凛々しい姿の雨飾山

2013年09月20日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.6km
• 登り: 991m
• 下り: 1,001m

コースタイム

9:12雨飾高原キャンプ場登山口
9:30道標2/11
9:59ブナ平
10:27荒菅沢
11:32笹平
11:56雨飾山頂上12:24
12:49笹平
13:36荒菅沢
14:20道標2/11
14:30雨飾高原キャンプ場登山口

　全行程5時間18分
歩行時間4時間50分
※隊長のペースで頑張りました。
雨飾山1,963m　単純標高差861m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

妙高高原より、林道（凸凹）経由で雨飾キャンプ場Pへ

コース状況／危険箇所等

前日、火打山下山後、妙高高原アルペンブリックホテルに泊りました。
朝食バイキングを頂いてからの遅いスタートです。
妙高高原より笹ヶ峰キャンプ場（火打登山口）を通り過ぎると、
未舗装の林道（凸凹）に入り、徐行運転を強いられます。
雨飾温泉に近づくと舗装道に変わります。

雨飾高原キャンプ場に9時到着です。
既に駐車場は満車状態で9時12分の遅いスタートとなりました。

山道には（2/11〜10/11）と書かれた親切標識が随所に設置されていますのでコースの目安になります。
急登の岩場、梯子場、ガレ場がありますが、注意して歩けば特に問題はありません。

●雨飾高原キャンプ場駐車場は良く舗装された綺麗なスペースです。
　休憩所や水洗WC完備です。
　道標2/11まで木道主体の歩きやすい平坦なコースです。

●ブナ平周辺は樹林帯の中の登りが続きますので、
　本日の天候では暑くなりバテます。

●荒管沢手前より沢まで、もったいない位、標高を下げます。
　沢から見上げる雨飾山の雄姿は凛々しく見えます。
　沢を渡り樹林帯の中の急登に入ります。
　やがて森林限界の出て岩場や梯子の急坂を登って行きます。

●笹平より山頂の基部まで、緩やかな山道ですので心地良く歩けます。
　荒スゲ沢と書かれた木のプレート付近より再び急坂を頑張ると雨飾山山頂で、
　左側が三角点が設置されている南峰、右側が祠が祀られている北峰です。

※帰路のガレ場は、浮石に注意をしましょう。

写真

9/20 8:40

小谷村林道より、雨飾山の山容を望みます。

9/20 9:05

良く整備された雨飾高原キャンプ場に9時に到着して仕度を整えます。青空が広がり、気分も上々！

9/20 9:13

水洗WCをお借りして9時12分登山口を出発！

9/20 9:15

ミズキの実？

9/20 9:18

危なげな木道。
踏み場所を選びましょう

9/20 9:22

木道の脇には沢山の花が咲いています。

9/20 9:23

しっぽみたいなサラシナショウマ

9/20 9:23

キオンかな？

9/20 9:23

プレートの隙間からトカゲさんが、こんにちは！

9/20 9:25

可愛いピンクの実

9/20 9:28

2/11ポイントです。ここから登山が始まります。（Tより）

9/20 9:32

原生林のいっぱいの山道です。
予想以上の気温上昇で熱中歩き気味になって来ました。

9/20 9:57

10が分母なら一層分かりやすいなぁ〜！

9/20 9:59

休憩スペースのあるブナ平

9/20 10:27

鞍部の荒管沢を渡ります。

9/20 10:28

冷たくて綺麗な沢水です。（Tより）

9/20 10:34

布団菱のベストショットポジションです。荒管沢を渡ると急な登りが続きます。

9/20 11:16

笹平に向かう岩場の急登が始まります。疲れ気味の方たちに先を譲って頂きました。鎖はありませんが、トラロープが垂らしてある場所がありました。

9/20 11:19

名物、梯子！アサヒビールの寄付のプレートがありました。

9/20 11:31

雨飾山が見えて来ました。まだあんなに登るの？

9/20 11:32

笹平です。金山まで320分と書かれています。

9/20 11:35

リンドウを見ながらひと息です。

9/20 11:36

駒ケ岳と日本海の景色です。本日は予想以上の気温上昇の為、カスミが掛ります。

9/20 11:38

雨飾温泉（雨飾山荘）コースとの分岐です。

9/20 11:42

ラスト（10/11）標識を過ぎると最後の急登です。

9/20 11:47

荒スゲ沢の見事な景観

9/20 11:48

ふりかえれば荒スゲ沢。もちろん振り向きます。

9/20 11:57

南峰山頂には三角点と標柱が、北峰には4体の石仏と祠が祀られています。南峰より、北アルプスを眺めます。

9/20 11:57

北峰より南峰

9/20 11:59

雨飾山山頂（南峰）です。沢山の登山者が標識周囲で昼食休憩をしていました。隙を狙ってワンショット！

9/20 12:00

二等三角点にやさしくタッチ！

9/20 12:15

眼下に笹平方面！（Tより）

9/20 12:54

帰路は浮石に注意！

9/20 13:36

荒管沢は心地良く、憩の場所です。

9/20 13:46

布団菱のカッコ良い鋭鋒

9/20 14:30

雨飾高原キャンプ場に14時30分帰着です。

9/20 15:34

折角ですので、遠回りをして八方尾根経由で帰ります。お気に入りの「おびなたの湯」でゆっくり温まり疲れを癒します。

撮影機器：

COOLPIX P7100 ニコン

COOLPIX S8200 ニコン

感想

nadesiko

雨飾山山頂は北峰に4体の石仏、南峰には一基の古い石祠が祀られています。
予想以上の気温上昇の為かすみ気味でしたが、
山頂からは360度大パノラマが楽しめました。

山道は思った以上の急坂が続き、行程スペックより体力を要した感じです。
昨日の火打山の往復より、雨飾山は距離と高低差もありませんが、本日の方が体力を使った感じです。
連日の山歩きと予想外の気温上昇が疲れた要因かもしれませんけど、
真夏並みの水分補給と汗をかき、熱中登山となりました。

雨飾山の名前
昔は「あまかざり山」と呼ぶほかに、あらすげ山とも言っていた。
また、書き方も天錺山や両粧と書いてある古書もある。両粧と書くのは、新潟県の大野辺りから見ると
2つのコブが近くの山の上に乗って見えることから名付けたものだとか。
また、この山は糸魚川の猟師たちが海に出たときの目標にもなっていたそうだ。
『小谷村公式HPより』

コメント

iroha

こんばんは
初コメ　失礼します

先日、ＢＳで雨飾山を放送していましたが
天気が悪く、名前どおり　雨が飾るやまでした
ガイドの山田さんが経営する、旅館の方が魅力的でした

でも、今回のnadesikoさんのレポを拝見すると、雨飾山
とても魅力的な山なんだなと感じ、レポを参考に、訪れてみたい山になりました

nadesiko

いい山でした！
irohaさん、はじめまして
コメント、ありがとうございます！

メリハリのある変化に富んだいい山でした･･･が、
この日はとても暑くて（標高の低い山でしたので）、
久しぶりに汗だくだくの熱中登山になり、
また、前日の火打山と連日だったせいか、
思ったより疲労を感じました

急坂が続く健脚コースで、
途中でリタイアされる方にも何人かお会いしました
irohaさんの健脚さでは、距離も短いので物足りないかもしれませんけど････。

お天気で景色は良かったですけど、
９月の陽気はまだ油断できませんね。
9月の快適登山は、標高2500m以上がいいな･･･と感じた次第です

これから、紅葉も見ごろになりますので、
美しい火打山とセットもお勧めです
火打は、隊長も絶賛していました！