夏の☀️那須三山縦走〜三斗小屋温泉泊
- GPS
- 11:28
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,702m
- 下り
- 1,684m
コースタイム
- 山行
- 3:36
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 4:23
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 6:53
天候 | 7月17日晴れ、18日晴れ時々曇り 梅雨明け猛暑日続出 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
https://www.nasu-ropeway.jp/ 片道1200円 当初、峠の茶屋駐車場に駐車する予定でしたが6時半で満車とのこと。 ロープウェイの駐車場にも駐車出来なかったので大丸公衆トイレ脇の駐車場に停めました。8時過ぎ頃、駐車場に到着しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大丸公衆トイレ脇駐車場〜那須ロープウェイ山麓駅 裏手に登山道がああり、道路をショートカットするように登っていくと到着しました。 那須ロープウェイ山頂駅〜茶臼岳山頂 景色が良く、しばらくガレ場の道を歩くと山頂に到着する。 強風、悪天候時は注意が必要。山頂は広く岩場になっておりお鉢巡りのように周回出来る。 お釜口〜無間地獄〜牛首 登山道はよく整備されている。山頂の裏側から硫黄の臭いとともに煙が出ている。 牛首〜姥ヶ平〜沼原分岐 茶臼岳を裏に見ながら歩く。登山道の分岐からひょうたん池まで木道歩き。池の近くまでは近寄れない。見通しの良い道を歩いた後、樹林帯の登山道に入る。 沼原分岐〜三斗小屋温泉 気持ちの良い樹林帯歩き。沢までは岩の道を下り、橋の架けられた沢を渡る。沢の後は少し急登を登りしばらく歩くと小屋に到着する。 三斗小屋温泉〜大峠 樹林帯歩き。三箇所、渡渉があり注意が必要。またロープの急な岩場がある。 大峠〜大峠分岐〜三本槍岳 宿の人に教えてもらっていた、1輪のニッコウキスゲを見つける。アップダウンを2箇所通過する。鏡ヶ沼展望所からは周囲の山々が良く見えて展望が良い。三本槍岳の山頂も広く眺めが良い。 三本槍岳〜朝日岳 清水平まで下ると湿原が見える。清水平から1900m地点まではまたしばらく登りが続く。熊見曽根から朝日の肩まで細いガレ場の登山道を歩く。切れ落ちた鎖場もあり、悪天候時は注意が必要。朝日岳からは茶臼岳が良く見える。 朝日岳〜峰ノ茶屋跡避難小屋〜峠の茶屋 朝日岳を後ろに見ながら岩場と細く険しい稜線歩き。前方に茶臼岳が見えて景色が良い。避難小屋からしばらくガレ場を歩くとボトム側は徐々に緑が濃くなり樹林帯歩きになる。峠の茶屋からロープウェイ山麓駅までは道路をショートカットした登山道を歩く。 |
その他周辺情報 | 三斗小屋温泉煙草屋旅館 https://www.tabakoyaryokan.com/ 1泊2食付き10,000円入湯税400円、個室でした。 今期のみ日帰り入浴1000円 賄いランチ1000円、休憩500円 休暇村那須 https://www.qkamura.or.jp/nasu/ 日帰り入浴880円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
携帯トイレ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
計画書
筆記用具
ファーストエイドキット
ナイフ
|
感想
梅雨明け後の週末。
当初の予定では、テント泊でアルプスに行く予定でしたが予約が取れず、三斗小屋温泉へ問い合わせをしたら予約が取れたので、以前から計画していた那須三山を縦走する計画を実行することにしました。
早めに到着してロープウェイを利用せずに峰ノ茶屋跡避難小屋まで登る予定でしたが、家の用事であまり早く出発が出来ず、駐車場に到着したら既に上の方はいっぱいでした。あと数台の所で大丸公衆トイレ脇に停められたので準備をして出発します。裏手にある登山口から道路をショートカットするようにロープウェイ乗り場まで歩きました。
ロープウェイは混雑せず、まもなく山頂駅に到着しました。
あっという間に標高を稼いで山頂までもうすぐです。
登るにつれて登山者が増えてきて岩場を歩き、鳥居を過ぎると山頂に着きました。
山頂は広く、周囲に山々が見えて気持ちが良かったです。
しばらく休憩をして、時間的に南月山の往復は厳しいので、無間地獄から三斗小屋を目指すことにしました。
茶臼岳に沿って細く整備された登山道を歩きます。
しばらくすると遠くに白い煙が見えて、硫黄の臭いがしました。
周辺に硫黄の黄色い石が転がっていました。
無間地獄を過ぎると牛首の分岐まできて、遠くの景色が見えました。
少しお昼休憩をして、先を急ぎます。
姥ヶ平まで、荒々しい姿の茶臼岳をバックに下ります。
分岐からひょうたん池までは木道を歩き、広くなっているところから青い池のようなものが見えました。
沼原分岐を過ぎ、緑が生き生きとした樹林帯を歩きます。
下り降りると沢に出たので、沢の水でタオルを濡らしてクールダウンしました。
沢を渡ると少しの間、急登を登りトラバースをしながら歩くと小屋に到着しました。
三斗小屋温泉煙草屋旅館は古い建物が風情があり、とても雰囲気が良いです。
受付を済ませて部屋に荷物を置いてお風呂の準備をして、野天風呂に行ってみました。
すると、ロシアの山ガール二人組がお風呂に入っていて、おしゃべりしながら入浴しました。
お風呂のお湯が反射して暑いです。
しばらく浸かると一日の疲れが取れたようでスッキリしました。
お風呂から出たあとは、お待ちかねのビール。
しばらく外で飲んで部屋でゴロゴロしていると、すぐに夕食の時間になりました。
夕食は、大広間でお殿様のようなお膳に乗せられた食器でごはんを食べました。
ごはんを食べて、部屋でゴロゴロしていると気がついたら寝てしまっていました。
隣の部屋の声で途中で目が覚めたりしましたが、外のひんやりした空気と虫の音が心地よく、
朝までぐっすり寝てしまいました。
二日目、早朝目が覚めたので野天風呂へ行きました。
既に何人か入浴している人がいましたが、朝の空気が心地よく昨日よりもゆっくり浸れました。
部屋に戻ってゴロゴロするとまもなく、朝食になりました。
モーニングコーヒーをいただき、身支度をして出発しました。
旅館を出たすぐ下に大黒屋旅館があってこちらもいい雰囲気の旅館でした。
しばらく気持ちの良い樹林帯歩きが続きます。
バランスを崩すと落ちてしまいそうな沢の徒渉を3箇所しました。
ロープの岩場があり注意して登りました。徒渉が終わった後は大峠までひたすら登ります。
分岐に出ると、大倉山への縦走路や三本槍までの縦走路が見えて山塊の深さが見えました。
三本槍までは灼熱のアップダウンが続き太陽がジリジリと照っています。
汗が噴き出し、熱中症にならないようにこまめに水分補給しながら歩きました。
稜線からは会津や那須塩原の町が遠くに見えていい眺めでした。
三本槍に登頂すると視界が開け、広々とした所に出ました。少し休憩しました。
三本槍からもまた、朝日岳へと続く道はアップダウンで清水平の湿原に出た後、また稜線まで登りました。朝日の肩まで来るとたくさんの登山者で賑わっていました。
山頂直下の急登を登りきると山頂に登頂しました。
パノラマの景色が広がり、目の前にどっしりとした山容の茶臼岳が見えました。
茶臼岳手前の避難小屋の分岐までの稜線歩きは、朝日岳の山容が大迫力で迫るようでした。
硫黄の色の岩場の道が狭く、ガレ場や鎖場があり注意して歩きました。
以前来たときは天候が途中で悪くなり、この朝日岳の稜線の手前で引き返したことを思い出しました。
避難小屋に着くとたくさんの登山者が休憩していました。
分岐を大丸方面へ向かい下山しました。
岩場の道から段々と緑が増えて樹林帯歩きになりました。
登山道はよく整備されていて歩きやすかったです。
山の神を通り過ぎ石段を降りて鳥居をくぐると登山口に到着しました。
ロープウェイ山麓駅への登山道を下ります。
途中の峠の茶屋でかき氷を買おうとしたら、濃厚接触になるから一つづつ買ってくださいと怒られてすごく嫌な気分になりました。
茶屋のベンチで食べるのも嫌な気分だったので、誰もいない登山道を歩きながら食べました。
山麓駅で水分補給して、駐車場への登山道を歩きました。
しばらく歩いて駐車場に到着しました。
数年前に訪れた時は途中で天気が悪くなってしまい、茶臼岳だけ登りました。
その時から、天気の良い時にリベンジしようとシーズンが始まってからずっと計画していました。
三山の縦走は思っていたよりも登りごたえがあり、気温が高かったのもあって体力的になかなか大変でした。しかし、梅雨が明けて抜けるような夏の青空とピカピカの緑の景色。
山々の大迫力の景色は、疲れも吹き飛び歩きました。
歩いていくうちに山容が移り変わり、変化に富んだ景色を見ながらの山行は思い出に残る山旅になりました。
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