富士山(吉田ルート)お鉢巡りで念願の剣ヶ峰へ


- GPS
- 09:20
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,657m
- 下り
- 1,659m
コースタイム
天候 | 快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
富士スバルライン五合目駐車場は無料 |
コース状況/ 危険箇所等 |
富士吉田ルートは平成25年9月2日〜平成26年6月30日まで冬期閉鎖と案内されていましたが、この日の通行に特に支障はありませんでした。 山小屋は七合目トモエ館、八合目白雲荘、本八合目トモエ館のみ、営業されていました。 山頂の売店は閉鎖されていますが、剣ヶ峰山頂で登山バッジ(500円)を販売していました。 |
予約できる山小屋 |
佐藤小屋
頂上富士館
江戸屋
胸突江戸屋
里見平★星観荘
日の出館
本七合目鳥居荘
白雲荘
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写真
感想
先週に続いての3連休ということで、今回はお盆にバスツアーで登った富士山にまたまた行って来ました!
それというのも、立山と白山は最高峰に立ったけど、肝心の富士山には吉田口の山頂までで、最高地点の剣ヶ峰に辿り着いてないんですよね…
実はお盆以降も、ずっと富士山に再チャレンジする機会を伺っていたんですが、ずっと週末は天気に恵まれず、今年はもう無理かもと思っていたところ、今週末は西からお天気が少し崩れそうなものの、甲信越地方はまずまずという予報。
富士山の登山シーズンは短くて、山小屋の営業も9月になると殆ど閉まってしまいますが、前回バスツアーで登った吉田ルートならまだいくつかの小屋は営業されているらしく、今年最後のチャンスに剣ヶ峰を目指すことにしました。
今回はマイカーで21日の朝に大阪を出発して、富士スバルラインで往復2000円の通行料を支払い、五合目駐車場に21時頃に到着しました。3連休初日の夜の駐車場は既に7割くらい埋まっていたと思います。
御来光目的の登山者の方々が出発していく中で、22時過ぎには翌朝に備えて眠りに就きました。標高2300mを超える五合目駐車場は9月後半でも結構寒かったです。
五合目で御来光を見るつもりで、朝4時30分に携帯のアラームをセットしていたのですが、ウトウトと二度寝したりで、気がつくと6時を過ぎて辺りは明るくなっていました。
急いで準備をして、駐車場から歩き出したのが6時45分。ここから向かうべき富士山のシルエットがくっきり見えてテンションが上がります。駐車場近くの無料トイレで靴の紐を締めて6時50分に富士スバルラインを出発しました。
吉田ルートは前回も歩いた道だし、前日泊で高山対応も問題ないと思ったので、スタートから若干早いペースで歩いて行きます。お盆の時期に比べるとやっぱり登山者は少なく、静かな雰囲気の富士山もいいなと思いました。
泉の滝から六合目の安全指導センター(閉鎖中)を過ぎて、ジグザグの道を歩いていくと、七合目最初の山小屋の花小屋のシャッターは閉まってましたが、3軒目のトモエ館は営業されていました。
七合目の途中から岩場の道になりますが、一度歩いたルートだからなのか、前回ほどの疲労感を感じることもなく、淡々と高度を稼いでいきます。八合目の白雲荘でこの日最初の休憩をとって、本八合目から最後の山小屋の御来光館を過ぎると、目の前には山頂までの登り道がはっきりと見えました。
個人的にはここから山頂までの間が前回は一番キツかったので、軽く補給をしてから覚悟を決めてゆっくり歩いて行きます。やがて30分で九合目の鳥居を過ぎ、小刻みに休みながら最後の鳥居を潜って、スタートから4時間50分の10時40分に吉田口山頂に到着しました。
前回はここまででギブアップだったけど、今回は剣ヶ峰に立つことが目的なので、20分ほどの休憩のあと、お鉢巡りに出発しました。
お鉢巡りは時計回りで進むのが順ルートらしいのですが、静かに歩けそうな逆回りで歩くことにします。スタートしてすぐの久須志岳のピークを越えて下って行くと迫力のある白山岳の横を通り、しばらくはなだらかな道を進みます。やがて剣ヶ峰のピークが近づくと勾配は段々と急になっていきます。ここまでの疲れからか、若しくは高所のせいなのか、それほど急でもないように見える斜面が堪えました。
剣ヶ峰の真下からは木の階段を上がり、旧富士山測候所を過ぎると、遂に日本最高地点の剣ヶ峰に到着です!日本にここより高いところがないんだと思うと、何か神様の世界に来たような気分になりました。
剣ヶ峰で15分ほど感動を味わってから、お鉢巡りの続きを歩きますが、この先の馬の背と言われる砂地の急斜面で一気に我に返ります。まるで雪渓を下っているような滑りやすさで最初は真ん中を下っていたんですが、途中で立ち往生…右端の柵に飛びついてやっとの思いで下りきりました( ̄▽ ̄;)
個人的にはここの馬の背は、下りよりも登りで通ったほうがいいような気がしました。
無事に馬の背を過ぎると、すぐに富士宮口の山頂に着きました。ここも山頂の売店や郵便局は全部閉まっていたので、そのまま通過しようとしたのですが、お鉢巡りのルートがよく分からずにウロウロ…結局、一旦御殿場口の下山道から回り込んで行くのが正しいルートでと分かってコースに復帰しました。
御殿場口山頂からいくつかのアップダウンのあと、最後の成就岳を越えると吉田口山頂が見えてきました。馬の背を除けば全体的に緩やかな傾斜なお鉢巡りですが、1時間半の道のりは楽ではなかったです。
その後、吉田口山頂のベンチで昼食休憩をして、12:50に下山開始。
前回は途中の休憩込みで3時間でしたが、この日は最後までノンストップで下りたこともあって、ちょうど2時間の14:50に富士スバルライン五合目に帰ってきました。
五合目には朝とは違って観光客が大勢いましたが、私たちも今年最後の富士山の名残を惜しむように、お土産を物色しながら1時間ほど五合目を満喫しました。
そのあと16時頃に駐車場に戻り、車で富士市内に移動してから、この日はホテルに泊まりました。
今年2回目の富士山は、お天気にも恵まれて、念願だった剣が峰にも立つことが出来て最高でした。来年はまた違うルートで登ってみようかな♪
来年は、ぜひ、富士宮口からを
おすすめです。
吉田口より、格段に歩きやすいですよ。
距離が短いのが、ポイント高しです。
一度歩いた安心感で吉田口にしちゃいました。
富士宮口は急登続きで大変そうなイメージでしたが、歩きやすいんですかっ?
来年は絶対に富士宮口にしてみますね〜♪
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