斜里岳。思いのほか沢登りコースだった。
- GPS
- 09:20
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,030m
- 下り
- 1,033m
コースタイム
天候 | 晴れときどきガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沢靴の人も結構見かけた。自分もラバーの沢靴だったが濡らさずに登った(笑) |
その他周辺情報 | 清岳荘は泊まれません(コロナ)。駐車場テント泊もダメだって。トイレと販売もろもろ。 |
写真
感想
もともと知床岬に子どもたちを連れていく予定の夏休み北海道行きであったが、自分が過去来た中では最もコンディションの悪い一週間であったため、どーにもこーにもならず(寒い、太平洋側天気悪い、波高い)で仕方なく道内温泉キャンプツアーとなったお盆休み。でもまぁちょっとくらいは登って帰るかということでシリーズ終盤に斜里岳に照準を合わせる。これは単純にコースタイムが適当なのと自分が未到なのが主な理由だった。
このルートが沢沿いなのは知っていたが、しょせん登山道なので知れてるでしょうと思って行ってみたが結果的には思ったよりだいぶ沢登りでFIXロープ等も少なく、沢登り経験がなくて靴を濡らさずに登ろうとするのは結構難しいのではないかと思った。ましてや身長120cmの小学生にはだいぶ大変だったようだ…。
朝、早め下山を狙って2時過ぎに斜里のキャンプ場発、5:30に清岳荘を出発。
すぐに登山道は沢筋へ。そして飛び石渡渉が断続する。子どもたちはそのたび要サポート。下二股まででも(子ども的には)けっこう面倒な渡渉があって先が思いやられる。
下二股から上の旧道は渡渉もそうだけどナメ滝の側壁を登ったり(FIXロープなし、下山は結構難しいのでは?)とか滑りそうなヘツリとかが多く、慣れていない人には大変そう。ただ岩は滑りにくいのが救いか。
この辺で7歳は沢にジャバコンして靴を濡らしてしまう。
その後も沢登りすれば楽しそうな流れを傍目にひたすら巻き・ヘツリルートで登っていく登山道を追う。
上二股からはガスって寒くなり7歳児のペースがた落ち(後述)するもののなんとか持ち直して山頂へ。
山頂では時折ガスが途切れ雲海の上にいるのが望めた。
下りは得意な子どもたちはサクサク進む。馬の背で登りにも何度かお見受けしたガイドパーティの方が転落したとかでツエルトを被せられ休んでおられた(のち、ヘリが飛んだのも見たが無事ピックアップされましたでしょうか…)
下りの新道はアップダウンが多少あるも稜線で眺めがよく、ここらで晴れてきた山頂方面の眺めが満喫できた。
最後は下りを元気に降り、渡渉もそこそこにこなして登山口へ。下山後は同行のオジサマより子どもたちの方が元気残ってそうでしたね。
反省など
7歳男子が沢ルートでジャバコンして靴を濡らしてしまった。
まぁそれ自体は想定範囲だったが彼には思いのほか不快であったらしく、上二股を過ぎてガスって寒くなってくると足が冷たい、寒いとゴネはじめて、ペースが著しく落ちた。
引き返しも検討したが目を見てるとまだ死んでない感じで体力的にどうとかでなくてメンタル的にいやになってんだろうな、と。
ここで靴を脱がせて靴下を絞り、コンビニ袋を裸足に履かせた上に靴下を履かせてみた。服もありったけの服を着せる。そして体の中から温めるためにいろいろ食わせる。
するとだんだんとペース回復。
何とか山頂までたどり着いたのでした。
これはまぁ子どもに限らず大人でも使えそうだなと思った。
で、反省としてはもっと早くこれに気が付いて靴下絞ってあげればよかったなと。これのせいで小一時間はロスした気がするので。
>>下りは得意な子どもたちはサクサク進む。
羨ましい。感動しました。
行きたいです。
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