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Yamareco

記録ID: 350851
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

東天狗岳(白駒池駐車場からピストン・復路で滑落)

2013年09月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
abukata その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:50
距離
11.4km
登り
766m
下り
756m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:50白駒池駐車場-8:45高見石小屋(休憩)8:50-10:00中山展望台(休憩)10:10-10:15中山山頂-10:30にゅう分岐-10:40中山峠-11:37天狗の奥庭方面への分岐-12:00東天狗岳山頂(昼食)13:00-13:40岩から滑落で停滞13:45-14:10中山峠-14:50中山展望台-15:50高見石小屋-16:35白駒池駐車場
天候 快晴、8℃〜15℃
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道・駒ケ岳SA(上り線)で車中泊、諏訪IC利用、R152(ビーナスライン)からR299(メルヘン街道)、麦草峠を越えて500Mくらい下ると左側に白駒池有料駐車場の看板
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト発見できませんでした。

スタートしてから高見石小屋まではだらだらとした登り、途中に麦草峠・丸山への分岐、渋温泉への分岐があり迷わないように注意が必要。

高見石小屋から中山展望台へは最初下り、その後は岩場の登りとなる。勾配はそれほど急ではないが、いつまでも続きそうで憂鬱な気分になる。下りはもっと嫌な感じ。

中山展望台から中山峠はさすが八ヶ岳の主稜線コースで快適なトレッキングコース。

中山峠から東天狗は一部岩場が立ちはだかり段差も大きくなるので要注意。

天狗の奥庭への分岐を過ぎると左への分岐が主コースのように錯覚してしまうポイントがある。こちらは断崖コースとなるので進まないように!

復路は岩場の下りが核心部、段差をストックに頼り過ぎると危険!!

ストックのゴムキャップは岩場ではこまめに外すことを勧めます。
白駒池駐車場の案内所兼売店です。
8時前の段階では無人でした。
2013年09月28日 07:53撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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白駒池駐車場の案内所兼売店です。
8時前の段階では無人でした。
白駒池への入口です。
2013年09月28日 07:54撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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白駒池への入口です。
周りは苔・苔・苔です。
2013年09月28日 08:02撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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周りは苔・苔・苔です。
オオシラビソの樹間から木洩れ日です。
2013年09月28日 08:03撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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オオシラビソの樹間から木洩れ日です。
カモシカの森だそうです。
2013年09月28日 08:34撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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カモシカの森だそうです。
麦草峠、高見石小屋の分岐です。三叉路になっています。
2013年09月28日 08:39撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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麦草峠、高見石小屋の分岐です。三叉路になっています。
高見石小屋です。人の気配がありませんでした。
2013年09月28日 08:45撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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高見石小屋です。人の気配がありませんでした。
有料(100円)トイレ棟です。
2013年09月28日 08:45撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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9/28 8:45
有料(100円)トイレ棟です。
コースタイム入りの案内図があります。
2013年09月29日 07:21撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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コースタイム入りの案内図があります。
中山展望台から槍が見えました。
2013年09月29日 07:22撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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中山展望台から槍が見えました。
大キレットから穂高連峰です。
2013年09月29日 07:24撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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大キレットから穂高連峰です。
乗鞍岳です。
2013年09月28日 10:02撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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乗鞍岳です。
蓼科山をバックに縞枯れです。
2013年09月28日 10:03撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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蓼科山をバックに縞枯れです。
天狗岳方面です。
2013年09月28日 10:03撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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天狗岳方面です。
典型的な縞枯れ状態です。
2013年09月28日 10:11撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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典型的な縞枯れ状態です。
中山山頂の標柱です。
2013年09月28日 10:16撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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中山山頂の標柱です。
中山方面とにゅう方面の分岐です。
2013年09月28日 10:30撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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中山方面とにゅう方面の分岐です。
中山峠手前の展望地からの東西の天狗岳です。
2013年09月28日 10:37撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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中山峠手前の展望地からの東西の天狗岳です。
中山峠です。
2013年09月28日 10:42撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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中山峠です。
天狗の奥庭方面への分岐です。
2013年09月28日 11:37撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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天狗の奥庭方面への分岐です。
天狗岩に登山者が・・・
2013年09月28日 11:37撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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天狗岩に登山者が・・・
東天狗岳山頂から南方面です。
2013年09月28日 12:47撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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東天狗岳山頂から南方面です。
硫黄岳の爆裂火口です。
2013年09月28日 12:47撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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硫黄岳の爆裂火口です。
蓼科山です。
2013年09月28日 12:49撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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蓼科山です。
北アルプス槍・穂高方面です。
2013年09月28日 12:49撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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北アルプス槍・穂高方面です。
乗鞍岳方面です。
2013年09月28日 12:49撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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乗鞍岳方面です。
東天狗岳の標柱です。
2013年09月28日 13:00撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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東天狗岳の標柱です。
天狗の奥庭です。奥に黒百合ヒュッテが見えます。
2013年09月28日 13:08撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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天狗の奥庭です。奥に黒百合ヒュッテが見えます。
天狗の奥庭にハイカーです。
2013年09月28日 13:09撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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9/28 13:09
天狗の奥庭にハイカーです。
黒百合ヒュッテの屋根です。
2013年09月28日 13:09撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
9/28 13:09
黒百合ヒュッテの屋根です。
中山方面の縞枯れです。
2013年09月28日 13:09撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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9/28 13:09
中山方面の縞枯れです。
「にゅう」です。
2013年09月28日 13:09撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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9/28 13:09
「にゅう」です。
滑落箇所です。
ストックの長さが変わってしまっています。
2013年09月28日 13:45撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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滑落箇所です。
ストックの長さが変わってしまっています。

感想

紅葉の始まった立山・室堂を狙っていたのですが、嫁はんの反対に遭い、ロープウェイやケーブルカー・バス料金の掛らない麦草峠からのハイキングにしました。

当初の予定では麦草峠スタートでしたが、無料駐車場が8時前には満杯状態で、少し下った有料(500円)の白駒池駐車場に車を停めてのスタートとなりました。

自分的には白駒池→にゅう→中山→中山展望台→高見石→白駒池というコースを想定していましたが、急遽、東天狗方面へ行けるところまで行ってみようと変更してしまいました。この時点で嫁はんは行き先不明のミステリーツアーです。

復路はにゅうから白駒池というコースを想定していましたが、時間的にピストンとしてしまったため、白駒池は一瞥もせずという結果に終わりました。(今回は時速1.2キロのハイキングでした)

高見石小屋までは苔むした森の中を行く起伏の少ないハイキングコースです。苔好きの嫁はんには堪らないコースです。

高見石小屋から中山展望台へは岩のゴロゴロしたダラダラ坂で出来たら避けたいコースです。途中、追いつかれた男性が「抜こうか抜くまいか迷うところです。」と云われるので「どうぞご遠慮なく」と申し上げました。男性は「どちらまで?」と聞かれるので、「出来れば東天狗まで行きたいです。」と申し上げましたが、結局この一言が目的地を決定させたように思います。

中山展望台は快晴で北アルプス方面の眺望が開けていました。南アルプス方面は雲が邪魔していました。また、縞枯れ現象が先週の縞枯山以上によくわかります。

中山を経て、中山峠までは快適なトレッキングコースです。反対方向から来られた空身に近い男性から「この道が高見石小屋への道で間違いないか?」と聞かれたので、「主稜線ですから間違いありませんが、地図くらい持って歩いてくださいよ。」と申し上げました。男性は「後ろの人間が持っている。」と云っておられましたが、それから5分くらい歩いてやっとその方と思しき人とすれ違いました。彼は自分のザックの上にもう一つ小ぶりなザックを重ねた歩荷スタイルでした。小学生がジャンケンでランドセルを持つ子を賭ける・・・あれを想像してしまいました。

中山峠からは暫くは緩勾配の道が続きますが、途中から勾配もきつくなり、岩場も現れます。天狗の奥庭への分岐付近がフラットなスペースで休憩適地となりますが、ここから数十メートル行ったところに折り返す形で分岐があります。

よく踏まれており、こちらが正規のコースと思い進むと東側が切れ落ちた隘路となり、間違っていたことに気がつきましたが、分岐点にそれなりの表示がないと同じ間違いをする人が増えそうです。

東天狗岳山頂はお昼時ということもあり、20名弱の人で賑わっていましたが、会話の内容から察するに関東方面の方が大多数を占めているようでした。約1時間山頂に滞在し下山を開始しました。

途中、中山峠手前の岩場で滑落してしまいました。ストックを2本とも下の岩に突き体重を掛けたところ、右側のストックが滑りバランスを崩して前のめりに滑落しました。段差が50センチくらいだったで大事には至りませんでしたが、頭を庇うため咄嗟に出した右手の親指と薬指を痛めました。また、身体を捻ったためか心臓辺りの肋骨もくしゃみをすると激痛が走ります。

歩く分にはまったく支障もなく、箸もマウスもキーボードも問題なく使用できます。ただ、雑巾を絞る動作が痛みで出来ません。

・ストックに全体重を掛けない。

・先端のゴムキャップはこまめ早めに岩場では外す。

以上二点が今回の教訓です。

この事故のあと、当初はにゅう→白駒池というコースを考えていましたが、最短のピストンコースにしました。

駐車場に戻ってきて、一番にしたことは自主的に駐車料金を支払うことでした。これにもかかわらず、佐久森林組合の係りの人は午後5時の撤収時にわざわざ私の車の前に停まり、「料金もらってますか?」と聞かれました。(これが一番気に食わない出来事でした)

その後は、先週と同じ「縄文の湯」(400円)に寄り、まずは蕎麦を頼みその後で入浴しました。ここの蕎麦は「ざる(410円)」ボリュームもあり味も中々のものです。

また、1週間では無理と思いつつも寄ったAcoopでは、案の定、シナノスイート(りんご)はまだでした。先週と同じ「シナノドルチェ」がメインでしたので4個買ってみましたが、やはりシナノスイートとは程遠い味でした。

皆様の快適安全な山歩きお祈りいたしております。

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コメント

大事に至らず、良かったですね
abukataさん、初めまして

中山峠前のあの岩場ですね。大事に至らずよかったです。
私もついつい、下りでストックに頼り、ズッコケそうになることがあります。

さて、この時期の北八ヶ岳ですが、だいぶ涼しくなり人も多くなりそうな感じですが、どんな感じでしょうか?

今回のレコを拝見させていただきましたが、人も少なく非常に静かな雰囲気で良さそうですね。

3月に本沢温泉に行った時も、温泉を独り占めして最高だったので、静かであればまた出かけたいなと思います。

今後も楽しいレポート期待してます。
また、今後共宜しくお願いします。
2013/9/30 21:04
コメントありがとうございます。
jm1bwoさん

コメントありがとうございます。

本日、整形外科に掛かりましたが、レントゲンも撮らず、湿布と抗生物質の軟膏(これはファーストエイドキットに入れたいと・・・)を貰って来ました。

さて、ご質問の北八ヶ岳ですが、10月第二週位から紅葉の見頃となるのではと期待しています。

きっと、皆さんもよくご存知と思いますので、結構な人出となると思います。

しかし、それを差し引いても私は雨池に行きたいと思っています。

それに、何度も書いている「シナノスイート」をゲットしなければ・・・

こちらこそ、今後ともよろしくお願い申し上げます。
2013/9/30 23:19
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