【谷川主脈縦走】平標山〜谷川岳

2021年07月17日(土) 〜 2021年07月18日(日)

• GPS: 13:38
• 距離: 20.3km
• 登り: 2,250m
• 下り: 1,911m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:59
• 休憩: 0:03
• 合計: 2:02

12:25 平標登山口バス停
13:22 13:25 平元新道登山口
14:27 平標山乃家

2日目

• 山行: 9:31
• 休憩: 2:02
• 合計: 11:33

14:27 平標山乃家
4:47 5:00 平標山
5:12 5:12 平仙鞍部
5:50 5:58 仙ノ倉山
6:24 6:24 エビス大黒避難小屋
6:56 7:03 エビス大黒ノ頭
8:00 8:01 毛渡乗越
8:41 8:45 越路避難小屋
9:35 9:56 万太郎山
10:38 10:46 大障子ノ頭
11:05 11:10 大障子避難小屋
11:24 11:25 小障子ノ頭
12:01 12:32 オジカ沢ノ頭避難小屋
12:36 12:36 オジカ沢ノ頭
13:48 14:11 谷川岳・肩の小屋
14:18 14:18 天神ザンゲ岩
14:34 14:34 天狗の留まり場
14:57 14:57 熊穴沢避難小屋
15:15 15:15 天神平・天神峠分岐点
15:22 15:22 天神尾根・田尻尾根分岐点
15:31 15:31 天神平
15:32 ゴール地点

天候

雲一つない快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

【行き】
〜越後湯沢駅
越後湯沢駅〜平標山登山口　バス

【帰り】
天神平ロープウェイ
土合駅〜越後湯沢駅　
越後湯沢駅〜

コース状況／危険箇所等

途中藪漕ぎのような場所あるが問題なし。この週と次の週で平標山の家の方が刈ってくれたよう

写真

7/17 13:19

平標山の家への登山口

7/17 13:22

登山口まではこんな感じ。森の中のハイキング

7/17 13:22

登山口からずーっと階段が続く。これが結構きつかった。

7/17 14:42

平標山の家到着！避難小屋に泊まる。結構綺麗で、避難小屋というより山小屋だった。この日は貸し切り

7/17 14:50

小屋前からは平標山と仙ノ倉山の稜線

7/17 15:28

山々を借景にいただきます

7/17 16:09

山小屋は避難小屋を挟んで反対側。避難小屋の受付もこちら

7/17 16:10

立派な建物。奥にテント場。小屋とかテント場とかこじんまりしていて広くはないけど、不思議と落ち着く雰囲気

7/17 16:11

ビール冷えてます

7/17 16:11

明日登る平標山

7/17 19:06

夕焼け。この日は寒くも暑くもなく、風もなくて、最高の夜だった。満天の星空だったし

7/17 19:10

写真撮ってる時は気づかなかったけど、何の影だろう

7/18 4:09

翌日。

7/18 4:09

夜が明ける

7/18 4:18

薄紫の世界

7/18 4:32

全てが美しい…

7/18 4:37

7/18 4:47

平標山到着

7/18 4:47

平標山の影

7/18 4:49

日の出

7/18 5:06

この眺めは反則でしょ

7/18 5:10

ひたすら美しい

7/18 5:16

サラサドウダン

7/18 5:19

カラマツソウ？

7/18 5:23

振り返って平標山

7/18 5:28

まさに雲の海

7/18 5:34

ミヤマキンポウゲ

7/18 5:36

7/18 5:50

7/18 6:26

仙ノ倉山から一旦下る

7/18 6:29

エビス大黒ノ頭への登り返し

7/18 6:37

ニッコウキスゲ

7/18 6:54

狭い山頂、眺めは抜群

7/18 7:19

万太郎山への稜線。これでもかってほど下る

7/18 7:25

シモツケソウ

7/18 8:49

7/18 9:07

左右も綺麗。まだ雪渓があるからかときおり吹き上げる風が気持ちいい

7/18 9:57

万太郎山でようやくこの日の折り返し。肩ノ小屋も微かに見えてきた。それにしても遠い

7/18 10:25

万太郎山からもかなり下る。そのあとの小さなピーク達も岩場あったりなかなか手強い

7/18 11:08

わからない…

7/18 11:24

7/18 11:25

オジカ沢ノ頭への登り。これが一番きつかった

7/18 11:34

まだ登る

7/18 11:50

振り返ると歩いてきた稜線が見える

7/18 12:35

オジカ沢ノ頭到着

7/18 12:41

谷川岳がようやく見えてきた。カッコいい山腹だねぇ

7/18 13:45

オジカ沢ノ頭から先も岩場あったり登り返しあったりで、最後まで油断できない道。ようやく辿り着いた肩ノ小屋で、バヤリースオレンジをがぶ飲み

7/18 15:30

肩ノ小屋からひたすら下って、ロープウェイに到着‼︎

7/18 16:10

下山後の楽しみ

7/18 17:33

土合駅名物の階段

7/18 17:44

ホームは寒かった

7/18 18:52

越後湯沢温泉で海鮮丼食べて帰宅

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

ひろ

今回は谷川主脈縦走へ。

このエリアは山小屋が少ないのとテントを張る場所が少ないのとで、バランスが難しい。初日は平標山の家の避難小屋に泊まり、翌日谷川岳へ向けて20キロを縦走するプランに。結局疲れて谷川岳自体には行かず、小屋からそのままロープウェイへ向かいました。

ということで初日は短時間登山。新幹線とバスで昼くらいに平標山登山口に到着。体力を温存するために最短で山小屋に向かいます。川沿いを歩いたあとしばらくは砂利道の軽い登り。登山口からは階段が延々と山小屋まで続きます。これがつらかった。登り始めはあまりない昼頃だし、今年初めての日差しが強い晴天だったので、すっかりバテバテに。なんとか小屋に到着し、避難小屋の受付をしてひと休み。着替えてさっぱりしたら、平標から仙ノ倉山の稜線を眺めながら夕飯。ここはこじんまりとした小屋だけど、トイレとか建物とか綺麗で、良い雰囲気でした。夜はまさに満天の星空。また泊まりたい小屋でした。

翌日は4時出発。登り始めはまだ真っ暗だけど、登るにつれ徐々に朝焼けが。山頂に着くと北アルプスもばっちり見えるし360度の展望で最高でした。仙ノ倉山への稜線も歩きやすくて、朝日を浴びる山々を眺めながらのんびり気持ちよかったです。本当綺麗だった…

仙ノ倉山から先が、この縦走の核心部になります。まずはエビス大黒ノ頭へ、かなり急な下りで滑りやすい道を進みます。こんなに下るの⁈って道をこの先何度繰り返したか…やっとエビス大黒ノ頭へ登り返したら目の前に立派な万太郎山がそびえていて、目の前にはさっきよりもさらに下り。下りきったところで見る目の前の万太郎山はなかなかのボリューム感。ある程度登るとトラバースを経てお隣の稜線から山頂に至ります。この頃にコースの後半が見えてきて、遠く肩ノ小屋と谷川岳が見えてきます。万太郎山でようやく折り返し。ガスって一切稜線が見えなかったこの前の八ヶ岳と、容赦ない森林限界を越えた稜線歩きどちらがいいか、迷うところ。でも眺めはこれ以上ないくらい最高だった…

個人的には万太郎山からいくつかピークを越えた先のオジカ沢ノ頭の登り返しがものすごく辛かったです。完全に上級者向けコース。宇宙船のような避難小屋に辿り着くと眺めはさすがに素晴らしい。疲れも吹っ飛びます。同時に最後の登り返しの肩ノ小屋への道も見えてきます。

最後の下りに入ると、谷川岳の全貌が見えてきます。たくさんの谷と川と雪渓から吹き上げる涼風の中、最後の登り返しでようやく肩ノ小屋到着。冷たいジュースで生き返った後はロープウェイへ。ここから一気に一息が増えました。ロープウェイで途中まで登って来られるからか、それまでと雰囲気が全然違って、気のせいか高尾山のようにも感じてしまう。

ロープウェイで降りたらソフトクリームで休憩後、土合駅まで歩きました。土合駅は初めてだったけど、古い駅舎を活かしたおしゃれカフェがあったり、グランピンク施設があったり。

今回の2日目のルートは途中テント禁止で山小屋もなく水場1箇所で、どうしても1日の行程が長くなりがち。だからか1時に歩き始めた人とか、長距離トレランとか、星空を撮って下山する人に日の出前にすれ違うとか、ストイックな方々が多かったです。木陰がなくて日差しばっちりで、長距離の上に高低差もあってきつかったけど、歩き切った感がとてもありました。日の出からの景色は最高だったし、アルプス縦走に向けて良い訓練になってとても良い山行でした。