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ハイキング
京都・北摂
京都、火伏せの神の愛宕山へ(千日詣り)
2021年07月31日(土) [日帰り]



体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 26.5km
- 登り
- 1,709m
- 下り
- 1,631m
天候 | 照りつける真夏日、かと思いきや昼過ぎから雨しばらくのあいだ強く降る。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
写真
京都市の北西、嵐山・渡月橋の背後に構えるの図が似合う愛宕山(標高924m)。
山頂の愛宕神社は全国に約九百社を数える愛宕神社の本社で、古来より火伏せの神様として拝められています。愛宕の神さまには年に一度、特別な夜がございまして、それは七月三十一日夜から八月一日早朝にかけてです。千日通夜祭、通称千日詣りと申しまして、この一夜に詣でれば千日分の御利益が授かれるという信仰です。
類例の行事は他所でも多くあり珍しいことではありませんが、ここの参詣は標準四時間半にも及ぶ登山を意味します。その夜は長い山道に夜通し明かりが灯り、深けてもまだ暑い真夏の夜、老若男女集って「おのぼりやす」「おくだりやす」と声かけあって登るさまは、現代にあってこそ一層きわだつ生々しい信仰の姿をそこにみることができます。
山頂の愛宕神社は全国に約九百社を数える愛宕神社の本社で、古来より火伏せの神様として拝められています。愛宕の神さまには年に一度、特別な夜がございまして、それは七月三十一日夜から八月一日早朝にかけてです。千日通夜祭、通称千日詣りと申しまして、この一夜に詣でれば千日分の御利益が授かれるという信仰です。
類例の行事は他所でも多くあり珍しいことではありませんが、ここの参詣は標準四時間半にも及ぶ登山を意味します。その夜は長い山道に夜通し明かりが灯り、深けてもまだ暑い真夏の夜、老若男女集って「おのぼりやす」「おくだりやす」と声かけあって登るさまは、現代にあってこそ一層きわだつ生々しい信仰の姿をそこにみることができます。
去年と今年、コロナ過で変則の千日詣りとなりましたが、私のスケジュールはコロナ意に介さず、七月三十一日は愛宕山の日だと永年刻まれております。いざ、愛宕山へ。今年は京都一周トレイル西山コースから愛宕山へと向かうルートで挑みました。
昭和4年に創業された西京区に唯一あるお風呂屋さん「桂湯」をゴール地点にしました。
https://www.elitz.co.jp/kyoto/live/live_detail_03_03.html
その風呂屋さんの徒歩圏内、一日550円の駐車場がスタート地点です。
昭和4年に創業された西京区に唯一あるお風呂屋さん「桂湯」をゴール地点にしました。
https://www.elitz.co.jp/kyoto/live/live_detail_03_03.html
その風呂屋さんの徒歩圏内、一日550円の駐車場がスタート地点です。
そういえばSNSやリアルでよく見るトンボのBIGアクセサリー。あれは虫除けなんですね。かなり効くらしいです。松尾山の展望どころでたまたまご一緒した方が教えてくれました。ありがとうございました。
すねにブヨの傷、いまだ癒えない私は、このようなトンボをつくろうと思ったのでありました。
すねにブヨの傷、いまだ癒えない私は、このようなトンボをつくろうと思ったのでありました。
月輪寺コースから空也滝をみるつもりが、空也滝への見物コースが土砂崩れのため通行禁止になっていました。大杉谷の入口まで戻って大杉谷から「ひぐらしの滝」を見ていくことにしました。
「ひぐらしの滝」は湿った谷筋にありがちな虫の襲来が不思議となく、落ち着いて休めるナイスなポイントでした。マイナスイオン浴びながらここで補給食を。
「ひぐらしの滝」は湿った谷筋にありがちな虫の襲来が不思議となく、落ち着いて休めるナイスなポイントでした。マイナスイオン浴びながらここで補給食を。
滝のあと大杉谷の谷筋を詰める激登りが続く。汗だくで月輪寺コースに合流したところで雨強くふり、汗は雨で洗い流される。
御神符授かれる山頂の社に到着。目的のお札を戴きました。
『火迺要慎』
昔とは比較にならないレベルで、火の恐さから護られている現代の住環境。しかしながら消防署隊員は日夜、署の建物周囲をランニンングして、いざというときに備えていらっしゃる。
そこが肝だ。
山登りにおいてもしかり。備えと心掛けを怠らない習慣を『火迺要慎』の文字に重ねて見ることにしよう。
御神符授かれる山頂の社に到着。目的のお札を戴きました。
『火迺要慎』
昔とは比較にならないレベルで、火の恐さから護られている現代の住環境。しかしながら消防署隊員は日夜、署の建物周囲をランニンングして、いざというときに備えていらっしゃる。
そこが肝だ。
山登りにおいてもしかり。備えと心掛けを怠らない習慣を『火迺要慎』の文字に重ねて見ることにしよう。
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