幌尻岳、三重苦の新冠コース、

2021年07月27日(火) 〜 2021年07月29日(木)

• GPS: 18:17
• 距離: 42.1km
• 登り: 2,829m
• 下り: 2,828m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:48
• 休憩: 0:09
• 合計: 4:57

10:15 奥新冠発電所ゲート
11:02 11:11 いこい橋ゲート
14:24 14:24 岩清水
15:12 新冠ポロシリ山荘

2日目

• 山行: 6:13
• 休憩: 2:23
• 合計: 8:36

4:19 新冠ポロシリ山荘
5:16 5:23 幌尻沢徒渉点
6:36 6:41 見晴台
6:46 6:59 中間点
7:24 7:37 水場
7:44 8:00 お花畑
8:28 8:35 大岩
8:41 8:45 振内・新冠コース分岐
8:55 9:22 幌尻岳
9:28 9:32 振内・新冠コース分岐
9:35 9:46 大岩
10:07 10:20 お花畑
10:27 10:42 水場
11:01 11:06 中間点
11:16 11:16 見晴台
12:06 12:09 幌尻沢徒渉点
12:55 新冠ポロシリ山荘

3日目

• 山行: 4:28
• 休憩: 0:07
• 合計: 4:35

4:35 新冠ポロシリ山荘
5:14 5:14 奥新冠ダム
8:12 8:19 いこい橋ゲート
9:04 9:04 奥新冠発電所ゲート
9:10 イドンナップ山荘

天候

晴れ
3日目は曇から霧雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新冠からイドンナップ山荘までダートの道、3時間かかりました。車高の高い車がおすすめ。穴ポコ多数
仕事のトラック、私たちを追い越した車は、横転していて、仲間のクレーンで起こしていました。

コース状況／危険箇所等

イドンナップ山荘から新冠ポロシリ山荘までの林道は19km
アブの大群が襲いかかってきます。虫除けスプレーも効きません。蚊取り線香もあまり効かないそうですが、あった方が良いと思います。
タオルで叩いたり、数百匹殺しました。殺虫剤が有効かと！
私はパニックになりました。
山荘近くの林道にはクマの💩あり、生のも。
ポロシリ山荘から幌尻岳
徒渉地点から中間点過ぎまで笹薮、急登が続く、
水場から花畑だが岩々の急登です

その他周辺情報

新冠ポロシリ山荘、poroshiri.info/custom.html
メールで事前に申し込みします。返事は3日かかりました。1泊1000円、この日は10人宿泊。
レ、コードの湯、前日入りました。海が見える温泉。500円
静内温泉、良い湯でした。
500円
道の駅　サラブレッドロード新冠　ここで車中泊、隣りの車も幌尻岳へ行かれるそう

写真

7/27 9:45

私たちを追い越した車横転して、クレーン車で起こしてもらっています。

7/27 10:12

イドンナップ山荘からスタート
右のゲート
車にアブの大群、靴の履き替えも大変

7/27 10:31

アブが大量
下りて来られる方に聞くとポロシリ山荘までいるそうです

7/27 11:00

この橋の上でアブを叩き落として、ランチ休憩
橋の上はいません。
この後はずっとアブとの闘い

7/27 13:54

ヒグマのうんち
黒くてでかい

7/27 14:26

北電の作業車
ここまで車が入れる

7/27 15:09

新冠ポロシリ山荘見えてきた

7/27 16:06

新冠ポロシリ山荘
2階で就寝　この日は10名

7/28 5:16

朝4：30に出発
渡渉場所

7/28 5:50

笹薮

7/28 5:51

背丈の笹薮

7/28 6:44

小滝が見えます
中間点で休憩

7/28 7:25

ウメバチソウ？

7/28 7:25

エゾフウロソウ

7/28 7:26

水場
ここの水は美味しいそうです

7/28 7:40

エゾツツジ

7/28 7:45

ミヤマキンバイ

7/28 7:45

ウサギソウに似ている

7/28 7:50

深山リンドウ

7/28 7:53

奥新冠ダム、新冠ポロシリ山荘が見えます。

7/28 7:54

急坂ですが花に癒され、何度も立ち止まります

7/28 7:54

花畑が広がる

7/28 8:01

7/28 8:01

ハクサンチドリ

7/28 8:44

稜線に出ました

7/28 8:49

7/28 8:53

トムラウシ、十勝岳見えていたのですが

7/28 9:00

幌尻岳山頂
2052m

7/28 9:01

幌尻岳、三角点

7/28 9:01

北カール、胆振からの稜線
右奥がトムラウシ

7/28 9:14

カール

7/28 9:15

7/28 9:16

幌尻岳の説明

7/28 9:28

急降下します！

7/28 9:33

岩

7/28 9:36

大岩

7/28 9:38

奥新冠ダム
手前に新冠ポロシリ山荘の屋根

7/28 9:49

エゾフウロソウ

7/28 9:55

エゾクワガタソウ

7/28 9:56

花畑

7/28 10:13

クライムダウンで下りるところもあります。

7/28 10:34

カラマツソウ

7/28 11:48

下りの笹薮は笹の向きが下に向かっているので歩きやすい

7/28 12:38

渡渉でタオルを濡らして首に巻きます

7/28 12:46

最後のロープ場
なかなか厳しい

7/28 12:57

山荘に帰ってきました。
これから下山も考えていましたが、イドンナップ山荘に18：00になるとダート道が暗くなるのでもう1泊することにしました。
車中泊もアブ地獄で出来ない。

7/28 14:31

新冠ポロシリ山荘からお花畑見えます

7/28 14:32

水はたっぷりありますが、浄水器でキレイにしないと飲めません

7/28 14:32

トイレは清潔
備え付けのトレぺで

7/29 4:31

朝出発です
またアブとの戦い
19km

7/29 5:41

ヒグマのうんち
まだ生です
5か所位ありました。

7/29 5:47

ズボンについてるアブ

7/29 7:01

やっと半分

7/29 7:44

chokusenのズボンもアブ
まだ少ないほうです

7/29 7:54

キタキツネ

7/29 7:55

見つめてくれます

7/29 9:02

イドンナップ山荘へ到着

撮影機器：

arrows M03 SIMフリー FCNT

RICOH WG-50 リコー

感想

naoandmi

100名山で一番行きにくい山、幌尻岳。
今年は胆振からのバスや、山荘がコロナのために中止となり、諦めていたのですが、新冠コースのレコが目に入り急きょ行くこととなりました。
しかししかし、、イドンナップ山荘への道路、悪路と聞いていましたが、
私たちの車は普通の乗用車、大きな穴がいたるところにあり、ゆっくりゆっくり、ジムニーをレンタルすればよかったと後悔しました。後で車を見ると底板が外れそうになっています。悪路を2時間半かかり、約20km。
ヘロヘロでイドンナップ山荘に着くと、アブの大集団。トイレはしまっている。
ここから19kmの林道歩き、下山される方たち一様に疲れ果て、新冠ポロシリ山荘までアブが続くと、、、
アブに追いたてられ、ほとんど休憩なし。（ここでのんびり歩けると思っていたのに）もちろん花の写真はありません。
新冠ポロシリ山荘に到着すると、朝、道の駅でお会いした方に再会。
次の日も追いかけながら登頂しました。
山頂へはコースタイム7時間となっていましたが、がけ崩れの高巻き、
渡渉後の笹薮、背丈程の所もあり、下向きに生えているので、かき分け，かき分けのぼる。中間点の上まで続く。
水場に来れば花畑、天国かと思ったが、ここも急登、写真を写しながらゆっくり登る。
稜線に出るとカールが目に入り素敵な景色でした。
帰りはそのまま下山するつもりでしたが、ガイドさんにやめたほうがいいと勧められる。おりてもイドンナップ山荘で車中泊は無理そう。あの悪路の林道を暗くなって運転出来ない。
もう1泊することになりました。
そうなれば食料を切り詰めて食べました。非常食も食べた。
帰りもアブとの戦い、悪路は朝方雨が降って、水たまりで、穴がよく分かった。
新冠ポロシリ山荘を予約する時、大雨が降ると、林道が3日位閉鎖されるので車に3日分食料を用意するようにと勧められたが、台風の影響でその可能性もあったかと思いました。
無事に下山出来たので、本当に感謝です。
レコードの湯はコロナの客のため、30日までお休みでした。

コメント

よしまい

直＆美さん　
すっかり北海道民になったのかと思いましたよ！
レコを大量執筆されてるので今は八尾人に戻ってるのでしょうね（笑）
北海道の百名山を１回の遠征でクリアーするとは流石と感心しつつ、メチャクチャ羨ましい！
先日のトムラウシと並んでこの幌尻岳もワクワクして拝見しましたよ！
やっぱり思い入れがある山だったので臨場感たっぷりでした。
それにしてもアブの大量発生は凄過ぎですね！私は先日の金剛山でたった１匹に噛まれて今も痒さに苦しんでますよ！
またお会いしたらお土産話聞かせてくださいね！
お疲れさまでした！

chokusen

こんばんは。
2日夜、帰って来ました。
7月9日の夜出発しましたので、３週間ちょっと、目指したとはいえ、百名山9座全て登り切れたのは本当に幸運でした。
天気に恵まれ、１日おきに登れたのがよかったとお思います。３座位まではしんどかったのですが、４座目のトムラウシ山辺りから調子が出まして、次の雌阿寒岳は本当気持ちよく登れました。
斜里岳、羅臼岳に登り、行けないものと思っていた幌尻岳に登れたのは、出発直前に新冠の方からいけることをnaoandmi がヤマレコで発見、それまでの山行が順調にいき自信みたいなものが生まれたからでした。
しかし実際は、悪路で車はガタガタになるは、アブの5時間にわたる格闘でくたくた、熊の恐怖を感じながら、笹に覆われた道を直登しなけれがならないはで、大変なところでした。
そして最後、羊蹄山は下りでよれよれになりました。
5座位登れればと思っていたのが全て登れ、しかも登った山は素晴らしく、花が咲き乱れ、本当にいいところでした。
詳しいことはお会いしたときに。
ありがとうございました。