比布岳 〜愛山渓より
- GPS
- 07:01
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,522m
- 下り
- 1,509m
天候 | 晴れのちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
永山岳方面の道はドロドロもありますが、スパッツと防水スプレーで行けそうでした。沼ノ平は行ってないので不明。 |
写真
感想
やっぱり今時期の紅葉の盛りは大雪。ライブカメラの旭岳が見え、雪が乗っていたので、レコの上っていた愛山渓へ。高速の上川から見る思ったより白い山にテンションが上がる。
それ程遅く出たつもりは無かったが、入山記録に書き込む時、時計を見ると最早9時半、これでは周回なんぞ無理。気温は寒く、長袖Tにすれば良かったと後悔。一応沼も行くかもしれないので、スパイク長靴にダブルストックで行こうと思ったが、石突カバーが入らず、無理矢理一本だけ入れてシングルで出発。紅茶とお湯のダブルテルモスとKissDXが妙に重い。
夏道は久しぶりなので、サッパリ記憶にない。水たまりも泥道も関係なく真っ直ぐ歩いて気持ち良い。道間違えたかと思ったが、随分奥に例の橋が。あれ、こんな遠かったっけ?と思う滝、そして紅葉の斜面を登ってもまだまだ先。時間はどんどん過ぎ、永山行けるのか?と思う頃、目の前に尖った白い峰が。来た来た来たと叫ぶ半面、あんなに遠いのか?と深層心理。チンタラチンタラ進み、永山岳は絶景。写真とphotosynthで小休止。旭岳は見えていたが、ズームしているうちに雲の中に。二度と見えなくなってしまった。当麻乗り越しから来たおじさんに沼の道を聞くと大丈夫とのこと。ホンマかいな?と乗り越しの下の超水溜りの道が改善されたとは思えないで、聞いておきながら半信半疑。目の前に素晴らしい無名峰が待っているので進む。
無名峰を越え、安足間分岐手前でガスに捕まり、もう当麻周回コースは中止。すぐ目の前にまだ比布が見えるので、脚を伸ばす。実は愛別の向こうの斜面も綺麗な紅葉ポイント。見られると思ううちにガスに消え、比布では北鎮、白雲が少し見えただけの終了。岩陰で、テルモス紅茶とパンを齧って休憩。途中、甘い行動食ばかり取っていたので、塩分が恋しいが塩っけのあるパンは二つ。今度は塩っけ行動食も入れよう。と、まったりしているうちにホワイトアウト。手の先は痛いが、耳はまだ何とも無い。意外と寒くないようだ。そろそろ冬用の予備に切り替えようと考えつつ、視界20m位の下山も懐かしい。しかし、途中から沼が見え、岩場が多くなってくるとスパイク長靴では苦しくなってくる。防寒カバーをつけての使用想定なので、そのままだとサイズがブカブカで疲れる。ヘロヘロで途中から見える温泉の建物が妙に遠くに見える。沢に降り、沼なんぞ行く余力も無く、滝を越え、もうすぐと思う橋の近くの看板のあと1kmの距離にウンザリして、疲れ果てて付いた駐車場は車少なー。
温泉改修の看板が目に止まり、まさか?と思ったが終了していて、ホッと胸をなでおろし、遅い下山に貸切の風呂に入ることができた。
出るときに着替えだけに入ってきたオジサンは当麻周回して旭岳の絶景も見れたようで、あと一時間早く着いていたらと、毎度ながら肝心な所の詰めの甘さを反省する。
下山時から背中が疲れていて、広間の暖炉の火が心地よく、帰りたくなかったが、天気予報は良くないはず。上川で再確認しても更に悪くなっている。冬用シュラフも車載していたので、上川の高速出口Pで泊まっても良かったのだが。セブンで、塩分補給のミックスナッツを頬張りながら、十五夜の月を堪能しつつ帰宅。
翌日は近場で軽く斜里岳のはずだった。しかし、外は雨。ライブカメラの旭岳は今回で一番見えているではないか。天気予報大外れのはずなのに、まだ晴れると言っていやがる(結局太陽なんて一度も出なかった)。背中の疲れが取れないので、大雪に走る元気もなく・・・、ああ、当麻乗り越しからの旭岳が見たかった。裾合の紅葉も綺麗だったろうと、ただの休息日に成り下がる。連休の最後の最後で、手痛い判断ミス。愛山渓の暖炉のそばを離れづらかったのは、沼ノ平が引き留めていたのか・・・。
ペテガリ岳の滑落の人は無事自力下山したようです。まずは良かった。しかし、トムラウシの方は亡くなったようで・・・。
永山岳より
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