川苔谷本谷
- GPS
- 06:12
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 423m
- 下り
- 415m
コースタイム
- 山行
- 2:48
- 休憩
- 3:24
- 合計
- 6:12
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
はじまりました、夏が。
梅雨明け1発目。
日帰りで、エスケープもしやすいゴルジュと言うことで川乗谷本谷へ。
当日は文句なしの快晴。
敗退したけど、個人的にはかなり楽しめた遡行だったかな。
メインの聖滝すぐ近くまで林道が走ってるのでアクセスしやすいが、今回は下部の川乗橋近くからスタート。
大の大人の男4人でライジャケを羽織り、林道に併走してる沢をジャブジャブ泳いで遊ぶ景色はなかなか新鮮。笑
下部の小滝もムーブがあったりしてけっこうおもしろかった。
遊びつつ遡行してると左手にキャンプ場が。
ここまで車で来られるんだろうか?
キャンプ場を通り過ぎるとすぐにいきなり現れるゴルジュ。
削られた石灰岩が艶っぽく光っていて、いかにも誘ってるよう。すごい綺麗。
切り立った両岸の岩もコルネが発達してたりする場所もあったりして、フリーの岩場みたい。
さて聖滝。
F1は10mほど泳いでからの登攀になりそう。ジャンケンしてリードの順番決める。
Tさんが最初にトライ。
無事、滝上まで上がるがその先が苦労してるっぽい。左岸からスカイフック使ってスリングアブミで上がろうとするがスカイフックが外れてしまい、戻ってくる。
選手交代で私。
泳いで滝下へ。水量が多くて流心の引力に引きずり込まれる。あれなんで背中から行ってしまうんだろう?ザックのせいなのか?
吸い込まれたのちに、もろに滝の水を浴びて一瞬沈んだけどライジャケ着てたのですぐに浮き、足場に身体をあげる。
流心に良さげなホールドあったけど、水圧すごすぎて足も手も吹っ飛ばされてしまい全く使えなかった。でも頑張って上がる。足つっぱりで滝上に待機。
上がって見たF1上の景色はなるほどねぇ〜って感じ。
釜が渦巻いていて、深そう。ビレイ出来そうな場所も見当たらず、Tさんと全く一緒のムーブになり、スカイフックで左岸に上がろうとするがうまく決まらない。
先に見えるF2の水量を見ると登れる可能性を感じなかった。釜も深くて足着かなそう、無理矢理突破しても釜でクルクル回り続けることになりそうな予感がしたので、ダメかと思い諦めてジャンプして流され降り出しに戻る。
F2は全然可能性感じなかったけど、我々の次の日に遡行したパーティがF2突破した記録を上げてたから、やっぱり、まだまだ修行が必要って事ですね。釜に足が着くっぽいけど、それを見極められなかった。
その後は突破は諦めて巻いていく。
地底湖へと続く、噂の聖穴近くの釜が、3本の滝が流れ込んできて不思議な光景だった。
ココが緊急事態宣言下の東京とはまるで思えない景色。
続く夫婦滝も水量多め。
アブミ使って行けそうな匂いもかすかにしてたけど、無理せずに4人で順番に滝裏までのシャワークライミングを楽しんだ。
帰りはちょっと下降してすぐ林道へ上がれた。
聖滝も夫婦滝も突破出来なかったけど、水と戯れる夏休みらしい沢登りが出来て楽しかった。
奥多摩で場所も近く、日帰りで行けて林道も併走、エスケープも簡単で気持ち的には軽い感じでいけるけど、ライジャケなどの装備や、人によってはウェットスーツなどの低体温対策はしっかりとやらないと痛い目に遭う感じの沢な気がする。
ある程度登攀力も必要そう。
私は寒さに弱いので上下ウェットスーツで行ってちょうど良かった。
早めに上がれたので、ゆっくり温泉に浸かって、夜のキャンプの準備を奥多摩駅前で。
お肉屋さんのコロッケ美味しかった。
焚き火して呑んで、次の日の丹波川へ。
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