無茶だったか。新穂高から槍ヶ岳2日間
- GPS
- 17:10
- 距離
- 27.0km
- 登り
- 2,245m
- 下り
- 2,236m
コースタイム
- 山行
- 8:52
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 10:15
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
登山を始めて6年目。
ついに槍ヶ岳登頂を果たしました。
つい1か月ほど前までは槍ヶ岳なんてまだまだ別の世界の感覚でしたが、みんなのレコを見ているとすごく行きたくなってきて、山行ルートを物色。
最短ルートは新穂高から右俣ルートでコースタイム9時間、標高差1950m。
このルートなら槍ヶ岳山荘で1泊すれば2日目に戻ってこれそうと思い気分が高まる。
後はタイミングだけだったが、この金曜、土曜は晴天予報で槍ヶ岳山荘も運よく空きがあったので急遽予約し決行することになった。
山行はいたって順調。朝から快晴で気分も高まる。
槍平小屋まで4時間で到着。順調に進んできたのだがこの先の登りがとてつもなく長く完全に体力が無くなった。
飛騨沢千丈乗越分岐からの最後の登りは完全敗北状態。
1分たりとも歩き続けることができず足が上がらない。
こんなつらい思いは学生の合宿時以来だ。その時の妙に懐かしい感覚がよみがえってきてずっと頭の中を巡っていた。
「先輩、もう歩けません! 」
「あほーっつ!止まるな!ゆっくりでも歩き続けろ!水は飲むな。バテるぞ!」
なんてね。
登り始めて8時間。疲労困憊状態で山荘に到着した。
荷物を降ろして一休みするとなんとか回復。
いよいよ槍ヶ岳の攻略に向かうこととした。
ルートがしっかり示されておりそれに従って慎重に進めば難なく登れた。
山頂では快晴の下360°の壮大な景色を満喫できて最高の気分だった。
自分が今ここにいるのが信じられない感覚だった。
山小屋泊りも初めてで不安だったが、非常に快適で難なく過ごせた。
風呂が無いのを着いてからはじめて知って落胆した。
2日目は下りだけなので足を痛めないように慎重に下ったが、槍平小屋を過ぎたあたりからひざが痛み出し、最後の方は放心状態での帰着となった。
ともあれ無事に帰ってこれて良かったが、自分の経験値、体力ではまだ無茶な山行だったかなと思った。
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