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Yamareco

記録ID: 3391810
全員に公開
ハイキング
中央アルプス

麦草岳、木曽前岳〜コガラ登山口から

2021年07月26日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:13
距離
15.2km
登り
1,787m
下り
1,774m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:54
休憩
1:16
合計
10:10
7:32
1
8:07
8:07
65
9:12
9:17
49
P2106
11:01
11:11
129
13:20
13:42
9
13:51
13:56
52
14:48
14:48
36
16:55
16:55
4
16:59
17:19
19
カメラ捜索
17:42
コガラ登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コガラ登山口駐車場。
トイレは国道19号線沿いの道の駅日義木曽駒高原で済ませました。
コース状況/
危険箇所等
この日の幸ノ川徒渉地点は問題なく渡れたが、川幅があるので水量が多いと渡れないかも知れない。
麦草岳から木曽前岳までは怖さはないものの、危険度は高い。
P2733の先の草地は急斜面にもかかわらず、足元が草に覆われ良く見えないので、躓きや踏み外しに細心の注意が必要。
その先の狭い稜線の登り返しは、左が切れ落ちた潅木帯と右が崩壊気味のガレ場の間を登ることになる。ここも細心の注意が必要だ。
岩場ではペンキのマーキング、ハイマツ帯では良く観察すれば覆われた登山道が分る。
玉の窪小屋からの下りは道標などがないため、沢への降り口が分り難い。しかも、牙岩下の分岐に続くと思われる登山道は明確で、ピンクテープも付いていて引っ張られてしまった。
コガラ登山口駐車場。先着2台。
広々として満車になることはないでしょう。
2021年07月26日 07:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
7/26 7:30
コガラ登山口駐車場。先着2台。
広々として満車になることはないでしょう。
コガラ登山口を入る。
2021年07月26日 07:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 7:31
コガラ登山口を入る。
右前方に麦草岳を見ながら林道をゆるやかに登る。
2021年07月26日 07:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 7:31
右前方に麦草岳を見ながら林道をゆるやかに登る。
分岐を右に入る。
直進は茶臼岳方面。少し先に道標がある。
2021年07月26日 07:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 7:33
分岐を右に入る。
直進は茶臼岳方面。少し先に道標がある。
早々に見つけたミツバヒヨドリ。
2021年07月26日 07:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 7:44
早々に見つけたミツバヒヨドリ。
今度はノリウツギ。
2021年07月26日 07:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 7:46
今度はノリウツギ。
これはキバナヤマオダマキ。
2021年07月26日 07:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 7:54
これはキバナヤマオダマキ。
ホトトギス。
2021年07月26日 07:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 7:58
ホトトギス。
クガイソウ。
2021年07月26日 08:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 8:00
クガイソウ。
ホタルブクロ。
2021年07月26日 08:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 8:05
ホタルブクロ。
幸ノ川徒渉地点。水量が少なく難なく渡る。
2021年07月26日 08:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/26 8:05
幸ノ川徒渉地点。水量が少なく難なく渡る。
ピンクテープに導かれて斜面に取り付く。
2021年07月26日 08:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/26 8:07
ピンクテープに導かれて斜面に取り付く。
エンレイソウは花後の果実が付いている。
2021年07月26日 08:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 8:17
エンレイソウは花後の果実が付いている。
主尾根に乗ると4合目の道標がある。
2021年07月26日 08:20撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/26 8:20
主尾根に乗ると4合目の道標がある。
それほどの急登ではないが、長丁場を考慮して歩幅は狭く、木や岩があれば掴まり体力を温存する。
2021年07月26日 08:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/26 8:24
それほどの急登ではないが、長丁場を考慮して歩幅は狭く、木や岩があれば掴まり体力を温存する。
4合半の右下に水場あり。水量かは少ない。
2021年07月26日 08:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 8:44
4合半の右下に水場あり。水量かは少ない。
傾斜が増し、ロープ場も出てくる。
2021年07月26日 08:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/26 8:46
傾斜が増し、ロープ場も出てくる。
5合目に到着。
2021年07月26日 09:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 9:08
5合目に到着。
露岩が目立つようになる。
2021年07月26日 09:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 9:16
露岩が目立つようになる。
6合目に到着。
2021年07月26日 09:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/26 9:34
6合目に到着。
木曽駒ヶ岳七合目避難小屋に到着。左はトイレ。
2021年07月26日 10:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/26 10:04
木曽駒ヶ岳七合目避難小屋に到着。左はトイレ。
小屋の上に分岐があり、左は麦草岳の東を巻いて木曽駒ヶ岳へ、右は福島Aコース。
麦草岳へは奥に見えるベンチの間から南側の尾根に取り付く。
2021年07月26日 10:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/26 10:06
小屋の上に分岐があり、左は麦草岳の東を巻いて木曽駒ヶ岳へ、右は福島Aコース。
麦草岳へは奥に見えるベンチの間から南側の尾根に取り付く。
登山道沿いにはゴゼンタチバナの群生。
2021年07月26日 10:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 10:33
登山道沿いにはゴゼンタチバナの群生。
2630mあたりで木曽駒ヶ岳が姿を現わした。
2021年07月26日 10:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 10:47
2630mあたりで木曽駒ヶ岳が姿を現わした。
特徴的な駒石を過ぎると、ほどなく。。。
2021年07月26日 10:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/26 10:58
特徴的な駒石を過ぎると、ほどなく。。。
麦草岳山頂。
中央アルプスの山としては、ちょっと寂しい山頂標識。
2021年07月26日 11:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 11:04
麦草岳山頂。
中央アルプスの山としては、ちょっと寂しい山頂標識。
ハイマツ帯を縫ってP2733に向かう。
2021年07月26日 11:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/26 11:09
ハイマツ帯を縫ってP2733に向かう。
カラマツソウ。
2021年07月26日 11:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 11:22
カラマツソウ。
草地の急斜面を折り返して降りる。足元が見えないため、躓いたり、踏み外したりしないよう、慎重に摺り足気味に進む。
2021年07月26日 11:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 11:23
草地の急斜面を折り返して降りる。足元が見えないため、躓いたり、踏み外したりしないよう、慎重に摺り足気味に進む。
こんな所で足を滑らせたら、崩壊した断崖の底へ真っ逆さまだろう。
2021年07月26日 11:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 11:26
こんな所で足を滑らせたら、崩壊した断崖の底へ真っ逆さまだろう。
オトギリソウ。
2021年07月26日 11:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 11:27
オトギリソウ。
草地の急斜面を下り終えると、今度は狭い稜線を登り返す。潅木で分り難いが左も切れ落ちている。
2021年07月26日 11:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/26 11:33
草地の急斜面を下り終えると、今度は狭い稜線を登り返す。潅木で分り難いが左も切れ落ちている。
ここは岩を越える。右を巻くことも考えたが、足場が不安定そう。。。
2021年07月26日 11:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/26 11:37
ここは岩を越える。右を巻くことも考えたが、足場が不安定そう。。。
これは何だろう?
2021年07月26日 11:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/26 11:39
これは何だろう?
グンナイフウロ。
2021年07月26日 11:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 11:54
グンナイフウロ。
クルマユリ。
2021年07月26日 11:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 11:56
クルマユリ。
今度は岩場越え。草地より足場が安定していて、歩きやすい。
2021年07月26日 12:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 12:04
今度は岩場越え。草地より足場が安定していて、歩きやすい。
ミヤマダイコンソウ。
2021年07月26日 12:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 12:09
ミヤマダイコンソウ。
ここは左の潅木の中を進む。
2021年07月26日 12:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 12:16
ここは左の潅木の中を進む。
2本のハシゴが出てきた。シッカリ固定されていて不安はない。
2021年07月26日 12:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/26 12:19
2本のハシゴが出てきた。シッカリ固定されていて不安はない。
牙岩を越えて行く。
2021年07月26日 12:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 12:22
牙岩を越えて行く。
牙岩を越えた所に思いがけず分岐。
2021年07月26日 12:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 12:32
牙岩を越えた所に思いがけず分岐。
右の木曽前岳へ。
2021年07月26日 12:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/26 12:32
右の木曽前岳へ。
ロープ場が連続する。
2021年07月26日 12:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/26 12:55
ロープ場が連続する。
木曽前岳の西端に登り着き、稜線上の潅木やハイマツ、岩場を縫って進む。
2021年07月26日 13:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/26 13:04
木曽前岳の西端に登り着き、稜線上の潅木やハイマツ、岩場を縫って進む。
チングルマ。
2021年07月26日 13:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/26 13:11
チングルマ。
ハクサンイチゲ。
2021年07月26日 13:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/26 13:16
ハクサンイチゲ。
ウサギギク。
2021年07月26日 13:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 13:18
ウサギギク。
P2826。木曽前岳。。。のはずだが、何もない。
でも展望は抜群。ノンビリと昼食タイム。
2021年07月26日 13:20撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 13:20
P2826。木曽前岳。。。のはずだが、何もない。
でも展望は抜群。ノンビリと昼食タイム。
木曽駒ヶ岳、中岳、宝剣岳。
2021年07月26日 13:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 13:32
木曽駒ヶ岳、中岳、宝剣岳。
空木岳、赤梛岳、南駒ヶ岳。
2021年07月26日 13:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 13:31
空木岳、赤梛岳、南駒ヶ岳。
ハイマツの花粉が酷かった。ちょっと掻き分けると大量に飛び散り、ザックやウエアが薄黄緑色に染まる。
2021年07月26日 13:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/26 13:42
ハイマツの花粉が酷かった。ちょっと掻き分けると大量に飛び散り、ザックやウエアが薄黄緑色に染まる。
玉の窪小屋に到着。人気が感じられなかった。
2021年07月26日 13:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 13:51
玉の窪小屋に到着。人気が感じられなかった。
北側の斜面を下る。
2021年07月26日 13:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 13:55
北側の斜面を下る。
ミヤマシオガマ。
2021年07月26日 13:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 13:56
ミヤマシオガマ。
ここを右に下るはずが、行き過ぎてしまい、20分ほどロスする。
2021年07月26日 14:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 14:10
ここを右に下るはずが、行き過ぎてしまい、20分ほどロスする。
8合目には水場がある。
2021年07月26日 14:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/26 14:48
8合目には水場がある。
8合目の先の岩場に残雪が。。。
2021年07月26日 15:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 15:03
8合目の先の岩場に残雪が。。。
やっと避難小屋に戻ってきた。もう足も気持ちもヨレヨレ!!
2021年07月26日 15:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 15:23
やっと避難小屋に戻ってきた。もう足も気持ちもヨレヨレ!!
幸ノ川徒渉地点まで降りてきた。後は林道をひたすらたどるだけ。。。
2021年07月26日 17:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/26 17:11
幸ノ川徒渉地点まで降りてきた。後は林道をひたすらたどるだけ。。。

感想

いきなりミツバヒヨドリやノリウツギ、キバナヤマオダマキ、ホトトギス、クガイソウ、ホタルブクロなど多くの花に出会え、30分の林道歩きがアッと言う間に過ぎた。その後も写真に掲載したゴゼンタチバナやカラマツソウ、チングルマ、ハクサンイチゲなどのほか、ギンリョウソウやトリカブト、マルバダケブキ、バイケイソウなど多くの花に出会えた。これはうれしい誤算だった。

避難小屋までは後半急登が続き、避難小屋から麦草岳へはさらに急登が続き、かなり足に堪えた。
麦草岳から木曽前岳までは草地の急下降や両側が切れ落ちた稜線など危険な反面、岩場やハシゴ、ハイマツ帯など変化に富んだルートを楽しめる。
玉の窪小屋から避難小屋までは決して単調ではないのだが、木曽前岳までのルートを体験してしまうと、ただただ長いだけで退屈に思えてしまう。

木曽前岳からは木曽駒ヶ岳や中岳、宝剣岳、空木岳など中央アルプスの主峰を一望できる。

ハイマツ帯に入るとザックやウエアに薄黄緑色の粉が付いているのに気付いた。雄花の花粉だが、これがものすごい。ちょっと掻き分けただけで一面に舞い上がり、吸ったら不味いんだろうかとの思いがよぎる。

今回は2つのポカを犯した。
1つ目は玉の窪小屋からの下りでのルートミス。これはよくあるので良しとしよう。ホントはダメなのだが。。。
2つ目はカメラを落としてしまったこと。この日履いていたパンツのポケットには小さな穴が開いていたのだが、知っていながらカメラを入れていた。その穴がいつの間にか大きくなり、落ちてしまったのだ。最後に撮ったのは稜線からの下りでのこと。意を決して探しに戻ると1/3ほど登ったあたりで見つけ事無きを得た。
この2つのポカで40分ほどのタイムロスになったが、良い教訓になった。。。はず。。。😅💦。

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