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Yamareco

記録ID: 339963
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沢登り
丹沢

ヒルの聖地へ特攻! ハタチガ沢(二十女沢)〜鍋嵐

2013年08月31日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:43
距離
8.9km
登り
841m
下り
869m

コースタイム

駐車場9:45〜10:45入渓〜16:55鍋嵐〜19:00駐車場
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
ヒルはかなり多いと思われるが、雨が少なかったせいかそれほどでもなかった印象(たまたまかも?)。
序盤、工事の廃材が散見された。ちょっと残念な感じ。
途中、台風影響のせいか突風の音が尾根から聞こえた(沢はほとんど吹かない)。少し経ってゴロゴロー!とすごい音がして目の前10mくらいの位置に落石群が着弾。あんな勢いで襲撃さらたら全く避けられないですね。。恐かった。
水量少なく、涸れがかなり早かった印象。
詰上げ、奇岩後の三俣を越えた後でも間違った尾根に取り付くと結構大変。
一番左を詰め、左側の尾根に付いたら最悪でした。ボロボロのナイフリッジ。ここはやめたほうがいいと思う。
鍋嵐からの北尾根バリエーションルートは地図を読みやすいので容易。3箇所の分岐だけ気を付ければOKかと。ただヤセているので滑落注意。
尾根筋はずっと風が強かった。

以下写真
Nikon D600 AiAF Zoom-Nikkor f/3.5-4.5D 18-35mm IF-ED
宮ヶ瀬湖。今年は雨が少なく、貯水率6割程度との事。古い道が見えてきてます。
2013年09月01日 20:20撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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9/1 20:20
宮ヶ瀬湖。今年は雨が少なく、貯水率6割程度との事。古い道が見えてきてます。
入渓。
2013年09月01日 20:21撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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入渓。
ナメに倒木がかかる。
2013年09月01日 20:29撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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9/1 20:29
ナメに倒木がかかる。
最初の頃は明るい雰囲気。
2013年09月01日 20:39撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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9/1 20:39
最初の頃は明るい雰囲気。
キレイで広くて深いカマ
2013年09月01日 21:54撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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9/1 21:54
キレイで広くて深いカマ
綿毛がまう沢ってのも珍しい。
2013年09月01日 20:30撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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9/1 20:30
綿毛がまう沢ってのも珍しい。
中盤から小滝が出てきます。
2013年09月01日 20:36撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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9/1 20:36
中盤から小滝が出てきます。
快適に進める。
2013年09月01日 20:35撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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9/1 20:35
快適に進める。
ここは結構深いカマ
2013年09月01日 20:44撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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9/1 20:44
ここは結構深いカマ
ここの滝は難なく乗り越えます。
2013年09月01日 20:38撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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9/1 20:38
ここの滝は難なく乗り越えます。
直前の写真。
深いカマで腹まで浸かったt-kinjou
2013年09月01日 21:54撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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9/1 21:54
直前の写真。
深いカマで腹まで浸かったt-kinjou
南行する沢は逆光気味で写真写りが美しい。
2013年09月01日 20:40撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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9/1 20:40
南行する沢は逆光気味で写真写りが美しい。
断層面がギザギザにむき出した斜面。
2013年09月01日 21:03撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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9/1 21:03
断層面がギザギザにむき出した斜面。
モロクボ沢に負けないコケっぷり
2013年09月01日 20:48撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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9/1 20:48
モロクボ沢に負けないコケっぷり
いい雰囲気。
2013年09月01日 20:47撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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9/1 20:47
いい雰囲気。
堰堤のようですが、断層面がむき出しになっている様子です。
2013年09月01日 20:58撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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9/1 20:58
堰堤のようですが、断層面がむき出しになっている様子です。
ここが一番お気に入り。柱状節理のようなゴルジュ。
2013年09月01日 21:00撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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9/1 21:00
ここが一番お気に入り。柱状節理のようなゴルジュ。
<追加>
2013年08月31日 11:56撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
8/31 11:56
<追加>
分岐右手にはツルツルの断層面。この上からの滝に磨かれたのだろう。
2013年09月01日 20:59撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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9/1 20:59
分岐右手にはツルツルの断層面。この上からの滝に磨かれたのだろう。
一瞬、小川谷に負けない雰囲気ありました。
2013年09月01日 21:05撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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9/1 21:05
一瞬、小川谷に負けない雰囲気ありました。
<追加>
2013年08月31日 11:57撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
8/31 11:57
<追加>
ゴルジュを抜ける
2013年09月01日 21:12撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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ゴルジュを抜ける
4mCS滝。最初にt-kinjouがアタック。ハンドジャムを試みるが断念。その後自分がカムでスリングあぶみを作り突破を試みるが敗退。。
2013年09月01日 21:54撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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9/1 21:54
4mCS滝。最初にt-kinjouがアタック。ハンドジャムを試みるが断念。その後自分がカムでスリングあぶみを作り突破を試みるが敗退。。
最初は右岩から落ち口に降りようとしたが、かなり危なく見えたため断念。左岸から高巻く。1P目、セルフビレーを取るt-kinjou
2013年09月01日 21:55撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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9/1 21:55
最初は右岩から落ち口に降りようとしたが、かなり危なく見えたため断念。左岸から高巻く。1P目、セルフビレーを取るt-kinjou
4mCS滝を巻いた後の懸垂下降。右岸巻きは相当怖いため回避してます。2ピッチの高巻きとなりました。
2013年09月01日 21:10撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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9/1 21:10
4mCS滝を巻いた後の懸垂下降。右岸巻きは相当怖いため回避してます。2ピッチの高巻きとなりました。
ツッパリで登る。
2013年09月01日 21:11撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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ツッパリで登る。
沢はだんだんと暗くなってきます。
2013年09月01日 20:03撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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沢はだんだんと暗くなってきます。
8m滝。中断くらいまでは登れそうだが、その後ツルツルなので巻き。
2013年09月01日 20:02撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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9/1 20:02
8m滝。中断くらいまでは登れそうだが、その後ツルツルなので巻き。
ナメ滝
2013年09月01日 20:05撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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ナメ滝
<差し替え>2段8m滝。これも登れそうもない。自分は右岸巻き。
2013年08月31日 14:27撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
8/31 14:27
<差し替え>2段8m滝。これも登れそうもない。自分は右岸巻き。
<差し替え>t-kinjou左岸巻き。
2013年08月31日 14:32撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
8/31 14:32
<差し替え>t-kinjou左岸巻き。
大分水量が減ってきた。
2013年09月01日 20:19撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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9/1 20:19
大分水量が減ってきた。
結構倒木が多かった印象。
2013年09月01日 20:12撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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9/1 20:12
結構倒木が多かった印象。
このあたり一番暗かった。
2013年09月01日 20:15撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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9/1 20:15
このあたり一番暗かった。
水量不足のせいか涸れが早かった。
2013年09月01日 21:15撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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9/1 21:15
水量不足のせいか涸れが早かった。
鍋嵐からの下山ルートより撮影。
2013年09月01日 21:16撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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鍋嵐からの下山ルートより撮影。

感想

先週遡行できなかった赤木沢のかわり?というわけではないが、沢に登りたい気分だったのでいってみた。
この沢は非常にヒルが多いところで、夏場に行く人はほとんどいない。もともとアクセスがイマイチでマイナーな沢なので、予想通り誰にも会わなかった。

序盤は、キレイではあるが滝がほとんど出てこないためやや退屈。ただし中盤以降はナメや滝が連続し飽きがこない。
印象に残ったのは中盤の柱状節理のゴルジュ。ここはかなり感動しました。

終盤、宮ヶ瀬湖の水量が物語るように、水はすぐに涸れてしまった。詰上げでやや失敗し、怖いトラバースの1ピッチ含む2ピッチロープ使用。ゴールの稜線が見え終わった気になり、コース読みがややいいかげんになってしまったのが原因です。。

水量のある時期、あと紅葉の時期とかだと広葉樹が多かったのでかなり楽しめる気がします。ただ〔1級上〕というグレード以上に感じました(詰上げルートミスもありますが)。この前の上越より全然疲れました。今日は三角筋、大胸筋、上腕三頭筋と上半身がひどい筋肉痛。。

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コメント

「二十女沢」
なんか、登攀意欲を掻き立てる名前の沢ですね、、、。

いかんいかん、まじめなレコなのに。

すみません。

初めて聞く沢ですが、難易度高そうですね。
2013/9/2 9:27
recalojpさん、こんにちは!
どうも〜。
そこに着眼しましたか(笑)
確かに、ガイドブック見て面白いネーミングだなーと思ってました
弱点をつけばロープ使わないかもしれませんが、2回使ったので、その分難易度上げてしまった感じです。簡単にはいかないものですね。。
2013/9/2 12:07
ゲスト
ヒルの聖地
こんにちわー
東丹沢といえばヒルに守られた沢というイメージでしたが、意外といないのですね。
高巻きするあたりは大変そうです。もっと寒くなったらいってみたいエリアです。
でもなんか緑が深くていい感じですね。
自分は一年目だからまずは沢旅系で来年はもうちょっとだけ登攀要素をアップしたいと思っています
またレコを楽しみにしております
2013/9/2 12:54
特攻
stkさん、t-kinjouさん、こんばんは。

ヒルの巣窟にこの時期に突っ込むとは、すご過ぎる。
まさしく特攻
全然、気にしないのですね。私には考えられません

レコを拝見するときれいな沢らしいので、11月に行って
みます
今シーズンは11月に丹沢に1つ、2つ行って、最後に地元
で締めくくろうと思ってます。
2013/9/2 21:37
meta_bomanさん、ヒルいないわけではないです^
こんばんは〜
自分の感覚がマヒしているのか、去年の鳥屋待沢でのヒル地獄が基準になってしまったのか(笑)なにしろ梅雨時で「1 歩 歩 く と 3 匹 付 く」というような密度だったので、それに較べると「大したことなかったな〜」というくらいです
吸血は1箇所手首でした。気づいた時は血が出ててヒルは見当たりませんでした。腕時計との間付近だったので途中でつぶれたのかも 家かえって沢装備をバケツに突っ込んだら水面付近で2,3匹ほどおぼれてました(笑)まぁこのエリアいくには覚悟が必要ですね^
2013/9/3 0:32
yoshiさん、特攻してしまいました(笑)
こんばんは〜
ハタチガ沢はずっと秋に行こうと決めていたのですよ。ただ、西丹沢で行きたいところはこの前モロクボ沢いって近すぎるし、表尾根もヒゴノ沢とかぶるし。。という消去法の末のハタチガ沢特攻でした(笑)
秋はいいと思います。ただ他の方の記録見ると、イノシシやらクマの危険があるようですのでソロの場合お気をつけください。自分はシカしか遭いませんでしたが、大量の木の実の殻とかあったので、もしかしたら、、という感じです。
2013/9/3 0:36
タイトル改編
metaboさんとyoshiさんからいいフレーズ頂いたので、タイトル変えてみました〜
2013/9/3 0:46
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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