鹿島槍ヶ岳（1泊・柏原新道往復）

2021年08月05日(木) 〜 2021年08月06日(金)

• GPS: 13:13
• 距離: 21.6km
• 登り: 2,495m
• 下り: 2,301m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:14
• 休憩: 0:24
• 合計: 4:38

9:20 柏原新道登山口
10:08 10:09 ケルン（柏原新道）
10:16 10:19 駅見岬
11:03 11:04 水平岬
11:29 11:30 富士見坂
11:58 12:12 種池山荘
12:49 12:51 爺ヶ岳南峰
13:02 13:03 爺ヶ岳中峰
13:19 13:19 爺ヶ岳北峰
13:42 13:43 冷乗越
13:58 冷池山荘

2日目

• 山行: 7:19
• 休憩: 1:39
• 合計: 8:58

4:58 冷池山荘
5:05 5:05 冷池山荘テント場
5:51 5:51 布引山
6:33 6:45 鹿島槍ヶ岳
7:13 7:43 鹿島槍ヶ岳北峰
8:11 8:14 鹿島槍ヶ岳
8:59 9:00 布引山
9:28 9:28 冷池山荘テント場
9:33 9:46 冷池山荘
9:59 9:59 冷乗越
10:26 10:26 爺ヶ岳北峰
10:43 10:43 爺ヶ岳中峰
10:53 10:53 爺ヶ岳南峰
11:25 12:05 種池山荘
12:26 12:26 富士見坂
12:44 12:44 水平岬
13:11 13:11 駅見岬
13:18 13:18 ケルン（柏原新道）
13:56 柏原新道登山口

前回に増して、荷物を軽量化。ザックを30リットルにした。効果はてきめんで、下りの足の負担が激減。下りのペースがかなり上がった。

天候

1日目　市街地は晴れていたが、朝から北アルプス稜線上には積雲。ガスに覆われてほとんど眺望なし。
2日目　晴れ。しかも空気が澄んで富士山まで見える。素晴らしい景色。下界は34度以上になっていたよう。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山道入り口の駐車場にトイレなし。無料。

コース状況／危険箇所等

素晴らしい整備状況。歩きやすく、標高差、距離を感じない。基本的に危険な場所はないが、注意箇所には看板も設置されている。無駄なアップダウンがないので本当に歩くのが楽。

写真

8/5 9:13

柏原新道の登山口。標高1335メートル。川の反対側に車を止めた。満車だったが、ちょうど下山して帰る車があり、そこに駐車。

8/5 9:33

樹林帯を進む。右に、左に、最初はつづら折。道幅広く、整備状態は完璧。この整備は本当に大変だろうなぁ。

8/5 9:48

標高差で300メートルほど登った地点にあるベンチ。

8/5 10:35

お。稜線が見えた。

8/5 11:07

標高2000メートルを超したあたりからは、種池山荘に向かってほぼ一直線の道が続く。全般的に斜度もないので登りやすい。

8/5 11:31

唯一の危険箇所、ガラ場。と言っても、全く、ほぼ、危険ではない。前後に通過の注意書きが。

8/5 11:32

ガラ場を振り返る。

8/5 11:38

稜線が近づいてきた。この道、アップダウンが全くなく、ひたすら緩やかに高度を上げていく。

8/5 11:54

視界が開けるとすぐ稜線。種池山荘が見えた。

8/5 11:58

標高2455メートル。種池山荘。登山口からの標高差1120メートル。2時間40分。

8/5 11:57

ピザは明日。

8/5 12:14

15分ほど休憩して冷池山荘を目指す。

8/5 12:18

本当はこの方角に立山が見えているはず。。。

8/5 12:25

爺ヶ岳南峰をとりあえず目指す。

8/5 12:47

標高差200メートル弱。この登りもダラダラと登る感じで、キツくない。気がついたら頂上に着いている、という感じ。

8/5 12:49

標高2618メートル。爺ヶ岳南峰。絶景が広がるはずだけれど、何も見えない。

8/5 12:50

景色が見えないので中峰はパスして冷池山荘を目指す。爺ヶ岳の西面を巻く、ゆるーい下り坂。

8/5 12:55

南峰から中峰の間にコマクサのちょっとした群生。

8/5 13:33

標高を下げていくと樹林帯に。

8/5 13:38

冷池山荘が見えた。ガスがちょっと晴れたけれど、鹿島槍は雲の中。

8/5 13:39

頂上は見えないけれど、なかなか迫力のある山。

8/5 13:44

冷乗越。だんだんと雲が上がってきて、かすかに剱岳方面が見えた。ただし、この後、また雲に覆われる。。

8/5 13:57

標高2421メートル、冷池山荘に到着。種池山荘から1時間50分。山荘は驚くほどきれい。トイレも臭わず。素晴らしい登山道と素晴らしい小屋。

冷池山荘の夕食。夕食はまぁまぁ。ゼリーはいらない、かな。。

8/6 4:50

翌朝。山荘の窓から。窓は二重サッシ。部屋は暖かい。

8/6 5:00

今日は歩く距離も長いし、標高差もけっこうある。朝食は弁当にしてもらい、5時ちょっと前に歩き始める。

8/6 5:04

立山三山と剱岳が目の前に。

8/6 5:05

テン場。景色最高。でもトイレと水場が遠いから大変だろうなぁ。。。

8/6 5:08

テン場を過ぎるとお花畑。鹿島槍ヶ岳が目の前に。

8/6 5:08

爺ヶ岳方面を振り返る。雲海の下は松本方面。

8/6 5:14

チングルマはほぼ終わり。ところどころにまだ咲いていた。

8/6 5:15

ほぼ綿毛に変わったチングルマ。これはこれでかわいい。

8/6 5:16

爺ヶ岳の左側に富士山がくっきりと！

最高に気持ちいのいい朝。

8/6 5:25

稜線左手には立山＆剱岳。景色最高。

8/6 5:42

来た道を振り返る。先週歩いた立山から薬師岳への稜線、槍ヶ岳も見える。素晴らしい。

8/6 5:42

再び剱岳。眼下に渓流が見える。山が深い。

8/6 5:42

反対側を振り返るとまた富士山。

8/6 5:53

いよいよ鹿島槍ヶ岳が目の前に。

8/6 5:58

チシマギキョウ。たくさん咲いている。

8/6 6:04

鹿島槍ヶ岳に向かう道も斜度は緩く、歩きやすい。

8/6 6:05

8/6 6:07

振り返る。手前は通過してきた布引山2683メートル。

8/6 6:09

8/6 6:34

鹿島槍ヶ岳（南峰）に到着。標高2889メートル。360度の大展望。稜線も気持ち良かったが、山頂からの景色も素晴らしい。

8/6 6:36

五竜岳＆白馬岳方面。北峰を目指す。

8/6 6:55

南峰から先はガラリと雰囲気が変わる。岩場の連続。素晴らしい眺望。それなりに高度感がある。

8/6 7:09

小さなアップダウンを繰り返して、いよいよ北峰最後の登り。このあたりの道は歩きやすい。

8/6 7:31

北峰に到着。標高2842メートル。こちらのほうが標高は低いが、途中で岩場を通過するため「来た！」感がある。

8/6 7:18

北峰から見る南峰は「槍ヶ岳」という名称らしく、尖って見える。

8/6 7:22

冷池山荘の弁当「ちらし寿司」。

8/6 7:31

眼下にキレット小屋。来年は五竜岳から鹿島槍までの道を歩きたいなぁ。

8/6 7:37

山頂でのワンカット。

8/6 7:54

30分ほど休憩して、南峰に戻る。

8/6 8:09

いたるところにチシマギキョウ。

北峰から南峰への道はこんな感じ。

8/6 8:19

南峰に戻ってきた。こちらでも記念写真。

8/6 8:16

さて。下山。白馬岳方面は見えなくなってしまうので、最後に眺める。

8/6 8:25

さぁ、帰ろう。この稜線、本当に気持ちいい。

8/6 8:41

斜度がないので下りも歩きやすい。

8/6 8:56

行きにはカットした布引山に。標高2683メートル。

8/6 9:19

素晴らしい透明度。上信越国境の山々。たぶん、真ん中の平たい山が我らの苗場山。

8/6 9:21

ハクサンフウロ。

8/6 9:21

最後にチングルマ。

8/6 9:23

ミヤマキンポウゲ。黄色い花はほぼ終了。

8/6 9:24

クルマユリ。

8/6 9:57

新潟＆東信方面。山が連なる。

8/6 10:53

冷池山荘でちょっと休憩した後、再び爺ヶ岳を目指す。この登り返しも斜度が緩いため、それほどきつくない。さらに目の前に剱岳。足取りも軽い。

8/6 10:56

爺ヶ岳を越えると種池山荘が見える。昨日、全く見えなかった大展望。

8/6 10:58

鹿島槍ヶ岳を振り返る。

8/6 11:07

さぁ、ピザを目指して種池山荘へ。

8/6 12:05

再び戻ってきた種池山荘。

8/6 11:43

本日21枚目のピザ。ギリギリセーフ、だったみたい。

8/6 11:50

いただきます。山の上だと格別に美味しい。

8/6 12:06

名残惜しいけれど、そろそろ下山。次回は正面に見えている針ノ木岳からこの種池山荘までの稜線を歩こう。

8/6 12:11

すぐに樹林帯へ。この後はひたすら下る。

8/6 13:29

下る。

8/6 13:30

このベンチまで来たら、もうすぐ。でもラスト300メートルの高低差がけっこうキツかったりする。

8/6 13:56

種池山荘から2時間弱で下山。いいペースだった。

撮影機器：

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

toruiwasa

なにしろ歩きやすい道で、データ上の標高差や距離を全く感じなかった。鹿島槍ヶ岳に向かう景色も良かったが、何より素晴らしいのは鹿島槍から爺ヶ岳、種池山荘へと向かう道。右手から正面に常に剱岳と立山三山が見え、その奥に薬師岳や槍ヶ岳が見えるという眺望。カメラを持っていけば良かったと後悔した。。