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Yamareco

記録ID: 344263
全員に公開
ハイキング
中央アルプス

千畳敷-極楽平-宝剣岳-木曽駒-千畳敷

2013年09月13日(金) [日帰り]
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yama-de-cola その他1人
GPS
--:--
距離
4.2km
登り
390m
下り
383m

コースタイム

菅の台BC(4台目臨時バス)7:20-千畳敷8:10

千畳敷8:40-極楽平9:15-三ノ沢分岐9:35-宝剣岳10:50-宝剣山荘11:20

乗越浄土11:40-(中岳巻道経由)-木曽駒山頂12:20

木曽駒山頂13:20-(中岳巻道経由)-宝剣山荘14:00-千畳敷15:35

千畳敷16:00-菅の台BC16:45
天候 午前中は曇りがちでしたが流れが速く、景観は楽しめました。
午後には厚い雲がやってきて、雨が降ったり止んだり…。
気温は前日の乗鞍岳より大分暖かく感じました。
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
菅の台バスセンターに駐車、同地よりバスでロープウェイしらび平駅へ。
駐車場は500円、菅の台〜千畳敷駅までの往復券は3800円です。
同バスは駒ケ根駅、駒ケ根ICバス停を経由して来ますので、
電車や高速バスを利用してもアクセス可能です。

■中央アルプス観光 運賃・時刻表概要
http://www.chuo-alps.com/ropeway/fare/index.html
■2013年度の時刻表
http://www.chuo-alps.com/ropeway/fare/pdf/timetable_2013.pdf
コース状況/
危険箇所等
【三ノ沢分岐から宝剣岳山頂まで】
両側が切り立った崖の岩場なので、当然ながら危険です。
ただ、足場や掴み場所は確実にある上、随所に鎖も設置してあるので、高所に恐怖感を覚える方でなければ難易度はそれ程でもないようです。

【宝剣岳山頂から宝剣山荘まで】
上記箇所よりも断然安全ですが、登り下りの往来が激しいので気を使います。

【中岳巻道】
谷側は結構な高度感がありますが、道自体は「よくある岩場」という感じです。
とはいえ、あまり時間短縮にはならないので中岳を巻かずに行く方が無難かと思います。
千畳敷カールを定番のアングルで。写真じゃ全く伝わらないと思うんですけど、この風景を目の前にした時って本当に感動するんですよー!!
2013年09月13日 08:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 8:05
千畳敷カールを定番のアングルで。写真じゃ全く伝わらないと思うんですけど、この風景を目の前にした時って本当に感動するんですよー!!
極楽平へ向かう道。乗越浄土へ向かう道より空いていて登りやすいと思います。
2013年09月13日 08:45撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 8:45
極楽平へ向かう道。乗越浄土へ向かう道より空いていて登りやすいと思います。
極楽平手前付近から千畳敷カールを望みます。スタート地点が見えると「あーもうこんな登ってきたんだなー」って実感できていいですよね。
2013年09月13日 08:56撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 8:56
極楽平手前付近から千畳敷カールを望みます。スタート地点が見えると「あーもうこんな登ってきたんだなー」って実感できていいですよね。
極楽平から三ノ沢分岐への道。右には千畳敷、左には三ノ沢岳、正面方向には宝剣岳から中岳、木曽駒ケ岳へと続く稜線が展望できる素敵な道でした。
2013年09月13日 09:22撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 9:22
極楽平から三ノ沢分岐への道。右には千畳敷、左には三ノ沢岳、正面方向には宝剣岳から中岳、木曽駒ケ岳へと続く稜線が展望できる素敵な道でした。
三ノ沢分岐。次第に近付いてくる宝剣岳の異様な山容に驚かされます。気を引き締めて、さぁ行こう!
2013年09月13日 09:36撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 9:36
三ノ沢分岐。次第に近付いてくる宝剣岳の異様な山容に驚かされます。気を引き締めて、さぁ行こう!
すぐそこに見えているのに簡単には近付かせてくれないもどかしさ…。一歩一歩確実に岩場を進んでいきます。
2013年09月13日 09:37撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 9:37
すぐそこに見えているのに簡単には近付かせてくれないもどかしさ…。一歩一歩確実に岩場を進んでいきます。
頂上には乗越浄土方面から登ってきたと思われる登山者の賑わいが見てとれます。それにしてもまだまだ長い道のりだなぁ…。
2013年09月13日 10:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 10:00
頂上には乗越浄土方面から登ってきたと思われる登山者の賑わいが見てとれます。それにしてもまだまだ長い道のりだなぁ…。
私たちを応援しに来てくれた岩場のプロ、イワヒバリちゃん。チリリリッと何事か話しかけてくれました。人懐っこいんですね。
2013年09月13日 10:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 10:00
私たちを応援しに来てくれた岩場のプロ、イワヒバリちゃん。チリリリッと何事か話しかけてくれました。人懐っこいんですね。
手前にあるコブを左に巻いて進むのですが(鎖があります)、当然下は切り立った崖です。宝剣岳への道のりは殆どがこんな感じ。
2013年09月13日 10:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 10:19
手前にあるコブを左に巻いて進むのですが(鎖があります)、当然下は切り立った崖です。宝剣岳への道のりは殆どがこんな感じ。
三ノ沢分岐から宝剣岳への道を振り返ります。いやぁ、楽しかったなぁー。
2013年09月13日 10:38撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 10:38
三ノ沢分岐から宝剣岳への道を振り返ります。いやぁ、楽しかったなぁー。
宝剣岳のピークを過ぎて、中腹くらいの箇所から眺めた宝剣山荘周辺です。くっきり見えている道を真っ直ぐ進むと中岳、途中で左に分岐している道は巻道です。
2013年09月13日 11:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 11:14
宝剣岳のピークを過ぎて、中腹くらいの箇所から眺めた宝剣山荘周辺です。くっきり見えている道を真っ直ぐ進むと中岳、途中で左に分岐している道は巻道です。
中岳巻道です。霧が上がってきちゃうと視界が悪くなりますが、道はキチンと視認できると思います。意外と足場はしっかりあるのでそれほど危険ではなかったですよ。
2013年09月13日 11:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 11:53
中岳巻道です。霧が上がってきちゃうと視界が悪くなりますが、道はキチンと視認できると思います。意外と足場はしっかりあるのでそれほど危険ではなかったですよ。
谷側には奇岩がそびえ立っています。何というか、地獄ってこんなイメージですよね。
2013年09月13日 11:57撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 11:57
谷側には奇岩がそびえ立っています。何というか、地獄ってこんなイメージですよね。
巻道の終盤に見えてきた木曽駒ヶ岳の山容です。頂上はガスってて展望は望めないかなぁ…。
2013年09月13日 11:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 11:59
巻道の終盤に見えてきた木曽駒ヶ岳の山容です。頂上はガスってて展望は望めないかなぁ…。
一瞬雲が流れたので慌てて写真に収めてみました。このピークが駒ヶ岳山頂です。
2013年09月13日 12:04撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 12:04
一瞬雲が流れたので慌てて写真に収めてみました。このピークが駒ヶ岳山頂です。
急いで登ったのですが直ぐに雲が掛かってしまいました。展望はありませんが、それでも山頂っていうのは達成感が込み上げてきていいですね。
2013年09月13日 12:29撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 12:29
急いで登ったのですが直ぐに雲が掛かってしまいました。展望はありませんが、それでも山頂っていうのは達成感が込み上げてきていいですね。
山頂ランチは食パンにハムとチーズとマヨネーズを挟んで二分割に裂いたワイルドなサンドイッチとフリーズドライカレーです。
2013年09月13日 13:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 13:02
山頂ランチは食パンにハムとチーズとマヨネーズを挟んで二分割に裂いたワイルドなサンドイッチとフリーズドライカレーです。
帰りの中岳巻道は霧が晴れていて歩きやすかったですよ。
2013年09月13日 13:51撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 13:51
帰りの中岳巻道は霧が晴れていて歩きやすかったですよ。
雨がポツポツと降り始めた午後の宝剣山荘です。あまりゆっくりもしていられないので、早々に退散します。
2013年09月13日 14:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 14:15
雨がポツポツと降り始めた午後の宝剣山荘です。あまりゆっくりもしていられないので、早々に退散します。
乗越浄土からの下山時に見えた千畳敷駅。これからあそこまで歩かなきゃいけないのかぁ…。雨なのに。
2013年09月13日 14:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 14:18
乗越浄土からの下山時に見えた千畳敷駅。これからあそこまで歩かなきゃいけないのかぁ…。雨なのに。
雨が止んだら綺麗な虹が!!!!同行者、虹を見て泣きました。曰く「山の神様って本当にいるんだね」との事。そりゃいますとも。
2013年09月13日 15:16撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 15:16
雨が止んだら綺麗な虹が!!!!同行者、虹を見て泣きました。曰く「山の神様って本当にいるんだね」との事。そりゃいますとも。

感想


平日にもかかわらず人気御礼の木曽駒ケ岳。
菅の台の駐車場は中々の混雑で、バス停は長蛇の列。
乗り込んだ始発の臨時バスは4台目で、しかも満席。
膝の上にザックを抱え、山道に揺られること約30分。
更にそこから大混雑のロープウェイでやっと到着。
目の前に広がる千畳敷カールに言葉を奪われ、
まだ登ってもいないのに大満足で下山しようかと思うほど。

宝剣岳への岩場で切り立った崖を覗き見ては嬌声をあげ、
かたや同行者はあまりの恐怖に嗚咽をもらし、
四苦八苦しながらも宝剣山荘まで歩いたの。でした☆

中岳は登頂するか迷ったものの、展望が望めそうにないため回避。
巻道を選択します。
巻道への分岐地点には「巻道危険」と立看板がありましたが、
先だって宝剣岳で恐怖我慢大会を開催していた為か判断は変えず。
そそり立つ奇岩に地獄の風景を見出して楽しみながら歩を進めます。

木曽駒山頂は生憎、雲の中。
展望はなくとも主峰を踏めた達成感に包まれてのランチタイムでした。

乗越浄土からの下山中に雨の洗礼を受け、
「この山行の幸運もこれまでか」と思うも、
最後の最後で剣ヶ池から伸びる大きな虹が!!!!!!!!!!
同行者、まさかの感泣。

様々な事があった山行でしたが、イワヒバリに声援を受けて無事下山できました。
いままでで最高の山行となりましたとさ。

次回は三ノ沢に行きたいな〜♪

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コメント

写真が綺麗ですね
写真が綺麗で堪能しました。ありがおうございます。
2013/9/15 19:28
ありがとうございます!
写真はコンデジでしたので、やっぱり山という被写体が良かったんでしょうね☆
楽しんで頂けて幸いです〜ありがとうございました!!
2013/9/15 21:23
プロフィール画像
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