旭岳 熊に接近遭遇！距離10m

2021年07月20日(火) [日帰り]

• GPS: 07:55
• 距離: 19.4km
• 登り: 1,306m
• 下り: 1,306m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:15
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:55

6:48 姿見駅
7:00 7:02 姿見の池
7:58 7:59 金庫岩
8:04 8:17 大雪山
8:37 8:38 裏旭キャンプ指定地
9:05 9:06 間宮岳分岐
9:34 9:34 松田岳
9:43 9:43 北海岳
10:55 11:06 黒岳石室
11:48 11:49 お鉢平展望台
12:08 12:14 北鎮岳分岐
12:24 12:24 中岳
12:38 12:42 中岳分岐
13:01 13:01 中岳温泉
13:43 13:43 裾合平
14:40 14:40 姿見駅
14:43 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

旭岳温泉ホテルベアモンテ駐車場（前泊してそのまま駐車OK）

写真

本日は大雪山の旭岳からお鉢を周回する予定です。6:30の朝一のロープウェイに乗ります。

羊蹄山に引き続き山頂部にガスがあります。でも天気予報は晴れなのできっと晴れてくれるでしょう。

振り返ると蒸気が音を立てて吹き上がっています。

ほらほら晴れてきましたよー。

旭岳に登るとガスが取れて絶景が目に飛び込んできます。

旭岳。百名山99座です。

旭岳のロープウェイと反対側の斜面はまだ結構な雪が残っています。チェーンスパイクは持ってきましたが、特に付けるほどではありません。

すっかり青空の旭岳とmanoalanipo。

裏からの旭岳。

雄大なお鉢が眼前に。いやーいい景色。これが見たかったのです。

この時はこの後に恐怖が待っていることを知りません。
北海岳に登るところで前から女性が小走りしてきた。何かと思えば、たった今、熊がお鉢側へ下って行ったので急いで下ってきたとのこと。気を付けて行くようにアドバイスをくれました。こちらは登るので下って行ったのであれば問題ないであろうと何とも呑気に考えていました。

ところがです！北海岳の写真を撮ってちょうどよいベンチに座り、何か少し食べようと思ったその矢先、そうです。ヒグマが山頂に登ってきちゃいました！！その距離10メートル！こちらを一瞥するとお鉢と反対側の斜面に向かって歩いていきます。すぐには襲う気はないようです。刺激しないように、背中を見せない、走らない、といろいろな事が頭をよぎります。我々はゆっくりと後ずさりしながら熊から離れ視界から熊が消えたところで安全なところまで走りました。

そしてかなり熊から離れたので振り返って熊の写真を撮ります。写真の中央に小さな黒い物体が写っているのが熊です。写真だと小さい。いやーあんなに熊と接近したのは初めてです。この恐怖体験で翌日からの山行計画は全く違うことになりました。そうです。ビビったのです。命が大事なのです。

熊からは相当離れ景色を堪能する余裕も出てきました。

ベンチがあったので食べ損ねた食事をしながら北海岳方面を写真で撮ります。すれ違う人には北海岳のお鉢と反対側の斜面に熊がいることをお伝えしたのは言うまでもありません。

黒岳はパスして、黒岳石室に到着。

ここから引き返して後半戦です。

お鉢を反対側から。

北鎮岳もパス。

角度が変わると旭岳の見え方も変化します。

裾合平を経由してロープウェイ駅まで戻ります。

中岳温泉。石で囲われたところは温かい。

また残雪。

ここは天国でしょうか。チングルマの大群生と旭岳。しかもチングルマが満開です。

少し登り返しようやくロープウェイ駅近くの遊歩道に戻ってきました。

姿見駅からの旭岳。
熊に接近遭遇するというアクシデントはあったものの無事に下山完了。お疲れさまでした。

感想

kachin

旭岳で百名山99座。残りは幌尻岳のみ。
今回はあまり山を歩いていなかったので長いチロロ林道を水を担いで往復する自信がなかったので最初から幌尻岳は計画に入れていませんでした。
大雪山のあとは富良野に移動して芦別岳、その後は夕張岳を登る計画を立てていましたが、本日のヒグマとの接近遭遇（詳細は写真にコメント）でビビり、manoalanipoと相談して少しでもヒグマのリスクが少ない計画に変更することにしました。
翌日は一度登っているが安全そうな十勝岳、その後移動して樽前山へ大きく予定変更です。（この後、樽前山はさらに変更して恵庭岳へ）命が大事ですからね。