空木岳 <長い尾根を頑張れば そこは天空の白ザレ稜線> 池山尾根


- GPS
- 09:54
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,574m
- 下り
- 1,561m
コースタイム
⇒8:21迷い尾根8:24⇒9:24分岐9:27⇒9:49駒石10:05⇒10:44空木岳11:34
⇒12:11空木平避難小屋12:31⇒分岐12:45⇒13:37迷い尾根13:40⇒マセナギ14:30
⇒14:56水場15:07⇒15:32タカウチ場15:36⇒15:45池山林道終点P
全山行時間 9:54 全歩行時間 7:53 主休憩時間 2:01
※長い撮影時は前後のポイントの休憩時間に適当に入れています。
※ルート図は手書き適当入力で正確ではありません。
天候 | だいたい晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレあるが本山行時においては勇気が必要状態 (PAやコンビニや公園等で事前が 無難) (1kmぐらい手前のゲート前にも10〜台程度の駐車場あり) 林道は本山行時 舗装がなくなる辺から悪路 道巾が割りとある方なので 低速で丁寧に運転すれば なんとかなるかもしれないレベル。 ちなみにタクシーは頑張って入ってきている。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<林道終点−タカウチ場区間> 大きなジグザクな緩やか整備された遊歩道が基本。 それらをショートカットするような尾根直登り踏跡もあるが 部分的に軽い藪、また荒れているので これらに慣れている人以外は上記遊歩道が無難。 <水場−尻無区間> 遊歩道と登山道がある。時間的には大きな差はなさそう。 植生がかたやダケカンバ+笹道、かたやシラビソ林で全く違う。 遊歩道は一部軽い笹漕ぎで 登山道の方が歩かれていそう。 <マセナギ−ヨナ沢の頭近辺区間> それなりに整備されていますが 大地獄、小地獄など 階段、梯子、鎖多数で注意は必要。 <空木平(避難小屋経由道)> 雰囲気はいいですが 石ゴロゴロで歩きにくいので コースタイム以上時間がかかりますし 本山行時川が枯れていたため 一部で径路がわかりにくい所もありました。 <その他> 全体的に整備されている登山道です。 |
写真
感想
空木岳は 初めて宝剣、木曽駒を登った時から
あの稜線の先の名峰にいつかと思っていましたが
日帰りでは 池山尾根はなかなかきつそうなので
今まで一歩引いて 苦手の山小屋泊の宝剣経由で行こうか
悩んでいましたが このところどうも天気は 安定せず
2日続けては期待でないので 比較的なんとかなりそうに思えた8月22日に
思い切って行ってきました。
コースタイムはおよそ10.5H
これが厳しいのか 甘いのか
はじめての山域で 見当もつかないので
ヤマレコの記録を参考に考えるが だいたいヤマレコユーザは謙虚に
書くので できるだけ早出したいが 登山口まで遠いので
2時起きで 6時前後のスタートが精一杯
ナイトハイクはしたくないので 12時までに頂上に着けない場合は
撤退と言う事でスタートしました。
<大地獄細尾根まで>
水場分岐までは 道巾広い快適遊歩道で スタコラ歩けますが
標高も低いので とっても熱く 水場でごくごく飲ませていただきました。
水場を過ぎると 普通の山道で特段の急登はほとんどないシラビソ主体の
トラバース道が長くちょっと単調です。
(分岐以降も遊歩道を選択すると こちらはダケカンバ林です)
<大地獄・迷い尾根近辺の細尾根地帯>
階段、梯子、鎖多数で もちろん注意は必要ですが
個人的には変化ありいいですね。
行きは ガスで展望がありませんでしたが
宝剣方面の展望が効く所は随所にあり 行きに展望が見られれば
随分テンションも上がる事でしょう。
空木平分岐までの後半は 通称<散歩道>と言われる
平坦な 歩き易い区間もありました。
<空木平分岐からの稜線歩き>
晴れていれば 最高です。
駒石トライなど遊びを入れて1時間半弱。
ここまで自分達としては早めに歩いてきたので
分岐についた時は かなり疲れていて
駒石に上がった時は 息上がったのですが
普段 この手の石に上がらない自分として珍しく自然と
登っていました。
<空木岳>
登山口から4時間55分 我々が着く30分程まえからガスがとれ
遠くの山々はガスの中ですが ほぼいっしょに登られた方々と
この素晴らしい時間を皆さん笑顔で共有させていただきました。
<空木平(空木平カール)>
時間も余裕ができたので 当初の予定通りこちらのルートで下山です。
駒石の稜線のとなりの谷筋ですが
リンドウぐらいしか目につかなかった稜線と違い
本当にお花畑 すでに花の時期は終盤と思われますが
チングルマの綿毛、ハクサンボウフウ? バイケイソウなどの大群生
ハクサンフウロやウサギギクやヨツバシオガマなどなど
歩きにくいゴロゴロ石と合わせて 足が前に進まず
稜線から あんなに近くに見えた避難小屋が遠かった。
ここは花撮影は別にしても コースタイム通りに歩くのは私には困難で
稜線より先にここから頂上を狙うのは考えものだと感じました。
空木岳の項目にも書きましたが
今回 自分達にはタイム的にやや厳しいと思われたコースですが
思ったより早く廻れたのは 天候と
同じ登山口から 同じような行程を歩かれてた
様々な素晴らしい方々とのコミュニケーションでした。
(我々が ほとんどシンガリをヘロヘロで立派につとめました、、)
御迷惑かもしれませんので 現時点では詳細は割愛させていただきますが
また どこかでお会いできる日を楽しみにしています。
天気もGood!景色もGood! 花もGood! 出合いもGood!
とても素敵な一日となりました。
特に、気さくな会話がある出合いは、なお一層嬉しいです!
大きな駒石や、お互い訪れたかった空木山頂で、時間を共有出来た事を嬉しく思います。
急遽、仕事がオフになったので、ちょっぴり無理をして南アへ、テントを担いで山籠り予定です。
よって、レポは少し先になってしまいそうです。
大変、お世話になりました。
先日登りまして、登山者同士の
コミュニケーションが、いい感じで
取れる山だなと、僕も感じました。
登山道が、ほどよく狭く傾斜もきつめで
みなさん、そんなにペースが上がらないので
同じ顔ぶれで、ずっと歩けるのかなと。
空木カール、花がすごいですね。
行けばよかったと、後悔してます。
nadesikoさん こんにちは!!
北アなどに比べるとちょっと地味な印象もあった空木岳でしたが
行って見れば 素晴らしい山域でしたね。
素敵な楽しい会話と笑顔 ありがとうございました。
もう テントを担いで次の山篭りですか?
山篭りと言うと 勝手に
我々には不可能な南部大縦走を連想してしまいます。
そのお体のどこに体力を温存してあるんですかね。
楽しみ、気長〜に? レコをお待ちしていますね!!
今後も宜しくお願いします。
komakiさん こんにちは!!
いつもしょうがないレコに暖かい訪問ありがとうございます。
宝剣から小屋泊まりで行くか 池山ピストンで行くか悩んでいた時
komakiさんのレコ 勝手に参考にさせていただきました。
空木平にスムースに周回できたのもkomakiさんのレコのおかげです。
空木平に突入し お花、綿毛畑を見た時
komakiさんの富士山マークが脳裏を横切って行きました
申し訳ございません、komakiさんのような綺麗な写真は無理ですが
これで勘弁してください。
このコース ピストンだからという以外でも
適度な混み具合の上に
声を掛けたくなる
適度な難易度(厳しさ)適度なポイント変化
確かにコミュニケーションではいい雰囲気なのかもしれませんね。
今後も宜しく御指導をお願いします。
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