜線部の森林地帯に一部ぬかるみがあるが今回は容易に回避できる程度だった。常念岳山頂部周辺の花崗岩の丸印マークはかなり薄くなっている箇所が多かったが、晴れていればよく探せばわかる程度ではあった。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
登山口。登山届を出す。
2021年07月17日 04:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/17 4:37
登山口。登山届を出す。
ここから常念までただただひたすら上る。
2021年07月17日 04:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/17 4:44
ここから常念までただただひたすら上る。
残念ながら体調があまりよくない。いつものことだが。寝不足でくらくらするし、脚が重くうまく力が入らない。さらに吐き気がする。どうしたものか。様子を見ながら進む。
2021年07月17日 05:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/17 5:51
残念ながら体調があまりよくない。いつものことだが。寝不足でくらくらするし、脚が重くうまく力が入らない。さらに吐き気がする。どうしたものか。様子を見ながら進む。
村に到着したらしい。
2021年07月17日 06:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 6:07
村に到着したらしい。
2021年07月17日 06:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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樹林帯を抜けると常念山頂部がみえた。
2021年07月17日 06:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 6:33
樹林帯を抜けると常念山頂部がみえた。
一気に絶景が広がり疲れが吹き飛ぶ。体調も徐々に回復傾向にある。
2021年07月17日 06:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 6:34
一気に絶景が広がり疲れが吹き飛ぶ。体調も徐々に回復傾向にある。
八ヶ岳と南アの間に富士山。梅雨明け万歳!
2021年07月17日 06:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 6:36
八ヶ岳と南アの間に富士山。梅雨明け万歳!
蝶ヶ岳の山頂はなだらかではっきりしないが、蝶槍は一目瞭然で笑う。
2021年07月17日 06:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 6:36
蝶ヶ岳の山頂はなだらかではっきりしないが、蝶槍は一目瞭然で笑う。
穂高連峰も頭を見せ始めさらに気合が入ってくる。
2021年07月17日 06:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 6:44
穂高連峰も頭を見せ始めさらに気合が入ってくる。
だが先はまだまだ長い。このルート二年前にも来ているが、山頂で腹痛が発生し、一旦常念平まで降りてトイレを借り、登り返して結局そのまま三股に引き返している。
2021年07月17日 07:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 7:02
だが先はまだまだ長い。このルート二年前にも来ているが、山頂で腹痛が発生し、一旦常念平まで降りてトイレを借り、登り返して結局そのまま三股に引き返している。
2021年07月17日 07:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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2021年07月17日 07:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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避難小屋。
2021年07月17日 07:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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避難小屋。
2021年07月17日 07:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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最後のひと頑張りだが両脚が痙攣気味で全くペースが上がらない。だましだまし進む。今回も無念の撤退かと頭がよぎる。
2021年07月17日 07:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/17 7:21
最後のひと頑張りだが両脚が痙攣気味で全くペースが上がらない。だましだまし進む。今回も無念の撤退かと頭がよぎる。
2021年07月17日 07:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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常念小屋からのルートに合流。ここで初めて槍が見える。
2021年07月17日 07:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 7:49
常念小屋からのルートに合流。ここで初めて槍が見える。
なんとか山頂。展望がすばらしい。来てよかった。
2021年07月17日 07:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 7:57
なんとか山頂。展望がすばらしい。来てよかった。
そこらじゅうが丸見え。
2021年07月17日 07:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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そこらじゅうが丸見え。
2021年07月17日 07:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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2021年07月17日 08:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 8:00
2021年07月17日 08:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/17 8:00
これから進む蝶ヶ岳方面。この写真では難しいが、蝶ヶ岳ヒュッテも見える。思ったより近い。
2021年07月17日 08:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/17 8:07
これから進む蝶ヶ岳方面。この写真では難しいが、蝶ヶ岳ヒュッテも見える。思ったより近い。
槍穂連邦。ちょうど大キレットの向こうに白山が見えるのが面白い。
2021年07月17日 08:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 8:08
槍穂連邦。ちょうど大キレットの向こうに白山が見えるのが面白い。
さて、脚の疲労がやや心配だが、体調もかなり回復し、この好天ということもあり予定通り蝶ヶ岳を目指すことにする。
2021年07月17日 08:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 8:09
さて、脚の疲労がやや心配だが、体調もかなり回復し、この好天ということもあり予定通り蝶ヶ岳を目指すことにする。
登りが3か所ほどあるがなんとかなるだろう。
2021年07月17日 08:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 8:41
登りが3か所ほどあるがなんとかなるだろう。
2021年07月17日 09:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 9:02
蝶槍。最後の登り。
2021年07月17日 09:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 9:21
蝶槍。最後の登り。
2021年07月17日 09:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 9:56
途中で一旦収まっていた脚の痙攣がピークに達するが、何とか最後までごまかしきった。
2021年07月17日 10:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/17 10:07
途中で一旦収まっていた脚の痙攣がピークに達するが、何とか最後までごまかしきった。
蝶槍からみる槍穂連峰はさらに大きさが増しているように見えた。最高の眺めだ。
2021年07月17日 10:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 10:08
蝶槍からみる槍穂連峰はさらに大きさが増しているように見えた。最高の眺めだ。
なだらかな起伏も疲れた脚にはきつい。稜線歩きあるある。
2021年07月17日 10:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 10:20
なだらかな起伏も疲れた脚にはきつい。稜線歩きあるある。
蝶ヶ岳ヒュッテ。お盆まで予約はすべて埋まっている。
2021年07月17日 10:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/17 10:45
蝶ヶ岳ヒュッテ。お盆まで予約はすべて埋まっている。
2021年07月17日 10:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/17 10:49
自分が滞在している間にも、テン場がどんどん埋まっていく。
一人2000円。さあ下山。
2021年07月17日 10:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/17 10:51
自分が滞在している間にも、テン場がどんどん埋まっていく。
一人2000円。さあ下山。
山頂で休憩したからだろうか、先ほどまで悩まされた脚の痙攣が嘘のようになくなって快調に下山している。体は不思議に満ちている。
2021年07月17日 11:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 11:18
山頂で休憩したからだろうか、先ほどまで悩まされた脚の痙攣が嘘のようになくなって快調に下山している。体は不思議に満ちている。
この道小さなステップの階段が多い。
2021年07月17日 11:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/17 11:29
この道小さなステップの階段が多い。
登ってくるたくさんの登山者とすれ違う。
2021年07月17日 11:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/17 11:50
登ってくるたくさんの登山者とすれ違う。
2021年07月17日 12:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/17 12:01
さようなら常念岳。
2021年07月17日 12:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 12:09
さようなら常念岳。
団体ツアーのお客さんとすれ違う。蝶ヶ岳ヒュッテ泊だろうが、随分遅い出発だ。
2021年07月17日 12:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/17 12:26
団体ツアーのお客さんとすれ違う。蝶ヶ岳ヒュッテ泊だろうが、随分遅い出発だ。
2021年07月17日 12:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/17 12:34
本沢の清流。そういえば途中で力水という水場があったが、無茶苦茶冷たくて手が痛くなるほどだった。
2021年07月17日 12:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 12:35
本沢の清流。そういえば途中で力水という水場があったが、無茶苦茶冷たくて手が痛くなるほどだった。
夏山シーズンの到来。今年も頑張りたい。
2021年07月17日 12:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 12:37
夏山シーズンの到来。今年も頑張りたい。
2021年07月17日 12:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/17 12:41
第一駐車場。もう少し下ってゴール。おつかれさまでした。
2021年07月17日 12:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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7/17 12:51
第一駐車場。もう少し下ってゴール。おつかれさまでした。

感想

梅雨明け直後の好天の来たアルプスで二年前のリベンジが達成でき本当によかったと思う。ここ数日は体調が悪くやたらと疲労感や眠気が取れずあまり気が進まなかったが結果的に行って正解だった。
前半はやはり平日の体調不良を引きづっていて今回もよくて常念ピストンかと弱気になる場面もあった。しかし、森林限界を超えて展望がよくなるあたりで体調も回復してやれそうな雰囲気になっていった。ただし、脚力不足で脚が痙攣。ここ数年は本当に癖になってしまった症状ではあるが、その分そのごまかし方も心得るようになった。経験ではこの足の痙攣は耐えていればそのうち治るというものだった。その際重要なのは事前の体力づくりはもちろんだが、現場では水分とエネルギー補給である。それが不足しているとやはり痙攣しやすいように思う。今回も常念岳や蝶ヶ岳での補給と休憩ですぐに復活した。蝶槍では痙攣がピークに達してまずいなと思ったが我慢して蝶まで歩いた。不思議なことにいつも悩まされている左股関節の痛みと腰痛は今回はほとんど気にならず。右足首も大丈夫だった。左脚裏の痛みは少し出たがさほどではない。山での体調は山に行ってみないとわからない。そんな思いが一層強くなった山行だった。

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
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須砂渡ゲート〜蝶ヶ岳
利用交通機関:
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5

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