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記録ID: 3462868
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

日向八丁尾根〜甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根(日帰り周回)

2013年09月21日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
21.7km
登り
2,869m
下り
2,863m

コースタイム

日帰り
山行
10:34
休憩
0:41
合計
11:15
4:37
53
5:30
5:35
56
日向山
6:31
55
駒岩(鞍掛山分岐)
7:26
7:30
114
9:24
9:26
9
9:35
9:36
29
10:05
82
11:27
11:50
27
12:17
18
12:35
12:40
26
13:06
13:07
68
五合目
14:15
60
15:15
尾白川渓谷駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
予約できる山小屋
七丈小屋
尾白川渓谷駐車場
2013年09月21日 04:00撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 4:00
尾白川渓谷駐車場
駒ヶ岳神社の手前を右へ
2013年09月21日 04:04撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 4:04
駒ヶ岳神社の手前を右へ
矢立石
2013年09月21日 04:37撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 4:37
矢立石
日向山頂上
2013年09月21日 05:30撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 5:30
日向山頂上
八ヶ岳。もうすぐ日の出だ
2013年09月21日 05:30撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 5:30
八ヶ岳。もうすぐ日の出だ
雁ヶ原を通過し大岩山方面へ。後方は甲斐駒
2013年09月21日 05:35撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 5:35
雁ヶ原を通過し大岩山方面へ。後方は甲斐駒
鞍掛山への稜線
2013年09月21日 06:18撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 6:18
鞍掛山への稜線
鳳凰山と富士
2013年09月21日 06:28撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 6:28
鳳凰山と富士
鞍掛山分岐
2013年09月21日 06:31撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 6:31
鞍掛山分岐
やまなし森林百選だそうだ
2013年09月21日 06:34撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 6:34
やまなし森林百選だそうだ
気持ちいいトレイル
2013年09月21日 06:35撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 6:35
気持ちいいトレイル
大岩山
2013年09月21日 07:26撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 7:26
大岩山
大岩山からはクサリとロープの激下り。最後の岩壁は長い鉄バシゴ
2013年09月21日 07:42撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 7:42
大岩山からはクサリとロープの激下り。最後の岩壁は長い鉄バシゴ
八丁尾根のハイマツ帯へ出る。前方に烏帽子岳らしき山が
2013年09月21日 08:37撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 8:37
八丁尾根のハイマツ帯へ出る。前方に烏帽子岳らしき山が
短いハシゴを越えると視界が開ける
2013年09月21日 08:53撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 8:53
短いハシゴを越えると視界が開ける
大岩山と日向山方面への稜線を振り返る
2013年09月21日 09:11撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 9:11
大岩山と日向山方面への稜線を振り返る
三ツ頭の後ろに仙丈と塩見(左奥)
2013年09月21日 09:24撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 9:24
三ツ頭の後ろに仙丈と塩見(左奥)
甲斐駒。奥に北岳、間ノ岳、塩見岳
2013年09月21日 09:24撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 9:24
甲斐駒。奥に北岳、間ノ岳、塩見岳
鋸岳の稜線。今回は断念した
2013年09月21日 09:26撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 9:26
鋸岳の稜線。今回は断念した
三ツ頭分岐
2013年09月21日 09:35撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 9:35
三ツ頭分岐
六合目小屋
2013年09月21日 10:05撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 10:05
六合目小屋
内部もきれいだ
2013年09月21日 10:07撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 10:07
内部もきれいだ
甲斐駒ヶ岳への稜線
2013年09月21日 10:23撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 10:23
甲斐駒ヶ岳への稜線
来た方向を振り返る
2013年09月21日 10:42撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 10:42
来た方向を振り返る
岩の基部を縫うようにルートがある
2013年09月21日 10:57撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 10:57
岩の基部を縫うようにルートがある
日向山からのルート全景がよく分かる
2013年09月21日 11:24撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 11:24
日向山からのルート全景がよく分かる
甲斐駒ヶ岳
2013年09月21日 11:27撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 11:27
甲斐駒ヶ岳
鳳凰三山と富士山
2013年09月21日 11:34撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 11:34
鳳凰三山と富士山
八合目御来迎場
2013年09月21日 12:17撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 12:17
八合目御来迎場
七丈のテン場。この様な場所では短辺入口のテントが便利だ
2013年09月21日 12:33撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 12:33
七丈のテン場。この様な場所では短辺入口のテントが便利だ
五合目小屋跡
2013年09月21日 13:06撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 13:06
五合目小屋跡
笹の平
2013年09月21日 14:15撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 14:15
笹の平
尾白川の吊り橋を渡ると駒ヶ岳神社
2013年09月21日 15:10撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 15:10
尾白川の吊り橋を渡ると駒ヶ岳神社
ゴ〜ル!
2013年09月21日 15:15撮影 by  Caplio R7 , RICOH
9/21 15:15
ゴ〜ル!
撮影機器:

感想

 日向八丁尾根のことを知ったのは、山岳誌「岳人」の今月号にこの尾根が紹介されていたからで、記事によれば甲斐駒七丈小屋のご主人が長年整備を続け、最近ほぼ完了したとのことだった。手元にある「山と高原地図」を広げると、なるほど、日向山〜大岩山間には実線の登山道が引かれているが、その先の大岩山〜三ツ頭間には八丁尾根という記載はあるものの、破線さえもついていない。

 ならば早速登ってみようということで、尾白川渓谷登山口から入山して日向八丁尾根を踏破し、それから鋸岳をピストンして甲斐駒ヶ岳に登頂後に黒戸尾根を下山する計画でスタートした。

 日向山から大岩山までの登山道は、地図で実線となっているだけあって良く踏まれており、なだらかで危険箇所もなく問題ない。しかし、大岩山の下りは長い急傾斜で、樹林帯の中のルートのほぼ全てに鎖と被覆ワイヤーやロープが張り巡らされており、アスレチックルートだ。これらの鎖やロープは念のため補助的に設置したというようなものではなく、これがないと通過は困難と言っても過言ではないほどだ。傾斜が強いので足元をよく見て慎重に下降することが重要だ。そして、下部にある7〜8mほどの垂直の岩壁に設置された鉄バシゴを降りると、長い急下降からようやく解放された。

 その後は樹林帯の中で小山のアップダウンを繰り返すが、踏み跡は明確な上に赤テープもあるので迷う心配はない。途中、少し広くなった登山道脇にはブルーシートや網に包まれた資材らしき物が置いてあった。整備をされた七丈の小屋番さんのご努力に感謝しつつ先へ進む。

 少しづつ高度を上げ、小さな鉄バシゴを登り少し行くとハイマツ帯の明るい稜線となり、しばらくして展望の良いニセ烏帽子のピークに到着した。甲斐駒、北岳、千丈、北アルプス、その手前には鋸岳が間近に見える。足元を見ると、いくつもの石碑が点在し、そこに刻まれた文字は風化し消えかけていてその歴史を感じる。甲斐駒ヶ岳は200年前の1816年に開山されたとのことだが、その山頂を間近に仰ぎ見るこの場所も山岳信仰の重要な場所であったであろうと想像する。
 すぐ隣には標識のある烏帽子岳も見えており、そのピークから三ツ頭分岐までは10分ほどで到着した。

 ここから鋸岳までピストンする予定だったが、往復5〜6時間はかかりそうなので中止し、甲斐駒ヶ岳を目指すことにした。あとで調べて分かったのだが、鋸岳の第二高点と第一高点の間には大ギャップと呼ばれる難所があり、稜線通しには進めないという場所だった。何も知らずに来ていたので、もしも進んでいたならばルートが分からず登頂できないばかりか、危険な状況にさえなっていたことも考えられるので中止して正解だった。(と言うより事前準備なさすぎ😅)

 さて、甲斐駒までのルートは、三ツ頭のピークを越えて灌木の中の踏み跡を進む。途中不明瞭のところもあったが稜線沿いに進めば問題ない。やがて展望が開け六合目の石室を過ぎ、岩とハイマツの間を縫うように登って行くと登山者で賑わう山頂に到着した。

 下山ルートの黒戸尾根は、多くの方が紹介されているので割愛します。

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